HISTORY & STORY

9.18.2015

笠ヶ岳

笠ヶ岳
長い一日
2015年9月14 日 
月曜日
天候 晴れ
member 伊藤記
御来迎

裏穂高

クリヤ谷側からの笠ピーク

 前日、午後に出て松本から安房トンネル、平湯、新穂高温泉とドライブ。暗くなるころ深山荘前のパーキングに入った。車はけっこう多い。ここは飛騨沢スキーのとき車泊したところだったな。

 翌朝ヘッドランプの明かりがちらちら動いているのでならってスタート。5時前。林道を1時間歩いて笠新道入口。すっかり明るくなって、登山者も数人見える。百名山おじさんと立話しする。今回は水晶岳に登りたいそう。
 樹林帯の急登を行く。逆光の槍穂高がよく見えるがなんだか小さい。4時間もかけて杓子平。いきなり笠ヶ岳が姿をあらわすのが新鮮。
 稜線までがら場とお花畑の急坂を行き、あとは正面に笠ヶ岳を見ながら快適な縦走路を進む。剣や立山、焼岳、乗鞍、御嶽がよく見える。杓子平から見当どおり3時間で笠ヶ岳山頂。1時。8時間もかかった勘定だ。日帰りで後半があるので登りはペースを抑えているつもり。広いピークで30分ほどのんびりしてクリヤ谷ルートへと下る。
ゲイトのような抜戸岩

笠まで縦走

こぢんまりした槍穂連山

 クリヤの頭までのトラバースが悪い。ばんりゅう上人もウエストンも見たというご来迎が現われた。このあたりブロッケン現象がよく出るところらしい。登ってきたひとりと立ち話するが道は悪いが下れるという。深田先生もこの下りは長いと書いてあったが蒲田川まで5時間もかかってしまった。会ったのは先ほどの単独の人ひとりだけ。ライトがほしいなというころ舗装路に出て、あとはヘッドランプをつけて駐車場へ戻る。7時前終了。結局、桑子さんのガイドブックのコースタイムどおりということになった。

 深山荘の露天風呂500円に入りゆっくりする。明日は白山スーパー林道、今は白山白川郷ホワイト道路という、をこえて白山別当へ移動、あさっては白山に登りたい。

昔のガイドブックのとおりの行程