5.03.1995

Haute-route in Japan-Alps

Haute-route in Japan-Alps
日本のオートルート、立山~槍

ito KISYA
1995年5月3日  (山と渓谷誌に掲載)
槍沢をすべる 


 ゴールデンウイークの北アルプスにはスキーを持って行くのがいい。
春のざらめ雪は快適なシール登行を約束してくれるし、下りは痛快のひ
とこと。雪のない時期では考えられないようなスピードで山やまを駆け
抜けることができる。ときに山は冬の姿に戻ることもあるが、そのあと
には素晴しいパウダースキーイングが待っている。
 
 立山、白馬、乗鞍など、スキーで遊びたい北アルプスの山はたくさん
あるが、いちどトライしてみたいのが、立山から槍ガ岳までを縦走する
”日本のオートルート”。

 これは長くて、そして面白い。真冬には人を寄せつけないロングルー
トだが、春には格好のスキールートに変身する。、ゴールデンウイーク
に営業する山小屋も多く、それらを利用して、ちいさなパックで軽快に
行動することができるのもうれしい。
 
1995年5月3日早朝、立山室堂を三つのグループが槍ガ岳をめざし南下
を始めた。二つのグループはテレマークスキーで、もう一つのグループ
は全員が山スキー。利用できる山小屋は限られているので、順調に進め
ば全員がおなじ行程をたどることになる。ちょっとした山岳ラリーの雰
囲気だ。
 
 初日はガスと小雪の悪天。ルートファインディングに苦労しながらや
っとこさ、五色の小屋にたどり着く。
二日目は高曇りで展望あり。薬師岳越えの長い一日。天気が崩れること
もなく大助かり。足が棒になるころ太郎平小屋へ入る。テレマークチー
ムの後発二人が神岡新道から北ノ俣岳経由で合流。この夜、雪。
 
 三日目。停滞か? 朝食後、薄日がさしてくる。歓声とともに出発。
まばゆいばかりの新雪をラッセルしながら双六小屋をめざす。黒部五郎
岳のカールを小さな雪崩とともに滑り降り、極上のパウダースキーイン
グを楽しんで、四時には、全チーム、暖かい双六小屋へなだれこむ。抜
きつ抜かれつを繰り替えすうちに三つのチームも渾然化し、小屋ではビ
ールが飛び交う。
 
 四日目。槍ガ岳を越える日だ。時間切れの数人が新穂高へくだる。槍
ガ岳組はスキーをパックにくくりつけて、西鎌尾根を行く。槍岳山荘で
ランチのあといよいよ最後の大滑降、槍沢をくだる。滑りがいのある大
斜面だ。槍沢ロッジでスキーをぬげば、このスキーラリーも終点ま近か
。横尾で休む者、気合いを入れていっきに上高地まで下山するものさま
ざまだ。

 比較的天候に恵まれ一日の停滞もなく行動できたのはラッキーだった
。何度もこのルートにトライして、悪天に阻まれた人も多いからだ。 
 


5.01.1995

月山と湯殿山、至仏山

月山と湯殿山、至仏山
春山はボードのほうがお気楽でよいか
 
GASSAN
 
1995-5
 春山スキーはたのしい。があのザラメ雪をざーっ、ざーっと滑り降りる感覚はアキがくる。パウダー
のような良質な滑走感がザラメにはない、といったらぜいたくだろうか。
 そんなわけで、毎年5月中旬恒例の月山キャンプにはボードでいくことにした。ほかに光さんなども
 ボード持参だ。

月山
 喧騒の月山スキー場をさっさとはなれ、ボードを背にツボ足でぐんぐんのぼる。シールつきのテレマ
ークにおくれはとらない。頂上から行人小屋方面にしばらく下り、四ツ谷の壁の上にでる。いきなりが
んがんくだる。一部ノドのようにくびれたところがあるが、横滑りでくだる。クレバスもあるからよく
見ないといけない。スキー場までの長いトラバースに耐え、駐車場へすべりこむ。

湯殿山
 翌日。志津のキャンプ場1000発。再びリフトでのぼり、姥ガ岳山頂までひと足。頂上から裏側へ大き
くまわりこみ、湯殿山へのコルまで滑り込む。ボードを背負って湯殿山山頂まで小一時間。天気がよい
のでゆっくり休んでから、いっきに真南斜面をくだる。幅広の急な一枚バーン。あっというまに滑って
、おしまい。未熟がゆえの転倒あり。昨日の月山の四ツ谷の壁よりも急だ。
 志津までのだらだら下りはボードには苦痛。はずしたり、つけたり、はずしたり、と大汗かいてBC
 着。

