5.14.2024

高指山(奥多摩)

 新緑の山 2 小菅道の駅から牛寝通りへ

date 5月11 日 土曜日

member itokisya(記)


丹波山道の駅の朝。向かいの山を超えて小菅に行く道路がすごい



飛龍山だったか雲取だったか

モロクボ平はきれいすぎ



石塔ありました。古甲州街道のものか

巻道が多い。あとから一人

小菅(山沢川)に戻ってきました。あの稜線まで行ってきたはず

           

  

1274mが高指山。大菩薩はまだまだ遠い

           


たいした展望はありません

車泊したのは丹波山道の駅。10時間も熟睡したのは前日の朝が早かったからでしょう。土曜日とあってくらいうちから登山のクルマの出入りが多いです。ここは山に近いから。


週末なのでどこか空いている山へいきましょ。小菅村から牛寝通りの大マテイ山あたり、と見当をつけてスタート。小菅道の駅はここから3-4kmですが、ひと山越えなければなりません。くねくね急坂道で2度3度も走りたくないところですが、行きます。


小菅道の駅も朝から賑わっていました。7時15分には超軽量パックで歩き始めました。スマホマップをみて慎重に登山口を探します。

いったん山沢川に下りました。大マテイ、モロクボ平、牛寝登山口の案内がありました。標高700mです。対岸の植林帯のうす暗いジグザグ急坂を登ります。

杉林を過ぎると尾根にでますが急造りの林道が登山道をあちこち壊していてなんだかな、という感じ。

しばらく我慢してモロクボ平にでました。広くて気持ちのいいところです。新緑がきれいですから秋もよいでしょう。


高指山(たかさすやま)の巻道を行った先でひとやすみしました。この先が牛寝通りらしい(尾根伝いに奈良倉山までという説もあり)。ここまで2時間以上かかっています。


後ろから一人登ってきました。あったのはこの方と下山したときに抜かれたトレランナーひとり。この道は大菩薩石丸峠からの下りにつかう人が多いようで、登る人はあまりいません。


先は長そうなので手近かなピーク高指山でよしとしました。分岐から10分ほどで標高1274mの頂上に着。10時。展望はありません、が静かです。


往路を戻って12時終了。中央道が混まないうちにと、大月、上野原経由で午後帰京。


以下参考地図

aが丹波山道の駅(青梅街道)、bが小菅道の駅。大菩薩越えの3本の古道。

古甲州道。青梅街道は江戸時代の道でそれよりも古い道らしい

※古甲州街道について  上図と下 府川公広さんのページ






やはり西原・棡原(山梨県道18号)を帰るのがよかったかも


5.12.2024

三頭山ハイク 奥多摩

 新緑の山 1 桧原村の都民の森周遊

date 5月10 日 金曜日

member itokisya(記)



いい天気です

三頭山(みとうさん)。お昼なので10人くらいいました

三頭山東峰展望台から大岳山と御前山

登山道がたくさんあります。左回りしました

新緑の奥多摩エリアへ。

朝早く出すぎて檜原村の秋川沿いのパーキングで時間調整したのですが。奥多摩周遊道路は8時オープンと聞いていたので。実際は桧原都民の森まではゲートなしで行けるようでした。


都民の森には立派な駐車場があって園地風。8時に歩きはじめました。ここの標高1000mほど。日がさしてシャツ一枚で行動できます。鞘口峠(さやぐちとうげ 1142m)から三頭山へ。いちばん近いルートです。数人のハイカーが前後にいます。


1530mの三頭山頂には10時半到着。富士山や雲取山など見えます。

下りは大沢山から石山ルートを選びました。ほとんど人に会いませんでした。三頭大滝に下って遊歩道を駐車場へ。1時半に終了。5時間のハイキング。標高差は500mすこし。登りやすいけっこうな山だと思いました。


