5.26.2002

湘南アルプスマラニック

湘南アルプスマラニック
 
ちゅうです。

かあちゃんが車に乗って夜中にどっか行っちゃったので、近場で。
山、といえるのかどうか・・
ま、でも、湘南アルプス、などともいうそうですから、やっぱ、山、なのかな。

山でランニングするのがマラニック(マラソン+ピクニック)です。

5/26、日曜。快晴。
11:25鎌倉駅改札口->建長寺->大平山->天園12:10->12所12:20->金沢八景13:10
途中で道間違えたりしたので、だいたい、14~15kってとこかな。

標高が低くても、建長寺から延々と登る階段、天園手前の急登は、死にそう~に、シンドイっす。
稜線?に懐かしい相棒のおばさんが住んでます。
20代の前半はここをベースに、秋から冬、三浦半島をあちこち潜ったり、波乗りしたりして過ごしました。
寄ろうかと思ったけど、お茶立てつきあわせられて、ここで敗退ってなりそうなのでやめました。

稜線はあまりランニングに快適な道じゃないです。
傍を駆け抜けるので、ハイカーの方々を驚かせてしまい、迷惑掛けました。

下りにマイナーなルートをとったら、ボビ・タロ家の真ん前にでてしまい、
そういえば東チベットの話を聞きたくなって、寄ろうかと思ったけど、
これも止める理由になりそうで、ぐっとこらえて素通り。(第一、いないか!)

ここから、”朝比奈切り通し”で、東へ分水嶺を越えますが、この道が素晴らしいです。
こんなところがあったのかとびっくりするようなゴルジュとスラブを辿って、分水嶺に導かれます。
越えると、あとは、三浦海岸に向かって快適な舗装路で金沢八景まで。

5.25.2002

富士山登山8連

富士山からヒマラヤ8000mチョオユーへ

020525fujiyama
インタビュー工事中
 
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2週間ぶりの富士山でした。
先週は、鹿児島にある大学へ行き、体力測定と低酸素トレーニングをしていまし
た。

夏の小屋が開いた富士山は、実に小学3年以来、26年ぶりでした。
最近、にわかサーファーと化した金森をなんとか連れ出して行ってきました。
(我が家には、突然、レモン色のロングボードがやってきました。美しいです)

前夜、御殿場から車を走らせていると、はるか頭上に小屋の明かりが見えてきて、
夏シーズンが始まったことを実感。
2週間前は雪渓をトラーバースしたところも、今では完全に土の上。
6合目付近の緑は青々としていて、すっかり夏でした。

メンバー
柏澄子、金森智(共にARC)

行程
6時45分   富士宮口新5合目スタート
7時45/55分 7合目(古い方)の小屋
8時35/45分 9合目の小屋
9時30分   頂上
休憩後、お鉢周り(約40分)して下山
12時30分  新5合目着

御胎内温泉でひと風呂浴びて帰京。


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今週は仲間3人と行ってきました。富士山です。
ひとりに飽きていたので嬉しい限り。
荷物を持ってゆっくりと上がってきました。

メンバー
橋本しをり(女子登攀クラブ)
恩田真砂美(クライミングファイト)
柏澄子(ARC)

6月22日
朝5時に恩田さんから電話。「雨が降っているので、こちら出発を遅らせま
す」と。
10時ごろ家を出発。
富士宮口五合目に到着し、橋本・恩田カーを待ちながらバク睡。
14時半 五合目出発 ガス、冷たい風
17時半 九合目でテント泊
夕飯 橋本さん…イタリアンベジタブル入り味噌ラーメン
   恩田さん…きのこパスタ+卵クリームスープ
   柏…シチュー

