5.05.2016

黒岳南尾根

黒岳南尾根

新緑の尾根、だれにも会わなかった。サングラス拾い物情報あり
2016年5月3日 

対岸畳岩から黒岳と連山

天候 はれ
member 伊藤記

昨夜の嵐が過ぎて朝には青空がのぞきだした。予報よりも半日は早い。相変わらず強風。
河口湖の麗峰で朝ごはんをいただきみなさんとお別れして湖畔の駐車場に車を置く。9時スタート。

黒岳の南尾根にハイキング道があるとは知らなかった。このあいだそれを聞いて今回は調査の気分。

にぎやかな湖畔から広瀬の坂路を上がると立ち寄り温泉の天水。その先30mほどのところに登り口があった。真っ白けの道標があってそこに黒岳とたぶん書かれていたのだと思う。
いきなり南尾根の支尾根にとりつく。植林帯の中の猛烈な直線の急坂を登りつめると一段落、さら新緑の雑木林を2段か3段登って南尾根と合流。平坦な道が続き、その後、急坂、二つ三つコブを越えながら高度を上げていく。

風はあいかわらず強くて、ときおりモーレツなブローが林を揺する。枯れ木が倒れてこないかと道脇の太い幹に身を隠す。実際ところどころ、倒れた枯れ木や枝が登山道をふさいでいる。
湖畔の駐車場から

急坂の登りにくい道

第二展望台から南アルプス

ツツジやアセビの低木帯に入ると岩場も出てきて、好展望台が現われる。富士山と河口湖、南アルプスなどの眺望がすばらしい。展望台は3つほどあり、登るほどに見晴しがよくなってくる。

山頂下の展望台は黒岳登頂者が必ず立つところ。ふじさくらが咲き始めていた。12時前1793mの山頂。雑木に囲まれていて展望はなく新緑もなくさみしい。15分ほど休んでいたがだれも上がってこない。

往路を戻る。途中、御坂トンネルの入り口に下る板取沢ルートの分岐に気が付いた。こちらは登りだしが御坂古道の入口だから黒岳までは800mほどの高差。

あれほど強かった西風も一段落したようだ。それでも忘れたころに強風がやってくるが、それも朝方の勢いはない。

支尾根分岐から下り始めるとミズナラの新緑が続く。林の向うに残雪の富士が見える。登山道というよりも仕事道のような造りでジグザグは少ない。道標もあってロープもかなり設置されているが、急坂のハイキング道で一般にはあまりおすすめできない気がした。2時にクルマに戻る。

山頂近くの急坂でサングラス拾った。小型で黒ぶちアーバン色、高級品に見える、汚れ具合から昨日あたりのもののよう。

第3展望台から

登り口はわかりずらい

山中湖の石割湯によって道志道。青山から右折して圏央道取り付き道に入り新道で橋本近くまで走れる。津久井道よりも早いようだ。連休中だが多摩川堤どおりも空いていて暗くなる前に帰京。