6.25.2016

本栖城跡と烏帽子岳

本栖城跡と烏帽子岳
青木が原樹海から尾根伝いに

2016年6月23日 木曜日
樹海の中の謎の石垣

本丸にある案内

烏帽子岳山頂と雲中富士

本栖湖畔から城山、烏帽子岳、パノラマ台


天候 はれ
member 太郎 伊藤記

甲斐と駿河を結ぶ古道がいくつかあって、富士山西麓を抜ける道を中道往還というそう。本栖湖畔から青木が原樹海を縫って精進湖、さらに女坂峠、右左口峠を抜けて甲府に至る。駿河湾で採れた魚を徹夜で運んで翌朝に甲府の市に間に合わせたとか。商いの道でもあり軍道でもあったようだ。精進の村は間の宿場でそんな様子が見える。

本栖湖畔の本栖隧道バス停から烏帽子岳裾の青木が原樹海を行く。11時半スタート。樹海の岸辺を行くのでくねくねしているが平坦な道だ。東海自然歩道なので整備されている、が人通りはない。国道にぶつかる手前に城山経由烏帽子岳に続くハイキング道があって城山への案内がある。

いきなり急坂を登るようになって、右に精進湖左には本栖湖を見下ろす。細尾根をしばらく行くと本栖城跡にでる。雑木のきれいな森の中、堀切や郭などが分かる。そういえば樹海の中にも人工的な石積みが続いているところがあった。あれは街道伝いにあった軍事用の石がきなのか。
城山登り口

防御のための堀切

本丸の平

本栖湖の向うに竜ヶ岳

3、2の郭のあと比較的広い敷地が1の郭で本丸らしい。いずれもそれほどの広さではない。溶岩石で作られた当時の石積みも見られる。武田軍が中道往還を見張るための山城というか砦だったという。狼煙台もあった。このあたり地形図には城山と記されている。

本丸でのんびりしてから、狼煙台の裏からさらに縦走路を行く。小さな岩場や細尾根もあってハイキング道としてはグレードが高い。けっこうな登りが続いた後、ひょいと烏帽子岳の山頂に出た。この先はパノラマ台から三方分山へ続く稜線で女坂峠に立つことができる。

パノラマ台は富士展望で知られているが烏帽子岳も似たような立地で悪くない。富士山は雲に隠れているが樹海や御坂や天子の山がよくわかる。少しの時間だが富士山頂も顔を出した。

本栖湖へ下る道は急斜面だがジグザグが上手に作られていてストレスなし。あっという間にスタート地点に戻ることができた。本栖トンネルを抜けてクルマをピックアップ。3時前終了。かなり登ったり下ったりした気分だったが湖畔と烏帽子岳山頂の標高差は350mしかない。今日はだれにも会わなかった。

浩庵荘前から本栖湖畔をひとまわりして、湖西岸の山の様子を眺める。いくつか峠があるがあまりヒトが歩かないエリアらしい。
朝霧高原から天母の湯に寄って小山の道駅へ。ひとやすみしたらすっかり暗くなっていた。

烏帽子高から青木が原樹海、西湖が見える

赤矢印が城山とパノラマ台

ちょうどいいハイキングルート