6月23日 晴れ→曇り→霧
7時 九合目発
8時 頂上着
9時 九合目戻り
11時 五合目着
胎内温泉と焼肉屋に寄って帰宅

私よりもはるかに山登りの経験と実力がある橋本さんと恩田さんが創り出す
ゆったりとしたペースに乗せられて、何のストレスもなく歩きました。
ゆったりしていながら決して遅くはない一定ペース。
ひとりで歩くと、気分もペースも安定しないのはどこに原因があるのだろう
か、今度ひとりで富士山に登るときは、こんな風に気持ちよいペースで歩ける
だろうか、と考えながら歩きました。
柏 澄子

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ひとり、富士山御殿場口へ行ってきました。
頂上泊の予定で、幕営道具や水やら20キロ背負っていきました。

しかし、雨・風・雷、極めつけはヒョウ!
2800メートル地点(気象庁避難小屋上)で、あっけなく引き返してきました。
濃い霧がかかり、ブルトーザーの跡や杭がなければ戻るのも困難だったかも。

それにしても、御殿場口は長そうですね。今度また行ってみます。
大石茶屋さんが小屋開けに向けて準備をされていて、チョコレートをもらいまし
た。

夕方から、河口湖畔にある富久澄キャンプ場で行なわれていた、出身大学クラブの
追悼会に出席して、先ほど帰宅しました。


6/15
7時 御殿場口新五合目スタート
10時 2800メートル地点折り返し
11時 新五合目に戻る

前夜、東名足柄SAで仮眠しましたが(御殿場口は走り屋さんが多くて怖い思いをし
たと知人から聞いたので)、足柄SAは風呂(600円)ありマッサージ椅子(15分
200円)ありでグッドです。
韓国・ポルトガル戦を、スポーツバーと化した喫茶コーナーでトラック運ちゃんた
ちと一緒に観戦しました。

オールラウンドクライマーズクラブですが、全然オールラウンドじゃありません。
最近クライミングをめっきりやっておりません。クライミングレポートをうらやま
しく見ています。
柏 澄子


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富士山漬けのカシワです。
無事下山しました。

6/8(単独)
6:00 佐藤小屋発 富士吉田コースより
10:00 富士山頂上着 そして昼寝
10:30 頂上発
12:00 佐藤小屋着
*風もなく快適な一日。頂上直下の鳥居先まで運動靴で登る。ここまでほとんど雪
なし。夏道。直下15分ぐらいのところで、プラブーツに履き替えた。夏道でもいけ
るが、雪原を直登直下降したほうが早い。

15:00 仲間と合流
橋本しをりさん(女子登攀クラブ)、恩田真砂美さん(クライミングファイト)、
井出里香さん(女子登攀クラブ)、大窪三恵さん(春日井山岳会)
ウエックトレックの貫田宗男さんから酸素ボンベの使い方机上講習

6/9
5:00~12:00 酸素ボンベを使っての歩行と雪上訓練
*吉田大沢は残雪が少ない、落石が多すぎる、風が強いという理由により、7合付
近の小屋脇の小さな雪田で行ないました。
初めて酸素ボンベを使いましたが、ボンベから流れてくる酸素量(今回は毎分2
リットル)にあわせて呼吸をするのがポイント。呼吸を乱すと、酸素不足に陥って
苦しくなった。

このごろの富士山は、W杯観戦の外国人ツーリストでいっぱいです。ボンベイから
雪を見に来た家族もいました。登山者は半数以上が外国人と言っても過言ではない
かも。

来週は、長丁場の御殿場口から登ってみようかと思っています。

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5/25ー26
週末に富士山を登ってきました。
今回はスキーなし。
メンバーは、内藤ヨナスさんと、途中から恩田真砂美さん(クライミングファイト
所属)。

内藤さんの目的は高度順応とボッカ(6月から高い山へ行くそうです)。最後は30
?近く背負ってきました。おかげで、頂上では、水が豊富!
私の目的は高度順応と腹式呼吸(8月からチョーオユーを登りに行きます)。荷物
は軽かったです。

10:45 吉田口5合目発
15:45 頂上着
頂上でテント泊
恩田さんが19時ごろ登ってきた(彼女もチョーオユー仲間)。ツワモノ!
風強くなり、恩田さんも私たちのテント脇にお引越し21時。
朝まで強風でした。

