5.24.2016

櫛形山。新府城も

櫛形山
大きな山、森がきれい
2016年5月22日 日曜日

正面に櫛形山

甲府盆地と富士川を見下ろす

きれいな原生林が広がっている

天候 はれ
member 伊藤記

登りたい山があったのを思い出した。富士吉田から下って増穂町(南アルプス市)へ。新山梨環状道路を走ると正面に櫛形山が見える。山へ向かって細道を行く。伊奈ヶ湖から登るつもりだったが、ロッジのおやじさんがもっと上から登りだすのがいいというのでそのまま林道を走って見晴台まで上がる。

正面に富士山が見えて、増穂や甲府の町が見渡せる。笛吹川と富士川が合流して南へ下っていくのがわかる。川向うの山は御坂と天子の山並み。昨日パラグライダーで飛んだ黒岳、節刀岳などが見える。

9時スタート。雑木と春の草花がきれいな山道を1時間少し、でアヤメ平。アヤメの時期には早いがきれいな草原になっていた。シカの食害のせいかアヤメは少ないらしい。
ひと登りで山頂部となり、すぐに裸山、向かいに櫛形山頂が見える。クシの形をした山だから山頂部が長くて広い。カラマツの大木が点在していて原生の森が残されている。

ツツジの類があちこちに

山頂部全体が広くて明るい森になってる


櫛形山山頂はツガやカンバの森になっていて展望はない。富士山だけが見える切り開きがあって、今日は春霞の中に浮かんでいる。写真にはうつらないだろう。

昼に下り始める。別の遊歩道を歩いてアヤメ平。少し下ってまた別の散策路を選んで見晴台へ戻る。2時終了。
10人ほどのハイカーと会っただろうか。日曜日なのに空いている。森の様子が魅惑的ないい山でした。

富士見パノラマに移動してふれあい温泉に寄ってからパーキングで休憩。

あまり使われなかったという武田最後の城

左の小山が城跡。向うに鳳凰三山

翌月曜日は安国寺で用事を済ませ20号を戻る。韮崎で新府城跡を見学。兵どもの夢のあと。甲府バイパスから河口湖へ上がり、吉田うどんでランチして、道志道を走る。好天のドライブで面白かった。夕方帰着。吉田で25度くらいあったが東京は30度越えの夏日だったそう。

河口湖大石パラグライダー 春4

河口湖大石パラグライダー 春4

絶好天気でにぎやかに飛んだ
2016年5月21日 
土曜日
今日はよさそう。吉田恩賜林公園

おひさの西旦那

トップ引きのミヤモトさん

天候 晴れ
member シブタニさん、オバラさん、マエダさん、ミヤモトさん 、なべさん 西村旦那 長尾さん、島袋さん田畑さん、伊藤記


好天予報で10人ほど集まった。ミヤモトさんが出てなんとか上げていく。つぎに出て山伝いなんとか稜線へ。後から出たシブタニ、なべさんなどが沖で高く上げている。黒岳へ向かうが稜線は風の強弱がつよい。黒岳を取ってからがんがん上がりだす。そのまま節刀岳、十二岳とまっすぐ通過。最高2250mほど。GPSのバッテリー切れとモチベーション切れでそのままランディングへ。2番目にでて2番目に降りた。1時間少しのフライトだった。
春霞だががんがん上がる

ま、いいか、と西だんな降りてくる

1時間ちょっと、最高2250m

昼ころにますます上向きになって今年最高のコンディションとなった。十二が岳のあたりで3000m越えが3人、三つ峠が二人、王岳が3人、五湖台から三湖台経由王岳のなべさんなど、好フライトが出た。最高は3300ほどか。
昼過ぎに全員無事帰還。
紅富士湯に寄って吉田道駅。明日も好天予報だが、用事で信州へ移動予定。

いちおうひとまわり



1017本目のフライト。62分のフライト。総フライト時間519時間05分
年のせいか気分が続かないようだ。そろそろ卒業、潮時か。

メンバーの動画1


メンバーの動画2

5.16.2016

河口湖大石パラグライダー 春3

河口湖大石パラグライダー 春3
予報はずれの好天でにぎやかに飛んだ

2016年5月15日 
日曜日
新機体のサト会長。ナンバープレートがユニーク

春と夏の混じった陽気

黒岳から西へ向かう

天候 晴れ
member ごーさん、シブタニさん、オバラさん、師匠きくちさん、サト会長さん、アイダさん、カネサかさん、マエダさん、ミヤモトさん 臼井くん、サチねー 浮須さん2 伊藤記


