4.29.2001

八ガ岳阿弥陀岳北稜

八ガ岳阿弥陀岳北稜
トレーニングになった
 
4/29
八ヶ岳阿弥陀岳北稜、日帰り、晴れのち曇りのち雨、
ちゅう単独

・タイムテーブル
美濃戸7:30、行者9:15、北稜取付10:00、頂上11:05~20、行者
12:00、南沢大滝12:20~13:00、美濃戸13:30

・状況 
美濃戸から樹林帯にはいるとすぐに雪。冬と同様、うんざりするようなスケートリン
ク状態です。南沢大滝出合いあたりからは、スパッツがいります。北稜は、べったり
雪がついていて、冬と変わりません。アプローチの中岳沢は、先週降った雪で割と大
きな雪崩が3箇所から集中して出てました。デブリからブッシュをこいで、真横から
ジャンクションに出ました。雪稜は快適。頂上へ抜ける岩場はロープを出せば2ピッ
チほどでしょうか。思いの外、ちゃんと?立ったフェースで快適(Ⅲくらいかな)で
す。中岳のコルに降りるイッパンルートよりもずっと安定してました。イッパンルー
トでは、ボロボロの岩が混じった急雪壁で2人滑落。一人は大けがで、仲間がヘリの
要請をしてましたよ。

・その他
南沢小滝が真っ青に見えたので、よもやと思い、寄り道してみましたが、すごいボ
リュームでばっちり氷っていました。もうびっくり。思わず、バイルとアックス(こ
れがカジタの55cmなんだけど)を出して、右に左にボルダリングしてしまいまし
た。大滝も覗いてみると、これまたすんげえ張り出しで、これ、どうなってんの? 
登れるよ、これ。まだ。まじで。ホント。

※計画では、広河原3ルンゼだったのですが、アイスハーケンを忘れてきてしまい、
急遽、先週、みうら~と行くつもりだった北稜に変更しました。
3ルンゼは遠目ですが、竜のように南稜へ突き上げる雪渓になっていて、理想的な感
じでした。おもしろそう~。だれかいかねえかな?

4.28.2001

カリブークラブ東北スキー

カリブークラブ 2001GW 東北スキーツアー
ハッピーな日々

 


member 北田啓郎 伊藤裕之 北田紘一(前半) 溝部克実(後半)
date
4月28日 移動 
4月29日 秋田駒ヶ岳 ペンション山の詩泊
4月30日 移動 月山荘のキャンプ場の駐車場泊
5月 1日  月山-北月山 三崎海岸泊
5月 2日  移動 本荘泊 溝部合流
5月 3日  鳥海山 横岡第一発電所林道-中島台泊
5月 4日  鳥海山 中島台-千蛇谷-新山-北面 中島台泊
5月 5日  鳥海山 中島台-下山 鶴岡 湯田川温泉泊
5月 6日  移動 帰宅

4月29日
今日は、田沢湖高原スキー場から登って、湯森山から、国見峠に降りる予定。
国見峠には、りっぱなゲートに鍵がかかり、林道には、入れない。峠付近は、全く雪
は消え、ここから見る秋田駒も雪は少なめ。林道の入れるところに、車をデポしてお
く予定だったが、国見峠に降りるのは、諦め、田沢湖高原スキー場に向かう。こちら
側も雪は少なく、諦め気分で八号目の小屋に向かう。林道には、結構雪が残り、すぐ
シールで歩く。八号目の小屋に付くと、稜線は、雪が切れているものの、雄岳も女目
岳も一面雪が張り付いて、北アルプスの室堂のような広がりを見せている。外のベン
チで昼食を取る。八号目の小屋も冬しか見たことが無かったが、1階も出ていて、居
心地良さそうだ。今頃泊まって、上を滑るのもいいかもしれない。今日のテーマは、
国見峠方面なので、予定どうり湯森山を目指す。一端、沢に降りて、シールで登る。
スノーモービルのトレールが数本残っている。山頂に近づくと笹が出ていて、登山道
に残った雪を拾いつつ登るが、ついに泥道になり、平らな山頂に着く。東面にスキー
を運び高度差300mほど滑る。雪質も良く気持ちいいが、登り返すためほどほどでやめ
る。湯森山に付くころには、再びブーツは、泥んこになり、泥、笹、遠くに真っ白な
秋田駒と妙な取り合わせだ。笹を抜けて、登ったところを滑る、程良い斜面、沢に降
りる所だけ急だ。少しだけ登り返し、トラバースすると、八号目の小屋だ。小屋から
は、しばらく滑るが、木も出てきて、林道を滑るようになるが、雪も腐って、前に行
った小型雪上車のキャタピラーの跡を滑る。終わっている高原スキー場に途中出て、
最後は、又、林道。車のすぐ近くまで滑ることが出来た。