8:00 頂上発
10:00 吉田口5合目着

4月の北穂10日間滞在や平日の都内の低酸素室トレーニングが効いたのか、高度に
よる障害は全く感じませんでした。
柏澄子

富士山吉田3チーム

富士山

020525fujiyama
MOVIE 黒い稲妻パート2
 
5/25
メンバー おまた 汽車 石塚 治部 畠山
富士山吉田大沢
8時に5合目の駐車場についた。スバルラインは往復で2300円。出発するころママ石塚と治部、
畠山がデリカでやってきた。
0830に先発する。天気は快晴風もない。スニーカーでスキーとブーツを背負って夏道を行く。
頂上直下でブーツに履き替える。予定どおり5時間、0130前に頂上着。0度くらいで寒い。
後発が見えないので0200吉田大沢に移動。アイスバーンとなった斜面を慎重にくだる。下部は
雪が緩んできたが新雪とでこぼこで滑りにくい。2700メートルくらいで雪渓がきれて、そこに
頂上下から先に滑り降りていたママ石塚たちが待っていた。
一時間歩いて駐車場に戻る。1630着。8時間の行動だった。

別働隊の報告

石塚の中古デリカのフロントブレーキが不調で、5合目到着が遅れる。
(ブレーキを引きずってしまっていて、ホイールが触れないくらいに熱くなる。
 水で冷やし、試行錯誤したところなんとか復調したので決行しました。
 修理代がいくらかかることか・・・やれやれ)

9:00出発。
3600m地点にて、ガスと風が出てきてバーンも硬くなってしまったので
山頂をあきらめて下ることにする。時間は1:30頃。

上部はかなり硬かったが、下部は快適なザラメ雪となり、快適に飛ばす。
雪渓の途中で文さんとおまたさんらしき二人が上部を滑っているのを発見。
待っていようと思ったのだが同行の畠山氏がどんどん下ってしまうので、
やむを得ず先に下りる。

雪渓の最下部でスキーをザックに取り付けていると、文さんたち2人が降りてきて
やっと再開を果たす。治部氏がかなり疲れていたようで、のんびり降り、駐車場に17
時着。
スーパーにて夜の宴会の準備をし、温泉入ってログハウスにご招待受ける。

雪山宴会部の本領発揮とばかりに、

 ひややっこ中華風
 鶏の水炊き野菜シャブシャブ で宴会

盛り上がりすぎて日曜日は寝過ごし、ウッドデッキで日光浴とさせていただく。
味噌ホウトウと温野菜サラダで朝食。昼は文さん自慢のカレー。

食って、飲んでばかりの二日間でしたが、体力の落ちた自分には21日
丁度良かったです。これで今シーズンの雪物は終了となります。

それにしても、下から見ていただけでも文さんとオマタさんの滑りはすごい。
あんな オヤジ になりたい(失礼)と、希望が湧いてきました。
柏さん、会えずに残念でした、またお願いします。

    石塚
5/25ー26
週末に富士山を登ってきました。
今回はスキーなし。
メンバーは、内藤ヨナスさんと、途中から恩田真砂美さん(クライミングファイト
所属)。

内藤さんの目的は高度順応とボッカ(6月から高い山へ行くそうです)。最後は30
?近く背負ってきました。おかげで、頂上では、水が豊富!
私の目的は高度順応と腹式呼吸(8月からチョーオユーを登りに行きます)。荷物
は軽かったです。

10:45 吉田口5合目発
15:45 頂上着
頂上でテント泊
恩田さんが19時ごろ登ってきた(彼女もチョーオユー仲間)。ツワモノ!
風強くなり、恩田さんも私たちのテント脇にお引越し21時。
朝まで強風でした。

