10.30.2002

甲府幕岩

甲府幕岩
 
伊藤ちゅうです。

まだでけた、お仕事ついでシリーズ、しょにょ8。
10/30水曜、甲府幕岩。

ド・快晴、葉も落ちて、最高のシーズンでしょうか。weekdayなので貸し切りかと思いきや、
なんと、10人くらいの若いクライマーがすでに取付いていたのでした。(内心、驚いた!?)
なんか、最近このパターン多いなあ、不景気のせいか、フリーターが浮いてるって話、聞いたもんなあ。
(もっとも、わしらは、年金暮らしのジジイ岩ノボラ~(クライマーってがらじやねえもんね)なのか)

今日は、くっそ~、OSリストに追加なし、でした。無念残念。

・wild wood、10c、★★(chu、sp1)、核心の1ポイントが分かりづらい。分かっち
ゃうと、なあ~~んだあ、ってルート。で
もここかぶってんだよね。侮れません。
・ペンタゴン、10a、(けんじ、sp1)、OSかと思ったけど、おしかったなあ。
・森の唄、10b(けんじ、sp1)、これも、まじ、おしかった。どちらもくたびれてお休みしちゃっ
たんだよね。
・スパイラル・ルーフ、11b、★★★(chu、sp3)、ボルト9本の充実ルート。最上部の4本が
核心で、ホールドを探すと前傾なので、
あっという間にパンプしちゃうけど、ムーブは城ヶ崎のハング登り的で、すごく面白かった。
・ピッコロ、10d、(chu、sp1)、正解ムーブがみつからないと11bになるってトポにかいて
ある。まさにその通りになってしまった。
がび~ん!

んで、どうして野生の王国かっていうと、イノシシの大群がそばで暴れていてうるせえのなんの。
若い人たちが、シルキーの方からほうほうのていで逃げてきて、20頭くらいいて、にらまれたって。
なんか怖いよ。ここってサファリだわ。

甲斐駒、千丈

甲斐駒、千丈
 
?10月30~11月1日に甲斐駒、千丈に行
ってきました。前の週に雪が降ったので装備に悩みまし
たが、一応雪山装備で行ってみました。積雪はたいした
ことなく、ハイキングの靴でも行けるくらいでした。
 小屋ががらがらで快適な山旅でした。仙水小屋はご馳
走で有名だそうですが、うわさどうりの山小屋とは思え
ない美味しいごはんでした。
 最終日は雨になったので仙丈登山は中止しました。

10月30日:北沢峠~仙水小屋
10月31日:甲斐駒往復
11月1日:げざん。

                以上

           黒川せいすけ

10.19.2002

明星山南壁・左岩稜

明星山南壁・左岩稜ルート
ちゅうです。
けんじさんと、明星山南壁・左岩稜ルート(5.9、A1、10P)を登って来ました。

・10/19土曜、曇りのち雨
・タイムテーブル
取付9:10~5P目終了11:30~終了点13:15、メシタイム~西面下降~駐車場15:10

有名なルートなので、ポイントだけ。

・小滝川の水量は少なく、難なく渡れた。
・空いていた。同じルートには先行する3人の1パーティのみ、他に左フェースに1、クイーンズウェイに
1パーティ。
・3P目のA1のボルトラダーは1本おきにリングが2mmの細引きになっている。今後はこれが切れ
た場合を考えて代用を持っていった方がいいだろう。
・立った部分は5Pで終わる。懸垂でここからの下降も可能(60mならシングルでも)。天気次第
ではここから降りるつもりだった。
歩いて降りるには、大岩の上まで、50mロープでほぼフルに5Pのばす(Ⅲ程度)が、割と時間は
かかる。
残置はほとんどないのでキャメロットなどがあれば心強い。岩の剥離とかあるのでランナーは取った
方がいいと思った。
・ギヤは、9mm50m*2、キャメ1set、アブミ、メット各自。
ウィンドジャケット+アプローチシューズ+水1L+ヘッデン+行動食、を入れた小型リュックをち
ゅうが背負ってリード。