水沢温泉に浸かり、正月に続きまたも飛び込みで、紘一さんの知り合いの、ペンショ
ン山の詩に泊めてもら
う。

4月30日
今日は、移動日。海側の本荘、象潟を通り三崎海岸の公園で昼食、キャンプ場もなか
なか良さそうだ。北月山スキー場(北月山荘)にレオーネをデポしてグランディスで
志津に移動。今夜は、キャンプで、キャンプ用具、山に持って行く物、置いていく物
の準備が、かなり複雑。月山荘のキャンプ場の駐車場にテントを張るが結構寒い。

5月1日
肘折コースは、ロングコースで有名だが、北月山コースに行った話は、あまり聞かな
い。
8時半、姥沢からリフトであがる。シールで登る。まだ四谷の壁も大きい。山頂で昼
食。行人小屋へ続く斜面、隣に遠く肘折に向かう斜面、それからまだまだ続く広大な
雪の砂漠、大雪城。稜線からは、遠くに弥陀ヶ原小屋が望まれる。昨日、北月山から
志津に向かう途中見た感じでは、尾根が巾広く黒かったので心配だったが、これなら
大丈夫。古いトレールが一本有るが、今日北へ向かうのは、私たちだけのようだ。緩
い斜面をしばらく滑ると仏生小屋につ付く。平らな地形、右側には、雪の砂漠。数カ
所尾根に雪が切れかかり、ちょっとだけ板をぬぐ。これが今日最後の滑りと思って、
弥陀ヶ原に向かってダウンヒル。弥陀ヶ原は、全く平ら、左手には、笹が出てくる。
大きな雪原を横切って、弥陀ヶ原小屋到着。ここから下り初めて、道路に出て、次の
尾根に移る。下の方は、尾根にブッシュも出ているが、側面を登ったりして、1111m
の平らな所に出る。ここから一滑りして、小ピークを抜けると、ブナ林の長い下りが
続く。結構滑りでが有る。行けども行けどもスキー場は、現れない。やがて植林にな
るが、まだ滑れる。結局赤い屋根のコテージの散らばる池に出て、ロッジまで歩く。
壊れたロープ塔の柱を見て、道が反対だったのに気づく。道路を戻って下ると、北月
山荘が演歌で出迎えてくれる。4時過ぎ。
後半は、薮だろうと思って、覚悟していたが、最後まで、気持ち良く滑ることができ
て、良かった。

北月山荘で温泉に入り、又、姥沢まで、はるばる車を回収に行く。今夜の宿、三崎海
岸に付いて、紘一さんと分かれたのは、11時ごろだったろうか。

5月2日
三崎海岸のキャンプ場は、小さいがなかなか居心地が良い。バイクツーリング、オー
トキャンパー、そしてここは、日本海側の有数のクライミングエリアだった。のんび
り朝食を済ませ、公園探索に出かけた。岬の方からハングした壁が見える。手前のフ
ェースに取り付いているクライマーの姿が見えた。今日は休養日なので、ブルーライ
ンにドライブした。私は鳥海山は、初めてなので、何でも珍しいが、ほとんど終わり
かけている北田さんとは、対照的。そして明日の千蛇谷のアプローチ、横岡第一発電
所の林道を偵察に行った。林道の堰堤の所から、全貌が見渡せた。大きな谷だ。とて
も遠い。何枚も有る熊注意の看板が、恐ろしげだ。
買い出しをして、本荘の宿、安楽温泉に入った。こんなに毎日毎日天気が良くていい
のだろうか。後半が恐ろしくなってくる。夜、東京から来る溝辺さんを、駅に迎えに
行く。フロントウインドーに小さく雨がちらつく。しかし、これから天気は、ますま
す良くなるのだった。

5月3日
10時過ぎ、林道の上を水路が通っている地点520mから歩き出す。すぐ雪は出てくるが
、スキーを履くには、まだ少ない。やがて林道は、終わり、新緑の中、左岸を高巻い
たり徒渉したりして遡る。所々赤布が有るが、まだ新しい先行トレールが有るので助
かる。不安定な丸太橋を渡り、しばらく右岸沿いに雪の残る側面を歩くが、大きい荷
物に付けたスキーで、藪に悩まされる。何とか雪がつながってきたので、スキーを着
ける。スキーをはくと、重荷も軽減され、ほっとする。りっぱなブナ林の中、高度を
上げる。千蛇谷の側壁が見え隠れする。台地状の所に出て、延々とのびる千蛇谷の全
貌、新山、べったり雪の乗った北面と視界が開ける。ちょうど上から一人滑ってくる
。今日6時に出発したそうだ。
970mあたりの台地状のところにキャンプを設営する。まだ早いので、滑りに行くが、
ちょっと登ったぐらいでは、一向に、北面は近づかない。テーブルとベンチを掘って
、夕方遅くまで、素晴らしい展望を楽しむ。