三頭山は鶴峠(山梨県道18号)から以前登ったことがあります。山頂の様子など記憶にありませんでした。ピークが3つあって広い山頂です。鶴峠にはまともな駐車場はありません。


奥多摩周遊道路経由丹波山道の駅へ。くねくねですが2車線でドライブは楽です。のめこいの湯でのんびりしました。         

※2017年鶴峠からの記録

https://itokisya.blogspot.com/2015/05/blog-post_27.html

えーと、雲取山だったか、丹沢大室山かもしれない

三頭大滝。ここまでは観光道でいけます

都民の森の外周をひとまわりがよいです。石山の路はきれい

三頭山はあきる野(五日市街道)からよく見えました。頭が3つある

今回のドライブ。220km。丹波山道の駅にわざわざいったのは小菅道駅温泉が休みだったので

丹波山道の駅。のめこいの湯はぬめっこい湯の意味らしい。
定価900円でやや高いですが、3時からは600円になります


4.27.2024

月山と鳥海山の春スキー 2

鳥海山麓をあちこち

date 4月22日~25 日

member matukura haneda itokisya(記)

鳥海山。大きいです

湯の台口から走れるところまで

滝の小屋を目ざします、長い

森の中を登ります

ブナ森でランチ

適当なところから滑ります


2024年4月23日 火曜日
好天。象潟の金浦温泉を出て鳥海山の西麓を南へ。田舎道を湯の台温泉へ回り込みます。鳥海高原線を上がります。標高600mくらいで全面雪の道となり進めません。
クルマを置きざりにしてシールスキーで登ります。ブナ森を900mくらまで登ったところでよしとしました。下ってきた山岳女子は七高山まで行ってきたそうです。鶴間池、滝の小屋はまだ先。シールを外します。下りは直滑降であっという間でした。

酒田に下り土門拳写真記念館をたずねました。広い公園の一角にモダンな建物がありました。写真は多数、見たことのある写真もありました。
旧市街の若葉旅館にイン。歩いてすぐのところに山居倉庫や旧本間家がありました。
老舗の宿で万事ていねいな応接でした。おしんの宿とありまして往時ロケ隊の宿になったとか。



酒田山居倉庫、素晴らしい歴史遺産です


銀山温泉見にいきました


山寺、めったにない感動の地です、はねださん写真

山寺の芭蕉像、40歳代らしい

はからずも奥の細道のいくつかを辿りました


2024年4月24日 水曜日
酒田から最上川に沿って遡ります。芭蕉やおしんもこの川を下ったはず。
思いついて銀山温泉を訪ねました。せま苦しいところでしたが名物の大正ロマン系の宿が並び、外国人も多く賑わっていました。
天童に下り山寺(立石寺)を初訪問。自然の霊気が漂う聖地でした。人はあまりいません。連休には大騒ぎになるのではと想像しました。
1日曇り空でしたが雨にはならず、ありがとうございます。

行きと同じ米沢経由(東北中央道)で那須ハネダ亭まで戻ります。温泉につかってもう1泊、翌朝帰京しました。
動線に無駄のない旅だったと思います。天気がアタリで写真も映えます。もろもろありがとうございました。

まつくらさんのこの日の日記
象潟からの鳥海山夕景。まつちあん写真


今回のトリップは東京から往復で1200kmほどでした



4.26.2024

月山と鳥海山の春スキー 1

連休前にみちのくツアーにでかけました、まず月山

date 4月22日~25 日

member matukura haneda itokisya(記)



初日は米沢道から月山、秋田象潟まで行きました

月山、雪は充分


4月22日  月曜日
早起きしてマツ亭へ5時。小雨模様。那須でハネダさんピックアップして一路北へ。サクラ前線を追います。栗子トンネルを抜けるころには日がさしてきました。月山スキー場姥沢に11時。青空が広がりあちこちの山が見えます。