至仏山
1995-4
 ボード向きの山というのがあるのなら、それは、ボード背にいっきにのぼって、いっきに麓まで下れ
る山だろう。のぼり下りが多い起伏のある山ではなく、富士山のように絵に描いたような山がよい。で
、至仏山。
鳩待峠までの道があいた直後。0900峠からぐんぐん登る。ツボ足でいけるこの時期は山ボードには最適
だ。途中、時間調整のため、少し滑ったりしながら、1200頂上着。天気がよいからスキーヤーがいっぱ
いいる。知り合いのテレマーカーも何人か。ワル沢を少しすべり、また登りかえし、ムジナ沢側へでて
山の鼻へくだる。雪がきれているところはなかった。

 鳩待峠に戻る道でワル沢を滑ってきたという二人のボーダーにあった。どうやって川の渡ったのだろ
か。

1997-5-5  久保田賢次(DCCC)
2月に一度ゲレンデにいったきりごぶさたしていたスノーボード。
このままシーズンを終わるのもしのびなく、5月5日の子どもの日に、自分の子どもたちはほった
らかしにして至仏山へ山ボードにでかけました。

今年は積雪も少な目と聞いていたので、もうあまり楽しめないかなと思いましたが、案の定、多
くの人がめざすムジナ沢は雪も少なく山頂付近からの滑降は無理、下部も植物への影響が心配され
るので、ムジナ沢はやめにして鳩待峠方向へとダイレクトに降りるワル沢を滑りました。滑り出し
はガスに包まれていたのでやや不安でしたが、ブッシュもほとんど気にならず快適に滑れました。
沢型がはっきりしてくる下部は流水もでてきたので歩きに変えましたが、なかなか満足の行く山
ボードでした。

2.15.1995

COLORAD 10TH-MOUNTAIN HUT TOUR

SPRING SKI IN ROCKY1995

COLORAD 10TH-MOUNTAIN HUT TOUR
テレマークスキーのメッカを訪ねる
. ロッキーだい
 














1995-2? 調査中

東京のパフパフクラブとやらがコロラドへ毎シーズン出没しているという。本家・金持
ちクラブ・TKC傘下の『大国屋ホッピーズ』としてはほってはおけない。周辺もまきこん
で、彼らもテレマークのメッカに乱入したのだった。 
 
とりあえずのレポートです。

その1 二月だというのに毎日ドピーカン。雪質はいまいちでしたが、のんびりしたツ
アーができて最高でありました。

その二 浜田氏の荷物が届かず! ユナイト航空もう少しシャキっとせい。軍曹・直一
のザックもぼろぼろになってしまった。
その参 ガイドのスコットとデビーは、ぼくらと同じような体格で、とっても気さく。
でも倍くらいの荷物を背負っていた。
その四 ピーターエスティンハットのまわりを一日滑りまくる。ここは連泊したかった
あ。
その五 チーズとハムとマスタードの食事はいまいち。わしら洋食は食いつけんもんね
。昼に食べたラーメンがうまかった。日本から持ち込んだモチは大好評。ウメボシはぼ
ろくそ。
その六 下山後はグレンウッド温泉でおもいっきりなごんだ。フリチンはだめよ!
                                (TAKAHASHIヒデオ)

1.04.1995

秋田駒と乳頭山

秋田駒と乳頭山
縦走プランがよいのだけれど
 
乳頭山頂上
 
1995-1-4
メンバー 光、もも、次郎、春水、晴介、アイリ、希沙
 
 夜中に東北道を走って、仮眠し、田沢湖スキー場につく。1000ころ、風はつよいが、まあまあなの
で、秋田駒をめざす。横長根をくだる周遊プランだ。リフト終点からすぐ登る。風が強く寒い。頂上
直下でスキーをはずしツボ足で頂上着。視界わるく、往路をもどる。下山路ですこし迷うが、次郎が
ルートをみつける。
さっさと大湯旅館にむかう。
1-2
0900乳頭山へ向かう。孫六温泉を経由して田代岱山荘まで3時間。
天気がわるいので、休憩後、つけた赤布どおり戻る。林間の滑りが最高におもしろい。ブッシュスキ
イイング。

1996-1-3
メンバー 春水、晴介、アイリ、次郎、もんべる金森 希沙

 正月はやっぱり天気がわるい。スキー場でパウダー練習だ。田沢湖、乳頭スキー場ともに探せばパ
ウダーがかくれている。スキーやボードであそぶ。4日になって日がさす。0830孫六温泉発。偶然に出
あった羽田くんたちといっしょの行動。彼等は田代岱にとまるという。田代岱小屋から、天気はよい
が風の強い尾根を頂上めざす。ほかにも地元のかたが数人。頂上はにぎやか。岩手山が見事。
さっさとくだる。樹間のスキーがたのしい。
昨年はのぼれなかったけれど、やったぜ。春、駒から乳頭までつなげたいね。

