2.28.2015

河口湖大石パラ

河口湖大石ラストデイ
パラスクールの後片付けとグランドハンドリング
2015年3月28日 

member 伊藤フミヒロ記 

大石ランディング。テイクオフと黒岳


天候 晴れ

河口湖大石のオクシーパラグライダースクールが今月いっぱいで閉校となる。伴ってエリアも閉鎖。水野校長の急逝で持続は難しかったということになる。スクールの撤収の片付けに20人ほどメンバーが集まった。スクール兼ショップの中身を全部処分して明け渡すことになるようだ。よくもこんなにという古い機材が山のようにあったが、今となってはみんなガラクタに近い。産業廃棄物として処分されるらしい。
午後早くに片づけが一段落したのでランディングに行ってみる。見上げる御坂の山は春めいていたが、もうここを飛ぶパラグライダーはないだろう。いい風が吹いていたのでパラグライダーを広げて立ち上げ練習などしてみる。久しぶりだったがカラダが覚えているというか、カンがすぐ戻ってきた。暖かくなってきたせいか、古い仲間の顔を見たためか、エリアが閉鎖されたというのにまたぞろ空を飛びたくなってきた。空は広い。ほかにも翼を広げるところはあるだろう。
行きは246号経由、帰りは道志道。年度末のせいか道はがら空きだった。往復7時間ほどか、ドライブするのが面白い。
機材などを処分。宮本さん撮影

2.26.2015

景信山、小仏峠

景信山、小仏峠

初めて、小仏峠も
2015年2月25日 
旧甲州街道

小仏峠

とくに遺構などはないようだ

member 太郎  伊藤フミヒロ記 

25日 水曜日

天候 くもり
 
 季節の変わり目でぱっとしない天気が続いている。雨は降らないようなので太郎と出かける。
高尾から旧甲州街道に入ってどんつまりに数台の駐車スペースがある。小仏峠、城山、景信山と初めてのところばかり訪ねるつもり。11時半スタート。
 小仏峠に向かって林道を行くとそのまま細い山道になってしまうのが面白い。名のある峠なら車道が通っていたりするものだが、ここは昔のままのよう。1時間もかからずに峠にでる。石仏や案内板や標識があって倒れそうな茶屋跡もある。尾根が痩せていてここにはバス道を作ることができなかったようだ。で、新道(国道20号)は少し南の大垂水峠を抜けることになったという。
 小仏城山には大きな中継塔があって、やはり茶屋がありやたらテーブルとイスが並んでいた。10人くらいのハイカーがいた。コンロを出してお湯を沸かしている人が多い。
 峠に戻って景信山へ。暗いスギ林の尾根を行くが泥道でこんなところを歩いていたらきっとハイキングが嫌いになるにちがいない。

景信山

小仏城山と高尾山
下りの尾根から見た小仏峠

 雑木の明るい尾根に出ると正面に景信山があった。5分ほど登ると山頂部。ここにもやたらにテーブルとイスがあって、倒れそうな茶屋があった。ハイシーズンは繁華街のような混雑になるのかもしれない。みんなコンロを出してお湯をわかすのだろうか。冬枯れでぱっとしない天気のせいか数グループのハイカーを見かけただけだった。
 小仏バス停に下る尾根はよく歩かれていて雑木のきれいな森だった。小仏峠の凹みと続く稜線がよく見える。車の騒音が激しくなって中央道の真上に出る。足下から小仏トンネルが始まっていて車が吸い込まれていく。駐車場へはわずか。最大標高差は350mほど。4時間もかからないハイキングだった。
 案内によると諏訪や甲州の大名は小仏峠を越えて江戸と行き来したという。峠には明治天皇の巡行の碑もある。あちこちで見かける記念碑だが、王政復古した天皇は10年ほどかけて日本中を回ったという。新時代を宣伝する目的だったそうだ。



2.14.2015

高尾山3

高尾山3

北尾根とイロハの森ルート
2015年2月14日 
山頂はいつも人が多い

美しい森が広がる高尾北面

太郎は雪と遊ぶ

member 太郎  伊藤フミヒロ記 

11日 土曜日

天候 はれ
 土曜日
 週末なのでハイキング道は込んでるはず、で、バリエーションへ。高尾山の北面、裏高尾に日影という地名があって京王のバス停もある。小仏峠へ続く旧甲州街道沿いの在。いちど蛇滝に続く細道に入りこんしまうが、ここからも高尾山へ続く古道があるようだ。街道に戻って日影へ、イロハの森キャンプ場が高尾山北尾根のスタート。10時。
 
 尾根の末端は明瞭で踏み跡がある。迷うことなく尾根をひたすら直登して、といってもわずか1時間で高尾山の肩にでる。北尾根とはいえ積雪もほとんどなくふうつのハイキング道。とはいってもだれにも会うことなしで犬連れ山歩には格好。登り切ったところは仮設のビジターセンターだった。山頂に上がると初もうでのような人出。太郎は犬だからけっこう人気者になるが写真を撮ったらそうそうに下山。
 4号路へ入り、イロハの森ルートで下る。立派なハイキング道で森の様子は人におすすめしたいほどきれい。この下りでも人に会うことなく静か。12時半には車に戻る。
 