・・・・・
2人足した年齢約120才を考えると、まあ、よく登ったかな。
下り始めたときに雨が降り出し、ずぶぬれになってしまった。
ふだんでも怖い下降ルートの上部は、濡れてさらに気の抜けない状況となり、時間がかかった。

10.14.2002

みずがき山大面岩

みずがき山大面岩
 
伊藤ちゅうです。
大面岩のモンタージュ(9P、5.10+、A1)を登ってきました。

10/14月曜、晴。withACT池之内さん。
駐車場AM7:00~取付着7:50、スタート8:15~終了点13:50、下降
14:10~(同懸)~取付15:
50~駐車場16:30

大面岩は瑞牆山でたぶん一番大きい岩峰でしょう。
20年くらい前には、グリーンロッジからのアプローチに絶好のビスタポイントがありました。
でも今では様々な土木工事が入って、麓からでは全容を見られるところが見つかりません。
天鳥川南沢のアプローチに入れば、樹林の隙間から巨大な南面が覗けますが。
モンタージュは、南面のほぼ中央にピークからやや左下がりに張り出したきれいなアレート
に展開されています。
このアレートは長さが100mに及び、顔面カンテと呼ばれています。
名の通り、アレートが鼻筋で、下端のハングが鼻先、に見えます。
モンタージュの核心は、横顔の左耳から鼻先へのトラバースと鼻筋の2ピッチにあります。

1P目:汚いガリー15m(5.5)。ハングしたおおきなチョックストーンを越えるポイ
ントは5.7に感じた。(忠)
2P目:水の流れたさらに汚いガリーから木登りで、簡単なスラブへ(5.7)、25m。
シューズがびしょびしょになって早くもうんざり。
(池)
3P目:なおもびしょびしょのハングからバンドへ、10m(5.7)。(忠)
4P目:プロテクションの取れない恐ろしいオフィズスを木の根っこつかみで切り抜け、ボル
ト3本のスラブ(5.9)へ。
ボルト間隔は遠く、非常に緊張した。終了点へのトラバースは指先だけのアンダークリングで
、ボルトは右下に離れ、悪い。
ここは5.10bくらいに感じた。フォローも怖い。20m。(池)
5P目:トポに”木の生えたクラック25m、5.8+”とのコメントがある。ほとんど木登
りだが、入り口のワイドが悪い。
ここも5.10b~cくらいに感じた。(池)
6P目:もろくじめついていて木の根っこつかみばっかのクライミングから一気に抜け出すと、
目の前に顔面カンテの美しいフェースが立ちはだか
る。細いクラックから5~6m上を水平に横切るダイクの右端へ。ここからのトラバースが
核心で5.10+。
ホールド皆無で、足先を数cm単位で生唾飲みながら横に移動していく。しかし、・・・、
ついに出てしまった!必殺ヌンチャクつかみ2発。
いやあ、怖かった。鼻先からはA1で鼻筋へ。20m。(忠)
7P目:カンテをフリーで行くが、途中でエイド用のボルトが消え、ノープロになってしま
う。ここが第2の核心で5.10ノーマル。
池之内さん、大声出してここをOS。しかしここはせいぜい5.10aくらいだったな。核
心部だけなぜか甘いような・・(池)
8P目:ニューモンタージュはさらに顔面カンテをピークまで抜けているが、11c登る自
信は二人ともない。
モンタージュは、左のコーナーを木登り(やれやれまたこれだ)して、高度感満点のバンド
をさらに左へそっと振り、上のテラスへマントル。5.
5、15m。(忠)
9P目:5.7、オールバックアンドフットのチムニー20m。下半10mはノープロで、
また岩の風化もひどく非常に悪い。
全ピッチを通じてもここが一番悪い、と思った。(池)