8:00 頂上発
10:00 吉田口5合目着

4月の北穂10日間滞在や平日の都内の低酸素室トレーニングが効いたのか、高度に
よる障害は全く感じませんでした。
   柏澄子

5.22.2002

雪彦山クライミング

雪彦山クライミング
 
  5月21~22日雪彦山に行ってきました。せっぴこさんは
播州の古い修験道の山です。岩場はまあまあのスケールで
100mを超えるルートがたくさんあります。

 ほとんどがⅣ級A1といつた古いルートですが、前傾壁に
は最近の難しいルートも作られています。

 アプローチがじめじめした感じで、あまり人気がないのか、
踏みあとはハッきりしません。ヒルに2回襲われそうになり
ました。

 岩場にセッコクの花が咲いていたのが印象的でした。

 22日午後下山。
                  黒川晴介

5.21.2002

佐久志賀3回

佐久志賀クライミング
 
お仕事ついでシリーズ、第三弾! 今回は今シーズン初めての小川。

6/6木曜、快晴。
今回は2時間のみの寄り道。従って、超近場のリバーバンク。
しかし、すいてる・・当たりまえか。

・チコリータ10d★・・・chu、OS、短いけど、ラインもムーブもおもしろい。因みにボコダキの三つ星10aよりも易しいのがうれし
い~。
・プテラ9・・・けんじ、OS、ぼろぼろで2度の登りたくないそうです。
・シートタイム11a・・・chu、RP、1本目で左右それぞれ試したらOS逃しました。限定があるような・・。
・秋の訪れ10a★★・・・けんじ、OS
・I Love デリヴァリー69 10d・・・chu、OS、折れそうなカンテがこわ~い。



ちゅうです。
お仕事ついでシリーズ第二弾・・です。5/28、晴れ。

今回はクライアントの奥様の案内で、上山田温泉のボコダキ岩に寄り道~。
評判通りの素晴らしい岩場でした。
上信越道、坂城ICと更埴ICの丁度中間付近の西側に聳える姨捨山頂稜上にあります。
景色が抜群です。

また、岩は非常に硬い前傾ガバカチの凝灰岩で、登ったルートはどれも外れ無し。
下界なら疑いなくぜんぶ三つ星でしょうね。
しかし、グレードは、こんなんでいいのか!?っていいたくなってしまうほどカライです。
10cの”あたりめ”をぎりぎりOSしたあと私は、脱力状態のふぬけになってしまいました。
(ふつうじゃん、ってか?)

・カサブランカ10b★★・・chu、OS(tomも以前にOS)
・スローダンシング10a★・・tom、OS
・湯の町旅情5.7★・・けんじ、OS
・オ-ル-ジュ10a★★★・・chu、OS(tomも以前にOS)
・ハヤリエカンテ10a★・・tom、OS
・あたりめ10c★★・・chu、OS


ちゅうです。
今年もまた”仕事ついでのクライミング”シリーズにシーズン・インしました。へへへ。
メンバーは、tomi&なおき、けんじ、ちゅう

5/21(火)ド・快晴、佐久志賀

・ハブアナイスデイ10b・・・考えてみたらchuだけ初めてだったのでOS
・道しるべ10a
・テレパシー10c・・・去年tomiがOSしたが、chuも、うっへ~のぎりぎりOS(見てっからダッシュ付きかな)
・ペリエ10a・・・苔苔でお掃除しながら、なおきがOS
・微笑み10a・・・どうしてこれが10aなの!?ってルート。chu、OS。
・道のり10b・・・ボルト12本、25m弱のなんと迫力ある前傾ルート。tomi、OS。じつは快適、だったそうです。
・改心9
・ロングワインディングロード10c・・・tomi、OS。テクニカルな垂直カチフェース。
・一人晴香11a・・・核心がトリッキーで読めるまでかなりぶらさがってしまいました。う~~ん、むずい。当然、OSならず。

翌22日もズルで、穏やかすぎる五竜の空を2発、こっちの方もシーズンインしました。
それにしてもくっそ~、翼が傷んでるよなあ~。
このままだと、ふぇ~~ん、依然としてスコスコ・シンドロームに悩まれそうで~す、落合さん。

