HISTORY & STORY

12.26.2011

富士見、47とマイア


信州スキートリップ
2011年12月23-25日
member Taro &Ito fumihiro
23日 金曜日 晴れ
東京をのんびり出て昼に富士見パノラマスキー場。堅いバーンで練習。スキー場のボランティアスタッフに親切にもテレマークの滑り方を教えていただく。年寄りだがとても上手だった。20号の坂室トンネルが完成してて驚いた。アクア茅野によってから長野道梓川サービスエリアへ移動。ここで1泊1食。
富士見パノラマ

24日 土曜日 晴れ
白馬まで乾いた道で、大雪の気配なし。毎度の大町のすき家で大盛り牛丼380円。ウインドから見える朝日の鹿島槍がきれい。47スキー場で昼まで天然雪で練習。太郎を平川で遊ばせる。
国道19号で木曽路へ南下。二本木温泉の炭酸泉はグー。開田高原上天気5時イン。ここんちはホコリひとつない。食事が自慢でナイス。柴スキーのミカンに触る。高城さん、太郎の兄弟犬陸と合流。オーナーでテレマークの寺本さんらと夜遅くまで。飲みすぎたかも。
47スキー場

25日 日曜日 小雪
冬型が強いらしい。極寒マイアで午前中スキー練習。寺本さんに指導を仰ぐ。なつかしの吉田二郎さんと会う。
ランチのあと切り上げて下山。権兵衛トンネルこえて高遠、小雪ちらちらの杖突峠越え安国寺経由で帰京。中央道はガラガラ空きだった。19時東京。
開田高原の宿、上天気

12.21.2011

大室山南峰


大室山南峰1447m


寄生火山、左から長尾山、伊賀殿山、弓射塚。、右側は片蓋山と手前の勾玉型が栂尾山。まん中の平が野尻草原


2011年12月20日 火曜日
メンバー 太郎 伊藤フミヒロ 記

天気がよいので鳴沢村へ移動。開拓道路の青木が原樹海入り口1230スタート。前回見つからなかった本栖風穴へ。道路と平行する林道を行く。そのまま行けば風穴につくらしいが、途中で脇道に入ってしまい、そのまま樹海を抜けて辿りつく。
本栖風穴入り口

塚の盛り上がりの中に大きな風穴があった。穴の縁はハング状態で怖いよう。ここに至る標識はないが、たくさんの人が来ているようで明るい広場になっている。たしかに地図の表示とは50mほどずれている。石塚噴火口まではすぐ。
50歩ほどで樹海から大室山の裾に出る。斜登高して大室山の北東尾根、背負子山とのコルを目ざす。 北東尾根 は勾配が緩くて古い山道が残っていて登りやすい。
大室山山頂1468m2時前着。標高差350mほど。2等三角点が300mほど離れた南峰1447mにあるというので移動。スズタケの中を緩く下る細道があって迷うことはない。右手下は噴火口。こちら側から下ればラクだということがわかった。
南峰直下の展望台

南峰はササヤブになっていて三角点標石があり、新しい山頂プレートがついていた。ひとちがと署名あり。今回はこの方のブログを見てきた。写真の多い楽しいブログで、あちこち熱心に山登りしているローカルのようだ。南峰からの写真はほかにも二人のものがネットにあり、全部が全部同じところから撮影されていた。
山頂下の小さな広場からおんなじ写真を撮影することができた。こんな素晴らしい展望台があると知ればたくさんの人がやってきそうだ。大室山山頂はヤブの中というのがよく言われていることだから。
北峰山頂に戻り、北東尾根を下ってブナ広場に戻る。330終了。
太郎は元気元気。明日から下り坂であさっては雪になるらしい。その後このあたり冬景色に変わるのではないだろうか。 2時間半で帰京、行きと同タイム。
赤が今回、青が前回、緑がこのあいだの火口探索

参考 
本栖風穴は延長493mほど。北麓では富士風穴につぐ長大なもの。貞観6年864年の長尾山噴火と同時期、すぐ上の石塚噴火口群からの噴火溶岩が厚く滞留して出来たもの、と看板にあった。


太郎げんきげんき

12.19.2011

大室山麓散歩


大室山麓散歩
2011年12月18日
member Taro Ito fumihiro

樹海のなか歩いた

12月18日  日曜日 晴れ
西高東低の冬晴れ。朝、河口湖のパラスクールに寄るが誰もきていない。ランディングは西風が強い。土曜日も同じコンディションだったそう(土日とも朝霧の猪の頭と丹沢は飛べてた)。
太郎と散歩に出ることに。紅葉台(三湖台)へ移動。青木が原樹海の写真を撮る。
紅葉台から青木が原樹海

