10.22.2023

節刀ヶ岳(せっとうがたけ 御坂山塊)

アプローチが不便なのか静か

date 2023年10月21日 土曜日

member itokisya記

上 大石峠から富士山や十二ヶ岳など 下 大石公園。朝早くから大混雑



眼下に河口湖と大石の村がみえます。奥に三つ峠や山中湖



ヤマケイネットのコースタイムでは5時間


前日の午後出。まだ陽気のいい丹沢は敬遠して道志みちで山中湖へ。富士吉田道の駅にイン。金曜日ですが車泊車が多い。北や南からのナンバープレートも多く富士山は観光地ですね。


翌朝河口湖大石へ。節刀ヶ岳(1736m)周回プランです。大石ペンション村入り口の二股の先になんとなく駐車場があります(10台くらい。舗装路が終わったところ)。寝すぎてスタートは8時20分。ここの標高は950mくらい。

節刀ヶ岳から北、奥秩父方面



大石峠の道は若彦街道のまんま。標高差500mほど、66曲がり



御坂の稜線は秋のさなか



金山山頂。パラグライダー周遊では中藤尾根からでてここがヤマ場


大石峠(標高1500m)を目ざします。古い街道で若彦路。往時そのままの道が残っているようです。ジグザグが66曲がりあるそう。植林帯をぬけて雑木森になると峠はすぐ。10時10分着きました。河口湖と富士山がよく見えます。峠道(若彦路)は北へ下って芦川村から甲府盆地へ続いています。南側は鳴沢から富士山裾をぬけて富士宮、中道街道と合流して静岡にでます。


節刀ヶ岳へは気分のよい稜線歩きです、秋風が冷たく手袋がほしいくらい。11時40分(1736m)山頂到着。富士山の頭は雲にかくれてしまいました。奥秩父方面が見えます。会ったのは中高年ひとりものが4人。若いカップルがひと組。休日にしては空いていると思います。


金山へ下ります。金山山頂からさらに下り、分岐を見落とさないように大淵谷(奥川)へ下る道を探します。大石ペンション村へ、という標識があってこころ細い路が分かれていました。ピンクテープがところどころついているので迷うことはないでしょう。急坂です。このあたりは地滑り地帯で大規模な堰堤が数十個作られています。10年以上前にきたときも工事中でしたが今もまだ続いているよう。


工事用道路にでてコンクリの坂道をころがるように歩くと大石峠の分岐、すぐ駐車場に着きました。13時50分終了。千葉県ナンバーの車が一台朝と同じように停まっていました。行動時間は5時間半、標高差は800mくらいです。

御坂山塊の西側のはすいているようです


明日もどこか? いいプランが浮かばずそのまま帰路につきました。多摩川(二子玉川)で花火大会があるとも知らず大渋滞にまきこまれてしまい失敗でした。花火はよく見えました。

帰りにみた多摩川の秋の花火大会


         

富士五湖エリアは、観光の人や外国人が多くてざわついている感じです。宿や店や食堂も今風にあわせようと必死のようす。まず土日は避けたほうがよさそう。

とはいえ観光の人がこない山はいいです。