5.14.2002

宮崎の比叡山

宮崎の比叡山
 
 福岡の三浦です。

昨日、またまた宮崎の比叡山に行ってきました。
ハリー近藤の九州遠征じゃなくて出張に合わせて福岡OD業界クライマーの仲間達と
行ってきました。
今回は6名の大人数だったので3パーティーに分かれて比叡山1峰南面のポピュラーな
ルートを登りました。

5月14日(月)
ルート: 3KNスラブ   5ピッチ、 185m、 3級上(日本の岩場)  
メンバー: 三浦(ARC)、 神白(TNFストア)

ルート: ナックルスラブ   6ピッチ、 205m、 4級下 
メンバー: ハリー(ARC)、 上田(オアシス)

ルート: ナックルフェイス  6ピッチ、 235m、 4級上
メンバー: 本(A&F)、 平田(モンベル)
  
アプローチのよさが自慢の比叡山ですが、いきなり踏み跡を間違えてしまい四苦八苦
の藪コキでやっと取り付きにたどり着きました。ここでそれぞれのパーティーに分か
れて登攀開始。

マルチ初挑戦のパートナーと組んだ三浦は初心者向きルートを快適にオールリードで
登りました。 5ピッチ目は45mで1ピンと最後まで気が抜けません。

ナックルスラブに挑戦したハリーは2ピッチ目のリードでルートファインディングを
誤りとなりのスーパールートにはまり超ビビリのクライムダウン、その後は得意の
「唸り声」と「雄叫び」を連発し会心のクライミングでした。

ナックルフェイスに取り付いた二人は核心の1ピッチ目のカチフェイスに手こずりな
がらも見事に完登。攻略のコツは荷物の軽量化と核心ピッチの「マジ靴」使用だそう
です。

どのルートもプロテククションは少なめですが、もう慣れてしまった感があります。
岩はやっぱり脆いところも多く、今回も一箇所ホールドがはがれましたが、引かずに
押し付けるのがコツです。
岩のスケールと抜群の高度感は今回のどのルートでもたっぷり味わえ、ハリーはすっ
かり宮崎を気に入ってしまい地焼酎まで買って帰りました。

帰りは恒例の日之影温泉駅(温泉)と高千穂町の「栄楽」の焼肉でしめました。

5.13.2002

北穂高岳

北穂高岳
 
5/12
幕岩へ。出身大学山岳部の新人歓迎。
あいにく前夜からの雨で、岩場はぬれていました。
幕山頂上へハイキング。初めて。
メンバー:金森、柏、他3人
5/13~15
涸沢BC
北穂東稜を登る予定が、柏の坐骨神経痛悪化により北穂沢よりピストンに変更。
通いなれた道だったが、インゼル左側(下から見て)を登っている最中、南稜側か
らの落石をくらう。右太もも軽い打撲。
天気晴れ。
帰り、横尾の主人に中又白を教えてもらう。滝に磨かれた5級のスラブ、残置な
し、とのこと。いつか登ってみたい。
メンバー:金森、柏


柏澄子です。登山ではなく、山滞在をしてきました。
22日から北穂高岳におりました。29日に北穂沢から下山しました。

北穂高岳山頂直下にある北穂高小屋の小屋明け作業を手伝うという目的です。昨年
に続き2度目(取材中)。
21日悪天候につき、3人の先発メンバーだけ北穂沢ゴルジュ付近にヘリで降り立
ち、歩いて入山。
私を含む後発隊は、22日に山頂へヘリ入山しました。2度目ですが、これが少し緊
張します。北穂付近は滝谷からの吹き上げと北穂沢への吹き降ろしや巻上げの風が
突発的に吹いてくるのです。今回は、南稜を越えたあたりでヘリが大きく揺れ、頂
上では雪面1m弱の位置にホバリングしました。

