1.03.2017

大峰山弥山

大峰山と伊吹山
雪山ハイキング
2016年12月31~2017年1月3日

天候 はれ
member 伊藤記
樹氷がいっぱい

大峰山弥山


大峰山

12月31日 土曜日
前日の金曜日の未明に東京出。東名から名阪道に入り亀山から橿原へ。あすかの湯でのんびりしてから吉野路黒滝道の駅へ4時ころ着。12時間以上かかっている。

道の駅を見学。柿の葉すしと吉野葛が名物のようだ。かなりイナカで気温はマイナス0℃と寒い。

翌朝暗いうちに大峰山登山口の行者還トンネルへ向かう。
天川村に入ってから道を間違え洞川温泉の先で行き止まり。バスも通っている秘湯らしい、Uターンして川迫川沿いの超のつく細道で行き止まりまで。数台の車がとまっていて登山の若者に聞くと、12月頭でこの先はクローズとのこと。登山口の行者還トンネルまで6~7キロ歩くようだ。雪の上の足跡を見ると先行が数人いるようでこころつよい。
行者像

長い閉鎖国道

7時半にスタートしてトンネルまで速足、1時間半はかからなかったが疲れた。トンネルはシャッターが下りていて春になれば開くそうだが、この道をまた走ることはなさそうだ。
山道に入ると数日前にそうとうの雪があったようで、登るにつれて深くなるが、トレイルがあるのでラク。重いザックをかついだ中年登山家4人を抜く。頂上の小屋で年越しらしい。

北風が強くて寒い。マイナス10度ほど。昨日今日と寒気が入っているようだ。
弁天の森10時半、その先でようやく目ざす弥山が見えた。行者像のところで11時10分。あと高差300mほどか。トレイルが下っていくようなので途中から直登して雪山気分になる。トレイルがまた合流したのをみると夏道は大きく迂回しているようだ。
12時半、弥山小屋で一人にあう。声をかけたらびっくり仰天したのでこちらが驚いた。山頂は小屋のすぐ先で神社のある平凡な山頂だった。向かいに八経岳が見えるが、時間切れで割愛。
往路を戻る。行者像のところで中年登山家グループと行きかう。今日会ったのはこの4人と先の一人、だけだった。
凍った林道を転ばないように気をつかって下る。4時終了。

通行止めゲイトから行者トンネルまで標高差280m、弥山山頂までさらに800mだが起伏があるので900mほどか。トレイルがあったので登れたがラッセルするようだと届かなかったかもしれない。

黒滝道の駅から大淀市大淀道の駅へ移動。

1月1日 日曜日
吉野川沿いに走って川上村経由大台ヶ原ドライブウエイへ。1時間もドライブして入口にたどり着いたがクローズ。ネットを見るとここも冬季閉鎖の道だったようだ。ここの林道歩きは15キロほどらしい、昔しきたことがあるからまいいか、とUターン。

吉野山に寄ってみる。道は細く土産物屋と宿が密集していて夏はクルマでは入れそうもない。サクラの季節はたいへんなことだろう。吉野神宮で初詣する。
北上して琵琶湖東岸伊吹に行きたい。

大宇陀温泉の立ち寄り湯で朝ぶろ。正月のふるまいもあって朝からにぎわっていた。さらに北へドライブ。このあたり、近畿一帯がそうだろうが、豊かな土地に見える。信州や東北の寒い村とはちがう。歴史がちがうと言われそうだが、寺や神社も多い。

湖東三山のひとつ西明寺に寄ってから彦根城へ。西明寺はそれなり、城の方はたいそうにぎやかだった。天主閣からの伊吹山は険しい雪山に見えるがストック1本で登れるだろうか。

明かるいうちに伊吹道の駅着。正月で店は閉まって閑散としていた。車泊の車も数台。遠い町のナンバーで登山者のようだ。目の前に伊吹山が大きくそびえる。近くで見ると化粧の雪が消えてハイキングの山に戻っているようだ。

車泊カー仕様で

吉野神宮

彦根城