2.28.2024

高取山(丹沢の前山)

 高取山(丹沢前山の仏果山のとなり)

山頂にはおとといの雪が残っていました

Date 2024年2月27日 火曜日

member kei Fumihiro Ito 記


展望タワーからの丹沢連山と宮ケ瀬湖
大菩薩や奥秩父もみえます

山頂のあたりは雪が残るがここだけ

登山アプリのgeographicaの画面のスクリーンショット

2−3日冬型の天気図で風が強いです、海の方へいくのはキャンセルして家からいちばん近い山へハイキングいきました。

稜線にはおとといの雪が少し残っていましたがおまけのような感じでした。大山や塔ノ岳、蛭ヶ岳がよく見えましたがそちらは雪が多そうでした。

仏果山の方が北斜面で凍ってそうなので宮ヶ瀬越えからは高取山往復にしました。

一二度登っていますが、けっこうきれいで登りがい(標高差400m以上)もあっていいところでした。夏は行きません。

日当たりのいい登山道。相模湾や関東平野もみえます

2山をまとめて登る人も多いでしょう


・geographica

geographicaというアプリをアイフォンに入れてたまに使っています。山で現在地や軌跡がわかるので便利です。gpsデータも採れるのでそれをカシミール3dなどで見ると展望図なども作ることができてあれこれ面白いのです。

ずーっとガーミンのgpsとカシミール3dでデータを残すことが多かったのですが、アイフォンでも手軽にできます。高価なガーミンgpsがなくても投稿できるのでヤマレコやヤマップなど山のsnsが大繁盛しているのもうなずけます。

geographicaで採ったデータファイルを国土地理院地図にぶつけるだけでトラックが表示されるというのでやってみました。下図。

さらに地理院地図内のツールの3Dをつかうと立体化もできました。下図。カシミール3Dに比べるとなんだか貧弱ですが、やり方でもっと品質のいい3Dができるのか、もしれません。



geographicaで採取したkmlファイルを地理院地図に投げ込むとトラックが表示される

地理院地図内のツール3Dをつかうと立体視できるが


・ヤマレコ

ヤマレコのずーっとファンですが、ひさしぶりに投稿してみました。下図。3回目ですがあれこれ進化?しているのがわかりました。

登山のsnsとしてはぜんぜん後発のヤマップも人気らしい。利用者はハイカー層が多くて、商売としてはヤマレコはこちらに押されているのかも、想像です。記録のトップに大きい写真をのせるなどはヤマップのようになっていますが、確かに大きい写真の方がいいという人が多いかな?パイオニアのヤマレコを応援したいところですがあまりやりすぎて複雑になっている気もします。

ヤマケイにも似たような投稿ページがありますが、投稿が少なくいまいちの感がします。とはいえあまり余計なおせっかいのないシンプルなところがこちらのいいところでしょう。

ヤマレコ、ヤマップとも保険や事故対策、登山用品のタイアップなど、いたれりつくせりで、うるさくなっています。商売第一なのはフェイスブック、インスタ、ユチューブなどと同じですね。いやな世の中になったものです。

こないだまでこんなにsnsに広告を見ることはなかったのですが。詐欺投稿や偽広告も多い。

こんなのとはほどほどのお付き合いといたしましょう。

ヤマレコのページ

https://www.yamareco.com/modules/mydata/









★このあたりのダム 
宮ヶ瀬ダム 2000年完成 宮ヶ瀬湖
三保ダム  1978年完成  丹沢湖
城山ダム 1965年完成 津久井湖
小河内ダム 1957年完成 奥多摩湖
相模ダム 1947年完成 相模湖



2.08.2024

十勝岳三段山のスキー(北海道の冬旅2)

