1.27.2024

人骨山(房総)

水仙郷のハイキング。津森山から人骨山(ひとほねやま)

グーグルマップでは Mt. Human bones.


2024年1月25〜26日 木金曜日

member ケイ 伊藤フミヒロ記


房総半島のハイキングに何度かいきましたが、そのうちにと残っていたのがここ。里山ですが初めてのところは新鮮です。

水仙スイセンがいっぱい


上 津森山からのパノラマ。雪の富士山など
下 人骨山からパノラマ。富山と伊予ヶ岳など

八雲神社のとなり駐車場がスタートとゴール。地図の周回路後半の様子は不明


・まず津森山

大崩峠付近からの津森山

牛のいる農家

アクアラインで木更津へ。鋸南ICでおりて保田小学校道駅でひとやすみ。県道34号(長狭街道ながさかいどう)を佐久間ダム方面へ、大崩の公民館前のパーキングまで(駐車300円)。古い小学校の分校跡です。となりは八雲神社、イチョウの巨木があります。

9時にスタート。標高は220mくらいです。2kmほどのどかな田舎の舗装道を歩きます。沿道はスイセンだらけでほかにも春の花がたくさん。高い山はありませんが大崩れの地名どおり崩れやすい地形のようです。峠を越えてとなりの字に入ります。

30分ほど歩くと津森山登山口の標識があり、やはり小さな公民館があってここに車をおいたという記録をみたことを思い出しました、が、ここは狭くて公開ではなさそう。

山道に入り見捨てられたようなだんだん畑を見ます。一帯は害獣駆除中らしい。野生化したみかんなどもあちこちに。

牛のいる農家があらわれ、裏手の細い急坂を行きます。わずかな登りであっさり津森山(標高336m)に到着。10時15分。東西にピークがあり西峰からは富士山や三浦、伊豆半島などが見えます。今日は北風が冷たい。山頂には地元のおじさん二人がいました。東京から、と答えるとそんな遠くからかい、と言われました。

人骨山へ

人骨山を見上げる

山頂は見晴らしいいように切り開かれている
山頂にも水仙スイセン

       

人骨山からの富山(右)と伊予ヶ岳

里山の田舎道を歩きます


いったん牛農家に戻り、地図を見ながら軽トラが走る村道を30分ほど移動します。人骨山への標識があり、そのさきにこんもり見えるのがめざす山のよう。最終の民家をすぎると山道になりしばらく登ると細い稜線に立ちます。最後は太いお助けロープのある急坂になって、すぐに山頂となります。11時半。標高292m。

マユミの咲く山頂は見晴らしよく伐採されていて、先ほどの津森山が見えます。ここまで1時間くらいかかったよう。南側には富山と伊予岳が目立ちます。

来た道を戻り分岐から村道をしばらく下ると小さな公民館のある津森山登山口にでます。朝方通った道を下って13時前に終了。4時間ほどのハイキングでした。

水の枯れそうな佐久間ダムを見学(水仙郷とセットで訪れる人が多い)してから県道34号(長狭街道ながさかいどう)を東へ。内房鋸南から外房鴨川へ抜ける古い道らしいです。鴨川からは海沿いに勝浦へ、ヒルトップホテルにイン。コンドミタイプの高層宿で1LDK、広い。一階に大風呂とレストランがあります。外廊下で造りはマンションそのもの。住人もいるようです。勝浦はいまごろは最人気の保養地のようですが見て歩くようなところはあまりないようでした。