リフト1回券800円で尾根上コースを滑りました。もう一回リフトで上がり沢コースを滑りました。春の雪でした。ハネダさんはリハビリ中でスノーシューで散歩です。



いい天気です。無風、暑いくらい

朝日連峰を眼前に、これだけで充分

まっちゃんガンガン滑ります


月山を滑ったあと酒田道を鳥海山めざします


山形道を鶴岡へ下り、鳥海山をずーっと見ながら日本海に沿って秋田県の象潟まで北上しました。
三崎峠や奥の細道、象潟など史跡や景色をみました。

金浦温泉学校の栖にイン。部屋は和室で建物の並びや廊下などは昔の小学校の雰囲気がありました。
鳥海山はこちら北側から見るのが様子がよいようです。


秋田側の祓川口(矢島口)、海側の鉾立口(ブルーライン)は除雪前で不通です。明日は南面の湯の台温泉(滝の小屋)から鳥海山に登ります。山頂まではちょっとタイヘンでしょう。
この湯の台口はゲートはありますがいちおう通行可能で雪が融けているところまではクルマで上がれるとのこと。昔とかわりありません。

マツクラさんのこの日ブログ

4.17.2024

稲含山 天空の秋畑那須も

前の日 丸沼で春スキーもしました


2024年4月15-16日 月火曜日

member 伊藤フミヒロ記


飯野文江さん撮影の一枚。秋畑那須地区、天空の村

ユーチュブの動画。奥の峰が稲含山、たいそう立派な姿です


稲含山頂。遠くは雲とカスミで見えません。
山頂は下仁田の領域です、みたいな標識ありますがなんでしょう?

丸沼スキー場トップ2000mから武尊山

沼田城跡から見ました。見事な子持山



2024年4月15日 月曜日

朝早くでて関越道、沼田ICから片品道で丸沼高原スキー場へ。

好天で夏日のよう。Tシャツで滑っている人もいました。8割以上がスノーボードです。

ぐしゃぐしゃの雪質ですが面白く滑れます。

大人1日券が5500円、シニアが4900円で安くありませんがモトはとれました。山以外でいまどき滑れるところは少ないのです。谷川岳天神平に比べればまともな方でしょう。星野にかわった天神平は評判が悪いようですね。

10時ころから1時過ぎまで、ロープウエーを4本、リフトを6本。ダウンヒルコースを滑って途中でリフト2本を登り返して滑るとちょうどいい感じです。

標高2000mのゴンドラ山頂からは日本百名山がいくつも見えました。


サクラ満開の沼田城址に初めてよってみました。昔のお城はなく公園です。崖城だったようで利根川の先に谷川岳がよく見えました。

渋川から県道に入って安中経由甘楽へ。旧小幡城の町で風情があります。甘楽道の駅は空いていました。あまり観光の人がこないところらしい。穴場です。

今回のドライブは450km。渋川ー安中県道はいい雰囲気でした

       

2024年4月16日 火曜日

甘楽道の駅(標高230m)を7時半に出ました。雄川に沿った地方道を遡ります。秋畑に入ると正面に鯉のぼりの連なりが見えました。

小さな公園駐車場から写真を撮りました。

ここからも稲含山への登山道もあるようですが、細い車道が雄川左岸急斜面を登っていくようです。これを辿ります。

ヘアピンを繰り返しながら高度をあげます。このあたりの上が秋畑の那須地区で、段々畑とところどころに民家があり眼の前の谷に鯉のぼりが連なっているというかんじです。春の花が咲いて桃源郷のよう。

にほんの里100選に 秋畑那須は選ばれている)


家がなくなりさらに林道をくねくね行きます。対向車があるとイヤなところです。稲含登山の核心はこの道の往復かもしれません。

標高1000mの神の池園地が登山口で新しい稲含神社のあるところです。20台くらい駐められそうです。ここまで舗装道です。

8時半に歩き始めました。けっこう急な山道が続きます。ところどころに鳥居や案内板があります。送電線の先で下仁田側からの登山道といっしょになります。まだ新緑や名物のアカヤシオには早く、さみしい山道です。