くもり予報だったが意外13人集まった。風が微妙だが日照もあって悪くなさそう。3便で上がるともう数人が飛んでいた。テイクオフには南風がしっかりと入っている。

11時過ぎにでて小山の上で上がり始める。南風が強いのか流されながら稜線へ。山の上は風が入り乱れている感じ。カオさんのあとを追って低いまま黒岳へ向かう。高いところにほかの機体は見えないから1900mあたりが限界か。1700mで黒岳について斜面を駆け上がって山頂へ。いつものパターンでなんだかなー。先週は歩いて登ったところ。ハイキングの人にこんにちはしてさっさと西へ向かう。
富士山も見える

草が伸び放題

カメラを出して撮影しながら進むが前方に嫌な雲がありそう。ウスイ君などとすれ違うが稜線上にあまり機体は見えない。みんなあまり遠くへ行ってないのではないでしょうか。あの雲に笑いながらつっこむくらいの気持ちがないとこの先やっていけないのではないでしょうか。

テイクオフ側へ迂回。テイクオフ下まで下がるがこんどはすぐに1500まで回復。足下にいた宮本機がアッという間に頭上に現れる。サーマルがあちこちに湧いている感じだ。
ま無理をしないでとランディんぐにそのまま向かう。ランディング上にもサーマルがあってなかなか下せない。我慢してようやく下ろすが西端ぎりぎりに着陸。
そのあと続々と先発組など降りてきた。南のブローがときどき入って数人がアウトランディングとなった。

ミヤモト機は2時間、最高2000mまで上がったそう。マエダさんはもっとか?
とくに破たんはなかったけれどなんだか手ごわい日だった。古いシグマはつぶれたりすることがないようだ。その分ブレークが重くて回しずらいかもしれない。

全員無事にランディングして3時終了。

赤が今日、青は先月


1016本目のフライト。59分のフライト。総フライト時間518時間03分

この日のメンバーの動画



おまけ
メンバーの先週の好記録上越国境超え

御正体山

御正体山
細野三輪神社からピストン
2016年5月14日 土曜日

森の中の山頂

道坂峠バス道からの御正体山。稜線が登路

ツツジが多い

天候 くもり、はれ
member 伊藤記

富士山スキーと思っていたが雪が少ないらしい。気分ものらないので、取材ハイキングに。御正体はいつだったか太郎と道志の白井平から登ったことがあった。その時は山頂に雪があった。

道坂峠から尾根上を西へ辿り御正体へ登ることができるが、明日大規模なトレラン大会があるらしい。人が多いのではないか、ということで今回は都留側の三輪神社からピストンとする。

東京を6時前に出る。道志道から道坂峠へ。駐車場は満タンだった。登山バスも上がってきた。写真だけ撮って三輪神社へ下る。林道を上がるがすぐに通行止め。工事車が行き来しているらしい。ちょっと戻って別荘で畑している人に聞いてみるとここに停めていいよと。山好きの人のようだ。
峰神社
今倉山と赤岩、二十三夜峰、右が道坂峠

9時スタート。ダンプが行きかう舗装林道を1時間。やっと登山道に入る。今倉山と二十三夜峰が見え、道坂峠から御正体へ続く尾根もわかる。雑木のきれいな山道を1時間半、かなりの急坂を登ると1568m峰神社。すごく小さい社と石柱が祀られていた。道坂峠で見かけた単独の人をすれ違う。近くに西側だけの切り開きがあって富士山が見えると看板がある。今日は裾野だけしか見えない。鹿留めルートから登ってきた3人組に会う。
ブナ、楓など

大菩薩など小金沢連峰など

ここが山道の入口、出口

峰の社からは3人の後ろについていく。尾根上の縦走路で楽しい。ヤシオツツジが咲き始めていて新緑がきれい。12時前に山頂。広いが展望はない。道志山塊の最高峰だが人気がないという。山梨の森100選で広葉樹林がウリとなっている。