翌日は天津小湊から清澄山、細い県道をくねくねと下り養老渓谷、久留里を経由してアクアラインで午後帰京。養老渓谷はがっかり名所のひとつでしょう。


今日のトラック

清澄寺の大くすのき

清澄山の大きなストゥパ

養老渓谷のあたり

ひとまわりして250kmほど

参考 

千葉県勤労者山岳連盟の選んだ房総の山

みんなで登ろう房総の山50選 

房総の山50選の山行報告書を表示


標高順 山名 山名ヨミ 標高m 場所 地形図名1/25,000 三角点△

標高点・ 地形図に

山名有無 備考

「 」は地形図の山名

1 愛宕山 アタゴヤマ 408 安房鴨川駅西10km 金束 自衛隊基地、許可必要

2 鹿野山 カノウザン 379 佐貫町駅東9km 鹿野山 ゴルフ場、白鳥神社

3 清澄妙見山 キヨスミミョウケンサン 377 安房天津駅北4km 安房小湊 「妙見山」、神社

4 二ツ山 フタツヤマ 376 安房鴨川駅西11km 金束 愛宕山近く

5 安房高山 アワタカヤマ 365 安房鴨川駅北西9km 鴨川 × 請雨山近く

6 御殿山 ゴテンヤマ 364 南三原駅北北西8km 金束 伊予ヶ岳・富山近く

7 富山 トミサン 349 岩井駅東北東3km 金束 三角点は北峰

8 石尊山 セキソンサン 348 上総亀山駅東南東6km 上総中野 七里川温泉から登る

9 山ノ神 ヤマノカミ 348 安房鴨川駅西北西12km 金束 × 横尾林道

10 元清澄山 モトキヨスミヤマ 344 上総亀山駅南6km 坂畑 保台ダムか郷台林道から登る

11 八良塚 ハチロウヅカ 342 上総亀山駅南西9km 坂畑 高宕山の続き

12 御嶽山 オンタケサン 341 上総中野駅南西5km 上総中野 麻綿原林道、クラゲ山

13 伊予ヶ岳 イヨガタケ 336 岩井駅東北東6km 金束 三角点は北峰

14 嶺岡浅間 ミネオカセンゲン 335 安房鴨川駅西7km 鴨川 1等△ 神社

15 大日山 ダイニチヤマ 333 南三原駅北北西7km 安房古川 御殿山近く

16 高宕山 タカゴヤマ 330 上総亀山駅西南西10km 鬼泪山 315m三角点は別

17 三郡山 ミゴオリヤマ 330 安房鴨川駅西北西11km 金束 × × 3郡(天羽・君津・安房)の境界

18 鋸山 ノコギリヤマ 329 浜金谷駅南東2km 保田 1等△ 浜金谷から登る

19 高鶴山 タカツルサン 326 太海駅西北西6km 鴨川 上神社から登る

20 津森山 ツモリヤマ 320 保田駅東9km 金束 × をくずれ水仙ロード

21 嵯峨山 サガヤマ 315 保田駅東北東4.5km 金束 × 水仙ピークの隣

22 経塚山 キョウヅカヤマ 311 南三原駅北6km 安房古川 踏跡あり

23 人骨山 ヒトホネヤマ 292 保田駅東8km 金束 津森山近く

24 大福山 ダイフクヤマ 292 養老渓谷駅西南西3km 久留里 梅ヶ瀬渓谷から登る

25 上総富士 カズサフジ 285 上総松丘駅西北西2.5km 久留里 「富士山」、ゴルフ場神社

26 豊岡愛宕山 トヨオカアタゴヤマ 283 上総湊駅南東9km 鬼泪山 「愛宕山」、富津市民の森

27 三石山 ミツイシヤマ 282 上総亀山駅南2.5km 坂畑 三石観音寺

28 大塚山 オオツカヤマ 280 上総亀山駅西南西4km 坂畑 松丘大塚山

29 度祇巌山 トビイワヤマ 278 安房鴨川駅北北東4km 鴨川 × 痔(モウケ)神社より登る

30 御所塚山 ゴショヅカヤマ 271 飯給駅西南西3km 久留里 1等△ × 山砂採掘場の上

31 鬼泪山 キナダヤマ 268 佐貫町駅東南東5km 鬼泪山 320m三角点はマザー牧場内

32 野々塚 ノノヅカ 268 上総興津駅北北西5km 上総中野 1等△ 上総中野から県道177号

33 烏場山 カラスバヤマ 266 和田浦駅北4km 安房和田 花嫁街道

