HISTORY & STORY

3.21.2024

縞枯山と根子岳のスキー 1

信州の2泊3日のトリップ 1

Date 2024年3月17日-19日

member Fumihiro Ito 記


スキー登山という感じです
           
ヤマケイのコースタイム地図

縞枯山肩の広場

縞枯山肩の好斜面。向かいに横岳。坪庭が溶岩流のたまりだということがわかります


3月17日 日曜日 北八ヶ岳の縞枯山に行きます。

彼岸入りで道がこみそうなので早くでました。勝沼ICから国道20号をスイスイと走り富士見から蓼科へ。

北八ヶ岳ロープウエーまで乾いた道です。このところ数回雪が降ったようですが除雪されています。


100人のりロープウエイは待つこともなく9時40分発、すぐ山頂駅につきました。ハイカーとスキーヤーと観光の人が混ざっています。蓼科山や横岳など高い峰には雲がかかり風もあります。北アルプスもみえません。ここの標高は2220mもあります。


縞枯山でスキーなんかできるの?というところですが少しできます。

ロープウエーから観察したところでは樹林帯のなかにわずかに開けたところがありました。そこを目指します。

まずなだらかな広い雪原がありここは帰りには滑走エリアになります。その先は針葉樹の密林です。ここを我慢して右左に進みます。明るいところを目がけるとちょっと開けた斜面にでました。30度くらいの雪の急斜面です。ここがもうひとつの滑走エリアです、数回転はできるでしょう。さらに登ると縞枯山の肩の広場にでます。標高差200m近くのぼりました。見晴らしがよいです。

縞枯山山頂(標高2380m)へはあと標高差30mもありませんが密林になっているので行きません。このルートは雪のあるときだけのもので、縞枯山への道は雨池峠からが普通です(ものすごい急坂)。


このあたり昨日の土曜日に一人か二人がやってきたらしく上り下りのシュプールがありました。昨日は暖かかったのでなんとか滑ることができたようです。今日は悪雪です。シールを外して登ってきたルートをジグザグに下ります。結局一回転もしないでスキーコース(ゲレンデ)に入りました。ゲレンデも固い雪面になっていてガリガリと滑りくだりました。12時半終了。

ロープウエー下駅に戻り、時間もあるのでもういちどロープウエー1回券(1400円)を買って滑りました。1時半終了。


なだらかな雪原があって雪がいいときは楽しめます

ビーナスラインですずらん峠(標高1800mで分水嶺)をこえてスキー場のある蓼科牧場をとおり佐久側に下ります。御牧町の千曲川の橋(標高500m)までひたすら下り、40kmあります。

千曲川のほとり、国道から外れたところにみまき道の駅があります。浅間山など上信県境の山がよくみえます。温泉もあって快適なところです(510円)。

みまき道の駅

今回の行程図


参考
 
雨池峠から縞枯山への登山道はすぐに急坂になってスキーでは登り下り不可能です。雨池峠から北の雨池山同じです。どちらも歩いて登れます。

このあたりスキーハイキングするなら縞枯山荘前から雨池峠、雨池往復がスタンダード。ですが登山道を上り下りする感じでけっこうたいっへんです。

このあたり(諏訪地方)の山スキーの情報は地元ちの在住のF氏のヤマレコレポートがくわしいです。
F氏のヤマレコIDは
Fujimori-W