HISTORY & STORY

10.25.2020

表尾根(菩提峠から塔の岳)

 丹沢表尾根 菩提峠から塔の岳往復

このへんでいちばん面白いルートだとおもった

2020年10月21日 火曜日

member itokisya 記


朝のうちはこんなかんじ

新大日の小屋

塔の岳直下。登ってきた表尾根をみる

塔の岳。もうすぐ




去年の秋だったか(今年の2月だった)、菩提峠から三の塔に登った。その先の塔の岳までつづく長い稜線が印象的だった。丹沢表尾根、今度こようというわけで、今日。

菩提峠から往復のつもり。


ヤビツ峠のパーキングから菩提峠まではクルマで10分ほど。6時スタート。もう明るくなっているが頭のすぐ上はガスがながれている。近くにはパラグライダーのテイクオフがあって通いなれたところ。

パラグライダー道を直登して二ノ塔。秦野盆地には朝日が差し込んでいるが山上はガスぽい。


三ノ塔から烏尾カラスオ山の間は深いキレットがあってちょとたいへんそうだが、じっさいたいしたことはない。塔ノ岳へは全体に登り一方になっていてゆっくり高度をかせいでいく。


行者岳のあたりには岩場もあり修験の地かなと想像する。新大日の小屋は屋根が落ちていて廃墟。

その昔かきさく小屋というのもあったらしいが、さっきの平場がその跡かもしれない。

だんだんガスが上がってきて日が射すようになってきた。


山頂小屋(尊仏山荘)がはっきり見えるようになって、やがて山頂、10時。

四方から登ってくるハイカーでにぎわっているが、休日はこんなものではないのではないか?

小屋が見える。塔の岳山頂の尊仏山荘

下り道からみる三の塔。塔の岳から大山の間はパラグライダーで行き来したもんだ

相模湾。秦野盆地、真鶴岬、伊豆半島、大島もみえる

まだ紅葉には早い

表尾根全容。丹沢で最高のルートではないだろうか

森の様子もよい

三の塔から塔の岳。遠くみえるがたいしたことないかな

大山、雨降り山だがようやく晴れた






山頂で小1時間のんびりして往路を下山。

三ノ塔にもどると、なかなかとれなかった大山の雲が流されて、すっかり青空、超快晴の午後になった。

下りは3時間で2時終了。全行程8時間、標準タイムというところかな。

菩提峠から塔ノ岳の単純標高差は800メートルほど。実地では1000メートルはこえるはず。


omake 表尾根の古い記録





おまけのおまけ

リンク






10.24.2020

丹沢大山周回

丹沢大山

これぞクラシックルート

2020年10月20日

member itokisya 記





ケーブルカーのある下半分を歩くのがいい

こういうのがたくさんある

大山寺はかなり古いらしい

シカにも会える

ふるそうな石段

阿夫利神社(下社)はきんぴか

足もとにぼたん岩。この正面ルートを歩くのは3度目かな

 家から富士山が見えるのだが、手前に大山も見える。家からいちばん近い山は大山なんである。直線距離だと40キロくらいか。親近感わくなあ。夏はヒルがいるのでいくのなら秋冬がいい、というわけで10月20日。

伊勢原の大山登山口。大山ケーブルカーは9時始発なので下りに利用することにして、市営パーキング1日1000円からスタート。7時半。

みやげ物やが並ぶ参道階段をぬけて阿夫利神社(下社)を経由して山頂奥宮(本社)までの古典的ルート。ただの山道ではない。江戸の人が歩いた登拝道のまんま。標高差は1000メートルあるからあなどれないね。

古いやどが軒を連ねるのを見ると昔しのにぎわいが想像できそう。

女坂を登り大山寺を参拝、朝早いせいか人は少ない。シカが目の前にいてびっくり。

ゴージャスな造りの下社はケーブルカーが通う観光地。裏手から急坂の登山路になってジグザグと登ると富士見台。山頂奥宮11時前。

花も多い

冠雪の富士山。大山の山頂はごちゃごちゃしているが裏の方はわるくない

秦野盆地と真鶴半島、伊豆半島

見晴らしから大山を振り返る

大山ケーブルカー。らくちん


山頂は、神社や売店、電波塔などで雑然としているが、山頂の裏手は静かでながめがよい。丹沢北部がよくみえる。

雷の峰尾根を下り見晴しから下社にトラバースして、1時のケーブルカーで下山。ケーブルカーにのるのは初めて。

秦野の富士見の湯によってから険道70号でヤビツ峠へ上る。秦野盆地から見る丹沢表尾根は素晴らしい。あすは表尾根を初めて歩く。

大山から見る三の塔から塔の岳につづく表尾根の裏側。明日登る予定

Ref.



