5.18.2018

岩櫃山

吾妻の真田城山

2018年5月15日 火曜日
member 太郎 ケイ 伊藤記
南側から岩櫃山

沢ルート

山頂と東の峰

5時過ぎにスタート。環八のラッシュ前に関越道に入る。
渋川伊香保ICで降りて子持ち道駅に寄る。昔の白井宿のことである。吾妻川をさかのぼる。岩井洞の前はお菓子やになっていた。群馬原町の岩櫃城を模した立ち寄り温泉は閉鎖になったようだ。

東吾妻町で国道から外れて細道を岩櫃城跡入り口へ。テレビの「真田丸」で賑わったところで広いパーキングと案内所があった。10時半ころスタート。

新緑の雑木林を行く。城跡は、江戸時代初めに取り壊されたとかで土木の遺構が残るのみ。城跡から広い尾根道を進むと、いくつか小さな岩場がでてきてハシゴやクサリがある。9合目が前衛のピークで向いに山頂が見える。岩峰になっているので太郎は連れていけない。
城跡の駐車場

小さな岩場がある

吾妻の平らを見下ろす

3級ほどの岩場の上が山頂で3人の年寄りグループと会う。12時過ぎ。見晴らしがよくてあちこちが見える。登山ルートは数本あるらしい。反対側の岩場から登ってくる人が見下ろせる。ピークからの下りはクサリはあるがかなり怖い。

下りは沢ルートを選ぶ。いくつかの岩峰があって印象的。火成岩で小石をコンクリートで固めたような大岩だ。以前ジャック穂高や宮崎さんと中之条の近くで岩登りしたことがあったがそこの岩と同じ。

1時過ぎに車に戻る。初夏の陽気で暑いほど。太郎を連れての山歩はこれから無理のようだ。
四万温泉へ移動。四万川をさかのぼるのは初めて。行き止まりのようなところに温泉街があった。積善館にイン。

夕食前に宿のあるじの館内歴史ツアーに参加した。温泉宿と湯治のことなどとてもいい話だった。温泉と施設は最高に古くさく大正昭和のモダンも入っていて好み。部屋や食事もなかなか、それでコスパがいい、あれこれ感動しました。
人気の歴史ツアー

四万は散歩道もない見どころもない珍しいところ。
積善館は千と千尋の神隠しのモデルになったという

向かいの大型観光ホテル(グランドホテル。旅館たむらの経営)が場違いであたりの景観を壊しているのが残念。公園にするとよいと思う。四万温泉には犬の散歩道もないのだから(たむらは四万いちばんの土地持ちでバス会社も持っていたという老舗。地域のパイオニアで功労者らしいのだが)。