5月4日
朝食の準備をしている頃、下のテントの2パーティーが、早くも登っていった。私た
ちは、まあ、いつも遅め。
8時過ぎに出発。昨日滑ったあたりを登る。時々赤布が有る。先行パーティーは、遙
か彼方の谷が屈曲するあたりに、かすかに、見える。気温も上がり汗が流れる。前半
は、いいペースだったが、谷が屈曲あたりまで来ると、ペースもあがらない、トラバ
ース道と合流して緩い傾斜になる。ここまで来ると登山者も多い。狭い喉のような所
を過ぎると、新山に続く、最後の登りになる。山頂は、いくつかの岩の突起が有る。
最高点に登り、千蛇谷側の見晴らし台に上る。北田さんは、山頂からの偵察に余念が
ない。
このごろ急斜面は、恐いので余り気はすすまないのだが、北田さんのノリに、押し切
られ、見るだけ見に行こうとコルから北面に入った。千蛇谷の全てが見渡せ、高度感
は有るものの、雪が柔らかければ、何とかなりそうな斜度だ。しばらく上部の急な所
は、気を引き締めて転ばないよう滑る。雪質もほどほどで、だんだん気持ち良くなっ
て来る。途中で露岩帯を渡り西寄りの大きな斜面に渡る。こっちが良さそうに見えた
が、実は、古いデブリの跡のようで、筋になっていて雪も腐り気味で、修行雪だった
。中間部に入ると、斜度も緩み、3人で巾いっぱいのシュプールを描く。いったん谷
に降りるが、登り返しが、少ないようトラバース気味に行く。台地状の所に出て、振
り返ると、別の4~5人のパーティーが、西寄りの斜面上部に入ったところだった。段
々畑のような不思議な地形を、選びながら、まだまだ滑る。やっとテント場が見える
。
すべてやり終えてビールがうまい。

5月5日
今日も天気がいいが、やることはやって、食料も酒も尽きて、下山するだけ。のんび
りテントを畳む。疎らな木の中を滑ると、すぐブナ林に、入った。下りは早い。気持
ちよく滑ると、だんだん雪から立ち上がった灌木が増えてきた。2日前から、ずいぶ
ん雪が減ったのがわかる。藪がうるさくなって、雪も途切れてきたので、スキーをぬ
ぐ。しばらく尾根を降りると、鳥越川の本流に出た。丸木橋は、通りすぎてしまった
ようだ。溝辺さんが、徒渉しようとして、ひっくり返って、亀状態になっている。同
じ場所を渡る。見覚えの有る道だ。こごみがずいぶん顔を出している。やっと林道終
点に到着。
鳥海山に初めて来た私にとっては、北面は、おまけだったが、千蛇谷の長いトレール
と、すばらしい景観のキャンプが印象的だった。

車を出すと、のギアボックスあたりから異音がでて、JAFを2回呼ぶ。一時不安になっ
たが、大事には、至らす、軽い原因だった。近くの湯の台温泉に浸かって、汗を流し
た。また三崎海岸に寄って、鶴岡に向かった。

5月6日
古いたたずまいの湯田川温泉、裏山の梅林と竹林と神社を散策。山海山海の繰り返し
だが、今日は、日本海側を新潟回りで帰る。
笹川流れは、新潟県北部の海岸線、とても水がきれい。砂の感触が、ブーツから解放
された足に、心地よい。古い町並みの栃尾を回り、大きな厚揚げを買って、まだ雪多
い守門を眺め、通い慣れた道を帰宅した。

東北自動車道 岩槻-北上江釣子 9,350
関越自動車道 小出-所沢    5,050
ガス 158,5L          17,274   走行距離1750km
----------------------------------
 交通費 計          31,674

4.22.2001

鷹取山の救助訓練

鷹取山の救助訓練
トレーニングになった
 
4月22日(日)
湘南鷹取山 自己脱出+救助の練習
メンバー:忠さん、ケンジさん、ピカ、モモ

まずは固定ロープを張って、プルージックでの自己脱出。キーポイントはプルージッ
クスリングの長さ調節。
下のプルージックにテープスリングを連結して簡易アブミを作ると楽。
ピカがユマールで登ってロープを回収。ユマール登りは久しぶりで、あんまりスムー
ズにはいかなかった。

次は救助。一人が負傷者、一人が救助者の役をする。
まず、自己ロワーダウンから。負傷者からのプルージックを救助者の上に取ることが
キー。
この方法は、傾斜のゆるい壁ではロープが擦れること、また支点を回収できないこと
が欠点。

最後に負傷者とともに懸垂下降。これは救助者と負傷者を(8環の安環つきカラビナ
を通して)連結するスリングを固定しないで1本のものを使うのがキーポイント。
ガメラさんの資料(2000年岳人1月号)によると、懸垂は大変でロワーダウンの方が
よいそうだが、やってみた感じでは懸垂のほうがスムースだった。

練習には意外に時間がかかり、参加者は4人だったが終わったのは16:00だった。
とにかく、頭では理解しているつもりでも、やってみるとは大違い。
最低でも年一回はトレーニングすべきだと認識した。

