3.11.2001

草津のスキー

草津のツアー
日に焼けた
 
メンバー:  石塚、青木(REI)、向山(REI)

3月11日9時 南町田発  
3月12日1時 草津近くの尻焼温泉に到着。ここは自然の川がそのまま温泉になってい
て、私のお気に入りです。
        寝袋、ビビーサック、ビールを持って河原に行きます。1時間程度ビールを
飲みつつ入浴し、そのまま河原で雑魚寝。
        翌朝マイナス11度くらいまで下がりましたが、快適な夜を過ごしました。

        寝袋から飛び出して、すかさず入浴して体を温めてから出発。
        8時30分 草津スキー場パトロールに入山届を出してリフト、ロープウェイ
で山頂駅へ。雲一つない快晴。
        9時50分ごろ シールを着けて山頂駅を出発
        12時ごろ 芳ヶ平ヒュッテ到着、いつも雪洞を掘る場所に移動して昼食。
                 軽く一本登って滑ろうと、渋峠に向かって登る。渋峠からのト
レースが、プルーク跡になってラッセル皆無。
        14時ごろ 渋峠到着。夏の有料道路を草津に向かってもどり、途中の尾根を
滑る。
        15時30ごろ デポ地到着。天候がどんどん崩れつつあったので、雪洞を掘り
始め17時ごろ完成。
                夕食、鶏と野菜のイタリア風蒸し煮

3月13日13時 前夜半から風雪となったのでここまで停滞しました。除雪2回ほど。
                天候が急激に回復してきたので、14時に荷物は雪洞にデポして滑り
に出かける。
                芳ヶ平から、大平湿原へ滑降。パウダー、ひざ下。最高の粉雪でし
た。
                登り返しはラッセルだが、雪が軽かったので1時間半でデポ地帰
還。
                夕食、とんこつラーメン、とんこつスープでのモツ・軟骨なべ

3月14日4時  ピーカン予想&暖かくなる予報だったので、パウダーを楽しむため、
また雪崩れを避けるために早起き。
        5時  荷物はデポして、池の塔山へ出発。ヘッドランプがいらない月夜で
快晴。気温マイナス14度程度
        7時  池の塔山頂着、妙高、横手、アルプス、浅間、平票、苗場など、360
度の大視界。快晴。
                山頂直下はクラストだが、パウダーを楽しんで芳が平へ。ヒュッテ
のオーナーに言わせれば、
                草津近辺ではベストの斜面という理由がよくわかる斜面でした。長
い、斜度も適当でパウダー・・・
        9時     荷物を整理してヒュッテを経由して大平湿原へ滑る
                ザックが大きいので、やや苦労するが早出のせいで雪もまだ軽い粉
雪。板がどんどん回ります。
                雪が多く、マッシュルーム状になった飛び石を伝って沢を渡る。一
般コースに戻り、斜度のゆるい
                林間コースをひたすら草津へ。
        11時30分  草津到着。パトロールへ下山の報告。
                ゲレンデでちょっと滑ってから、温泉に入浴してから帰宅。
        20時  南町田帰着

まとめ:
今回は雪洞2泊、鍋料理を楽しみながら、酒とパウダーを満喫するという、欲張りな
ツアーでした。
このコースには、途中に芳ヶ平ヒュッテという、きれいな山小屋があり、ここを活用
すれば
日帰り装備での連泊ツアーも可能です。
いい斜面が何本もあるので、今度はヒュッテでゆったりのツアーもやってみたいと
思っています。
最終日は暑い日になったので、コース下部は湿雪でしたが、それ以外はすべてパウ
ダースノーの絶好のコンデションでした。
草津は、ツアーコースとして設定されているルートは、すべて安全ですがつまらない
斜面ばかりなので、
芳ヶ平または大平にベースを決めて滑るのがお勧めです。