11.30.2002

遠見尾根登山

遠見尾根登山
 
1後立山に行ってきました。

 11月30日。五竜のスキー場から登りはじめました
が、少々のラッセルと馴れない大きな荷物に参加者の足
取りが重いので、昼すぎに小遠見下のコルでテントをは
りました。

 翌日は8時出発、大遠見くらいまで行きたかったので
すが、時間もないので中遠見よりひきかえしました。
 白馬から鹿島まできれいに見えて、参加者は楽しそう
でした。
 下山途中に登ってくるボーダーにたくさん会いました。
最近はボーダーも装備がしっかりした人が多いようで
した。

 12月1日12時下山。

 スキー場は大賑わいでした。      黒川晴介

11.29.2002

神楽峰スキー

神楽峰スキー
 
11/29 (金) 22:30自宅発  
  ドタバタして、睡眠不足だったので途中で三回ほどぶっ倒れて仮眠取りながら三
俣スキー場
11/30 (土) 三俣ゴンドラ7:15始発と聞いていたので、6:30起き
  ところが始発は8時だった。ともあれ、始発で山頂へ向かう
  今は動いていない山頂リフトの下から2/3程度登ったところでテント設営・荷物
デポ
  晴れて暑い日差しの中を山頂へ向かう。
  上部はそれなりに雪があり、質もなかなかいい。
  中尾根がきれいに見え、下は藪がうるさそうだが滑れそう
  途中から右にトラバースし、中尾根への降下点へ
  300mくらいは最高の積雪と天気、しかし空はにわかに掻き曇り、ガスに覆われる
  しばらく晴れるのを待ったが、まったく変化ないため降りつづけるが、
  ホワイトアウト状態。何回かバランスを失って転倒。
  和田小屋へは、藪を掻き分け沢筋へ出、やばそうなスノーブリッジをそーっと
渡って
  辿りつく。雪が舞い始める。
  リフト一本&シールでテントへ戻ると、知人のボーダーが三人ツボ足でハイクし
てきていた。
  雪が舞う中を、一緒にビールと日本酒で乾杯しつつ雑談。
  上部から別の知人(テレマーク10人程度)が現れ、一緒に和田小屋まで降りて
  酒とゲレンデスキー。薄暗くなりつつある小雪の中をテントに戻り泊まる。
12/1  (日)
  昨晩8時に寝たため、5:30には目が冴えてしまう。
  朝食、水つくりして、荷物をデポしたまま7:30には上部へ向かう。
  降雪は期待していたほどは無く、5cm程度だが軽く上質。
  しかし、ガスが濃く、途中で2度ほど撤退を検討する。
  踏み跡を辿りつつ、神楽峰手前のコルまで詰める。
  シールを外していると、ガスが晴れ薄日が差し始める。
  慌てて斜面に飛び込み、ノートラック(昨日のシュプールはうっすら残っている
が・・・)の
  パウダーを独り締め。思わず声が出てしまうようなすばらしいターンがつなが
る。
  あんまり気持ちがいいので、樹林帯を挟んで2段になっているこの斜面を
  登り返してもう一本。
  降って来ると、また本格的なホワイトアウト状態。
  テントまで戻り、荷物をまとめとっとと帰京した。
  
途中買い物等々し、18:00には帰宅したが、明後日から帰ってくる女房・子供を迎え
るために
片付けで七転八倒中です。羽を伸ばしすぎました。反省。

石塚

11.27.2002

甲府幕岩

甲府幕岩
 
ついにお仕事ついでシリーズが二桁おおだいに! しょにょ10。

前の日11/27、白馬で一日50cm以上の降雪があって、明け方に止んだ。
亀の子地獄とカチカチに凍った道路から、朝辛くも脱出、甲府幕岩着13:00、ド・快晴。
葉っぱが落ちきって日当たり抜群の甲府幕岩も、さすがにじっとしてると寒い。

・森の唄10a(chu、os)、おもしろいけど、これ辛いと思う。もう一つ上でしょ。
・アプローチ5.7(けんじ)、こういうルートをもっと作ってくんないかなあ(けんじ氏談)
・バルタン5.9(chu、os)、きれいな垂直のフェースクラック。ハンドってトポにかいて
あるが、じつはオフフィンガーとシンハンドの
間。足が外でかなり使えるので、このグレードなんだと思う。これトポでは★なしだけど、おすす
め。カムはF1.5、2を2組、1、2.5を1
個づつ使った。

以上でアップ終了。

・秘密の岩園10c(けんじ、sp1)ほとんどosだったのに、終了点タッチ寸前で痛恨の1フ
ォール。ひゃあ、惜しかったなあ。
・ジベリングス11d★★★(chu、spm)憧れのルートについに着手。上部、厳しいムーブ
をおえたところで傾斜が落ち、終了点までのカチ
が読めた。もしかしてos・・・なんて、んな訳ないかあ。目の前の2mが鍵でした。できそうで
できない。タテカチ(ただしやや甘)の処理が難
しいのでした。

んでもって、今年のここはシメ!