ピカゾウ。
Momo & Hikari Mori

4.17.2001

ワシントン州の旅

ワシントンの旅
ちょと忙しかった
 
skiing in mt.rainer by kazuo matukura

member matukura kawasaki kisya まかべ

4月17日
シアトルには10時着。どんよりと曇っている。雨季といううわさ。高級レンタ
カー新型エクスプロラを借り出して飛行場をでたのは昼過ぎになっていた。
フェデラルウエイで5号線をでてreiを探し出し、地図と情報を仕入れる。
とりあえずクリスタルマウンテンスキー場にむかう。スキー場は終わっていた。
足慣らしをしたかったのだが当てがはずれた。ワシントン100ルートにはここからの数
ルートがでている。レニア山東山麓、こちらの道はクローズされていてレニアの登山口パ
ラダイスにはたどり着けないということをこの目で確認。
レニア山を捲くように、ぐるりと田舎道を回り込んでエルベ村へ。
新緑と花々が咲き乱れるレニア山の麓であったが、眼前に大きくそびえているはずの本体
は厚い雲の中。それにしても点在する開拓牧場のたたずまいは絵のよう。緑が多く日本の
田舎のような雰囲気もあって、カリフォルニア方面とは趣が異なる。
エルベは森林鉄道の基地だったようだ。使われなくなったslと廃線がさみしい。偵察の
のちイートンビルのミルビレッジモテル106にチェクイン。モテルの名が示すようにこ
こは切り出した大木を製材した町。いまその面影はない。
結局レニアは一度も顔をださなかった。
明日はパラダイスまでドライブしてミュアパスへツアーの予定。
明日もここに泊まるかは未定。
malcom`s mill village motel
tel 360 832 3200
fax 360 832 3230

18日
厚い雲が流れている。レニアは姿を見せない。それでもミュアパスくらいならとパラダイ
スまでドライブ。数台の車があってスノーボーダーが多いようだ。前夜新雪がふったよう
でうっすらと積もっている。11時過ぎ、駐車場5450フィートからシールで歩き出す。日
が射したり雪が降ってきたりで不安定な天候。1時間ちょっと登ったところでガスがでて
きて様子を見る。ニスカリ氷河がちらりと見えたが本峰は現れない。
あきらめて下降とする。快適な滑降だった。
本日も同じモテルどまり。
明日は天気がよさそう。同じルートにトライ。

19日
モテルの庭からレニアが朝日をあびたボタ山のようにみえる。これはいい、とラ
ーメンを食べてからスタート。
パラダイスに着くと全山が姿を現している。
1000にシールをつけて三々五々出発。昨日とおなじコンデイションで締まっ
た雪のうえに数センチの新雪が積もっている。快適に登る。パノラマポイントの
下でスキーを手にもって急斜面を登る。先行の登山家いるらしくスッテプがある
のでなんのこともない。あとはミュアパスまでトレイルと赤旗をたよりに登って
いく。川碕、松は後方。4時間かかって2時に曽遊の地ミュアパス3016メー
トル着。先行のつぼ足の登山家がいた。平日のせいか後続は二人の山屋くらい。
ここから4300メートルの頂上へはアルペンの世界。滑降も快適というよりも
エキストリーム系といえるだろう。
2時半に滑りだした。ゲレンデのようなスムースな斜面が続く。ひとり鼻歌まじ
りで下る。ミュアスノーフィールドは緩傾斜が続くこの尾根では適度な傾斜をも
つ絶好のスロープだった。パノラマポイントの急斜面は正面壁ともいうべき急斜
面を8回転の大滑降できめて、川崎、まつちゃんと合流。
パノラマの駐車場には3時過ぎに着。高差1400メートル快適な滑降だった。
黄色いミズバショウ、レニアの森などを撮影して帰荘。
20日
朝、シアトル空港に向かう。予定通り11時には後発の真壁さんと合流。そのままrei
本店により買い出し。本店の大きさに驚いた。そこで変わったランチを食べてから一路5
号線を北上。20号線分岐のプライムアウトレットで買い物。
カスケイドハイウエイとも言われるらしい20号線を東行。美しい田園風景の中をドライ
ブ。北カスケイド国立公園手前、ベイカーダム下のコンクリート村のモテルにチェックイ
ン。
ノースカスケイドイン
360ー853ー8870
ファックス 853ー7123
45ドルの部屋にしては立派過ぎていうことなし、だが、どうしてもパソコンのダイアル
アップはできない。内線のシステムの問題らしい。まっちゃんの自慢的最新のibmも
ずーっと不通状態。2台とも役立たずの箱と化してしまった。
あすはベイカースキー場で足慣らし。この宿で4泊するのに反対する人はいないようだ。
コンドミで暖炉生活をしてみたい気分もあるのだが適当な物件は見当たらないように見え
る。
 
