3.28.2016

神楽峰スキー

神楽峰スキー
新雪、重い雪
2016年3月26-27日 
member  羽根田、松倉、真壁、伊藤フミヒロ 記
高気圧に覆われた

スキー場トップから素晴らしい展望

第五ロマンス上の新ゲイト

雁が峰、通称三角を目ざす

3月26日 土曜日
天候 晴れ
年に一度は取材の神楽峰エリア。4人で訪れた。
早起きして6時には上里サービスエリアに集合。トンネルを抜けて湯沢からみつまたへ。昨日降雪があったようだが道路は乾いている。事務所にあいさつしてからロープウエーへ。
20センチほどの新雪があってドライで快適に滑ることができる。
第五ロマンスが9時半に運行開始。10時半にスキー場トップの新ゲートからチェックイン。係りがいて登山届、ビーコンのチェックがあって諸注意も受ける。
厳冬の景色だが陽気は春

重い雪でけこう深い

羽根田スキーヤー山頂から滑降

わずかな登りとトラバースで中尾根の頭。もう滑っている人もいる。
さらに先の三角を目ざす。新雪は30㎝ほどあるがだんだん湿雪に変わってくる。JUNRINAのリナさんがツアーガイド中だった。三角手前のコルから沢に滑り込むようだ。北斜面なのでまだいいかもしれない。
三角トップには先着数人がいた。標高2000mで地理院の表記とは異なりここが本当の雁が峰のようだ。

霧の塔から大回りして周回するルートが見える。先行もいてトレイルもついているが、この湿雪深雪では難儀するかもしれない。山頂から和田小屋へ滑り込むダイレクトルートを選ぶ。雪崩の危険がないときガイドツアーが使うライン、仮称ガイドルート。

のんびりランチしてから1時スタート。山頂からひと滑りしたところで左スキーのビンディングが不調。トウ部分の押さえが外れて役にたたない。4つのビスのうち3つが飛んだようだ。靴底に溜まった雪のせい。
和田小屋がはるか下に小さく見える。針金で応急の処置をする。そのあとは一回転もすることなくひたすら直滑降だけで高度を落とす。

苗場山をバックに。松ちゃん撮影

真壁さんがもっていた針金で松ちゃんが応急手当

メンバーはそれなりに滑りを楽しみながら後をついてくる。なんとか中尾根末端まで下り2時半ゲレンデに復帰。針金のおかげで最悪のピンチから脱出できた。

和田小屋でひとやすみしてから自分だけはゴンドラで下山。
湯沢土樽の電気屋ホテルイン。なにかと気前のいい宿でサービスも上上。だから元気で長生きしているように見える。

ガイドルートは沢底に降りることなく登り返しもなく中尾根末端へ



3月27日 日曜日
天候 晴れ
毛渡沢の陸橋

パタゴニアの網帽子を4人が。
待っちゃんと真壁さんがぼるだーのネプチューンスポーツのキャップをかぶってきたのも面白かった

朝ぶろ朝飯のあと、まっちゃんの予備の板をレンタルして再びかぐらへ。
その前に土樽駅へドライブ。毛渡沢陸橋や駅舎、プラットホームなど見学。平標、仙ノ倉からシッケイ沢、毛渡沢に下ったことがあったな、と羽根田さんと話す。モンベルなべちゃんと来たときは土樽から電車に乗ったかもしれない。

かぐらのサイドカントリーは昨日よりもさらに悪そうな雪だった。田代ゲレンデまで下って写真を撮りひと滑りして下山。

二居宿場湯に寄って新治ラーメン。月夜野ICから帰京。関越道は込んでいたがこの週末がスキーシーズン最後の賑わいか。

まっちゃんのブログ

古い記録、平標などがある

2011年の雁が峰ツアー

3.22.2016

大石からあきる野

大石からあきる野小中野
リアルカントリーリビング訪問
2016年3月21日 月曜日
member  伊藤フミヒロ 記
河口湖大石雲低い photo miyamotosan