1.03.1995

CLIMBING IN PHRANANG,THAI

CLIMBING IN PHRANANG,THAI

正月は鯛、シーサイドでクライミング


1995-1 K
人気のMUAI-THAI BEACHの10.bを登る HIkari
 
メンバー=HIKARI,MOMO,KEI,ITO
東京からプーケットまで飛んで、タクシーを乗り継ぎアオナンへ。さらにボートでプラナン
岬へむかう。陸路がないため島でもないのに舟でいくしか方法はない。

ここにいたるまでも石灰岩の巨大な岩峰がニョキニョキそびえていて、南タイは岩場だらけ
と言い合っていたのだが、ボートが岬に近づくにつれて、あたりの様子がみえてくる。サン
ゴ色の砂浜、ヤシの林、断崖、その断崖がクライミングにぴったりの壁なのだ。

ハイシーズンとあってプラナンのバンガローは満杯状態。汗をかきかき、ようやく空バンガ
ローをみつけて荷をとく。

クライミングショップで最新のトポを手にいれ、それからの4日、私たちは朝夕のクライミ
ングと日中の海水浴を日課としてウダウダとすごしました。

プラナンは日本ではまだ知られていないほうですが、欧米人のあいだでは人気のエリアで、

とくにフラン人が積極的にルートをひらき、いま、250本以上の好ルートがあるとか、グ
レードも幅広く、レベルにあわせてたのしめるしかけになっている。

前傾壁やルーフの岩も多く、今風のクライミングにぴったり。ぼくらにはどちらかというと
不向きな岩場ではあった。
ボルトもしっかりとペッツエルなどがうたれていて、スクールなどもあり。
タイ人のクライマーにパリジェンヌ風の娘がクライミングを教わっている風景もしばしばみ
られた。

1月とはいえ、日中はバカ暑いので、朝と夕方にクライミングするのがよいでしょう。
食堂で食べるタイフードが美味で食べ歩いたり、離れ島にツアーしたり、クラビーの町に遊
びに行ったり、あんまりクライミングはしませんでした。

プラナンのバンガローが日本から予約できるといいのですが。電話がつうじるのでファック
スで頼めるところもありそう。そのほかは問題なし。
エアチケット入手のさい、旅行社に予約を頼むのがよいかも。
トポはカラファテで売っているのをみたことがある。

11.03.1994

明星山南壁マニフェスト

マニフェスト/明星山南壁
伊藤忠男
 
3ピッチ目をリードするCHU
 
 ボチボチ黴の臭う記録。94年11月3日。
 何年か前に7ピッチまで登ったが、新人を連れていたこともあって時間切れで引き返した
 。2、3、4ピッチ目の核心は一応僕がオンサイトしている。今回は相棒がぴかちゃん(
 森光)でクライミングの力は僕より上だし、それにタフだ。

 先行するパ-ティ-がクウィ-ンズウェイに入っていくのを見て安心した。どこにいても
 この壁の中で石を落とさずに動くことは殆ど不可能だから、同じル-トに複数パ-ティ-
 で取り付くのはホントにヤバイ。
 
  1、2ピッチ目は僕がリ-ド。2ピッチ目は出だしのかぶり気味のクラック(5.8)
  から、微妙なトラバ-ス(5.9)。ちょっと濡れていて緊張する。3ピッチ目が下部
  の核心でぴかちゃんの出番。今日的なム-ブが連続するがボルトの間隔も近い。楽々オ
  ンサイト、...やるじゃん(5.10d)。
  
   フォロ-しているときに“ラ-ック”の声で身を伏せた。ぴかちゃんの肩に小さな落石
   が当たったがダメ-ジはないという。4ピッチ目はグレ-ド(5.10a)の割りには
   考えさせられる。パズルはとうに解いてしまっている僕がリ-ド。
   
   5ピッチ目はもろい、ぴかちゃんは下部城塞を超えて姿を消した。ロ-プ一杯でコ-ル
   がかかりフォロ-。中央バンドに顔をのり出すと、ロ-プラインがおかしいことに気付
   いた。彼は右へ振りすぎて、すでに6ピッチ目に当たる部分までカバ-してキャプチュ
   -ドのビレイ点にいる。難しくはないが絶対に落ちられないフォロ-になってしまった
   。
   
   7ピッチ目で僕がマニフェストへ修正する。8ピッチ目、快適そうな上部城塞はぴかち
   ゃん、手の切れるような被り気味のカンテを辿ってやはりオンサイト(5.10b)。
   9、10ピッチ目の易しいフェ-スを超し、上部核心と言われるフェ-スもぴかちゃん
   に譲った。彼は長いリ-チを活かして、どこが難しいのか分からないといった感じでク
   リア-した(5.10d)が、僕はホ-ルドが欠けて落ちた。そう難しい気がしなかっ
   たので、くやしい。
   
