1.17.2009

ヤマボクから笠岳、志賀高原、木島パラ

 ヤマボクから笠岳

カテゴリ:2009の記録
kasa1

090117 笠岳

お正月から懸案になっていた笠岳に行ってきました。
天気は、今日が一番ましな天気でしたが、行ってみると曇り、雪もちらほら。
ヤマボクのスキー場を、フミさんと一巡りする。非圧雪ゾーンも入る。
山に囲まれた、自然の地形を生かした、のどかな雰囲気のスキー場。


スキー場トップから、シールを貼り林道に入る。トレールは無い。20cmほどのラッセル。延々と山腹を巻く。突き当たりのカーブの手前で、ショートカット。やがて、半分雪に埋まった峠の茶屋が見える。山は見えない。茶屋の横に登山道の看板が有るが、雪に埋まって、どこが道か分らない。空いている所をシールで登るが、やがて木々が濃くなる。急な登山道の手すりが出てきた所でスキーはデポ。雪の下に階段が有るようだが、腿までスポッと潜る。何とか手摺に捕まったり、足を掛けたりで、攀じること暫く。手摺も再び雪に埋もれ、道らしい所をラッセル。時々スポッと落ちる。この辺はスキーの方が良かったかも、かんじきが欲しいところ。平になった先に小さな壁に鎖が垂れる。どうやら山頂下のようだ。雪を払いながら岩場に足を掛け攀じる。山頂だ。意外に長かった。 展望は無いが風も無い。
下りは、少々急なので注意するが、スキーをデポした所まで、早い。スキーを着けて下るが暫く濃い。茶屋が見えてきたころ、やっと幾らかのオープンバーンに出る。熊の湯側から、1グループ上がってきたようだ。
ショートカットした後、林道を戻る。スキー場の方は、青空が出てきたが、笠岳は、雲が晴れない。リフトの上でショートカットして、滑り込む。
タコチコースの上部は、なかなか景色がいい。ノートラックを探しながら、パウダーを楽しむ。沢が狭まると林道を櫛ざき状にゲレンデ状態になっている。時々、林に入ってパウダーを楽しむ。ずっと林道を下る。ほどよい傾斜でスキーは走る。ボードはストックが欲しいところ。スキー場っぽく無く、山の雰囲気。
それも終わり、最後の登りが待っていた。緩いがけっこう登らせるなあ。皆、つぼで歩いているが、テレマークならなんとかOK。
やっと着いた山田温泉スキー場は、何とものどかなスキー場。リフトは無く、トロイカという2つの橇を交互に上下させる乗物が運行されている。ゲレンデはもっと上まで有り、ボードを持って、登っている人もいる。
結構な時間になった。朝、置いて行った車にスキーを乗せヤマボクに戻る。16時ちょうど、スキー場も終了だ。フミさんと分かれ、山田温泉の共同浴場「大湯」に浸かった。聞いていたように、総檜造りの湯船は、かなり熱い。温湯に一度入り、暖まったあと入ると、なんとか大丈夫。いい湯に長居してしまった。

伊藤 裕之


ヤマボクから笠岳
2009年1日18日
前日スタート。山中湖経由で用具を調達して菅平越え。ゆっくランド前で仮泊して山田温泉ちびっこゲレンデに予定どおり0730着。ひろゆきさんと合流、1台で山田牧場へ上がる。小雪の舞う天気、風なし。牧歌的な雰囲気で自然地形と非圧雪バーンが多くバックカントリー練習場としては悪くない。それらしい若人も多いようだ。ひろゆきさんは正月に詳しく取材している。寺島、瀬戸さんにあいさつしてヤマボクスキー場をひとまわりしてからゲレンデトップへ。
リフト小屋で届けを書いてから1015にスタート、林道を行き2,3箇所ショートカットして峠の茶屋へ。笠岳へ続くオープンバーンを斜登行。樹林帯でスキーを置く。急な登り、と深い雪に往生するがやっとこ1330山頂に立つ。視界はないが風もなく寒くはない。
粉雪深雪を滑って1445にゲレンデに戻る。タコチコースに入って滑走と最後の登り返しがあって1545ちびっこゲレンデに戻る。トロイカのあるのんびりしたゲレンデでここも牧歌的で悪くない。
高山村の山際をトラバースして夜間瀬へ出て志賀高原に上がる。石の湯ロッジで児玉都築組、はるみさんなどと合流。遅くまで会合。はるみさんが十和田湖で熊を撃退した話などあれこれ面白かった。
翌朝熊の湯から笠岳を撮影して志賀のスキーは割愛して、夜間瀬に下り木島平へ。おとといあたりの粉雪が残っていて4本のパウダースキーイングができた。
風悪くスピードパラグライダーは3本のみ。岡さん、羽衣、広岡さんなど常連が多かった。追い風で早い早い。菅平越えで本庄まですいすい走って高速で帰京。この週末はスキー場も道もがらがら。
伊藤フミヒロ
kasatruck