それから、くる日もくる日も手作業で雪を堀り続け、まかない食を作り、
小屋を掃除していました。

29日に北穂沢を降りてきました。12時ごろ下降したため、ぐしょぐしょの雪。アイ
ゼンはつけずに降りてきたのですが、隣を降りていた兄ちゃんが、アイゼンにだん
ご雪がつくためかなんだか、5度も滑落して、
こちらの気分もめいってしまいました。無事で何よりでした。
雪のついた北穂沢は昨年より何度も下っていますが、斜度がきつく、事故も多いです。
滑落は怖いです。

スキーを持っていきたかったのですが、ひとりで滑るのも少し心配で諦めました。
小屋の人の話では、北穂沢よりも、南稜の右手側(上から見て)の斜面の方が、広
いし、登山者のトレースもなく気持ちがよいとのこと。

北穂池付近を滑っている(トラバースしている)謎のシュプールもありました。
他は、ほとんどが涸沢からの往復組。1パーティ、北尾根~吊尾根~奥穂~北穂~
涸沢という元気モノがいました。

5.05.2002

白馬乗鞍スキー

乗鞍スキー
........
 
ちゅうです。

5/5、晴、やや強風。
長女&かあちゃんと、朝一のイブで、栂の森へ。
白馬乗鞍を登ってスキーで降りました。(大雪渓は中止)
この2,3年、異常な多雪でしたが、今年はやっとふつう。
(でも溶けるペースが早かったので、リッジルートは黒々してましたねえ)

5月の新雪もなく、安定してましたので、乗鞍を東面に回り込んで、本沢(地元呼称)の振り子から自然園へ直接降りました。
快適、快適。

余談:5/4は雨だったので、娘とARTWALLへ行きました。
なん~~と、あの伝説のマッチョクライマー、大工英晃がいたのよ~~! 
老けたなあ~・・・なんて、オレもだけど。でも、やっぱすんげえ、むきむきマンよ、いまでも。

とまれ、春って、いろんなのが出てくんだよねえ~。

5.03.2002

剣岳スキー

剣岳スキー
5月3日~6日立山/剣周辺にスキーに行って来ました。

5月3日 室堂~雷鳥平~別山乗越~剣山荘~一服剣~武蔵谷~剣山荘~真砂沢出会

扇沢より朝一番のバスに乗る。雷鳥平~別山乗越へシールで1時間。剣沢から一気に
剣山荘へ。荷物をデポし、武蔵谷へ。今後の為に、前剣の下降ラインを調べている時、
2人滑落していた。あー恐ろしい。武蔵谷は35度くらいの気持ちい斜面でした。30分
登り返し、ビールと荷物をピックアップして真砂沢出会にベースを作る。
隣のテントが三浦大介氏と牧野総治郎氏で面白い話が聞けた。


5月4日 停滞
早朝から5日の朝まで土砂降り。長次郎谷が全層雪崩で埋まる。一日睡眠。

5月5日 テン場~二股~三の窓(小窓ノ王)~二股~テン場

8時頃天気が上がり、三の窓へ滑りに向かう。右岸はスノーブリッジが既に崩壊して
いた為、左岸から鎖場を2箇所通り、二股へ。出会いからトップまで3時間30分。逆側
の池の谷ガリーを拝み、チンネ下から一気に滑り込む。思った以上に滑れたので良かっ
た。斜度は、出だし40度くらいで大した事は無かった。

5月6日 テン場~別山乗越~真砂岳(内蔵助谷)~内蔵助平~黒部川出会~黒部ダム

連休最終日、安易に田んぼ平へ下りるのを辞め、内蔵助谷へ向かう。6時出発。
別山乗越まで2時間50分。真砂まで壺で。内蔵助上部を思いっきり高速で滑る。内蔵
助平までは変化にとんだ斜面が続き、飽きない。ここからが大変でした。壺足で道に
迷いながら丸山東壁下部から黒部へ。黒部川のスノーブリッジを2回横切り、秋に歩
いた景色とは想像出来ない所を歩きました。ダムへの登りは修行でした。あー疲れた。
3時30分ダム着。伊藤さんの言っていた温泉へ。300円。大町でかつ丼食って生き返る。


※今回、長次郎を滑れなかったのは残念でした。次の課題は真砂沢、別山沢、平蔵谷、
長次郎谷です。木俣君、ありがとう。来年行きましょう!