10時前に下仁田側の稲含神社につきました。立派な造りで神楽の舞台もあります。登頂ノートがあって休日は人が入っているようです。今日はだれもいません。

山頂は100mほど先であっさり到着(標高1370m)。ブッシュもなく全方向が見えます。があいにく雲が多く遠望はききません。浅間山や鹿岳、荒船山などが見えました。気温は12度くらいですが日があたり暖かいです。


だれも登ってこないので30分ほどのんびりして下山しました。下りは分岐から秋畑の稲含神社側へ下りました。こちらの神社はあまり手入れされていないようで朽ち始めていました。

11時半にクルマに戻り終了です。林道を下仁田に下ることもできますが道が悪いらしいので来た道を帰りました。

甘楽の小幡にもどり国道254号で東松山ICまで、関越道は空いていました。


稲含神社と秋畑

稲含山頂から見下ろす秋畑那須。斜面に民家と耕地があるよう

山頂直下の下仁田側の稲含神社。風に飛ばされないのが不思議です


・稲含山(いねふくみやま) と神社

下仁田や甘楽では地元の学校校歌にも歌われていて日々仰ぎみるシンボルのような山だという。下仁田や甘楽、富岡あたりから見上げる稲含山は雄々しく立派です。

稲含山は稲含神社に由来する山名です。ほかではあまり聞かない珍しい名前のよう。稲含神社の祭神は稲含みの神で、日本に米作りを広めた女神らしい。ひそかに稲の種を口に含んで渡来したとか。現地の案内にそんなことが書かれていました。

稲含山には下仁田栗山側と甘楽秋畑側に神社があって、それぞれ神事も行われているらしい、けれど両神社は争いもあったとかで仲がわるいとか。

秋畑の神社はそのうち崩れそうな様子でしたが、神の池の登山口には立派な新しい神社が建てられていました。車が入れるところまで下ろしたのでしょう。

以下は参考。ネットのわかりやすい解説(山猫さん)です。

しかしこんな都からも海からも遠い西上州の山の中に神様がやってきたのはなんでだろう、疑問は残ります。

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この神社は530年ころの創建で、祭神は豊稲田姫とのこと。豊稲田姫は印度から渡ってきて日本に養蚕、稲作を広めたのだそうですが、その際、稲を持ち込むのに苦労し、どこに隠しても見つかってしまうので、口に含んで持ち込んだのだそうです。それで「稲含」。

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・秋畑の那須地区

秋畑は稲含山の登山口です。小幡城下(甘楽)を流れる雄川の最源流にある集落で、関東山地でいえば、奥多摩の日原や秩父の栃本に似た地形と雰囲気を持っています。天空の村です。

鯉のぼりの里として知られているようですが、この記事の最初に載せた写真でもかなり有名だそうです。泣かせる写真です。そんな写真はなかなかありません。

甘楽の飯野文江さんが撮影して全国コンテストで優勝?したもので、この一枚で写真家として一躍知られるようになったそう。

秋畑那須の段々畑と谷と山を背景にしています。高度感がすごいですね。15年くらい前の撮影で、おばあさんとお孫さんらしいです。おばあさんはなくなったようですが、孫ふたりは元気で妹さんの方のブログにこの写真がのこと書かれていました。ネットにはこの集落を訪れた人の記事もいくつかありました。


飯野文江さんは健在で秋畑や甘楽の写真集をいくつか出しています。


書名 すばらしき山の家族 飯野文江写真集

朝日新聞2021年秋畑の記事写真

https://www.asahi.com/articles/ASP6H7419P50UHNB006.html?iref=pc_photo_gallery_bottom

にほんの里百選

http://www.sato100.com/?page_id=414


以下パノラグラム作品

稲含山頂

上 秋畑の那須地区の鯉のぼり
下 丸沼高原スキー場トップ標高2000m

沼田城跡の春