34 殿中山 デンチュウサン 263 総元駅南西3km 上総中野 金網、竹林

35 津辺野山 ツベノヤマ 259 安房勝山駅東3km 保田 踏跡あり

36 伊藤大山 イトウオオヤマ 246 大多喜駅西4km 大多喜 頂にアンテナあり

37 三条大塚山 サンジョウオオツカヤマ 241 西畑駅南1.5km 上総中野 × 自然公園万葉の道

38 浅間山 アサマヤマ 225 大多喜駅西北西3km 大多喜 踏跡あり

39 高塚山 タカツカヤマ 216 千倉駅南南西4.5km 千倉 1等三角点は別

40 水室山 ミムロヤマ 215 上総湊駅東南東5km 鬼泪山 志駒から登る、ゴルフ場の東

41 鴨川富士 カモガワフジ 209 安房鴨川駅北北西3km 鴨川 × 打墨から登る

42 金比羅山 コンピラサン 208 九重駅北6km 安房古川 海老敷から登る

43 関大塚山 セキオオツカヤマ 199 上総湊駅東南東8km 鬼泪山 「大塚山」、踏跡あり

44 房の大山 ボウノオオヤマ 193 館山駅西南西8km 館山 1等△ 「大山」

45 久留里愛宕山 クルリアタゴヤマ 192 久留里駅西2km 久留里 「愛宕山」、教習所の北

46 音信山 オトズレヤマ 186 高滝駅西北西2.5km 上総横田 上総久保駅から登る

47 城山 シロヤマ 183 富浦駅北東3km 那古 道の駅おおつの里から登る

48 野見金山 ノミガネヤマ 180 上総鶴舞駅東南東4km 鶴舞 公園の南、ゴルフ場

49 大多喜高塚山 オオタキタカツカヤマ 179 東総元駅西南西1.5km 大多喜 「高塚山」

50 江見大塚山 エミオオツカヤマ 175 江見駅西2km 安房和田 「大塚山」、踏跡あり


みねおかあさま

嶺岡浅間は、嶺岡山系を代表する山でしたが、高度経済成長期に山砂採取のために山頂と北面が削り取られてしまい、かつての面影が失われてしまいました。360.8ⅿだった標高も334.8ⅿと低くなってしまいました。しかし頂上の浅間神社には立派な鳥居と石宮があり、北面の長狭平野と房総分水嶺の山々の眺めが素晴らしいです。山頂南側に嶺岡林道(林道嶺岡中央2号線)が通っているので、車で行けば林道から5分程で山頂に立てます。白滝不動尊から登る道は、昔ながらの静かな雰囲気を保っています。


◆二ツ山・頑固山
 二ツ山南峰登山口近くの林道脇に駐車
 マップコード 211 717 309*86
 登山口に3台程度、少し離れた場所にも駐車できる場所があります。

◆嶺岡浅間
 登山口近くの林道脇に駐車
 マップコード 309 363 513*84
 近い場所は2台位です。

◆嶺岡愛宕山
 自衛隊敷地内駐車場を利用
 マップコード 211 719 180*03
 事前申請が必要です。

◆高鶴山
 登山口近くの駐車場を利用
 マップコード 309 303 266*84
 登山口近く、廃車の脇に3台位駐車できます。


参考2 長狭平野 長狭米 大山千枚田 長狭コシヒカリ 長狭街道 千葉県道34号



1.24.2024

池の平スキーツアー(上信境)

八千穂スキー場から湯の丸へトリップ

2024年1月22〜23日 月火曜日

member 伊藤ひろゆき 伊藤フミヒロ記

いつみてもきれいな池の平湿原。古い火口です


雲上の丘から下る。コンディション最悪なので無理は禁物



今日の装備とスキー



湿原に下るすごいジグザグ

1月22日 月曜日

朝ひろゆきさんちへ行きスバルで6時過ぎ出発。上信道で佐久から八千穂まで。八千穂スキー場は全面オープンで1日券ミドル3000円で午前午後と滑りました。ここはだいたい何時でも天気がよく雪もあって滑れます。昨日はこのあたり予想に反して雨だったらしい。固い雪質で当てがハズレました。

小諸に移動して何度目かのグランドキャッスルにイン、懐古園のとなりで昔は地元自慢の結婚式ホテルだったと思います。伊藤園チェーンのコスパのよさをあらてめて知りました。

