5.28.2010

富士山スキー御殿場ルート

 富士山スキー御殿場ルート

カテゴリ:2010年の記録
富士山スキー御殿場ルート
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<水が塚から。御殿場と富士宮ルートがよくわかる>

2010-5-28
5月28日金曜日
メンバー伊藤フミヒロ単独 (記)
 好天予報が週末から金曜日にずれたよう。早起きして東京を出る。すばらしい天気。水が塚から見ると6.5合目まで滑れるようだ。富士宮5合目7時スタート。平日とあって登山者10人、スキー、ボードが7~8人くらい。アイゼンなしで13時富士宮口山頂。
 
 虎岩に滑りこんでお釜の中から写真を撮る。アイゼンつけて登り返して、御殿場下山口銀名水へ。2、3日まえの新雪できれいだが、ガリガリ。標高3000m、宝永山の崖手前のブル道で、富士宮ルートへシフト。ザラメに変わったバーンを2700mまで快適に滑る。

 5合目3時半帰着。6時には東京に戻ることができた。
動画2本ございます。
御殿場ルート滑る
虎岩から火口壁見上げる

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<火口の虎岩から浅間神社奥宮を見上げる>
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<御殿場滑降ルート。すいていてよい>

5.22.2010

蓮華岳スキー

 蓮華岳スキー

カテゴリ:2010年の記録
20100522
蓮華岳スキー
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カシミール3D

メンバー 児玉都築組 上天気寺本 太郎 伊藤フミヒョロ(記)

2010年5月22日 土曜日
 今シーズンスキーはもうおしまいかと思っていたが、針の木の方へ行くプランに誘われたので太郎と出かける。

 山中湖を未明にでて扇沢。6時過ぎにはスタート。大沢小屋のところで、針の木マヤクボ沢グループと別れてひとり蓮華大沢に入る。大沢出会いから
稜線の雪庇まで一直線に伸びている雪渓全体がよくわかる。太郎を放したとたん枝沢を駆け上たりして奔放。右股をがんがん上がる。太郎が急斜面を
こわがっている。下の方から崖くずれの音が聞こえた。最後はアイゼンつけてバテて稜線11時。蓮華山頂などで1時間半ほどのんびり。かすんでいるが
360度よく見える。蓮華には7~8人。針の木岳には20人くらいいるみたい。

 1245にスタート、登ってきた右股を降りる。ザラメで滑りやすい。急斜面が1kmも続くところは初めてかもしれない。朝は見てない崖崩れの落石が
あった。登り下りともあまり他人に勧めたいところではない。今日のスキーヤーは登りが5人くらい、滑りは、針の木峠経由の人も入れると1ダースく
らいだろうか。太郎は急斜面の下りは苦手だ。昼過ぎに大沢出会いから児玉さんが双眼鏡でのぞいたら太郎が見えたという。

 0245に終了。明日から大雨らしい。上原湯に入って帰途に。渋滞してないのでそのまま東京へ戻る。
落ち口から出会いがはっきり見えるのが面白い

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ググルアースにトラックのせたもの
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リンクで見る
see
動画
太郎、蓮華岳に登る、動画ございます。


5.18.2010

白草流し。ググルアスにのせる

 白草流し。ググルアスにのせる

カテゴリ:2010年の記録
白草流しスピードパラ
楽天では iframaのタグが禁止されていて使えないみたいなんでリンクでトライ
ここがググルアスにのせたgpsトラックページだよ

ん、地面に張り付いている…ようなので改良しなければ。
(伊藤フミヒロ 記)



5.15.2010

富士山白草流しSP

 富士山白草流しSP

カテゴリ:2010年の記録
20100515-16
富士山白草流し
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5月15日土曜日
 朝いちで太郎と東京出。246号すいすい小屋経由スバルライン、奥庭830ころスタート。好天風なし。これならとスピードパラをザックに入れて登り出す。2250mから150mほど上がると残雪。シールで2800mまで登る。表面が堅くなって太郎の足がつるつるしだしたのでそこまで。
 