大室山麓へ移動。昼スタート。ブナ広場から本栖風穴を探しに樹海に入るがローマ字表記のgpsマップは貧弱で発見できない。次回のたのしみにしよう(県道から林道を辿ればかんたんらしい)。
大室山の裾を野尻草原に向かう。まず背負子山に登ってからコルへ。コル(峠)に炭焼き窯。峠を過ぎて神座(じんざ)山1280mや神座風穴との分岐(このあいだ長靴二人組みとあったところ)を越え、南下。右は大室山斜面、左は樹海。樹海に道を作るのはたいへんだから山裾にルートがあるんだね。大室山南裾で道は左、左と曲がって180度転進。
栂尾山(鹿の頭はまちがい?)の北裾で右に富士が嶺方面への道を分け、野尻草原に入る。古いトラックの残骸とテレビが捨ててある。溶岩樹形あり。レーザープロファイラの立体画像で見ても野尻草原は貞観噴火の溶岩流を免れているようだ。それにしても森でなくってどうして草原なんだろう。
軽水林道に出て精進湖登山道へと向かう。
野尻草原から右が片蓋山、左が弓射塚

途中で軽水風穴の入り口を発見。標識のない門柱のところ。昭和時代にはマイカーやバイクがこの林道を走り回っていたらしい。軽水風穴はそのころの名所のひとつだったのだろう。ショートカットしようと樹海に入り細道を行く。風穴に登っていくようなので進路修正して北上すると009の炭焼き窯、すぐ林道に出た。こないだ帰路に使った地図にある林道。
左へ進み蒲鉾穴の分岐。神座山じんざやま裾を北に緩く下ると大室山洞穴の案内板。脇道をわずかで洞穴。噴火口のように見えるが溶岩洞穴。溶岩洞穴は側壁が切り立っていて横穴があるのが普通。噴火口は逆円錐か逆プリン型が普通かな。
栂尾山北裾にあった。メーカー不明

気温はマイナス5度くらいか。ブナ広場から車に戻る。4時過ぎ終了。今日はだれにも会わなかった。
ところで、 
大室山は三角点のある1447ピークに立つと展望が開けることがよそのハイカーのブログでわかった。
大室山のブナの大木

12.12.2011

腰切塚冬取材


腰切塚冬景色
2011年12月11日 日曜日
メンバー 太郎、伊藤フミヒロ記
河口湖大石テイクオフ

10日土曜日 
河口湖大石でフライト。忘年のアキュラシー大会。ばんばんコンディションだったがソアリングしないでターゲットを狙う。みんなあんまりハナシにならない。2本目途中で西風になり中止。ブクロさんと校長が飛び降りする。さすが校長はうまい。
長浜の割烹旅館で忘年会。いまだかつて経験したことがないほどまずくてでおどろいた。
大室山と火口

11日日曜日 
朝から太郎は水鳥を追って湖で泳ぐ。西風強風で解散。
反時計回りで富士山麓ドライブ。富士嶺で大室山の写真を撮り、奇石博物館(初訪問、ここは素晴らしい!)に寄って水が塚へ。ドライブの車がたくさん。スカイラインはところどころ凍っているので冬タイヤ必須。

腰切塚にバリエーションルートで登って冬景色を撮影。指導標がインターナショナルな新しいものに変わっていた。お鉢めぐりなどの表示もある。
スカイライン登山部も太郎坊道路も閉鎖。早めに帰京。
腰切塚火口
腰切塚展望台から
富士山を知る見るハイキングガイド伊藤フミヒロ

12.05.2011

鍋割山(丹沢)


2011年12月4日 日曜日 快晴
メンバー 伊藤フミヒロ 記
初めてのところばかりでけっこうおもしろい

西風予報でハイキング日和。ネットで見たハイキングルートをマネして歩いてみる。

寄大橋7時過ぎにスタート。雨山峠まで思ったより長い。最後は沢登りみたい。峠から危ない道を下って玄倉川に降りたつ。ここ数年玄倉林道が通行止めとかで人の行き来がない。ユーシンロッジ分岐を過ごして二股の先でオカラ沢左股に入り鍋割山の北側の尾根に取り付く。左の尾根に踏み跡があったようだが見落として右の支尾根を上がる。1000mで主尾根となる。下生えのないきれいな尾根で誰にも会わない。富士山を始め展望がよい。こないだ登った桧洞丸がわかった。そうするとあれが蛭岳、丹沢山。塔の岳は山頂の小屋が見えた。たしかどれも登ったことはないと思うが、パラグライダーで空から何度か見ていたのでだいたいの様子がわかった(何十年も前に塔の岳はのぼっているかも、丹沢の山はつまらないと思ったのを思い出した)。
鍋割山北側尾根から見る。西風微風だった

鍋割山頂に着くと100人以上のハイカーがいて驚いた。360度の景色が見えてみんなのんびりしていた。飛べない日和だと思っていたが、ハングが3機、パラグライダーが数機飛んでるのが見えた。二の塔のテイクオフは南風が西風に勝つことがあるようだ。花立小屋まで飛んできた白いパラは無事に帰れたんだろうか。

南尾根を下り1000mピークから寄沢に直接降りる尾根に入る。仕事道があって楽勝で帰着。2時半終了。谷も尾根もどこも初めてのところだったんで新鮮。

このごろ踏破した山。大山、三の塔、コモツルシ山、桧ぼら丸、鍋割山。三国山稜線では三国山、湯船山、鉄砲の木など。