ひろゆきさんの名人芸。ブーツと板を新調してさらにうまくなったよう


1月23日 火曜日

湯の丸スキー場へ上がります。地蔵峠の道も乾いていてこのあたりも一昨日雨だったようで驚きです。今シーズンのスキー場や山はあちこちハズレのようです。

1回リフト券でトップまで上がります。標高1960m、9時半スタート。山スキーのおじさんひとりが先発します。カリカリの雪で林道を行きしばらくして森に入ります。

11時20分ころ2120m雷の峰。稜線を行き11時50分ころ雲上の丘、やはり2120mくらい。見晴らしのよいところで八ヶ岳や富士山が見えますが北アルプスは雲の中。やはりおとといは雨だったらしくタテ溝ができています。

雪質はバリバリの凶悪モナカでブッシュも出ていてターンできません。大きなジグザグで下りました。湿原2000mまで下って12時20分、シールをつけて2061m峠まで登り返します。山スキーのおじさんのトラックを追います。

峠からは林道をプルークを交ぜながら下って湯の丸スキー場、さすがにゲレンデは滑りやすいです。13時30分に終了しました。

東部湯の丸ICから高速道路、暗くなるころ所沢に入りました。

上 池の平湿原に降り立つ。雪は少ない 

下 篭ノ登山。昨日は雲の中、雪が舞ったらしく樹氷がきれい






1.15.2024

弁天御髭尾根2(丹沢大山東面)

弁天御髪尾根かもしれない。
七沢の登山者駐車場から弁天見晴し。旧キャンプ場に下る
2023年1月14日 日曜日
member 伊藤フミヒロ記

暮れの12月7日に弁天御髭尾根から梅の木尾根とひとまわりしましたが、まだ歩いてないところがあったので行ってきました。だれにもあわないだろうと思っていましたが、弁天見晴らしの下でクマ鈴が聞こえ降りてくる人がいました。ほうカムリしてヘルメットをぶら下げている中年でした。亡霊かとおもいましたが挨拶もできたので地元の好事家なのでしょう。

12月7日のレポート

それはそうと、この尾根の名前ですが、。
御髭でなく御髪かもしれません。
ネットで以下の記事がありました。
「大山からオグシ(御髪)尾根へ 2003年6月29日(日)」
誰も知らない丹沢 という本を書いた 岡澤重男さんのページ。SーOKというブログネームらしい。丹沢ハイキングの専門家。
それなので近々修正します。
岡澤さんは1947年長野県生まれで、現在は療養中で散歩家になっているよう。
以下に著書とプロフィル

今日のトラッㇰ

黒線は12月7日のトラック。ムラサキ色が今日

標高300mの広場から弁天上を見上げる

麓の七沢棚田から見える標高300m広場の巨木2本


暮れの12月7日の前日夕方、弁天御髭尾根の末端から小一時間ほど登ってみましたが暗くなってきたので引き返しました。その道を行きます。

七沢の登山駐車場を7時50分にでました。ここの標高は130mほどしかありません。マイナス気温で水たまりは凍っています、が雪はありません。出だしは大沢川左岸の大釜弁財天旧参道の入口標石です。

すぐにシカ柵ゲートをくぐりいきなり尾根にとりつきます。仕事道があって迷うことはありません。すこし登ると朝日がさしてきてきれいな尾根上をいくようになります。栂かモミの大木があって、これは立派です(帰りに七沢棚田のあたりから見上げると2本の大木がよく見えました)。尾根の北面は昨日あたり舞った雪が残っていました。


入口の目印。大沢川左岸そいに参道があったよう

標高500mあたり、三峰が見えます

弁天上(標高600m)、今日は相模湾江の島から房総半島まで見えます

大山見えます。あと3時間くらいあれば登れるでしょう


道は尾根筋をそのまま辿っていて、迷うところはありません。弁天上や弁天見晴らしを見上げるコブや平場、細尾根、などもあってあきません。後方に見える鐘ヶ岳(標高561m)より高くなると弁天上、ここで12月7日に旧キャンプ場から登ってきた小尾根と合流します。
ロープのある岩場ぽい急坂をひとのぼりすると弁天見晴らしにでました。標高630m、10時20分。2時間半かかっています。