 風が東から強くなっている。1時間ほど様子見る。平らなところはないので、石ころが散乱する斜面にグライダーを投げ出して滑り落ちないように工夫。強引に飛び出す。標高差200mほど飛んで、もういちど。太郎はいつもどおりいっしょけんめ追いかけてくる。雪渓末端で終了。のんびり下る。
 
 河口湖ダイエーの駐車場から大石見るとにぎやか。夕方なのにたくさんパラグライダーが見えた。珍しい。

16日日曜日
 河口湖大石のパラエリアへ。昨日は30人近く集まったとのこと。今日は10人くらい。コンディションは良好でひとまわりする。春らしいでこぼこした感じもあった。島袋氏と山中湖大平山へ移動。8~9m強風だったがリッジソアリングを楽しむ。6時過ぎ、東名大和渋滞35kmとのことで迷ったが、風呂、ビールしないで、道志道で帰京。すいすいで2時間半で着。
伊藤フミヒロ記
動画ゆちゅぶに上げました。
 太郎とスピードパラに行ったよ

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白草流し

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大石春コンディション

5.08.2010

白馬岳ラウンドトリップ

 白馬岳ラウンドトリップ

カテゴリ:2010年の記録
20100508-9
白馬岳ラウンドトリップスキー
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メンバー ポカラ後藤さん、伊藤フミヒロ 記
2010-5月8日 土曜日
 山中湖を未明にでて6時過ぎにはみそら野ポカラ。名木山あたりはすっかり土がでて、ポカラの庭も春景色。白馬は全景を現している。7時半には猿倉からスタート。ごさまががんがん登っていく。天気晴朗、西風が強い。日帰りスキーヤーが多く、大雪渓はこの日100人以上。1時半ころよろよろして白馬山荘に着く。

 山荘は、1泊2色9000円。剣が正面に見える「穂高」にいれてもらう。日当たりいい個室だが寒い。携帯電話は繋がる。古い顔の渡辺さんグループ10名ほど、平均年齢70近いとか。ほかにカラースポーツトネガワさん顧客10人ほどひきつれて上がってきて、総勢30人ほどの客。風速20メートルでコンスタントに吹いている。山頂に行ったり、そのあたりを滑ろうかと思ったがあきれらめておとなしくしている。ごさまのくま焼酎と売店購入のいいちこポケットビン1000円で和む。8時半消灯、6時朝飯までよく眠る。風収まらず。

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二股付近から鑓見る

2010-5月9日 日曜日
 ごさまはナゼカあまり眠れなかったと言っていた。好天、風は相変わらず15mくらい吹いている。朝飯のあと山頂往復。素晴らしい景色。2号雪渓にシュプールがついている。西風は強いが陽気はそれほでもなく、雪は緩んでいる。8時前に小屋前からスタート。すごい景色を見回しながら快適に清水谷に下る。山スキーの5人グループが後続してきた。中高年。昨夜の山小屋の宿泊客の平均年齢は60歳を超えているのではないだろうか。老婆のようなアルプニストも何人かいたし。があまり他人のことちゃは言えない。

 二股からシール登りで鑓目ざす。2時間ほどで山頂手前。滑りだしを探していると山頂から中央ルンゼを滑ろうとしている人発見。のぞくだけでこわい。大出原のカールの最北側にルートを取る。40度くらいの斜面だが滑りやすい。日帰りスキーヤーが登ってくる中を快適に滑り下って、鑓温泉。露天風呂につかっている人がいた。小日向のコルで鑓を振り返る。中央ルンゼに1本シュプールがついていた。よく見ると下半をのんびり下っている人がいた。2本のシュプールになった。
 
 シュプールだらけの長走り沢尾根を鼻歌で滑り猿倉帰着、2時過ぎ。ポカラにもどり、空いているうちに帰京。連休の翌週のせいかたいした渋滞なし。

 鑓中央ルンゼはネットで記録がたくさん出ている。降旗義道さんが80年代に滑降しているとか。ヤマケイの「実践山スキー」にでているようだ。

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小日向コルから鑓と杓子

gps
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5.03.2010

宝永火口スキーと足和田山フライト

カテゴリ:2010年の記録
富士山宝永火口スキーと足和田山フライト
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5月3日火曜日
 朝起きると、富士山は数日前の新雪で真っ白。好天。太郎と小屋を7時に出る。富士宮口5合目。金森柏組が昨日登ってスキーしてるはず。連休中にくるのは初めてか。車が多いのに驚く。観光にきても記念写真撮るくらいしかやることがないのがここ。