富良野でゲレンデスキー、翌日三段山を目ざしました

Date 2024年2月2日−6日

member Shoichi Makabe,Hiroyuki Ito,Hiko Tokuchi,Kazuo Matukura,

Fumihiro Ito


この時期に三段山登頂・滑降はきびしいと思っていましたが、稜線までいきました。

白銀荘の朝、これから晴れそう

敷地内に残された旧白銀荘、今のはこの10倍くらい大きい。30年前泊まりました

三段山見えました

大雪山見えました
快適なパウダーもありました マツクラ写真

2024年2月4日 日曜日

旭岳温泉の白樺荘の展望台から見る旭岳は雲の中、雪が舞っていて気温は−20度くらい。昨日と同じような天気です。

朝食のあと荷物をまとめて富良野へ下ることにします。

このあたりでいちばん大きなふらのスキー場で滑りました。西武系で割高です。3時間券でゴンドラやロープウエーを利用、雪質もよく快適でした。ここも欧米人多数。

中富良野のマーケットで買い出ししてから吹上温泉白銀荘に入りました。ここはもともと山小屋で、素泊まりのみ、温泉のある自炊宿です。昔は湯治宿だったのかもしれません。スキーヤズベッドがメインですが、グループは大部屋も利用できます。

大部屋で合宿のようにして過ごしました。立派な温泉があって立ち寄り外来も多いところです。大きな湯船は半分以上は欧米が占めていました。地元のおばあさんが外人ばっかりだにゃーと言っていました。

もう少しで稜線1500mくらい

美瑛の丘
この日のトラック ヒロユキさん





2024年2月5日 月曜日

明け方から好天の兆しがみえます。三段山(標高1748m)や前十勝には雲が流れていますが、朝日が差し込んできました。

のんびり準備して9時前に小屋の前からシールスキーでスタート。もう何人も先を歩いていますが、後ろからも団体が追いかけてきます。ほとんど外国人です。ガイド付きですがガイドも外人。スキー場ならまだしも山スキーエリアなのに、と驚くところです。世界的な有名地になってしまったよう。

白銀荘のすぐ上は戦前のスキー場で森の中を切り開いてゲレンデとしたようです。もちろんそのころリフトはありません、が有名スキー場だったらしい。白銀荘には秩父宮殿下愛用のスキーなどが展示されています。

旧ゲレンデから樹林帯を登りますが昨日の新雪は昨日のうち(日曜日)に全部滑られてしまったようで凸凹です。森林限界をこえて稜線にでると寒風が北から吹いてきました。−25度くらい、ここまででいいかな、と思いましたが、元気なとくちさんとひろゆきさんがさらに数百m登ります。

撮影班がカメラを構えている前を上手に滑ってきました。

のんびり滑りくだって昼過ぎには白銀荘にもどりました。

一切かっさいパッキングして今回のスキーは終了。前十勝も滑りたかったのですが次回の課題となりました。



今回の移動マップ

2024年2月6日 火曜日

好天。気温−25度くらい。美瑛にくだり真冬の高原や牧場を前田真三風に撮影してから旭川駅で解散、とくちさんは青森方面、まかべさんは道内の鉄道の旅へ、のこりは午後の便で帰京しました。

最終日は珍しく青空が広がる日でジェット機から大雪山、十勝までよく見えました。東京に大雪が降ったそうで、そんな時このあたりは天気がよいのかもしれません。

・おまけの写真

美瑛マイルドセブンの丘

美瑛のリーズカフェ。3回目の訪問

忠別川と大雪山。真下の街は東神楽です

外国人の多い宿(白樺荘)



合宿形式の宿(白銀荘)とくち写真
・マツクラサンの詳細なレポートは以下
http://blog.livedoor.jp/mira47/archives/2100024.html

・参考

2015年3月の三段山 荒れあれの山

https://itokisya.blogspot.com/2015/03/blog-post_16.html

2014年3月の三段山 旭岳から十勝へ。今回と似た山行

https://itokisya.blogspot.com/2014/03/blog-post_18.html


おまけ

補足
◆富良野スキー場(北海道富良野市)
富良野といっても南富良野にあり大雪山系十勝岳とは空知川をはさんで対岸にあります。芦別岳参詣の北端です。なんだか田舎っぽい雰囲気がありましたが、もともと山に向かって右側の北の峯ゾーンは、旧北の峯スキー場だったそう。左手は富良野ゾーンでプリンスホテルなどがあります。ロープウエーもありますが旧式です。

