HISTORY & STORY

1.09.2024

黒川鶏冠山(奥多摩)

青梅街道柳沢峠から往復

2024年1月8日
member 伊藤フミヒロ記

青梅街道から中央道、250kmほど。多摩川は奥深い

今日のトレイル。森の中歩きます。長いです


ネットのヤマケイ地図

鶏冠山見晴台から北西の秩父主脈


カシミール3Dで作成。新規赤ピンは甲武信岳上空100m


鶏冠山神社から南の方、雲取山など

鶏冠山神社から西南の方、大菩薩や富士山

前の日の午後3時始動。多摩川沿いを走って、えんえん90km、丹波山道の駅についた頃には暗くなっていました。3時間越えのドライブ。青梅街道411号国道は奥多摩湖からはくねくねです。車泊車が5〜6台いました。

ここの標高は650mで多摩川の源、東京の秘境という人もいます。水系は東京ですが、行政は山梨県です。多摩の語源は丹波だといいます。朝方はマイナス気温になりました。



はじめは園地を歩きます、森はなんだか貧弱にみえます

大菩薩連山にも近い

砂金?がピカピカ光る岩や登山道



鶏冠山神社

大菩薩が立派にみえます。下の谷は黒川金山跡

1月8日は三連休の最終日、朝7時行動開始で柳沢峠(標高1550m)まで上がります。登山者駐車場には2〜3台車がいました。気温は体感マイナス10度くらい。ものすごく寒い。このあたり今年は降雪がなく道路は乾いています。

8時に歩きはじめました、目ざす鶏冠山の標高は1716mなので登りはあまりありません。雪もほとんどなく落ち葉の道をいきます。六本木峠で大菩薩丸川峠への道をわけ、横手峠からゆるい登りを行くとあっけなく鶏冠山着、展望台へは10時20分につきました。奥秩父西側の山や南アルプスがみえました。ここも寒い。

ピークはもうひとつあって100mほど東北にあるのが鶏冠神社のある岩峰です。こちらからは大菩薩嶺と富士山が正面に見えます。南は東京側で雲取山や奥多摩湖のあたりのピークのようです。
神社のある岩峰から真下の谷底に黒川金山跡があるようですが、今日は割愛。武田信玄の金びつといわれたよう。史跡名所です。最近読んだ新田次郎先生の風林火山や武田勝頼に詳しいです。

11時半に山頂をあとにして往路を戻りました。13時20分に帰着。5時間半の山歩き、水平距離が長いルートです。
晴れているのに寒い一日で毛糸の手袋をしているのにポケットに入れるほど。男性ソロ3人、ガイド付き女性4人組に会いました。

帰りは塩山に下って、大月ICから中央道で明るいうちに帰京。こちらの方がラク。

パノラグラムの作品2点

・参考

羽根田治さんの本。山の本ベストセラーだそうです。役にたちます(山と渓谷社刊)