11.23.2002

北ア立山スキー総集

北アルプス立山スキー総集
 
11月23/24日立山初滑りに行って来ました。ゴンドラの行と帰りはたまたま石塚ママ
と一緒になり、バッテリー上がりのボロカローラを救っていただきました。感謝!

23日室堂~雷鳥平~別山乗越~剣御前~剣沢小屋~剣御前~別山側に少し登り、雷鳥
沢最大滑走ラインをとり雷鳥荘泊
天気快晴。雪まあまあ。朝一のトローリバスに乗るが、室堂からの出発時間が遅い為
大した事出来ず。テレマークターンが思ったよりうまく出来たので満足。相棒のマツ
キヨがかなりスキーがうまかったので、急遽急なラインを探して滑降する。

24日雷鳥荘~ 雷鳥平~別山乗越~剣御前~剣山荘~一服剣(武蔵谷)~剣沢経由~
室堂
天気ほぼ快晴。前日剣御前の最大傾斜ラインを確認していたので、そこを滑降。マツ
キヨ雄叫びをあげる。一服剣から武蔵へは安全の為、クライムダウン。ピット後、良
く分からなかったので、一気にボトムまで雪崩を避ける為アルペンターンで最高速度
で滑降。その後マツキヨビビりながら下りて来る。最高!!今シーズンファーストラ
ンだと思う。

別山沢を狙っていたが、時間的な問題で滑降出来ずに残念だったが、フルに活動出来
たのが唯一の救いであった。奥大日の大斜面に2本、クーロアールに1本のシュプール
は東大スキー山岳部が滑降したものだった。ちなみに滑降30分、登り返しは4時間弱
かかったそうだ。ク-ロアールラインは僕でも狙えそうな感じがした。

メンバー:松本つよし!(モンベル奴隷) 渡辺


 立山登山に行ってきました。うわさどおりの大雪で完
全な雪山シーズンみたいでした。
 しかしながら、ボーダー、スキーヤーの多いのにはお
どろきました。
 絶好のコンディションで、スキーできなかった僕もチ
ョークヤシーです。

11月23日、立山より室堂に入山。10時前歩き出し。
13時すぎ雄山頂上、16時らいちょう荘。快晴。
11月24日、7時発、9時ころ、浄土山。12時。室堂。
下山。

参加、黒川晴介ほか4名。
恒例の立山初すべり。
メンバーは
当会より、柏、金森、汽車、さらにTAJより北田、ひろゆき、さらに青森の高橋百キロ、ムナカタのりんご
ブラザース。川崎カメとカラファテの伏見嬢とにぎやか。
11月17日
土曜日にパラグライダーでぶっ飛び4本。ひろゆきさんが山小屋に向かえにきたのでそのまま扇沢へ。二人
の先発隊は朝0830の始発で室堂へ。5メートルの積雪とか。14年ぶりの大雪らしい。だからいつもより
1週間早い初すべりとなったのである。
この日、ピーカン。国見岳を滑り、室堂山を滑り、ビデオ撮影。スキーは案外忘れないものである。好条件
にも恵まれよい滑りができた。
18日
吹雪
雷鳥荘下のゲレンデでひと滑りしたが危うく遭難しそうな気配であった。
19日
ピーカン。前日の雪が好条件をもたらした。0800には雷鳥沢へ出発。剣沢で数本の滑りを満喫して撮影大会。
なおもスベルという後発隊を残し、昼過ぎには雷鳥沢を滑降。3時前のバスに乗ろうとターミナルへ。
バスターミナルから大日岳に目をむけると、昨夜宴会したコダマタケシナマらスキーヤーのエキストリーム
な滑降を遠望することができた。
すごい、の一言。渡辺正和カメがこれを撮影しているはず。発表されるのが楽しみである。それにしても立山
川に滑り込んだあとあがってくるのは大変だろうと思う。剣午前を見上げると後発隊が滑りおりてくるのもよ
く見えました。
kisya 

私たち後発隊(北田さん、川崎カメ、りんごブラザーズの高橋&棟方両氏、伏見
嬢、金森、柏)は、18日入山。
風雪で視界が悪く、雷鳥荘にたどり着くのも大変でした。
北田さんを先頭に進みましたが、竹ざおのマーキングがなかったらまずたどり着け
なかったと思います。途中まで文博さんが迎えに来てくださっていました。
こんな日は大人しくしていればいいものを、やることもなくたいくつで、ついつい
雷鳥荘前の斜面を滑ってしまったのですが、上も下も右も左もわからない状態。ハ
イクアップで危うく、迷うところでした。

19日は雷鳥沢を登り、剣沢を3本滑りました。
先発隊の剣沢1本後、文博さん・裕之さんは下山。
20日は国見岳と室堂山を滑りました。 そして下山。
いずれも、とっても恵まれた初滑りとなりました。

