海辺から夜明山経由ひとまわり、バスツアー
2022年10月25日〜26日
メンバー イトウフミヒロ 記
おがさわら丸。日本の離島船としては最大、巨船です |
見えてきました |
初めて小笠原へ。
シーカヤックとハイキングします。おが丸パックを利用して現地3泊、船中2泊の5泊6日コース(これしか選べない)。目いっぱいの計画を立てましたがどうなるか。このさき1週間の天気予報はくもりと雨マークが多いのです。
東京湾レインボウブリッジをくぐり一路南へ |
おが丸パックはおがさわら丸パックのこと
で船代と宿がセットになっていて、いくらかお得です。10万円くらいから、選ぶ宿と船室のグレードによってさらに高くなります。
(おがさわら丸は週に一便。東京と小笠原父島とを往復します。これ以外に小笠原へ行く方法はありません。おがさわら丸は1隻しかありませんから東京港をでて父島に3泊逗留してから東京に戻ります。なので観光客は行きも帰りもそれに合わせて旅行するのがフツーです)
東京港竹芝から
12時発のおがさわら丸に乗船。高層ビルを背に東京湾を南下。外海にでると波が高く、今日は揺れる日のよう。気分よくありません。暗くなるころベッドにはいりました。
父島二見港つきました |
中央山地から西と東の海が見えます |
天体観測もこの島の大切な仕事らしい |
翌朝、朝食のころ
には船はもう小笠原の海を走っていました。ぴったり24時間かかって、26日の12時に父島二見港に到着。埠頭からこどもたちが、おかえりー、と叫んで海に飛び込んでいます。歓迎してくれてる模様。
やすおん家にイン、町をぶらぶらし、午後の小笠原観光のバスツアーに参加しました(おが丸パックのオプショナルツアーで別料金)。
固有種が多いのが小笠原の特徴、南海の孤島ならでは |
タコの木 |
島の中央部には屋根のような脊稜が連なる |
12〜3人の参加者で、
ドライバーがガイドも兼ねています。ていねいに島のあれこれを解説してくれました。きれいな浜を見てから山に上がりいくつか展望台をたずねました。高くもりの日で青い海はなく寒々していますが実際はかなり温かいです。都内より10度は高い。電波望遠鏡や植物園にもよりました。
植物や地形はもちろん小笠原の特別な歴史を話していただきとても勉強になりました。
宿は民宿みたいなところ、お気楽です。窓の多いやたら広い部屋で、ベッドが4つもあります。ベランダは10畳くらいあって洗濯ものが干せます。若い夫婦とひとり旅の青年、それに私の4人が朝晩の食事を同じテーブルでとります。クリタさんとタニモトさん。
夕方、浜に出てみると
きれいな夕焼けが広がっていました。
夕方、大村湾(前浜)で散歩する |
おが丸パックの内容、留守宅用 |
追記
不思議なpcr検査
おがさわら丸に乗るにはpcr検査が必須になっていて、ということは父島、母島にはpcr検査なしでは上陸できない、陰性のヒトのみ入島できるということです。
検査は、小笠原海運(小笠原村もか)から送られてきた検査キットで前日に検体をとって竹芝の事務所まで持っていってチェックしてもらう。なんでもなければ翌日の乗船OKというもの。
念のいったことですが、こんなことをやっているところはほかにあるのでしょうか。伊豆七島でも南西諸島でも聞かないようです。不思議。
陰性のヒトだけが乗っているはずのおがさわら丸ですが、マスクなど必須です。父島でも母島でも基本みんなマスクしています。不思議。
これを聞くだけで、めんどう、しばらく小笠原へ行くのはやめておこう、と思うヒトもいるはず。別天地小笠原の不思議のひとつだとおもいます。