ピークが三つある。鶴峠から
2017年5月26日
Geographicalのトラック。山と高原地図よりも安上がり。 ハイキングならガーミンの代用として使えるか、、 |
member 太郎 伊藤フミヒロ記
このあいだ武甲稜線笹尾根の日原峠を訪ねたとき、車で小菅の湯まで足を延ばした。途中に鶴川源流の鶴峠に三頭山への登山口があってラクに往復できるらしい。
鶴峠は小菅と上野原を結ぶ古道(西原道)にあって、今は県道が通じている。観光ドライブ向きだが細道が随所にあってサンデードライバーには難度が高いかも。iPhone用のGPSアプリ、Geographicalの評判を聞いたのでそれも試したい。
県道沿い飯尾の集落、このあたり一帯が西原 |
鶴峠の地蔵様 |
雑木のきれいな尾根を登る |
11時半にスタート。スギの造林森から天然の雑木の尾根に上がり、新緑のきれいな山道を辿る。都会は真夏日になるとかの予報だったが、日差しはさほどでもない。尾根道はいくつかコブを越えていくが直線ルートなので早い。神楽入の峰1447mを過ぎてひと登りで三頭山ピーク。2時半。峠からの標高差は700mもないが水平距離が長い。
夏の陽気で山はかすんでいる。富士山はわからず、小金沢連峰や三つ峠、大菩薩峠などが見える。東峰の展望台からは御前山など北の山がいくつか見えた。
西に小金沢連山など |
山腹をまく古い道 |
帰路はいったん北尾根(ヌカザス山側)に下り山腹北側をまくトラバース道を選ぶ。枯葉の溜まった緩い下りがえんえんと続く。ハイキング道というよりも古道のように見えるが小菅の村人が利用したのだろうか。数馬など南秋川へ通じる細道があったのかもしれない。あるいは今は湖底に沈んだ小河内の人が上野原へ抜ける道だったのかも。
4時半終了。石仏など見かけたのは、鶴峠の首なし地蔵がひとつだけ。小菅の湯でのんびりして翌早朝に帰京。