メンバー:渡辺、馬男木俣(体力?下半身?)。 


-- 
渡辺賢二

草津スキー

草津スキー
........
 
5月3日4日の草津スキー、無事に帰って来ております。

草津は、予想以上に雪が消えていましたが、3日はなんとかお山で滑れました。
4日は朝から小雨がぱらついたりの天気でしたので、
おとなしく志賀高原のスキー場にて滑っておりました。

尻焼温泉は今回も最高でした。

イシヅカ

白馬岳

白馬岳
柏澄子です。
昨晩、白馬岳より戻りました。
主稜を予定していましたが、悪天のために断念。大雪渓から登頂してきました。
概要は以下の通り。

メンバー
恩田真砂美(クライミングファイト所属 35歳)
柏澄子(ARC所属 34歳)

行程
5/3 8:00あずさにて離京
通勤ラッシュ並みの混雑。座れたのは信濃大町から。
タクシーで猿倉荘まで。道中、雪ほとんどなし。水芭蕉やザゼンソウが咲いていま
した。
13:00 猿倉荘発
13:50 白馬尻着 BC張る。
*ここからワンプッシュで主稜を登る予定だった。

5/4 雨雨風雨雨。。。
4:00に起床するものの、雨雨。麓方面の空は雲が切れているが、主稜や大雪渓に
は重たい雲がかかっていた。停滞を決める。
以後、寝る、朝食食べる、しゃべる、寝る、ビール飲む、しゃべる、寝る、夕食食
べる、しゃべる、寝る。

5/5 雨風→曇り→晴れ
夜半まで強い風が吹き、雨もたくさん降った。
恩田さんは、数年前の全層雪崩を思い出し、途中から眠れなかったようだ。夜中フ
ライを直す。
4:00起床 朝食を取るが、雨風が強くまたシュラフにもぐる。空はだんだん明る
くなってきた。主稜は諦める。
8:00 雨が止み、大雪渓の視界がよくなったので出発。
11:00 頂上着 稜線少し手前から強風。富士山並みだった。
ここから恩田さんと差が出る。小柄な彼女は、強風の中もぐいぐい登っていく。
頂上で、恩田さんがイチゴ味のフルーチェを作ってくれた。
フルーチェをほおばっていると、強風で唇がひん曲がりそうになったが、とっても
おいしかった。
白馬山荘でコーヒーを飲み休憩。 12:20発
13:10 白馬尻着 テントを撤収し、猿倉へ下山
14:30 猿倉着

*5日に主稜へ取り付いたのは数パーティ。そのうちのほとんどがⅧ峰ぐらいで
戻ってきた様子。その話では、ブッシュがたくさん出ていて、シュルンドも多く大
変そう。見た感じでも、Ⅷ峰までもすでに、草付やブッシュ帯などがあり、苦労し
そうだった。今年は、主稜シーズンは終わってしまったようです。

5.02.2002

平ガ岳スキー

平ガ岳スキー
 
 五月二日ピーカン平ケ岳ひとりじめ

今年のカリブークラブは、北田さんも溝部さんも出かけないというので、ひとりで平
ケ岳に行ってみました。
守門から、すっかりモチベーションが、消えていたのですが、もう一度再燃して見ま
した。

1日 山ノ鼻 テント設営、猫又川左俣と右俣の外田代まで下見
2日 猫又川左俣から平ケ岳往復、10時間半
3日 撤収、鳩待峠、帰宅

5月2日は、ピーカンで平ケ岳ひとりじめでした。運動場のような山頂を一周して来ま
した。
越後駒、中の岳が、ずいぶん近くに大きく見えました。奥利根湖の向こうに、巻機山
の裏っ側、トンボ沢も真白く見えました。平ヶ岳は、今まで見なれた山を、裏側から
見る感じは、ありますね。