・・・・
まとめると、モンタージュは、弱点の少ない大面にフリー主体で、よくまあつないだなあ~
と、感心。
よく言えばwild、悪く云えば、核心以外は、木登りばっかでマニアック。グレードもか
なり偏っている気がするし。

でもまあ、怖いだけ悪いだけのルートではありませんでした。いいルートです。

10.12.2002

六甲の岩登り

六甲の岩登り
 
久しぶりの報告です。

10月12日
北山公園(家族で)
子供連れだっだので1時間ほど。モンベル六甲店の笹倉さんが来ていて、いろいろ教
わりました。
シャーク・トラバース(4級)をOSしました。デッドポイントが続く、かっこいい課
題です。
北山公園は家から車で15分だし、雰囲気もサイコーなので通おうと思います。

10月14日
裏六甲(石橋さんと)
烏帽子岩
・タフ 10d:「関西最難の10d」は伊達じゃない!しっかりハマリました。つう
か、普通OSでそんなムーブは絶対しないだろーというムーブです。
体感11bくらいかな?

駒形岩
・フィギュアヘッド 11b:素直な登りやすいルート。上部のレイバックはちょっと
怖い。
・プロミネンス 11b:これはムーブが判っても登るのは大変。要修行。
・ぽちぽちでんな 10b:クールダウンに登る。ボルトの位置がとても悪い。

石橋さんも私ものんびりしすぎて3時前に上がりました。

自宅から裏六甲までは電車で30分+徒歩15分です。
また隣の駅(仁川)から歩いて20分くらいのところにも小さな岩場があります。
すべて冬のエリアですが、こんなにクライミングエリアの近くに住むのは初めてで
す。
みなさん関西に来られる際には、「日本の小さな岩場」をご案内しますよ!

MORI hikari & momo

10.05.2002

西湖の岩場

サイコの岩場
 
サイコの岩場(山梨県十二ヶ岳) 02/10/5(土)~10/6(日)  池之内、久本

*10月5日(土)
久本、「中央スラブ壁」のアンソニー・パーキンス5.7でウォームアップ後、「森
の緑エリア」の開拓。アルパイン#2(5.8)でウォームアップし、その左に約2
0mのルートを設定。ボルト7本、アンカーは立ち木に設定。グレードは5.10d
くらいかな。5.11aあるかもしれない。ムーブを覚えてしまったのでイマイチあ
いまい。ルート名を仮に「ザ・バード」としときます。
「緑の森エリア」は概ね開拓完了。合計7本(内2ピッチ1本)のルートが取れます。

 
*10月6日(日)
サイコ右壁のアルパインルート。取付の草刈に1時間くらいかかった。右ルートは3
ピッチ、左ルートは2ピッチ。下部スラブ帯はⅡ~Ⅲ級で右・左ルート共通。右はハ
ング越えでⅤ+、ロープの流れが悪くなるのでテラスでピッチを切る。右ルート3
ピッチ目は垂壁のⅤ級で、左ルートの2ピッチ目の上部と共通。左ルート2ピッチ目は
Ⅳ~Ⅴ級。
久本、右ルート敗退後、左ルートで頂上まで。その後、「中央スラブ壁」のジャネッ
ト・リー5.8にトップロープで挑戦。
 
サイコの岩場は新規フリーとアルパインをあわせて全体で15本のルートが整備済みで
す。(記=池之内)

10.01.2002

徳本峠

徳本峠へ行った
 

2002年10月1日?調査中
黒川春水です。徳本峠いってきました。その後、山梨の親戚へ遊びに行っていたので
報告が遅くなりました。
徳本峠をナメていたので、ろくに調べずに行ってびっくり。20キロもあるんです
ね。山の20キロってけっこうあるから、リハビリ登山にしてはきつすぎるかと登山
口で悩みましたが、結果は全くノープロブレムでした。筋肉痛にもならず、膝も腫れ
ず一般的なタイムより早く歩けたので、やっと
何とか元通りになる自信がつきました。
次はどこへ行こうか、ともう考えています。では。