クワバラ邸の銀ちゃん

じゃがイモ畑


月曜日は祭日、好天というので早起きして河口湖へ。予想に反して、山中湖は小雪、大石までくるとどんよりとして霧雨、テイクオフも見えない。
近頃話題のBGDグライダーの試乗機がやってくるというので10人ほど集まったが、天気は変わらない。
ゴーさんがクワバラさんところへ野菜をもらいに行くというので、パラはあきらめて移動。あきる野へ。
中央道を上野原までくるといい天気になってきた。ここから棡原へと下道を行く。
あとの話だがパラの方は夕方には晴れて飛べたそう。
ところであきる野市というのは世紀末に秋川市と五日市市が合併してできた市だという。
リアルカントリーリビング

秋川名物ノラボウ菜


秋川のクワバラ邸は、山梨東京境の笹尾根下の武甲トンネルから下って檜原村を過ぎてあきる野に入ったところ。昔は田舎だったのだろうがコンビニが出てくるあたりから町の雰囲気になって新興住宅も出てきてにぎやかになる。

秋川の日当たりのいい傾斜、伝来の土地に最近建てた豪邸でいい暮らしをしていた。前の前はかやぶきの家だったそうだが、つぎの代のイナカやを2年ほどかけて作り変えたという。自作なのだが驚くにはあたらない。本人の生業は大工、クワバラ建築の社長なのだ。若い奥さん、子供や孫と悠々自適に暮らしている。一族もこのあたりに。

パラグライダーの講習生時代からのつきあいだから20年近くになる。本人は山屋で沢やである。
家の裏に持ち山があって御岳、大岳まで登っていけるらしい。
クワバラ棟梁は河口湖パラグライダー団塊5人組のひとり。自分もそのひとりだが、みんあ歳がおんなじでパラもみんな現役。棟梁がいちばん自由きままに見える。


庭の先に広い畑。庭や畑にはあれこれ建物が多い。温室、倉、車庫、四阿、焚き火小屋、地下室、防空壕、倉庫、薪小屋、薪製作場、犬小屋、鳥小屋。

そのほか重機や軽機など動くものがやたらに多い。ユンボ、耕運機数台、フォークリフト車、トラクター、薪カッター、キャンピングカー、ほかにトラック、軽自動車や乗用車など。

タイヤの点検もたいへんだろうし油を差すだけでも1日かかりそうだが、みんな本人の趣味を兼ねた実用のもののようだ。
日本のカントリーリビング


薪ストーブの家でお茶をいただく。家中あたたまるらしいが「ちょとでかすぎたか」薪がたいへんと。あきる野名物のノラボウ菜とほりたて山芋、キンカンなど大量にもらって帰宅。
帰路、道が込んでいるのはお彼岸のせいだと気が付いた。

3.13.2016

船形山

船形山
長い登り、スキー向き
2016年3月12日 土曜日
member  伊藤フミヒロ 記
朝日とともにスタート。小雪も舞う

三光の宮あたりから船形山

30から1までツアー標識がある

三本木のパーキングから登山口の宮城県水産試験場までは小一時間のドライブ。天気がよいのは今日までらしい。
除雪終点が広い駐車場になっているが一台も車がない。6時にシールスキーでスタート。昨日の雪が数センチ積もっている。
すぐ尾根にとりついて2段、3段と長い登りを行く。小雪が舞い朝日が射すブナ森がきれい。

トレイルがないが今日もひとりかとのんびり進む。三光の宮まで3時間近く。さらに登り下りのあるトラバースが升沢小屋まで1時間。山頂あたりが遠く高く見える。
升沢小屋

形山山頂

後続のローカル

沢を越えひと登りすると千畳敷。小屋のあたりを後続がひとり登ってくるのが見おろせた。それで元気がでたか11時半には山頂。小屋の影で休んでいると後続のおじさんが上がってきた。今日はピークハントには絶好だという。昨日の早池峰のマイナス15度に比べれば格段に暖かい。念のため持ってきたアイゼンを出すことはなかった。

さて下山。
升沢小屋までは10センチほどの新雪パウダーで快適に滑ることができた。登山の人とスキーの人が10人ほど登ってくるのとすれ違う。
三光の宮まではシールで緩く登り返すが、その後は森の中の快適滑降。スキー名山だといわれるだけのことはあるようだ。
1時過ぎに終了。パーキングには車が10台ほど停まっていた。
快適パウダー滑降