平ケ岳は、一旦尾根まで上がると、たいした登りも無く、行きは割と近いかな、と思
いましたが、帰りは、結構、疲れました。シールは、行きが2回、帰りが1回つけまし
たが、緩い所も多く、つけるかつけないかの選択が、悩む所です。

猫又川左俣の奥の二股から尾根に取り付きますが、少し登った所で、熊の足跡発見。
まだ雪は堅く、昨日の夕方ものだと思いますが、川に向かって降りている。肉球も四
つ有りはっきりしている。そーっとトラバースして、ルートを、変えました。
帰りも、なるべくその場所を避けたいのですが、早く沢に降りてしまうと、割れてい
るので、沢沿いに下りましたが、黒い固まりが、遠くで、こちらを見ているような気
がしました。

至仏山も行くつもりだったけど、平ケ岳で、結構疲れて、モチベーションが無くなっ
たので、尾瀬が混む前に帰って来ました。至仏山や、尾瀬ケ原は、ハイカーが多いけ
ど、ちょっと外れると、静かな所です。外田代もいい所だったです。景鶴も行ってみ
たい所です。

今年は、雪が少なく、木道もかなり出ていたし、スノーブリッジが、ギリっていう感
じでした。2回ほど小さく巻きました。
鳩待から、日帰りだと、13時間位かかるんでしょうか。

鳩待峠の駐車場は、一日2500円かなり高い。しかも満車になったら、お引き取り下さ
い、とか。もちろん路駐しましたが。

伊藤裕之

立山田んぼ沢と針の木

立山田んぼ沢と針の木マヤクボ沢
MOVIE 浄土山からタンボ沢へ
MOVIE 針の木マヤクボ沢
 
メンバー 川崎カメ 汽車
5月2日
アルペンルート平日始発の0730で室堂へ。無風快晴。1000、一の越方面に向かい浄土山へ登る。
雷鳥がたくさんいてよい映像を収める。1100、富山大の研究所からいっきに御山谷に滑り込む。快適
なざらめ。
東一の越にトラバース。1200、急斜面を滑ったあと、大きくトラバースしてアルペンルート大観峰駅直
下まで滑り込む。
1230さらにダム湖に向かって樹林帯を滑る。湖畔のトレイルまでスキーを脱ぐ事はなかった。ダムま
で10分ほどのところにでる
。1400ダム駅着。高差1400メートル、御気楽なロープウエースキーであった。温泉、買い物のあと扇
沢駐車場に泊。
5月3日
早寝したので400過ぎには目がさめる。別行動となったナベ、木俣チームと顔合わせ。彼らは今日剣沢
方面に入る。
0600に駐車場をでる。本日も無風快晴。30分ほど歩いた堰堤のところからシールで登り始める。針の木
雪渓には蓮華岳への団体登山者と数グルー
プのスキー登山者がいた。昨日の立山の賑わいとは雲泥の差。マヤクボ沢の分岐から針の木岳頂上を目
指してステップの階段を直登。1030頂上着。
360度の展望。北から南まで北アルプスのつながりがよくわかる。昨日滑ったルートがダムをはさんだ
向かいに良く見える。
1130に頂上直下から滑り出す。出だしはかなり急。オオクモさんといううまいスキーヤーがいたので撮
影する。1300林道に戻る
。ふきのとうをとりながら1330扇沢帰着。昨日同様、気温が高く雪はザラメ状で全行程快適に滑走でき
た。2000メートル以下はデブリや流水溝があったが
滑ることに支障はなかった。
高差1400メートル、大仕事になるかと思ったけど、半日仕事だったぜ、というのが感想であった。
薬師の湯にいかずに手前の大町市民浴場に入る。300円で気持ちのよい温泉だった。

絶好の天気に恵まれた春スキーだった。田んぼ沢は一度滑ってみたかったもの。針の木雪渓をつめるの
は指折り数えて38年ぶり。
立山と針の木のスキー映画。近日中に公開予定。