カテゴリ:2007の記録
5/20 朝8時に家を出て、四阿屋山に向かう。
早春は福寿草がきれいなことで知られる標高722mの低山だ。
10時過ぎに駐車場に到着。のんびり歩いても1時間ほどで立てる山頂からは
両神山や二子山が望め、なかなの展望だ。
2年前に行ったときは各種のツツジがきれいだったが、今回は新緑真っ盛り。
下山後は時間があったので、秩父湖畔へ移動。
奥まで車を走らせると、不動滝の案内。徒歩で30分とのことなので行ってみる。
スギ林を抜け、広葉樹の森を行くと、落差50mの予想以上に見事な滝に出会えた。
かたわらのトチノキの大木も見事だった。
往路を戻り、両神温泉薬師の湯で汗を流し、両神山荘へと向かう。
山荘ではイワタケをはじめ、各種山菜づくしの夕食を頂く。
5/21 朝、6時に両神山荘を出発。
清滝小屋を経て、途中、両神神社からのぞき岩を往復。最近はこういう断崖に立つと足がすくむ。
しかし、眼下には緑の海のように新緑の森が広がり見事。真っ白な富士山も頭をのぞかせている。
両神神社に戻り、再び尾根道を行く。このあたりから、ちらほらとアカヤシオの花が見られるようになる。
すでに咲き納め時期を迎えているが、やわらかなピンクの花がきれいだ。
両神山荘のご主人によれば、アカヤシオは例年5月13日前後が一番の見頃とのこと。
途中、撮影などしながら登り、山頂には10時半に到着。
雲一つない展望に恵まれ、北アルプス、御嶽山、八ヶ岳、浅間山などを広く展望。
11時に下山開始。帰りは撮影もないので、スイスイ下る。13時10分、日向大谷に到着。
車で国民宿舎両神荘で露天風呂に入り、帰宅。
5/22 朝、5時半に家を出て、芦ヶ久保駅に8時に到着。
千早山歩の会の方々と合流し、総勢12人で武川岳~蔦岩山~焼山~二子山を縦走。
低山の割にはけっこうアップダウンがあり、変化に富んだ山だ。
一番の展望地の焼山からは眼前に無惨に削られた武甲山から秩父市街、双子山などが望める。
薫風に吹かれながらのお弁当が美味しい。
全行程6時間半、充実の山歩きとなった。
久しぶりに3日連続で秩父・奥武蔵の山に登った。
地元、埼玉の山も歩き甲斐があると改めて実感した。(写真・レポート=松倉)