5.06.2006

雨飾スキー

カテゴリ:2006の記録
5/6。雲の多い晴れ。
決算をなんとか終えて前夜遅く白馬入り。
でもどうにかこれでカンボジアに出られるか・・
しかし今日もまた寝坊してしまう。

・8:00白馬を出た。
小谷温泉から雨飾方面と分かれて金山へ向かうがすぐにブロックの崩壊で道が埋まっていて、断念。
大海川側のシゲクラ尾根に変更。
予想通り物凄い雪。
道路から駐車場まで延々3m以上の雪の壁が続いた。
きっと大海川も埋まってるんじゃないか・・って読んだが、・・んな訳ないか。

・9:10駐車場出発。ツボで。
埋まるどころか、左右の支流からじゃかすかブロックが落ちていて、ひどい状態だ。
雨飾のP2から降りてきたスキーヤーと会う。
上部の雪壁も落ちそうでびくびくものだったと云う。
これは僕もそう思っていた。あそこはヤバイぜ、今年は。
それでも2人以上のシュプールが入っていたけどね。

・11:00樹林帯を1500まで上がって荒菅沢側の尾根を回り込んで一休みしていたら、目前ででかい雪崩が起きた。
ブロックがごろごろ転がってトラバースルートを壊してしまった。
ぶつかった訳ではないけど、動けなくなってしまったひとがいて、近づくと腰が抜けた、という。
見ると、ぐにゃぐにゃの革靴にスノーシュー。
頂上から降りてきてトラバースを終えた瞬間の出来事だったという。
歳は30代前半か。
一緒に降りて欲しいと云う。
放っておけない感じがしたので、スキーで先導する。
大海川っぺりまで急斜面と深いクレパスが続くんだ。侮れない。

・14:00無事に駐車場に着いてホッとした。
これで終わりかと思いきや、彼、車のキーを無くしたと云いだした。
んで、山田屋まで連れて行って女将に相談。JAFを呼ぶ寸前、彼が再び云った。
「すみません、ありました」、内心”こいつ、オレみてえ~”などと・・思いましたけど。

別れ際、彼は財布を開けて食事をおごらせて欲しいと云いだした。
”親切というのは川の流れと同じ。戻してはいけません。その気持ちは困っているひとに向けましょう~”
などとお坊さんみたいなことを云って、ワタクシは彼を煙に巻いてしまいました。

ってことで、ちゅうの2006GWはこれで幕。

※貼付写真は今回狙っていた金山のシゲクラ尾根(右手の沢が大海川の源頭)、去年P2から撮った写真です。


ちゅう
5/6。雲の多い晴れ。
決算をなんとか終えて前夜遅く白馬入り。
でもどうにかこれでカンボジアに出られるか・・
しかし今日もまた寝坊してしまう。

・8:00白馬を出た。
小谷温泉から雨飾方面と分かれて金山へ向かうがすぐにブロックの崩壊で道が埋まっていて、断念。
大海川側のシゲクラ尾根に変更。
予想通り物凄い雪。
道路から駐車場まで延々3m以上の雪の壁が続いた。
きっと大海川も埋まってるんじゃないか・・って読んだが、・・んな訳ないか。

・9:10駐車場出発。ツボで。
埋まるどころか、左右の支流からじゃかすかブロックが落ちていて、ひどい状態だ。
雨飾のP2から降りてきたスキーヤーと会う。
上部の雪壁も落ちそうでびくびくものだったと云う。
これは僕もそう思っていた。あそこはヤバイぜ、今年は。
それでも2人以上のシュプールが入っていたけどね。

・11:00樹林帯を1500まで上がって荒菅沢側の尾根を回り込んで一休みしていたら、目前ででかい雪崩が起きた。
ブロックがごろごろ転がってトラバースルートを壊してしまった。
ぶつかった訳ではないけど、動けなくなってしまったひとがいて、近づくと腰が抜けた、という。
見ると、ぐにゃぐにゃの革靴にスノーシュー。
頂上から降りてきてトラバースを終えた瞬間の出来事だったという。
歳は30代前半か。
一緒に降りて欲しいと云う。
放っておけない感じがしたので、スキーで先導する。
大海川っぺりまで急斜面と深いクレパスが続くんだ。侮れない。

・14:00無事に駐車場に着いてホッとした。
これで終わりかと思いきや、彼、車のキーを無くしたと云いだした。
んで、山田屋まで連れて行って女将に相談。JAFを呼ぶ寸前、彼が再び云った。
「すみません、ありました」、内心”こいつ、オレみてえ~”などと・・思いましたけど。

別れ際、彼は財布を開けて食事をおごらせて欲しいと云いだした。
”親切というのは川の流れと同じ。戻してはいけません。その気持ちは困っているひとに向けましょう~”
などとお坊さんみたいなことを云って、ワタクシは彼を煙に巻いてしまいました。

ってことで、ちゅうの2006GWはこれで幕。

※貼付写真は今回狙っていた金山のシゲクラ尾根(右手の沢が大海川の源頭)、去年P2から撮った写真です。
kanayamamap




ちゅう