21日
素晴らしい天気。モテルの前は牧場。白馬や黒駒が朝日を浴びて草を食んでいる。少年が
目の前のフィッシュクリークで魚つりを楽しんでいる。朝ご飯のおかずにするのであろ
う。
マウントベイカースキー場へはコンクリートからはぐるりと大回りするので100マイル
ほど。のどかな田園をドライブして、それでも10時には着。景色のよいスキー場であ
る。懸垂氷河を間近にみて写真撮影に励む。春のメルトダウン券というのが33ドル。ひ
ととおり滑ってランチ、午後もう一度登るが雲と雨、雪がやってきて退散。テレマーク派
も結構いましたが、うまい人はみあたらなかった。
buringtonのモールに寄って中華惣菜などを求め帰荘。夕暮れコンクリートの村を探検す
る。ポートランドセメントの工場で栄えた場所であったらしい。それも今は昔。巨大なセ
メントサイロが町のメモリアルになっていて、それはドライブしていると嫌でも目に入っ
てくる。ベイカーダムは堰堤に毛が生えたような代物で拍子ぬけしてしまった。とはいえ
古くて美しいダムである。
パンフレットをみてわかったのだが、この村はポートランドセメントの工場は1968年
まで稼動していたという。コロンビア川のグランドフーリエダムのセメントは基地はここ
だった。

22日
天気はあまり芳しくないが、ワシントンパスへ向かう。1時間ちょっとのドライブ。
ニューハーレムでビジターセンターをたずねる。ここも巨木切り出しの林業が栄えたとこ
ろだったようだ。スタンプスハウスという切り株の家に家族が住んでいる写真が印象的。
12時過ぎにワシントンパスから歩き出した。2時間ほどでブルーレイクポイントに着
く。ガイドブックどおり。アーリーウインターススパイアー、リバティーベルの岩峰が圧
倒的。薄日が差す空模様は朝からかわりなし。低値安定だね、と話す。
ワシントンパスが1600メートル、ここが2000ちょっとだが高度感は素晴らしい。
スパイアーのガリーを登るアルパインクライミングパーティを見た。寒いのでさっさと滑
りだす。コンディションは、上部はまあまあ。下部は最悪。
2時過ぎには車に戻った。パウダーのころには素晴らしいスキーができるところと見た。
ワシントンパスはこのあたりの冬の名所らしくスキーヤーはもちろん、ボーダー、スノー
シューの団体など、この時期めったやたらにトレイルがあってとてもにぎやかなところの
ようだ。まつちゃんはアメリカ4大パスの二つを滑ったとご機嫌。
念願のパスを訪ね満足、もうひとつの予定のソウクマウンテンはまた次回ということで、
海岸線まで戻る。海の見えるところへ行こうと、100マイルのドライブでアナコルテま
で飛ばし、アナコルテインにチェックイン。期待通り窓からマリーナの見える結構なとこ
ろであった。
一日余裕ができたので明日はカナダへ越えてウイスラーで滑ろうかと、晩餐の香港飯店で
は話が弾む。
23日
早起きして7時すぎにはアナコルテをでる。黒い雲が低く流れ、風もある。ここの名物
チューリップ畑を撮影の予定だったが後回しとする。1時間あとには国境を越えてカナダ
に入っていた。通勤ラッシュと逆行するようにしてライオンゲイトブリッジを越えて99
号線を北上。昼前には、今日の目的地ウイスラースキー場着。 40カナダドルでチケッ
トを買い、目いっぱい滑るぞと誓いあう。ガスに煙るリトルウイスラートップに2回登り
滑り下るともうモチが切れた。元を取っただろうか。
1時間のドライブでスコミシュに戻り、オウガストジャックモターインにチェックイン。
窓からクライマーのあこがれのチーフが見え、部屋は広くて清潔。カナダにいるんだなと
いう感じがはじめて湧いてきた。
ウイスラーは何十年ぶりかの訪れだったが、まさにリゾートスキー場。素晴らしいパウ
ダーエリアではあるが、このバブル的なホテル群の密集には辟易。明日はシアトルに戻る
とするか。
24日
早起きして6時半にスタート。朝からの雨がバンクーバーを過ぎるとあがってきた。再び
国境を越え、バーリントンのチューリップ畑では日が射してきてよい写真が撮れた。5号
線をどんどん下りノースベントのアウトレットモールに寄りグルメハンバーガーのラン
チ。
シアトル市内でパブリックマーケットなどを観光。ここは面白かった。街を離れフェデラ
ルウエイのモテルへ入る。スキーをしまって、明日は川崎さんと帰国。まかべ、まっちゃ
んは第二ステージに入る。オリンピックnpからヘレン山、フッド山方面へ南下の予定と
いう。
短期間だったがあちこち効率よく動いた。ちょと忙しい旅だったかもしれない。
以上汽車記



 

