5.18.2022

足摺岬から篠山へ

四国の山旅2

メンバー 伊藤文博 記




5月10日 火曜日

土佐清水めじかの里道駅から足摺岬へは小一時間。四国最南端の景色と金剛福寺など見ました。

いったん四万十市にもどり、宿毛市に移動、坂本ダムの先から、これまたくねくねの林道を登って篠山登山口にに到着です。

広い駐車場があって、とくにアケボノツツジの季節は大にぎわいになるようですが今日はだれもいません。

登山口に杖がおいてあってそれを借りて10時40分スタート。1時間ほどのぼります。整備された階段があって途中はツバキ林と山ツツジ、廃寺のあとがあって古くからの信仰の道のようです。



asizuri misaki

あの雲のあたりが篠山(笹山)らしい

ダイハツのタント


廃寺のあと



尾根上にでると景色がひらけ、また石段があって山頂の篠山神社へ続いています。山頂には伊予と土佐の国境標石があり、頂なのに小池があるのが不思議です。

名物のアケボノツツジは連休の前が盛りだったようで今はひと花もなし、全山みごとな新緑です。三本杭の山が向かいに見えるようですがどれがどれだか。

山頂だというのにだれもいません。のんびりしてから下山しました。


篠山は標高1065m、日本300名山のひとつらしい。登山口からの標高差は300mほどで2時間半ほどのハイキングでした。けっきょくだれにも会わない静かな山歩きになりました。

山頂にある篠山神社

笹山とも書くらしい

新緑がきれい。遠くは霞んでいてなんだかわからない


くねくね林道を下り、四万十市に戻ります。お気に入りの中村温泉に寄ってから四万十川沿いに国道441号を遡ります。三桁国道でくねくね道なのに一車線区間が長くひやひやの酷道ドライブです。その昔鬼が住んだ土佐の秘境とはこのあたりなのか。拡幅工事がすすんでいて、一度は名物の沈下橋を走らせられました。橋桁のない狭い一車線橋は軽バンでもこわいようです。


やたらに長くて曲がりくねった四万十川ですが、カヌーの名所のひとつが江川崎用井にあります。ネットででたところで予約したのがここのカヌー館のツアーでした。明日のツアーが楽しみです。

近くには道の駅よって西土佐があります。


それはさておき。ドライブしているとお遍路さんが歩くのにときどき出会います。信仰なのか鍛錬なのか、おそれいます。お遍路さんも道の駅を便利にしているようです。リアルバックパッカーですね、

ドライブ中に恐れ入ることはほかにもあってそれは現代のトンネル力です。今は四国山脈のあちこちに道が通じています、また足摺岬など地の果てでも、素晴らしいトンネルや橋が供用されていて、現代の重機の力にはおそれいるほかありません。