夏のトリップと山登り、国道158号沿いの山
2025年7月8−13日
だいたい晴れ、午後雨あり、梅雨明け10日。
member itokisya(記)
乗鞍岳3025m
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乗鞍岳 |
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肩の小屋まで40分 |
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山頂もうすぐ |
2025年7月9日 水曜日
前日夕方に出て中央道原パーキングで仮泊。標高930mで涼しかったです。
明け方再スタートして松本ICから国道158号。平湯トンネルをぬけてほおのき平スキー場着7時半ころ。
夏はこの駐車場が乗鞍畳平ゆきシャトルバスの発着になります。もうかなり並んでいます。
7時55分発の始発のまえに一台増便があり予定どおり定時のバスに乗れました。
畳平についてそのままスタート8時20分。バス2台分のハイカーが今日は乗鞍岳をめざすようです。
車道を歩いて肩の小屋からはガラガラ道で山頂3025mまで。2時間かかりました。夏山らしい好天です。山の花も盛りのよう。
穂高などもう雲が湧いていて遠くの山はよくみえません。
行きの道をもどって昼に終了。雨がポチポチしてきました。
バスで駐車場にもどり、平湯の森に移動、夕立のなかの露天風呂になりました。
奥飛騨の道の駅の手前にJAのスーパーがあります。ちょと仕入れしてから道の駅でやすみました。
標高750mですが雨もあり涼しくなりました。
西穂高独標へ
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ロープウエー展望台 |
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高いのがピラミッドピーク、その右が独標。左奥西穂高岳 |
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独標山頂、いちばん奥が西穂高 |
2025年7月10日 木曜日
奥飛騨の道の駅から新穂高のロープウエーまでは2−30分のドライブ。第二ロープウエーの始発は845分でチケットは事前購入すみ。
登山者が3−40人ほど、ほかに外人観光客も。夏山らしい好天の日。
山頂ロープウエー駅2150mを9時スタート。森の中を登って西穂高山荘、森林限界、そのまま稜線にでてアルプスらしい風景をながめます。
最後は岩場になって独標着12時、標高2700m、松本深志高校の小さな遭難碑をみつけました。昭和42年8月、おなじとき北穂小屋の軒先で雨宿りしていたのを覚えています。
遠くでカミナリがなっているのでさっさと下ります。雨がおちてきました。雨具を着るとすぐあがりました。
下りは14時15分のロープウエー。
駐車代は6時間600円ですがこえると1200円。
平湯にもどりコンビニに寄って、昨日のほおのき平スキー場にもどります。駐車場の前の宿がすくなの湯です。
標高1200mで避暑には最適なところでしょう。
三方岩岳
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ヒメサユリが咲いてました |
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険しい岩場がありますが見るだけです
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2025年7月11日 金曜日
ホオノキ平から高山に下り東海北陸道で白川郷へ。村から離れたところに駐車場ができていて観光はいよいよめんどうそうでした。
白山ホワイトロード(旧白山スーパー林道)の全開通、今年は今日の10時。料金所まえにならびます。定時にオープンで片道1700円でお土産をいただきました。
岐阜と福井県との県境トンネルの手前が三方岩岳の登山口標高1470m。
10時45分にスタートして三方岩岳南峰標高1736mに12時着。
日本300名山のひとつ、遠くの山はよくみえません。霧が流れ冷えてきました。雨になるまえに下ります。1時終了。であったのは5,6人、しずかな山でした。
深い峡谷沿いのくねくね道を白山市へくだります。白山がよく見える道なのですが今日は遠望なし。
国道157号にでて勝山をとおって大野にはいりました。城下3番通りのカベクラゲストハウスにイン。
今日も明日もひとりで貸切りだそう。欧米風なつくりで新築ぽい。広くて大きな宿です。
リビングからは大野城が目の前、
近くの大野食堂へ行って夕食をとりました。
荒島岳
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大野郊外から荒島岳方向 |
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大野城の南に荒島岳 |
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荒島岳山頂部 |
2025年7月12日 土曜日
朝早起きして荒島岳勝原口(350m)へ。5時なのに先客ハイカーや草刈り奉仕の人などにぎやか。今日も暑い日なので早朝登山のつもりでしょう。ブヨがいてすそまくりした脚をかまれました。蚊は射す、ブヨはかむ。悪質です。
5時半に歩き出して1530mの山頂まで4時間半、暑くて長い道のりです。ジグザグが少なくて直登りが多いのも特徴。後半は岩場っぽいところもでてきて気をつけないといけない山でした。2時前にはクルマにもどりました。土曜日なので若い人など5−60人には出会ったとおもいます。
以前荒島岳に登ろうとこの駐車場まできましたが、天気悪くてやめたことがあります。白山に登った次の日でした。
今回登ることができて、これで日本100名山はすべて登ったことになります。荒島岳はいつでもいいと後回しにしていたのですが、もう登る山がないとなるとさみしい気分になりますね。
城下町を見学してゲストハウスにもう1泊。
翌日も早起きして158号国道で一乗谷朝倉氏遺跡をたずねました。早朝なので散歩の人だけ、静かな名所でした。ここもふだんは白川郷のように観光バスが行列になるのかもしれません。
福井ICから北陸道にのって敦賀まで行き港と金ヶ崎城山をみました。敦賀港は東京からウラジオストク経由モスクワ、パリまでの欧州ルートの中継点だそうです。このあいだまで。
ふたたび高速にのって名古屋から新東名で帰京。全ドライブ距離は1000km余でした。
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158号と荒島岳 |
おまけ
早目の夏休みのつもりで涼しいところへでかけました。
中央道松本ICから山へ向かいました。乗鞍や西穂、白山北側の山は涼しかったです。大野市へ下り荒島岳にも登りましたが標高低く暑かったです。
そのあと九頭竜川沿いに下り一乗谷などみました。福井から北陸自動車道に入り敦賀港をみてから米原経由で東京にもどりました。
それで、ドライブした国道158号のことを書きます。
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国道158号 |
国道158号。松本から沢渡、中の湯を通って安房トンネルを抜けて平湯、高山へ通じています。乗鞍岳や平湯、上高地へ行くときのおなじみ国道ですね。高山からは白山の南側の山間部をまいて美濃白鳥。岐阜・福井の県境油坂峠をトンネルでぬけて九頭竜川沿いに下り、大野市を通って福井市で日本海に出あう。158号が福井にまで行ってることなど知らない人が多いはず。わたしも。 2025年3月に九頭竜湖のあたりがこわれて今は通行止め、修復1−2年かかるようす。それを知ってどうの、というわけではないですが以前、一度走ったことがあります。今回、白山ホワイトロードの開通日に合わせてプランしましたので、高山からは158号を外れましたが、白山市に下り、大野でふたたび158に対面し福井市まで走りました、そんなわけで。
ところで。大野には鉄道も福井市から伸びていて越美北線といいます。九頭龍線ともいわれているようです。一両だけの編成です。レールはさらに川沿いにさかのぼって終点九頭竜湖駅までつながっています。いっぽう岐阜県の美濃太田から北濃駅まで伸びているのが長良川鉄道越美南線です。北線と南線はつなげるつもりでその昔計画されたようです。もう越前と美濃がこの鉄道でつながることはないようです。それよりも北線がいつまでもつかが問題のようなのです。  |
東京からひとまわり1000km。歩けば1ヶ月以上かかるでしょう |
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ゲストハウスかべクラから越前大野城 |
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大野三番通りのカベクラ本店、ゲストインは裏手にあります |
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敦賀港新港 |
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金ヶ崎城 |

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夢のあと、一乗谷川の流れ |