初スキーと八ヶ岳登山
2020年11月12-14日
member ito 記
編笠山から南アルプス |
イエティ。大きな雪製造工場がある |
11月12日 木曜日
シーズン初めのスキーは富士山麓のイエティがいつも。
午前中に1ダースほど滑った。1本1㎞らしいから12㎞のダウンヒル。後半どんどん調子よくなってきた。
天母の湯によってから精進湖経由甲府にくだり、小淵沢道の駅に泊まる。
編笠山のシラビソ林。編笠山!権現岳は甲信県境 |
ギボシの岩峰。右奥権現岳 |
蓼科、霧ヶ峰、北アルプスなど |
若ものは日帰りでがんがん行く |
権現頂上と小屋 |
八ヶ岳核心部 |
石仏のようなおにぎり岩の頭にタッチできる |
おにぎり岩。鉄剣と石碑がある |
11月13日 金曜日
道の駅から編笠山の登山口の観音平までは20分ほど。
広い駐車場には数台のみ。朝日をあびて7時スタート。
植林帯をぬけて雑木の森を行く。緩い勾配だがしっかりと高度を上げていく。シラビソの森の中に、編笠山直登と青年小屋へ迂回の分岐があって8時半。編笠山は明日に残しておいて迂回ルートを選ぶ。長く感じるトラバース道でそれでも10時に青年小屋着。
小屋はまだ閉まっていた。
徒歩4分の水場が生きていて水補給して権現岳を目ざす。樹林帯の急坂を登り、森林限界をこえるとカンバ、ハイマツの明るい尾根にでる。のろし場というところ。正面の岩山がギボシ。ガレ場の登りになりクサリもでてくる。頂上下の権現岳小屋はとっくに閉まっていて、すぐに山頂。12時。
ここまで後からきた数人に越されたかもしれない。今日の山はそれくらいですいている。こないだ積もった雪は融けていてスノトレ靴でも楽勝の山道だった。 とはいえ雪山になっていたら冬靴にアイゼンも必要だからこの時期の靴選びはむずかしい。
観音平の標高が1550m、青年小屋が2400m、権現岳が2715m、5時間は標準タイムだから近い山かもしれない。昔は中央線の信濃境駅標高950mか小淵沢駅900mから歩いて登ったはず。下りも長かった。
雲ひとつない好天で富士山から北アルプス白馬の先まで見える。頂上からは赤岳横岳阿弥陀岳などなつかしい顔が近い。二人組がランチしていて三ツ頭へ回って観音平に下るという。若ものは日帰りのこの周遊ルートを選ぶようだ。トレランの人にひとりも会わなかったのは珍しい。
頂上で1時間ものんびりして青年小屋にもどる。2時。小屋の煙突から煙がでていて人が入ってきたようだ。この時期は週末営業らしい。小屋閉めは明日。
テントは見当たらないが、小屋の客は10数人でガイド付きおばさんグループもいた。小屋締め手伝いもいてにぎやか。go toキャンペーンの特別料金、クーポンでお酒も買える。ストーブのまわりで雑談。さすがに標高2400mなんで個室の夜は寒かった。
そうそう小屋は2代目の建物で還暦を迎えたと言っていたから、昔しこの小屋を見たのは新築そうそうのころだったことになる。
遠い飲み屋。徒歩で3時間ほど |
青年小屋の朝 |
編笠山の展望は最高。ちなみにおとなりの西岳はかなり悪い |
諏訪湖の向こうにアルプスなど |
南アルプス。フォッサマグナはこのあたりかな |
翌11月14日 土曜日
5時半の朝食。富士山の方から日がのぼる。風が少しつよい。6時半スタート。30分ほどの登りで編笠山山頂2524m。ことしいちばんの絶景かな。朝日の高さがちょうどいい。斜め光線であちこちきれい。
下りはじめてしばらくすると続々と登山者がのぼってきた。すれちがったのは50人以上かも。好天の土曜日、人気のある山だということがわかった。車に戻って9時終了。観音平の駐車場は上も下も満車だった。
小淵沢道の駅で野菜など買って、甲府で洗車してさくら湯経由、勝沼から中央道利用。午後おそく帰京。
インスタグラムのサムネイル |
ーーーーーーーー
ーーーーーーーー