11.16.2014

円山木の頭

丹沢三峰
2014年11月15日

member 太郎 伊藤フミヒロ記 
有名な弁天杉、黒いのは太郎

塩水林道から見る弁天杉と本間の頭

三峰稜線から見る蛭ヶ岳

15日土曜日
天候 晴れ
 前日富士吉田から移動。塩水橋に入る。前回下りで支尾根に入ってしまった円山木の頭(中峰)南東尾根(弁天杉尾根)を登って丹沢三峰を歩いて東峯(本間の頭)南東尾根を下るプラン。
 未明には登山者の車がたくさんやってきた。7時スタート。小一時間でワサビ沢出合。林道から分かれ丸太橋をわたる。50mほど登ったところで左に堂平に上がる細道があった。前回丹沢山に登るときはこれを見逃して急登りで難儀したところだ。
 弁天杉尾根への取り付きも不明なのでとりあえずワサビ沢に下る。大きな堰堤の上で適当なところから急坂を登りだす。ひとのぼりで立派な仕事道と出合う。取り付きはワサビ沢のもう少し上流らしい。
 しばらく行くと右に分かれる仕事道があった。細紐が渡してあって意味ありげ。これが弁天杉へトラバースする道だった。下り気味に進むと植林帯の中に巨大な杉が1本立っていた。根回り10mほどか。縄文杉ほどではないが立派、丹沢山中では有名な巨木だという。
 仕事道に戻り尾根を上がる。造林の森が終わると踏み跡程度になって雑木の森に変わる。前回道を外した場所は、下ってきた場合は迷いやすいところだと分かった。一度下ってしまうと登り返すのが億劫になるものだが丹沢の沢は厄介なところが多いから気をつけなければ。
 この道はマニアにはよく知られたバリエーションルートで、ため息の出るようなとか美尾根とかブログでは形容されていた。ほんとうにきれいな森だ。
 落ち葉をラッセルするようにして登り11時前に円山木の頭。急に北風が吹き付ける。縦走路では数人のハイカーとすれ違う。丹沢三峰には、4つか5つ数えられるピークがある。無名の頭の山頂は三峰の中でも様子がいい。
本間の頭(東峯)東南尾根。なぞの大木

踏み跡は落ち葉に埋もれてわからない

本間の頭(東峯)東南尾根の夫婦ブナ
大山や蛭ヶ岳の展望がよい。江の島や大島が見えた。
 本間の峰(東峯)から宮ケ瀬方向へ少し下ったところから南東尾根に入る。GPSを見ながら注意して下るが尾根は明瞭で踏み外すことはなかった。古いハイキング道の形跡があちこちにあった。弁天杉尾根ほどではないが、こちらも悪くない。ブナやモミ、樹種の不明な巨木がたくさんあった。
 尾根を下り切ったところが塩水橋でとても便利。1時半終了。
 
塩水橋から気軽の周遊できる

赤トラックが今回、青は先週のもの


 
道t外しの核心部