HISTORY & STORY

4.09.2020

黍殻山(丹沢山塊)ハイキング

裏丹沢のマイナーピークだが様子はよい

2020年4月5日
member taro itokisya

きびがら山。八丁坂尾根から左奥に見える。たぶんあれだろうとひたすら登る。三角形で姿はよい。
 登山駐車場が500mで黍殻山が1272m。八丁坂頭が1350mだから頭からいちど下って登り返すことになる。
 道志道の駅を出て、黍殻山駐車場9時ころ。しばらく林道を行く。去年の台風で荒れている。ここから八丁坂尾根にとりつく。
 尾根中盤で左から林業用モノレールが合流する。急坂のジグザグがつづき、やがて主稜線にでる。青野原から焼山、黍殻山、姫次、蛭が岳とつづくメイン登山道で東海自然歩道になっている。
霧がでてうすら寒い日。黍殻避難小屋までいったん下って急坂を登り返すと黍殻山頂。 11時。
東京からも指呼できるとんがりピークで、いちど山頂に立ってみたかったところ。
 11時。登山道は巻いているのでここに寄らない人が多いかもしれない。山頂は開かれているがたいした展望はなし。小さな建物があって中にに宮ケ瀬湖のための雨量計が置かれている。
 向こうに丹沢山と続く丹沢三山がよく見える。今はガスの中だが蛭が岳も見えるかもしれない。
 黍殻山避難小屋。陥没地形の湿地があって明るい雰囲気。成因は不明。小屋内に2~3人いるようだった。
 宮ケ瀬湖が眼下にみえる。手前の低い山はこないだ登った松茸山かな。雪が舞ってきた。
八丁坂尾根の頭に登り返して往路を下る。古い道らしい。急だが上り下りしやすい明るい尾根だ。

避難小屋近くから直接青根に下る道があるが通行止めになっていた。荒れているらしい。たしか暗い樹林帯の中の急坂だったはず。しょうがないので来た道を戻ったのだった。2時終了。出会った人は3人くらいだった。裏丹沢は空いている。
2日間山あるきしたので、そのまま帰京。

参考
袖平山北尾根
https://itokisya.blogspot.com/2018/06/blog-post_5.html
八丁坂尾根の西側のとなり尾根は袖平山に直登する袖平北尾根で、やはり黍殻山登山駐車場から行くことができる。バリエーションルートだがヤブなどはない。人に会うことはない。

ミツバ岳(丹沢山塊)ハイキング

ミツマタの開花時だけにぎわうらしい

2020年4月4日
member taro itokisya

太郎と山歩。国道246号をずーっと行き山北の先で丹沢湖へ右折。湖畔の滝壺橋近くにクルマを置く。

 湖畔の桜は見ごろできれい。好天の土曜日。休日は避けたかったが天気と気分でそうなった。外出自粛の週末で人出は少ない。コンビニにも寄らず他人に会わなければ感染のリスクはは少ないだろう、という理屈。

 滝壺橋からみる渓谷は春らんまん。一見の価値があり。10時過ぎにスタート。

 さっそく現れたミツマタの花。なんだか白っぽい。こないだ大山雷峰尾根で見たのはきれいな黄色だったが。

湖畔が350mでミツバ岳山頂が834m。かなりの急坂をジグザグと行く。下部の植樹帯にもあちこちにミツマタが育っている。ミツバ岳の由来はミツマタ岳なのかな。

たしかに三又状になっている。

山頂近くになると、おー、という感じで群落が現れる。

 近づくとこんな。湖面をバックになかなかなもの。



山頂12時。数人ハイカーがのんびりしていた。今日は富士山も見える。新緑の木々の間からたぶん、丹沢山、檜ボラ、塔の岳あたりが見える。


 となりの権現山に縦走して湖畔の先に下る周回ルートがよさそうだが、湖畔道路を戻るのがちょっと、ということで往路を下る。2時前には終了。


世附の行き止まり(浅瀬)まで車を走らせる。相変わらず先は通行止めで以前と変わりなし。
なんだろう、超望遠レンズを山腹に向けているカメラマンが数人、たぶん鷹だかワシだかのバードウオッチングをする人だと思う。
山北に下って小山町内から三国峠越えで山中湖平野、そのまま道志道に入って道志道の駅で休憩。
外出自粛の週末だが道志道はあいかわらずオートバイが多い。ヘルメットをかぶって飛ばしているだけならそんなに害はないのかもしれない。