登りルートを見下ろす

4号線を下り、富谷のゆっぽ銭湯に寄ってから仙台泉から高速道。
吾妻パーキングで休憩して翌朝帰京。早池峰山と船形山を周回してトリップメーターは1250㎞ほど。


早池峰山

早池峰山
北面アイオン沢から
2016年3月11日 金曜日
member  伊藤フミヒロ 記
山頂部は大岩の迷路

アイオン沢源頭。治山林道が近くまで延びている

さぶい

前日東北道をひた走りして区界道の駅まで。
明るくなるころ門馬口の除雪終点へ。民家のすぐ先。

6時半スタート。ここからひたすら林道を行く。1時間半歩いて握り沢夏山登山口、さらに2時間ほど、林道がやたらに大きく迂回する地点からアイオン沢に入る。
堰堤をいくつか越えて沢源頭へ。堅い雪にうっすらと新雪が積もって登りにくいのでスキーからアイゼンに変える。

急な低木帯を過ぎて蛇紋岩の大岩が点在する稜線部に出る。冬型が戻ったらしく山頂部はガスの中で小雪が舞う。異常に寒いが風がさほどないのでラク。
長い林道歩き

あれが早池峰か

早池峰山頂

怪しい天気

アイオン沢を滑る。アイオンとは台風の名前

13時に山頂。写真を撮って速攻で下山。広くて迷いやすい地形に見える。トレイルは消えていてGPSが頼り。
アイオン沢源頭を滑ってから林道に入る。ゲレンデのような雪道でスキーをぬぐことなく1時間ほどで車に戻ることができた。3時半終了。百名山のひとつだが今日はだれにも会わなかった。

盛岡に下り紫波のラフランス湯に寄ってから東北道を南へ、三本木のパーキングで休憩。



3.06.2016

飯山白山

飯山白山
太郎と山歩
2016年3月5日 土曜日
member 太郎 ケイ 伊藤フミヒロ 記
白山山頂の白山神社

グラウンドから白山と桜山

長谷寺仁王門

雪景色のときに訪ねたかったのだが今年はもう雪がくることもなさそうだ。
飯山グラウンドの駐車場に車を置き、森林公園の外周と園内バリエーションを歩く。3時間ほどのハイキング。
週末だがあまり人はいなかった、がサクラが咲くとすごいことになりそうだ。
谷が2本ある

サクラとタニシの佃煮が飯山名物だそう

3.01.2016

蔵王刈田岳

蔵王刈田岳
たのしいキャットスキー
2016年2月28日 日曜日
member 羽根田 松倉 伊藤フミヒロ 記
大きな社の立つ刈田岳

キャットで山上へ

厳冬の景色だが風もない

2月28日 晴れくもり
抹茶亭に5時集合して東北道へ。去年大雪で白岡でUターンした蔵王スキーの再トライ。今年はなんのこともなく9時過ぎには白石に到着。
澄川のゲレンデで足慣らし。蔵王山がときどき顔を出すので1時のキャットを予約する。4時までには戻って、とのこと。刈田岳まで登りたいが。

1時、3台のキャットが出動。大型の立派な雪上車で、樹氷めぐりのヒトが大部分。ガイド付きで長くつを借りて樹氷原を散策するツアーだ。スキー客はほかにいなかった。日曜日とあって雪山登山のヒトが何人か下ってくる。

最高地点で下ろしてもらう。ガイドレスなので片道3000円。

キャットに手を振ってからスカイラインを登りだすがもう2時過ぎ。シュカブラの山頂を目ざしてピッチを上げる。わずかな登高で3時山頂。冬景色だが風もなく寒さはあまり感じない。山形の盆地が低く見え、お釜も外縁もはっきり見通せる。ラッキーな日に登ることができた。
シュカブラ帯を行く

真冬にお釜がのぞける日は少ないらしい

滑りにくい

ブレイク

下りはスカイラインをショートカットするが結局キャット道を下るのが早い。4時‎過ぎにゲレンデにもどり下山報告。
マイナーな澄川のスキー場だが、樹氷めぐりは人気のようだ。現場のスタッフも親切だ。

遠刈田のロイヤルホテルというやたらでかい宿にイン。

翌日は午後から荒れるというので、宿賃に込みの1日リフト券で宮城蔵王えぼしスキー場で数本スキートレーニング。
遠刈田温泉神の湯に寄って白石から高速道。明るいうちに白岡抹茶亭に戻る。
まっちゃんのセレブな車で帰京