HISTORY & STORY

4.23.2018

富士山白草流しスキー

4月の恒例。古い知人にあった

2018年4月23日 日曜日
member 太郎 伊藤記
スバルライン1合目から

筋斗雲グループ

昨日今日と暖かいので上部から滑降可能

明け方に外を眺めると、恩賜公園の道路でランニングレースが行われていた。朝の5時だというのに何百人ものランナーが走っている。富士ウルトラマラソンの当日でスタート直後らしい。平地を100㎞前後走るという。そんなレースがあるとは知らなかった。ご苦労さま。あのラウンド富士山のトレランはもうやらなくなったのかな。近頃よそのことには興味がわかなくなってしまった、、。

須走のアザミライン、富士宮口のスカイラインもまだ開いていないようだ。で、スバルラインへ移動する。6時営業開始で2060円。7時には4.5合目の奥庭駐車場先に到着。
昨日同様雲一つない好天。北アルプスまでよく見える。富士山麓の様子もよくわかる。
車が一台あって単独スキーヤーが準備中だった。例年よりも雪が少ないようだ。

7時半にスタート。お中道まで遊歩道を上がって五合目側に少しトラバースして雪渓に入る。
さきほどの単独の人が上がってきてあいさつ。犬の話少々。
シールをつけてのんびりしていると5人組が上がってきた。遠くから名前を呼ばれる。筋斗雲の峰岸ガイドとグループだった。
黒い犬を連れていたのでわかったのだろう。昨日は3200mまで登って新雪スキーを楽しんだという。
2800mアイランド

いつもと同じにとぼとぼと降りてくる

2800m近くの岩島まで上がったところで大休止とする。
峰岸グループはまだがんがんと登っていく。風もなく暖かい。今日も3000m越えてラクラクに滑れるにちがいない。

昼ねしてから滑降。標高差500mをあっという間に滑って終了。12時前。
降り口でなつかしい人にあった。ザックにピッケルとバイルを付けている。同期のО淵さんだった。古いクライマー。今日はお中道沿いのアイスクライミングのつもりだという。「暑いんで無理かな?」と笑っていた。
北面は雪の少ない年らしい

もう1泊してどこかとも思ったが餅切れ、観光地の喧噪を逃れて帰ることにしよう。というのも行楽地の日曜日とあってスバルラインは観光バスの行列だし、山中湖畔や街中は渋滞、道志道はオートバイの集団走行となんやかやとやかましい。そういう季節になってしまったようだ。