ワシントンの旅、後半のレポート 

その後、私たちは予定通り、まずはオリンピック国立公園へと向かいました。
オリンピックは山の上も、森も、海もすごくよかったです。
一帯が緑のグラデーションで彩られたような森や、
苔むした岩を流れるクリークなどは心が洗われるような感じでした。
海は丸石もよかったですが、私としては石以上に、荒波でもまれ
滑らかに磨かれた枝や木っ端が魅力的で、たくさん拾ってきました。
バンクーバー・アイランドで拾った木っ端同様、キーホルダーにして
これをみんなのお土産にという魂胆です。石もたくさん拾ってきました。

オリンピック以降は天候に恵まれず、ヘレンスは一度も顔を出しませんでした。
豪雨や雪でスキーといった感じにならず、スキーはあきらめ
ポートランドで美術館に立ち寄りました。

マウントフッドには4/29に入りました。マウント・フッド・メドーは
朝から雪で、ノーマルタイヤでは行くのも危ぶまれ、
雪の様子を見ながら進みましたが、途中、前を行く車が跳ね上げた石が窓を直撃し
しばらくすると、傷がついていたようでヒビが入ってしまいました。
そんな具合で、ちょっと落ち込みながらスキー場にいったわけですが
ゲレンデは小さいもののなかなかよかったです。
朝の2本ぐらいはまさにニセコのパウダー状態でとても気持ちよかったです。

その後はYAKIMA側からマウントレニアを見ようと東側からのアプローチを
考えましたが、やはり天気が悪く雪模様。この車ではWHITE passへは
向かえそうにないので、90号線をアウトレットのあったNORTH BENTを抜けて
シアトル入り。市内観光でまず入ったのがIMAXという劇場。
マウント・ヘレンスのことを上映しているというので、山が見られなかったし、
せめてここで見ておこうと入ったのですが、
180度の大スクリーンに私も真壁さんも船酔い状態で、へべれけになり退場。
あとは水族館、スペース・ニードルなどを回りました。
そうしているうちに、天気もよくなってきたので、明日に最後の期待をかけて
夕方にイートンビルの最初のモーテルにチェックイン。
しかし、最終日も天気は優れず、マウントレニアのゲート前から雪模様。
周囲の山は真っ白でとても、上がって行けそうにないので、あえなく敗退。
残った時間をどうしようかと街で仕入れたパンフを見ていると、
あのNORTH BENTから15分ほどのそばに「ツイン・ピークス」の舞台になった
スコーミー滝があるというのでそちらへ。とても大きく迫力ある滝でびっくりしま
した。
かなりの観光地のようで大きな駐車場もありけっこう人が来ていました。
その後、アウトレットでTシャツを購入。
夜はサフェコ球場でマリナーズ対レッドソックスの試合を9時頃まで見て帰宅。
まー、そんなわけで、とにかく走りました。約1700マイル。
真壁さんが途中、2回、1時間ほど田舎道で運転を代わってくれました。
車のフロントガラスのヒビはLDWに含まれている保険で大丈夫でした。
しめて336.30$でした。これからはAVISでこれでOKかも。


********************
   松倉一夫/KAZUO MATSUKURA

4.13.2001

越後駒ガ岳2回

越後駒ガ岳
トレーニングになった
 
4月13日 メンバー:ピカ+モモ

石抱橋(6:50)~道行山(9:50)~小倉山(10:30)~1760m地点(11:45)~ス
キーで下山~石抱橋(15:10)

午前中は天気も上々で快調に登れたが、1760m地点で急にガスが出てきてホワイトア
ウトに。
晴れるのを待つが、天気が回復しないので下山する。

「ロクスノブックス:スキーツアー」に載っている地図だのルートだと、道行山まで
の支尾根は遠く、尾根の状態も雪庇が出ていてよくない。
道行山から直接派生している尾根を登ったほうが近い。
下りはそちらの尾根を滑った。ただし、一箇所雪の切れている個所があり、スキーを
脱ぐ(といっても5mくらいだけど)。

車に戻った時点で、雨になった。

全体を通じて雪の状態はよく、滑りはとても楽しかった。
雪は豊富なのでまだ行けるでしょう。

森 光

4月29日(日)
 越後駒ガ岳
 
 メンバー:ピカ、モモ(ARC)、石寺(REI)
 コース:石抱橋~道行山~小倉山~肩の小屋~山頂(往路下山)

天気が良かったので今回は無事山頂まで到達できた。
朝6:00に歩き始める。
前回の反省を活かして、林道からは柳沢を越えた尾根にとりつく。
小倉山は南東面をトラバース。
駒の小屋までの急斜面はスキーを担ぐ。
山頂着11:45。かなり速いペースであった。
雪はザラメでコンディション良好。すべりは快適だった。
小倉山とのコルの手前、1400m付近から東の沢に入って遊ぶ。
1180mまで滑り、1284mPまで登り返す。
道行山までシールで登り返した後はずっとスキーで駐車場まで滑れる。
登山口着15:45。