 時間があるので、小仏峠に続く旧甲州街道(都道516)をのろのろドライブ。景信山の登山口があって行き止まりの広い駐車所も確認できた。景信山、小仏峠と周遊できるようだ。平日に訪ねてみたい。峠には明治天皇巡幸の碑もあるという。
北尾根末端はわかりやすい

景信山あたりか

高尾山はこちら側が静かでいいね

2.12.2015

城山


城山

初めて登った
2015年2月11日 
狼煙台から丹沢

花の園地から城山

大杉遺がい

member 太郎 ケイ 伊藤フミヒロ記 

11日 水曜日

天候 はれ
 建国記念日で好天。いつも通過するだけの津久井湖、その畔の城山。名前も平凡、園地の延長にある小さな山、と思っていたが、なかなか味わい深いハイキング山だった。山の様子もいいが、中世の城郭跡が一帯に広がっていて由緒もあるようだ。
 国道脇の県立津久井湖城山公園(花の苑地)に車を停めて、津久井そばで軽食してから山へ向かう。1時。
 ほどほどに手の入った山道で、森の様子は高尾山とおなじ温帯の樹林。祭日なのに人が少ない。江川杉などもあるがほとんどは天然の森のようだ。大木も。
 山頂近くに湧水池(宝が池)があり、名物の大杉は数年前雷に打たれて燃えてしまったという。遺がいから往年の様子をうかがうことができる。
 丹沢を望むためにあるような展望台があって、これは古城の一画、狼煙台とも見張り台とも。南東峰には飯縄神社があって由緒は詳らかではないが天狗もいたのかもしれない。
 
 山頂は運動場のような広場になっていて石碑がたっている。本丸の跡だろう。ほかにも当時の土木工事の遺構が各所にあって興味を惹く。曲輪とか丸、堀切とかの防衛施設だという。はっきりした石積は見当たらず路傍の石ころが往事のものかと想像するのみ。ヨーロッパのような石の城なら今でも立ち姿を見ることができるのだが、ここでは想像することもできない。
 案内によると古城のサムライたちの住居は山中ではなく、城山南西の平地で、根本、根小屋などの地名が残るあたりだという。彼らは毎日山登りして登城したのだろうか。
 奥山のような細い周回路を下って湖畔に戻る。4時前終了。標高差は250mほど。であったのは10数人。子供や外人が目立つ。
広小路

宝が池

城郭案内図

城山ダムの高さは75m。津久井湖ができる前、相模川本流から見上げれば天を突く俊峰に見えただろう
小柄ながら急峻で形がいい(ウイキから拝借)

2.07.2015

高尾山2

高尾山2

山歩の山
2015年2月6日 
シャーベットな雪。朝いちならよかったはず

丹沢の山。湿気が多いようだ

雪融けが小雨状態

member 太郎 伊藤フミヒロ記 

6日 金曜日

天候 はれ
 前日東京でも雪が降ったので山の方はもっといいだろうと出かける。
 思ったほとの積雪はなく高尾山口の自動車祈祷駐車場あたりは泥濘状態。ここは500円で停めさせてくれる。
 11時半にスタート。稲荷山コースを行く。日当たりがいいので雪道というよりも泥道。数グループのハイカーだけで空いている。山頂に近づくと10センチほどの雪が積もっていた。展望はまあまあ。観光の人は多いように感じるがこれでも全然少ないほうなのだろう。外人が目立つ。
 山頂周遊の5号路を見てから3号ルートで下る。林道かと思っていたら立派な山道で等高線沿いの水平動。日当たりがいいので照葉樹が目立つ。時間が遅いのでここではだれにも会わず。2号路に入り高尾病院の敷地に降り立つ。3時半終了。
 標高600mほどで高低差は400mもない丘陵のような山だが自然林が多く趣深い。ほら貝の音が聞こえてくるのはここならではというところ。このあたりの近辺の山も山歩にはよさそうだ。
遊歩道の様子はだいたいわかった

大室山と富士


2.04.2015

高尾山

高尾山

初めて登った
2015年2月3日 火曜日
6号路の源頭から稲荷山尾根へ左上

蛭岳と大室山、富士山、道志連山

2号路はリアル山道

member 太郎 伊藤フミヒロ記 

3日 火曜日

天候 はれ
 圏央道高尾ICができ浅川トンネルが開通してあれこれ戸惑うが旧来の道筋で高尾山口駅前。自動車祈願駐車場は満車で向かいの民家の庭へ。1000円1日。節分で人出が多いらしい。
 12時スタート。登山電車の清滝駅の脇から沢沿いの6号路で登る。数日前の降雪で凍結していてアイゼン履いている人もいる。源頭で稲荷山コースに入る。尾根ルートで丹沢など南側の展望はよいがぬかるみ状態。2時前に山頂。広場には人が多い。大山から三つ峠まで南と西の展望が素晴らしい。塩見岳まで見えた。
あちこちにお地蔵さん

節分でにぎやか。修験の山だという

 下りは薬王院をちら見して女坂、展望台から2号路で琵琶滝と辿る。道が錯綜していて面白い。観光の人が通らない道を選べばけっこう静か。4時終了。
 いくつもルートがあるようなのでまた来てもよいかもしれない。
 

左から仏果山、三峰、大山、三の塔、丹沢山、蛭ヶ岳

蛭ヶ岳、大室山、加入道、富士山、その右は赤鞍岳、今倉山など道志の山

西側から見た高尾山