9.26.2023

焼石岳、霧の山頂 東北の旅2

花の名山ですが、夏枯れです。1日あるいて一人あっただけ

date 2023年9月20-21日 水木曜日 

member itokisya記

中沼から焼石連山は雲の中

上沼。朽ちた木道が続きます

風と霧の焼石岳山頂


9月20日 水曜日

焼石連峰は大きくてきれいな山ですが、日本100名山ではありません。雪のとき仲間とスキーで登ったことがあります。胆沢(いざわ)ダムができる前、石淵ダムがそれにのみこまれる前です。


前夜に車泊したのは東北道中尊寺パーキング、暗いうちにでて胆沢ダムまでやってきましたが、ここでひと休み。

明るくなってからダート林道を中沼登山口へ。広い駐車場にはだれもいません


中沼登山口標高730m、6時20分スタート。

中沼、上沼などきれいな湖沼をゆるい勾配で通りぬけます。遠くに焼石連山が見えますが山頂部は雲の中。

銀明水小屋(標高1170m)8時50分、2時間半かかりました。

つぶ沼からも登れるが長い、積雪期に

リンドウが盛りです

銀明水避難小屋

泉水沼、ほかにも池や沼が多い

この山が焼石だとおもった。横岳らしい


その先も長くて、小石がころがる河原を行くような歩きにくい細道が続きます。

後ろから青年がやってきました。あの山に登るのになんでこんなに遠回りするんですか、と聞くと、いやあの山は横岳といって焼石岳ではありません。焼石はいまみえませんがもっと先にあるんです、と教えてくれました。レンジャーかなにかの仕事をしている人のようでした。今日で会ったのはあとにも先にもこの人だけ。


泉水沼のあたりから風が強くなってきました。焼石らしい影がみえてからはわずかな登り、10時半焼石岳山頂(1547m)につきました。霧と風で展望なし、そうそうに下山、登ってきた道を戻ります。銀明水小屋にはこの小屋が好きらしいクマの写真がありました。銀明水小屋はスキーできたとき泊まらせてもらったはず。

行きも帰りも駐車場に1台ぼっち


ロックフィル式の胆沢ダム


中沼登山口には14時に戻りました。全行程8時間、登りが4時間半、下りが3時間半、単純標高差は800mくらい。ヤマケイネットのコースタイムより時間かかりました。

焼石岳は全体に勾配がゆるく、横の移動が多いです。池や湿原があちこちにあってとてもきれいなところだとおもいました。スキーで登り下りする方が早いです。

明日木曜日は雨予報ですが明後日は回復かも、とのことで、さらに北へ移動します。この日は花巻西南道の駅で1泊おたのみしました。コンビニや食堂があって便利なところです。

参考

1996年3月の焼石岳スキーの記録

https://itokisya.blogspot.com/1996/03/blog-post_21.html

9月21日 木曜日

予報どおり、1日雨。矢巾町の南昌の湯でくつろいだあと小岩井農場を訪ねました。初めてだとおもいます。傘をさして、農場見学。ガラ空きでけっこうなところでした。その後、雫石道の駅へ移動、広くて、温泉もあって快適なところでした。

明日、天気がよくなれば網張スキー場の夏リフトを利用して岩手山に登る予定です。

小岩井農場


つぎは岩手山