滑降標高差1450m。

 Momo & Hikari Mori

谷川岳など上越のスキー

谷川岳など上越のスキー
トレーニングになった
メンバー:石塚ほか
4月13日14日

12日の夜、尻焼温泉に入り入浴してそのまま野宿。
いつものように朝風呂を楽しんで草津に入りました。
13日は、芳ヶ平のツアーのつもりでしたが、1週間遅かったようです。
先週の暑さで雪が溶け、ロープウェイと元白根の上部ゲレンデのみ滑れるような状
況。
春スキーのため、リフト券が2000円だったのでおとなしくゲレンデを滑りました。

気を取り直して、13日夜に場所替えをすることにしましたが、
3人パーティの1人が帰京しなければなりません。
渋川伊香保まで送って、そのまま水上エリアへ。

水上もまったく雪の気配ありませんが、谷川岳に望みを託して土合で泊まり
芝倉沢を目指すことにしました。

芝倉沢は月曜日(4/9)にも行きましたが、その時は、あまりいいコンディションでは
ありませんでした。
オキノ耳から一の倉岳までの稜線も雪が腐って歩くのが大変でしたし、
S字から下部はデブリで滑れない状況でした・・・
ただ、巻機や平標に移動するのも、時間的にきつかったので日和ました。

結果は正解。気温があまり上がらず、前日には薄く新雪が積もったようでした。
稜線歩きも快適で、簡単に芝倉上部へ到達。
カール状斜面は下から見て右側に新雪が張り付き、快適な一枚バーンになっていまし
た。
カールから下はべたっとした、湿りけの多い新雪と腐れ雪でしたがそこそこ
楽しめました。S字からは草つきごと流れたデブリをひたすらこなして下山しまし
た。

諏訪峡の近くにある、なじみの店で絶品のうどんと辛味もちを食い、
諏訪温泉センターにて入浴して帰京しました。

4.01.2001

宝永山スキー2回

富士御殿場口、宝永山スキー
トレーニングになった
    
 
富士・宝永山スキー 
メンバー ひろゆき、おまた、なべ、きしゃ 

4月1日
 前日は春の大雪。小屋の前で20センチ。あたりは冬景色だ。せっかく畑を耕そうとしたのだ
 がプランをかえて、ひろゆき、おまたさんと裏山へクロカンツアーにでかけた。雪の中だから
 富士山は見えない、が腹ごなしになってお酒がうまい。
 夜中になべちゃんが来たようだ。 朝ご飯をたっぷりいただき、2台で御殿場口へ。8時半には
 歩き出した。きのうとはうってかわって好天気。富士山は真っ白だ。大きな高気圧に日本中お
 おわれているらしい。
 シャツ1枚でがんがん登る。なべちゃんなどは得意の股引スタイル。が宝永山に近づくにつれ
 て雪が固くなってきて、急に冷たい風が流れてきて冬装備になる。
 シールであえぎあえぎ直登して、昼過ぎに頂上に着く。おまたさんも相変わらず強い。60を
 越えているとはとても思えない。正月にニセコで敗退して以来の山スキーだという。
 宝永山の頂上にたつのは初めて、一応目標を達成したわけだ。大きな爆裂火口だったことがわかる。 
 12時半に滑り出した。見える範囲でスキヤーは10人もいないか。アイスバーン
から滑りやすい雪質に変わったかと思ったがすぐに最中雪に変わり修行となる。予想
していたように、昨日の新雪がやっかいな雪になってしまったようだ。 それでも二子
山の二つのピークの滑りは新雪がまだ柔らかく想像以上に快適だった。 
 終わりよければすべてよし、となべちゃんが言う。本人は上部でもなかなかよい滑りをして
 いたのだが。ひろゆきさんが、なべちゃんはうまくなったとしきりに感心していた。
 太郎坊の車には3時に戻った。 疲れたね、と残っていたお茶で乾杯。1200から2700ま
 で1500メートル登ったのだから疲れるわけだ。一日好天に恵まれて、富士山もずーっと顔を
 だしていた。おまたさんが最後の最後にブッシュで切り傷を作り、念のため吉田の病院に行く。
 それにしてもスノーモービルが我が物顔に二子山をはしり廻っているのには辟易しました。

 4月8日
メンバー とくち、かわさき、なべ、きしゃ
約束どおり8時になべちゃんがやってきた。昨日ほどの天気ではないがまずまず。どこへ
いこうか? と談合になるが、富士山北斜面の新ルート開拓がテーマではあったが事前調
査が不足ということで、結局、先週とおなじ御殿場口とする。
9時には歩き出していた。きょうはくろもお供についてくる。先週は新雪がやってきて全
山真っ白。その日は車わきからシールで歩き出したのだが、その雪がすべて融けてしまっ
て、今日はえんえんと草原と砂漠が続いている。それでも大石茶屋の上でスキーを履く。
双子山がガスのなかから現れ、そして宝永山、そしてついに富士本峰。ドラマッチクな登
場であった。
再びガスに包まれるころ、2時間ほど登ったときには宝永山中腹2000メートルに達し
ていた。南面のせいだろう、新雪と旧雪、砂地の地面がまじりあう不具合な斜面が続く。
このへんでいいね、と昼前にはモチが落ちた。
宝永山の斜面は最悪というべきスロープだったが、続く双子山の2つの斜面は最良の春ス
キーが楽しめた。くろも元気にスキーヤーの後を追いまわしているのが面白かった。
13時すぎには太郎坊トンネルわきの車に戻っていた。富士山が見えたのは30分ほど
か。暗くなるまでその姿を見ることはなかった。