ネットで以下のコメントをみました。。
「かつてはワールドカップを開催したり、パウダースノーで有名な富良野スキー場です。
私が子供の頃は直ぐ近くの丘にジャンプ台があり北の峰スキー場と呼ばれていました」

ウイキペディアの解説では、以下。
1931年(昭和6年) 林次郎が富良野西岳に山小屋を建て「北の峰小屋」と名付けたことから「北の峯」と呼ばれるようになる。
1956年(昭和31年) スキー愛好家であった高松宮宣仁親王を招待。
1962年(昭和37年) 市民から出資を募り「北の峯観光開発」を設立、ロッジとリフトを整備し北の峰スキー場として営業開始。
1972年(昭和47年) プリンスホテル(西武グループ)がスキー場の営業譲受[6]。
1975年(昭和50年) 『第30回国民体育大会』スキー競技会[7]、『全日本スキー選手権』開催。
1977年(昭和52年) 『FISワールドカップ』開催に際してスキー場名を富良野スキー場に改称。
1982年(昭和57年) 富良野ゾーンオープン。


大雪山旭岳のスキー(北海道の冬旅1)

旭岳石室まで

Date 2024年2月2日ー6日


member Shoichi Makabe,Hiroyuki Ito,Hiko Tokuchi,Kazuo Matukura,

Fumihiro Ito


この時期に旭岳登頂滑降はきびしいと思っていましたが、石室まではいきました。



ハイエースで白樺荘へ

どこがどこだか、視界不良の大雪山

旭岳石室発見

旭岳スキーコースならなんとか滑れます


2月2日 金曜日

東京組4人朝0645発のANA旭川便で出発。いつも一緒のハネダさん欠席なのが残念です。

雲の上を飛んで旭川、とくちさんが迎えにきていました。カリフォルニアからきてもう数日スキーしていたそう。

トヨタレンタカーでハイエースを借りて近場のキャンモアスキー場で足慣らしと寒さに慣れます。これから数日北海道は寒波がきて寒い予想です。昼過ぎなのに−10度くらい。

2時間券でなんどか滑りました。滑りやすいスキー場で雪質もよくたのしめました。ここはもともとキトウシのローカルスキー場だったのではと想像します。


雪道を旭岳温泉(勇駒別)に向かいます。明るいうちに白樺荘にイン。ユースホステルも兼ねている山荘で外国人が多いです。


キャンモアで足慣らし



旭岳の石室

2月3日 土曜日

旭岳ロープウエーで山頂駅(姿見池)に上がります。予想していましたが外人が半数ほど。欧米、韓国あたりか。気温は−20度くらい。山頂はガスの中、視界もわずか。ロープウエー下のBコースを滑り下ります。ピステンで圧雪されていますがガリガリです。

もう一回上がって山頂駅で様子をみます。

とりあえず旭岳石室まで行ってみましょう。シールをつけて歩き始めますがシュカブラで凸凹が大きく歩きにくい。風が弱いのが幸いですが、残雪期とは異なります。ガスが流れ一瞬、石室が見えたのでそこを目指します。

石室で記念写真を撮って中で休む間もなくすぐに戻ることにします。天気が悪くなるとまずいから。山頂駅までわずかな距離ですがシールをつけたままGPSたよりにヨロヨロ下りました。

山頂駅で再び休んでからもうひとつの下山ルートを滑りましたが、こちらはピステンも入っていない荒れた斜面で目印の竹竿もなく適当な斜面をめちゃくちゃに滑り降りました。こちらは以前パウダースキーがたのしめたこともあったのですが。3時ころ終了。

温泉につかりながら、明日もこの天気なら標高の低いところに移動しようかと相談するわれわれでした。





今回のドライブは5日間でわずか270km

・2015年3月の旭岳のスキー記録


マツクラサンのレポートは以下

補足
キャンモアスキー場は東川町にありもともとローカルなキトウシスキー場だったそう。東川町とカナダアルバータ州キャンモアは姉妹都市だそうで、そうなりましたそう。