ここに立派ですが古い道標があってキャンプ場へという案内があります。これを下りました(地理院地図にこの道はなく、50mほど先に行ったところから下り道が描かれています)。

ここが弁天見晴らし(標高630m)。ここから旧キャンプ場へ下る道があります

地名がわかる、ヤマレコから借りた。北側が弁天御髭尾根一部、南側は梅の木尾根
  
ザラザラした滑りやすい急坂ですがトラロープが張られているので安心です。ロープは古いもの新しいものがありました。30分ほどで大沢川源流沿いの平らな道にでました。1kmほど進むと旧キャンプ場にでます。12月7日に登った小尾根の取り付きです。

広い舗装林道(大沢川右岸)を下ると大釜弁財天、広沢寺の岩場、マス釣り場を過ぎて駐車場にもどれます。11時50分終了。
下りは1時間半。全行程4時間の山歩きでした。

日曜日昼過ぎの246国道を走って2時間ほどで帰宅。



・おまけ 
今日の駐車場(玉翠楼前)朝。午後は日曜日なのでいっぱい
林道に降りて記念写真。大沢川右岸林道
今日の大釜弁財天神社、凍ってません
今日の広沢寺の岩場、数人、かんたんなクライミングです
今日のマス釣り場、今朝もアオサギが迎えてくれました
アフリのラーメン屋ZUNDBARは休業中でした








・宣伝
これで山で死なない。山と溪谷社刊




1.09.2024

黒川鶏冠山(奥多摩)

青梅街道柳沢峠から往復

2024年1月8日
member 伊藤フミヒロ記

青梅街道から中央道、250kmほど。多摩川は奥深い

今日のトレイル。森の中歩きます。長いです


ネットのヤマケイ地図

鶏冠山見晴台から北西の秩父主脈

鶏冠山神社から南の方、雲取山など

鶏冠山神社から西南の方、大菩薩や富士山

前の日の午後3時始動。多摩川沿いを走って、えんえん90km、丹波山道の駅についた頃には暗くなっていました。3時間越えのドライブ。青梅街道411号国道は奥多摩湖からはくねくねです。車泊車が5〜6台いました。

ここの標高は650mで多摩川の源、東京の秘境という人もいます。水系は東京ですが、行政は山梨県です。多摩の語源は丹波だといいます。朝方はマイナス気温になりました。



はじめは園地を歩きます、森はなんだか貧弱にみえます

大菩薩連山にも近い

砂金?がピカピカ光る岩や登山道



鶏冠山神社

大菩薩が立派にみえます。下の谷は黒川金山跡

1月8日は三連休の最終日、朝7時行動開始で柳沢峠(標高1550m)まで上がります。登山者駐車場には2〜3台車がいました。気温は体感マイナス10度くらい。ものすごく寒い。このあたり今年は降雪がなく道路は乾いています。

8時に歩きはじめました、目ざす鶏冠山の標高は1716mなので登りはあまりありません。雪もほとんどなく落ち葉の道をいきます。六本木峠で大菩薩丸川峠への道をわけ、横手峠からゆるい登りを行くとあっけなく鶏冠山着、展望台へは10時20分につきました。奥秩父西側の山や南アルプスがみえました。ここも寒い。

ピークはもうひとつあって100mほど東北にあるのが鶏冠神社のある岩峰です。こちらからは大菩薩嶺と富士山が正面に見えます。南は東京側で雲取山や奥多摩湖のあたりのピークのようです。
神社のある岩峰から真下の谷底に黒川金山跡があるようですが、今日は割愛。武田信玄の金びつといわれたよう。史跡名所です。最近読んだ新田次郎先生の風林火山や武田勝頼に詳しいです。

11時半に山頂をあとにして往路を戻りました。13時20分に帰着。5時間半の山歩き、水平距離が長いルートです。
晴れているのに寒い一日で毛糸の手袋をしているのにポケットに入れるほど。男性ソロ3人、ガイド付き女性4人組に会いました。

帰りは塩山に下って、大月ICから中央道で明るいうちに帰京。こちらの方がラク。

パノラグラムの作品2点

・参考

羽根田治さんの本。山の本ベストセラーだそうです。役にたちます(山と渓谷社刊)