 8時スタート。スキーヤーは少なく登山者2~30名くらいか。3200mの小屋まで上がると雪がだんだん堅くなってきた。昨日のシュプールがわかる。12時半まで雪が緩むのをまつ。太郎とアンザイレンして左手ピッケル右ストックで御殿場ルートへトラバースする。
 ノーシュプールの広大な斜面が広がる。もったいないよう。太郎を自由にさせて、夏道見ながら大滑降。太郎もとぼとぼついてくるが宝永火口の縁にくると俄然元気になって走り回る。

 第一火口の東側斜面を滑る。新雪では足りず岩がところどころ出ている。スキーのダメージ最小で火口底。火口西側の急斜面に2本のシュプールがついている。今日のものみたい。岩もなくきれいな斜面。名人の仕業にみえる。登山者がいて、9合目小屋でザックを落として火口まで探しにきたら、その名人スキーヤーが、ひっかかっていたザックを拾ってくれたとのこと。無傷のジャックウルフスキンのザックを見せてくれる。のんびりしてハイキング道伝いに駐車場にもどる。2時半終了。

太郎の宝永火口激走の動画ございます。
太郎激走

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5月4日水曜日
 河口湖フライトエリアの会員更新に行く。連休中とあって周辺は車が溢れている。大石エリアは毎日飛べているとのこと。うわさのモノラックはまだついていないが5月中には稼動するらしい。そうなると担ぎ上げがなくなるわけだが。天気は悪くないようなのでみんなでテイクオフにあがる。

 タンデムが出たあと、10時半ころテイクオフ。黒岳取ってから毛無山へ、そのまま十二ヶ岳を取って、毛無2000mで離脱、足和田山(五湖台)にタッチしてランディング。70分くらいのフライト。念願の足和田山に初めて行くことができた。ランディングでのんびりしていると王岳まで行ってきた菊池師匠が降りてきた。午後も飛べそうだったが上がる人はいない。小屋に戻って、花や野菜を植えたりする。
伊藤フミヒロ記
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5.01.2010

剣岳スキートリップ by ボルトマン

 剣岳スキートリップ by  ボルトマン

カテゴリ:2010年の記録

剣岳スキートリップ

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パーティの総合力が発揮されたツアーで記憶に残る山旅でした。

カミサンのお許しがでたので、ゴールデンウィークに児玉さん都築さんと一緒に剱岳に山スキーに行ってきました。

5/1
立山側から室堂に入り、雷鳥沢をつめて剣山荘まで入山。建て替えられて快適な山小屋。畳がひかれたキレイ部屋にとおされてラッキー。剱沢小屋はガイドツアーで満員とのこと。こちらは快適。

5/2
三ノ窓雪渓を往復、総合ハイク2200m!。中間部のデブリーランドは滑りにくかった。

5/3
長次郎谷を往復、八ツ峰がかっこいい。稜線直下の急斜面もシールで登れました。前日の長旅をこなして身体にキレが戻り楽勝。昼過ぎには帰還。

5/4
久しぶりの再会RSSAのM石さんと大窓越え。剱沢~二股~池ノ平小屋~小黒部谷~大窓~白萩川~馬場島の長旅。大窓の雪庇下から雪壁を越えるのがしょっぱかった。大窓からドロップした中仙人谷のデブリと落石帯では大きな落石に遭遇して恐かった。板もギタギタ。でも一番ビビったのは下部の白萩川の高巻き。
馬場島付近ではカタクリの花や桜が咲き始め里の春を感じました。天候にも恵まれ、アドベンチャーな滑旅で充実。
馬場島荘で泊まり、翌朝タクシーで立山に移動。一昨日無事に豊田に帰還しました。まさに黄金週間!

今回は山岳スキーレース仕様のマテリアルでしたが、軽量化によりサクサク登れて快適でした。
帰路、立山神社に寄り、山旅が無事に終わった事を感謝しお祈りしました。

藤田 豊@