11.23.2015

立野峠と穴路峠

倉岳山と高畑山
立野峠と穴路峠を訪ねる
2015年11月22日 
日曜日


天候 くもり
member   伊藤記
穴路峠

倉岳山下

浜沢薬師堂

 道志道駅から秋山村浜沢までは先々週通り道坂峠を越えて都留へ。蛇の目の工場脇を経由する。都留は昔の谷村郷でこのあたりではいちばん大きな町だったという。谷村から朝日川沿いに上がる道が秋山道で雛鶴峠をトンネルで越えると秋山川水系に入る。道志十里以上にさみしい寒村だが雛鶴姫などの伝承がある古い村だという。

 廃校になった浜沢小学校がさみしい。向かいの運動公園に停めさせてもらう。前回はここから二十六夜山に往復したのだが、今日は、秋山川をはさんだ向かいの倉岳山と高畑山を目ざそう。途上に知る人ぞ知る立野峠と穴路峠があるはず。

 8時スタート。村中には立派な薬師堂があって境内には浜沢の大ケヤキがあってこれは有名らしい。ケヤキはいささか異形だが存在感はすごい。道を進むと農家の庭に出る。おじさんがイノシシに大根をやられたと仕事中。立ち話して、山道は向うだよと教えてくれる。

 1mもない細道に入り沢沿いの植林帯を上がる。
 すぐに秋色の雑木エリアになって、斜上するトラバース道を行くと尾根に出た。そこが有名な立野峠だった。秋山浜沢から梁川に通じている古い道。中央線の駅から登ってくることができるのでこのあたりはハイカーが多い。二人組が丁度上がってきた。

 立野峠からは楽しい稜線縦走となる。尾根の北側が中央線や甲州街道、相模川(桂川)の谷で、川道とも言うらしい。扇山、百蔵山などがよく見える。南側が秋山の谷で二十六夜山や道志の山々。
 急坂を頑張ると倉岳山山頂。9時半。富士山が見えるらしいがあいにくな天気。もうひとり上がってきた。

浜沢から見る二十六夜山

立野峠

 きれいな尾根道を下ると穴路峠。窪んだ幅広の古道が両側の谷から上がってきている。峠自体も凹型になっていて美形。尾崎喜八の紀行文で一部には知られた峠だと、峠のむこうへさんのブログで知った。横山厚夫先生はこのあたりに何度も通ってひいきにしているらしい。

峠のむこうへさん
http://homepage3.nifty.com/tougepal/anaji.htm

横山厚夫先生
http://yamatabi.info/yokoyama19.html

 中央線鳥沢駅から登ってきたらしいグループとすれ違う。穴路峠の先のピークが天神山で猿橋や上野原、相模川、中央道、中央線、百蔵山、扇山を見渡すことができる。

 さらに30分ほどで高畑山。楢山という旧名だったそうだがなぜか高畑山と変わったという。ここも富士展望の山。都留側から中学生のグループが上がってきた。ヒトが多そうと太郎を連れてこなく正解だったかもしれない。
倉岳山からの高畑山

天神山から百蔵山、扇山

浜沢への下り道から穴路峠を振り返る

 来た道を戻り穴路峠からは穴路沢に沿った古道を秋山無生野に下る。秋山側からの登りと下りではだれにも会わなかったからたいがいのヒトは中央線の駅から登ってくるのだろう。アスファルト道を歩いて車に戻る。秋山川をのぞくとヤマメが見えた。1時前終了。
 秋山道から藤野経由相模湖IC、中央道。事故渋滞というので国立から多摩川伝いに帰宅。