守門岳と浅草岳

守門岳と浅草岳
トレーニングになった
 
メンバー 伊藤裕之 五味隆登

2001_4?日程調査中

 昨年、只見側入叶津から、浅草岳に登った時、正面によく見えて気になっていた、
黒姫の東の尾根に行ってみました。人は、行っているとは思いますが、スキーの記録
としては、まだ見たことありません。

 8時半、除雪終点の大自然館前をでる。破間川の林道を、八十里越えの方に、1時間
ほど歩き、堰堤を越えたあたりが、予想していた徒渉地点。それまでは、谷も深く、
沢は、割れて、渡れそうな感じは、無い。堰堤の上は、予想どうり流れも緩やかで、
雪も乗っている。林道の湾曲しているところから、うまく沢に降りる事が出来た。ス
ノーブリッジを越えて、徒渉完了。回りを見渡すと、側壁をずり落ちてきた、厚み3
m位ファミレスの駐車場位の雪塊をはじめ、雪割れ、落ちそうなブロックなど、林道
側に多く、不気味。
岸に上がりあとは、登るだけ。木々の中、小さい平らをいくつか越えると、右に大き
な斜面が開け、一登りで、広い平らに出る。山頂につながる大きな斜面が、広がる。
上部は斜度も結構きつい。どこを登るか考える。ゼンダナ沢は、しっかり雪が乗り、
その左の尾根もなかなか良さそう。やはり正面の斜面の太い樹林の中を登り、上部の
棚になっているように見える所を、トラバースして、稜線に出ることにした。早く右
に巻いた方が、傾斜は、緩いのだが。
稜線に出ると、奥の斜面は、登りやすい。やがて尾根が顕著になり、ちょっと雪屁の
出た山頂が見える。ゼンダナ沢の源頭も良さそう。黒姫は、守門浅草の、展望台。浅
草の大きな山容が、眼前に広がる。13時半滑り出し、尾根もターンできる位の幅は有
る。両側は木も無く高度感が有る。下の斜面に入る。こちらは、南面。最初急なので
、ちょっと斜滑降を入れると、案の定小さい雪崩が出て下の棚で止まった。あとは、
木の中に入り、重い湿雪を気持ちよく滑り、大きな平らに出た。標高差も少ないので
下りは、早い。河原まで緩い斜面を下り、渡ったところでシールを貼る。林道まで一
登りして、危険地帯を通過して、一休み14時半。林道は、右沢の合流点まで傾斜もな
く滑らない。15時20分大自然館到着

このコースは、徒渉が最大のポイント。時期が遅かったり、少雪のときは、沢に降り
るのも苦労かもしれない。後は1時間の林道歩き。でも黒姫に登るなら下黒姫沢を経
由するよりダイレクトだし、標高差750mと小ぶりだけど、気持ちいいコースと思い
ました。

 大自然館で五味さんと合流し、翌日浅草早坂尾根を目指しました。ムジナ沢は、も
う何度も行っているし、景色も見えないので、尾根コースで登れないものか、やって
みましたが、以外と尾根に取り付くまで、地形も複雑で、小さく急な凸に悩まされ、
結局ムジナ沢に逃げました。単調だけど効率の良い登りでした。稜線に出ると、昨日
登った黒姫と守門が大きく見えました。山頂はにぎわっていました。只見側から来て
いる人たちも結構多いようですが、早坂尾根に下る人は、少ないようです。私たちの
前に3人組が、早坂尾根におりて行きました。早坂尾根は、最初は、入叶津側の尾根
と平行ですが、途中からだんだん離れて、えんえんと緩い斜面が続きます。モチモチ
雪で滑らないけど、先行の3人と五味さんがいるので、昨日よりはましです。尾根の
末端から方向を変えて、林道に向けてすべります。この辺も木々の中、程々の傾斜で
なかなかいいところでした。林道には、すでに先行トレールが有り、最初は、緩く歩
きでしたが、徐々に斜度も出て、3時15分、以外と早く大自然館につきました。天気
が良く、早く終わってしまって、もったいないようでした。

今回は、破間川をはさんで、右に浅草早坂尾根、左に黒姫と、相対するプランなので
それぞれ良く観察できました。この地域は、浅草、守門以外脚光を浴びませんが、結
構スキーも楽しめ静かな山行ができる場所だと思います。