   鷹巣ハング下のテラスに着くと、手から血がぼたぼた出ているのに気付き、最後のピッ
   チは僕の番だがぴかちゃんに変わってもらった。右上するクラック、高度感とランナウ
   トで気が抜けない(5.9)。彼はこのピッチが一番緊張したそうだ。
   
    さらに2ピッチ、腐った岩屑を避けて紆余曲折し、ロ-プを解いて下降点を探し廻るが
    、踏跡は判然としない。どこをどう歩いても足元の岩屑がずるずる動いていやな感じだ
    。トポにある“大きな松ノ木”も2本や3本じゃないので、さらに迷う。迷っているう
    ちになんとなくそれらしい踏跡が見つかっった。分かれば、30分で取り付きへ戻れる
    が、どうやって分かったのか、二人とも説明できない。
    
    僕たちはいまだに、あそこの核心は終わってからヨ、と口を揃える。懸垂の方がいいの
    かもしれないが、石灰岩は雨水での侵食が顕著で、懸垂(ボルト)支点がみんな、首が
    出ている。整備するよりも歩いた方がいいもんなあ。まっ、馴れだろうけど。取付8時
    、終了12時30分、駐車場2時。

10.18.1994

小川山父岩、屋根岩3峰南稜神奈川

錦秋の小川山父岩、屋根岩3峰南稜神奈川
大晴れの2日、名ルートばかりのぼる

小川山ストーリー5.9と南稜神奈川
 
1994-10-18.19
メンバー CHU,PEMBA.TOMMY,羽根田、汽車

10-18
10月10日をすぎるとキャンパーもクライマーもぱったりと見えなくなる、
という小川山の現象は事実だった。
先週のにぎわいが嘘のような静かさ。しかも素晴らしい天気。紅葉黄葉がみ
ごと。陽気もなごやか、汗ばむほど。朝晩のひえこみは格別だが。
ビギーナーもいるので、ひさしぶりに父岩へ。一年に一度くらいはよいだ
ろう。大人気エリアなのにあたりにクライマーの気配はない。

小川山ストーリー5.9とその右、小川山ストリート5.9プラスか、をのぼる。
TOMMY,PEMBAがリードする。快適なたのしいクライミングがあじわえる。
ストリートのほうがすこし難しいか。足場がきれいに作られていて、さすが
人気ルート。左のクライマーのクを汽車リート。10.c、のフェイスだが核心
は2、3手、以前よりらくに登れる。
左に移り、レタス畑でつかまって10d。スラブだが核心は一箇所、ボルトの
位置がよいから安心だ。終了点まで気をぬけない。
タジヤン2は10aの2ピッチのルート。1ピッチめの出だしのスラブは10a
以上あるとみた。1ピッチめはトップルートでも楽しめる。が、2ピッチ目
まで抜けるのが楽しい。

10-19
きのう以上の好天。一日中ぬくぬくしていた。
羽根田くんと二人で屋根岩3峰南稜神奈川へ。
1パーティ取り付きにいたが、さきに譲ってくれる。右の新しいルートを
のぼるつもりだったようだが、ショートルートとしり、僕らのあとにつく。
1ピッチ目は簡単なフェイス。2ピッチめは高度感のあるフェイスをのぼる。
こわがらず落ち着いていけばことさら難しいところはないはず。3ピッチめは
木登りのあとチムニーをゆく。木登り用の木がなければむずかしいかも。チ
ムニーはずりずりとのぼるのがこつ。がっちりはさまれるので恐さはない。
4ピッチ目は歩きで、5ピッチめは右にちょとくだって、さびたリングボルト
のあるのぼりやすいところを登る。45メーターで終了点、支点がないので
小さなハイマツで支点をつくる。
天気がよければ素晴らしく楽しいクライミングになるだろう。今回の僕らの
ように。


父岩と唐沢滝の岩場 
1998-10-10.11

MEMBER DCC KIM JMCC

10-10
DCCのクライミング講習会をひらく。5、6人しか集まらない。宣伝も不足だ
ったが、クライミングはけしてポピュラーな遊びとはいえないなと実感。先生
は宮崎秀夫先生。クラスとしてはちょうどよい人数。父岩でタジヤンと小川山
ストーリーなどを登って楽しむ。夜は焼肉。
10-11
北山開拓王が唐沢の滝の岩場に作った高難度ルートを初登するというので同
行、初登りのあとトップロープでのぼったり、写真をとる。絶好の好天、秋
晴れだ。早めに仕舞って、渋滞道を帰京。