川崎さんは撮影に専念されていて、北田さんもビデオを回していました。
金森も「ジャパパラ」を作ると言ってビデオを回しました。
私もがんばって3本のスチール写真を撮りました(因みに、川崎プロは30本近く
撮ったそうだ)。
文博さんのムービー公開を楽しみにしています。
kaiwa sumiko

11.10.2002

北山公園の2日

北山公園の2日
 
今日も近場の北山公園でボルダーしました。カミサン、子供づれです。
天気は晴れで暖かかったです。

・鉄人(3級) 先週より2手進んだ。でも登れず。右手の小指の皮をむく。
・火の用心岩、カイダンのカンテ(4級) 高さがあって怖くて登れない。
・バーカーヘッド ヒールフック(6級)桃トライ。マントル返せず。
・バーカーヘッド ホールド(4級) ヒールフックから左手プッシュ。なんとか登
れる。
・エレファントノーズ左の初級スラブ(7級) ホールドもつるつるでやんの。

今日はボルダラーも多く、有名な課題は賑わっていました。
写真何枚か撮ったので、見たい人は言って下さい。ちょっと重いから。

森ぴか

今日(11月10日)は冬型も緩んで天気が良かったので、ピクニックがてら近くの北山
公園でボルダーしました。

1)テーブルロックスラブ(8級) ウォーミングアップ。カンタン。
2)鉄人(3級) 3トライのみ。登れず。ランディングよし。
3)バーカーヘッドスラブ(7級) 最初の立ちこみがちょっと難しい。モモ、先日
の雪辱なる。
4)バーカーヘッドヒールフック(6級) ヒールをかけてからマントルを返すのが
難しい。ぴか雪辱なる。
5)股フック(6級) これもガバだけど、ヒールからのマントルが大変。ポイント
はかけたヒールをはずすことであった。
6)トライアングル(6級) 登り方が判らん。手も足も出ませんでした。
7)オモロイヤロック左SDスタート(5~6級) デッドポイントがムズイ。柳に飛び
つく蛙のごとし。
8)ななしマントル(7級)力要るけど、ヒール~マントルの入門。

北山は眼下に市街地を一望でき、ロケーションは抜群。ランディングもおおむね良
く、マット無しでも問題ない。
今回マットを持っていったが、おもにアルコのハイハイ場になっていた。
クラシックエリアだけあってグレードは小川山に比べて1ランク辛め。6級でも一撃す
るのは難しい。 

森 ピカ

11.05.2002

甲府幕岩と十六夜岩

甲府幕岩と十六夜岩
伊藤ちゅうです。

白馬が大雪のため、まだまだ続きそう~な(なぜかは長くなるので省略・・ごめん)、お仕事ついでシリーズ、
第9弾!
11/5火曜、晴れ。
林道脇には長さ10cmにも及ぶ、早すぎる冬の霜柱が・・・。強烈な冬型で、八ツも南アも真っ黒な雲の中。

●今日は、甲府幕岩の★★★11b、ブラッキー、の一本狙い。
時折、偏西風が、南面にまで回り込んできて、さすがに寒い~~。水たまりは凍ってました。

・キノコ狩り10b/c(chu、os)、ウォーミングアップに登った。上半、下半、それぞれ1ポイント
の核心があるカチルート。
・森からの贈り物10b(けんじ、sp1)、けんじさん、これを2撃目でrpをねらったけど、お休みが1回
入りました。

んで、ブラッキー。
成績は、sp2。ストレートな垂直のカンテで、僕のレベルでは、ストレニで休んだり気を抜いたりできると
ころがなかった。
3本目にクリップして、片手づつのパーミングでレストしたけど、消耗する方が多かったような・・。
でもここは次の手順を読まないととても突っ込めないポイントなので、仕方がなかった、と思う。
4本目のクリップはぎりぎりで、ついにテンションが入ってしまった。
最後のボルトクリップは、足がほとんどなくて、さらにシビア。
ここでもテンションが入った。ぶら下がって気がゆるむと、寒さで指先の感覚がなくなっていることに気づいた。
終了点までもやさしくはない。先週のスパイラルリーフより1ランク難しく感じた。

●午後は、真冬にTシャツで登れるといわれている甲府十六夜岩(いざよいいわ)へ。観音峠の南側です。
十六夜岩直下の林道のカーブから踏み後を10分で最初の壁、トトロ岩に着く。
北風ぼうぼうでも、それが入らないありがたい地形だ。
じつにあったかい。しかしなあ~・・・・

トトロ10aB8本を登るが、ひどく脆いので3本クリップしたあと、中止。
クライムダウンで戻った。恐ろしい。2度と近づきたくない。

右上にある見晴らし岩の十六夜日記10b(唯一の★付き)を登った。chu、os。けんじ、sp1。
一番長い、ってコメントがあったが、はっきり、短い! だって、B4本。
内容も、はっきり、つまらない。

左奥の壁は、すっきりしていました。こっちはいいのかもしれないね。
でも、ここはいいや、もう。第一、アプローチの藪が茨まじりで、そこらじゅう傷だらけになってしまったもんなあ。