10.11.2020

枕木山453m(島根半島)

島根半島華蔵寺

大山と中海をのぞむ景勝の地

2020年10月3日 


member itokisya 記



枕木山から中海、大根島、大山

華蔵寺

美保関

美保関港、大山



10月3日 土曜日  

 

 本庄道の駅の看板に、きれいな写真が載っていた。枕木山からの眺望写真だった。

今日は夕方のフライトで帰京。それまでの時間をこことあそことプランする。

まず枕木山、本庄の北山に入る細道をジグザグと上がる。華蔵寺の入り口と駐車場があったようだが見過ごして、行けるところまで上がると、けっきょく華蔵寺の裏の駐車場についてしまった。華蔵寺は江戸時代のお堂などがそのままあって貴重な文化財らしい。朝も早いせいかだれにも会わなかった。

華蔵寺境内を散策して、第一展望台に出る。ここが看板にあった風景写真の場所だった。奥に大山、手前に中海や大根島、右に宍道湖が見渡せる。

第二展望台へも案内どおり下っていく、本庄は武蔵坊弁慶の誕生と修行の地らしい。弁慶石みたいなのがあってその先で歩道は登りになって境内に戻っていく。第二展望台は、ちょっとした広場で、大山や隠岐の島が見えるのだろう。案内もなくはっきりしなかった。

枕木山の最高地点に行ってみたがそこは大きな電波塔が居座っていて展望もなくひとやすみする場所もなかった。

枕木山に登るということは華蔵寺の第一展望台に行くということらしい。

参道の長い階段を登って摩崖仏を拝んでから本堂に達するというのが正当のようだ。

山をおりて国道を東へ美保関灯台をめざす。島根半島といわれるが、本土(境港あたり)とは微妙に陸でつながっていない、ので半島なのだ、と知った。

美保関の港町や美保神社をぶらぶらしてから半島先端地蔵崎の灯台をたずねる。石造り灯台で文化財ものらしい。おとなりのやはり石造りの灯台ビュッフェでランチ。

境港の竹内団地のやまとに荷物を預けクルマを返して5時のANA便。


7日間の鳥取の旅、走った距離はわずか650㎞ほど、つかったガソリンはたった40リットルほど。毎度のことですが車泊のキャンプがたのしかった。

隠岐の島大満寺山

隠岐の最高峰608m


2020年10月1日 

member itokisya 記

大満寺山は隠岐の最高峰。隠岐は4島あって移動はたいへん

松江七類港からスタート

隠岐の島。あれが大満寺山らしい

登山口。この先崖で道なし

大満寺

石仏たくさん

山頂から海


10月1日 木曜日  

 松江七類港9時発の隠岐汽船おき丸で島後隠岐の島西郷港へ。

昼前について港で軽ワゴンをレンタカーする。6時間5000円、5時の船で中の島へ移動予定なので忙しい。

隠岐レンタカーのひとに聞くと最近の大雨であちこち道がこわれているとか。観光課に電話して聞いてくれる。


有木からの道ならなんとか行けるかも、とスタート。大満寺を経由するオーソドックスな登山道らしい。


バス道分岐から登山口までは3kmほどの一車線の舗装路だが、大雨のあとの小石や泥が流れ出ていて要注意。道路の終点が登山口で12時半スタート。


しょっぱな100mほどは道がなく沢を行くがすぐ標識があって小尾根に取り付くことができた。はっきりしたハイキング道であとは問題なし。

雑木の森を15分ほど登ると大満寺につく。


本堂は屋根が落ちて悲惨な状態。鐘撞堂は健在で立派な鐘が下がっていてつくことができる。(下山のときに5つ鳴らしてみた)。ほかに何十もの石仏があって、これは羅漢というのかな?

あたりは草ぼーぼーでへび天国になっている。


ここでひどい道まちがいをやらかす。30分以上ロスして寺にもどり再スタート。境内の外れにはっきりした標識があって道もはっきりしているのでフツーなら迷うことはないだろう。


2時前に山頂。想定内のタイムだった。

山頂は北と南が開けていて、日本海や西郷の港をみおろすことができる。まゆみの花か実がきれいだった。隠岐水産高校が設置した立派な山頂標石があった。


下りは1時間ほどで駆けおりて3時終了。

高速船で中の島へ

こんなところに諏訪神社

中の島菱浦の朝


海岸線をドライブしてから4時には車を返して5時の高速船で中の島へ移動。夕日がきれい。菱浦の中村旅館にイン。アットホームな宿でさかながおいしい。

西ノ島国賀海岸

釣り人は船でくるらしい

島前3島。ここがカルデラ

浦郷で


10月2日 金曜日

8時20分の島前フェリーで西の島別府港へ。15分ほどの航海。さらに島内バスで浦郷港へ移動して定期観光船で國賀海岸の絶壁や洞穴めぐり。船長の腕が試される。。

島前三島はカルデラの外輪山だという。西ノ島の焼火山はその中央火口丘だという。そういわれればそうかもしれない。

観光土産にサザエをもらった。港前の小さいのフレンチカフェでランチする。おいしい。


バスで別府にもどり午後の隠岐汽船おき丸で松江七類港に戻る。サンセットクルーズになった。

港の風呂に寄ってから本庄道の駅に戻る。おととい泊まったところ。