10.22.2003

四川省の山


 四川省の山で遊んできました。現地で計画変更したので、念のために計画部分も最後に貼ります。 長いので、適当に飛ばし読みしてください。 

1 行き先 中国四川省甘孜チベット族自治州稲城付近         アバチベット族チャン族自治州四姑娘山付近 

2 目的 未踏峰の山を眺める ボルダリングやトレッキングをして楽しむ

 3 メンバー 柏澄子(ARC)、ヤスシ、タエコ、シャオフォン 

4 行程 

10月21日 成田→成都(チェンドゥ) 

10月22日 成都→康定(カンディン) 成都のスーパーマーケットで食糧を買い出した後、友人(シャオフォン)の運転 する車で移動。もう、ここからチベット文化圏。 といっても、街並みは漢人風だけれど……。 

10月23日 康定→理塘(リータン 4000m) この日も車で移動。理塘は由緒あるゴンパのある街。チベット色濃くなる。ボルダリングマット代わりに、チベット柄の布団を買い 込む。 

10月24日 理塘→稲城(ダオチェン 3740m) 同じく友人の車で移動。理塘先のゴンパにダライ・ラマ14世の写真が飾ってあって驚き! 市場で野菜と肉を買出し。茹布査?( ルブチャッカ)温泉に入る。 

10月25日 稲城→日瓦(リーワ)→ヤーデュン(3700m) ここまで車        ヤーデュン→沖古寺(ツォング・スー 3880m) やっと歩き出す。荷物用に馬2頭を雇う。よく整備された道を紅葉眺めながら1時間弱で到着。曇り。石造りの山小屋 に泊まる。自炊。 

10月26日 沖古寺→ルオロンBC(4100m) 紅葉をめでながらのハイキング。曇り。山よく見えず。馬方の父(イシ)が住む、カルカに投宿。1泊20元。 自炊。ビール5元。因みに、ここは自然保護区となり、2年前にシャオフォンが来たときは自由にテント が張れたけれど、今年はカルカか軍用テントに泊まることしか許されていませんでした。 来年からはカルカは撤去され、イシたちが自由にヤクを放牧することもできなくなる そう。全くひどい政策だ。登山者やトレッカーに対しては指定の軍用テントにの み宿泊が許されるらしい。 

10月27日 BC→五色湖(4400mぐらい?)往復 天気が悪いので、ヤンメイヨン峰の氷河舌端まで行ってみようという当初の 計画を変更。散歩。ひなが、ヤンメイヨンとシャーロンドジを眺める。イシの息子が 持ってきたヤクの胃袋を食べる。イシとのおしゃべりも楽しい。

 10月28日 BC付近でボルダリング 今日も天気が悪いので、ボルダリングに変更。なかなか楽しいけれど、息切れ……。夕 方から雪。やっとシャ-ロンドジ峰とヤンメイヨン峰の全容が見えてきた。イシの息子が持 ってきたヤクの心臓を食べる。ああ、美味しい。飽きもせず、ヤンメイヨンとシャーロンドジを 眺める。 

10月29日 シャラリ峰1周→沖子寺→ヤーディン 巡礼の道とも言われているシャラリ峰を1周して帰途に着く。途中、4400・4700m程度の峠を越える。全 行程9時間程度。 ヤーディン→****温泉 イシの家に同宿したアダムがバスに乗り遅れて私たちの車に乗り込むことに。本当は稲城まで帰りたい 彼の意向は通らず、私たち3人が行きに見つけていた温泉宿に投宿。ああ、気持ちいい。名前失 念。調査中。

 10月30日 ****温泉→稲城→理塘→雅江(ヤージャン) 稲城でアダムを落としたあと、途中でボルダリングを2時間程度。4000mのボルダリング は辛いけれど、ひよこ岩はかわいかった。理塘のゴンパでラマにインタビュー後、 駆け足で雅江へ移動。シャオフォンが夜遅くまで運転がんばる。 

10月31日 雅江→新都橋→丹巴→日隆(リーロン) この日もシャオフォンが運転をがんばる。途中、見たかった山を観察。日隆 到着後、タエコさんとふたりで丘に上がって四姑娘山の夕陽を眺める。 

11月1日 日隆・四姑娘山付近の谷を散策 岩山を眺めたり、ボルダリングにいそしむ。ボルダリングを始めて3日 目のシャオフォンは長身と力にモノを言わせて、私に登れないオーバ ーハングを越えるけれど、スラブの立ちこみは まだ負けちゃいない!

 11月2日 日隆→成都 

11月3~6日 成都滞在 ヤスシ&タエコは4日帰国。 

11月7日 成都→成田