往路を戻る。ダンプの行きかう舗装路脇に細い登山道があって虎ロープで導かれているのでそれを下る。入口の看板がないのと小枝がうるさいが利用できる。
別荘おじさんの駐車場に2時。

都留経由で山中湖紅富士湯、吉田道駅で休憩。

標高差1000mほど

5.05.2016

黒岳南尾根

黒岳南尾根

新緑の尾根、だれにも会わなかった。サングラス拾い物情報あり
2016年5月3日 

対岸畳岩から黒岳と連山

天候 はれ
member 伊藤記

昨夜の嵐が過ぎて朝には青空がのぞきだした。予報よりも半日は早い。相変わらず強風。
河口湖の麗峰で朝ごはんをいただきみなさんとお別れして湖畔の駐車場に車を置く。9時スタート。

黒岳の南尾根にハイキング道があるとは知らなかった。このあいだそれを聞いて今回は調査の気分。

にぎやかな湖畔から広瀬の坂路を上がると立ち寄り温泉の天水。その先30mほどのところに登り口があった。真っ白けの道標があってそこに黒岳とたぶん書かれていたのだと思う。
いきなり南尾根の支尾根にとりつく。植林帯の中の猛烈な直線の急坂を登りつめると一段落、さら新緑の雑木林を2段か3段登って南尾根と合流。平坦な道が続き、その後、急坂、二つ三つコブを越えながら高度を上げていく。

風はあいかわらず強くて、ときおりモーレツなブローが林を揺する。枯れ木が倒れてこないかと道脇の太い幹に身を隠す。実際ところどころ、倒れた枯れ木や枝が登山道をふさいでいる。
湖畔の駐車場から

急坂の登りにくい道

第二展望台から南アルプス

ツツジやアセビの低木帯に入ると岩場も出てきて、好展望台が現われる。富士山と河口湖、南アルプスなどの眺望がすばらしい。展望台は3つほどあり、登るほどに見晴しがよくなってくる。

山頂下の展望台は黒岳登頂者が必ず立つところ。ふじさくらが咲き始めていた。12時前1793mの山頂。雑木に囲まれていて展望はなく新緑もなくさみしい。15分ほど休んでいたがだれも上がってこない。

往路を戻る。途中、御坂トンネルの入り口に下る板取沢ルートの分岐に気が付いた。こちらは登りだしが御坂古道の入口だから黒岳までは800mほどの高差。

あれほど強かった西風も一段落したようだ。それでも忘れたころに強風がやってくるが、それも朝方の勢いはない。

支尾根分岐から下り始めるとミズナラの新緑が続く。林の向うに残雪の富士が見える。登山道というよりも仕事道のような造りでジグザグは少ない。道標もあってロープもかなり設置されているが、急坂のハイキング道で一般にはあまりおすすめできない気がした。2時にクルマに戻る。

山頂近くの急坂でサングラス拾った。小型で黒ぶちアーバン色、高級品に見える、汚れ具合から昨日あたりのもののよう。

第3展望台から

登り口はわかりずらい

山中湖の石割湯によって道志道。青山から右折して圏央道取り付き道に入り新道で橋本近くまで走れる。津久井道よりも早いようだ。連休中だが多摩川堤どおりも空いていて暗くなる前に帰京。


朝霧猪の頭パラグライダー 春2

朝霧猪の頭パラグライダー 春2
悪天予報ですいてたが

2016年5月3日 
火曜日

天候 くもり
member いつもの河口湖メンバー 伊藤記

Uternのアクロバット機で飛びだすブクロさん

昨日河口湖で飛んだメンバーがそろって猪の頭にやってきた。くもりの強風予報でフリーも講習生もわずかしかいない。

朝東京出て10時まえに到着合流。見上げると河口湖の機体ばかり目につく。

なんにんか挨拶して(ぷよさん、がくさん、くりすさん、アルプスカップル)ちょうどやってきた村隊長とテイクオフへ上がる。大ちゃん、ぶくろさん、こどもさんなどがいて、その後出る。

テイクオフ直前に機体接触があって2機が落ちるのを目撃。飛びだしてみると案の定、波のある風で飛びにくい。前山下でいったりきたり。落ちた機体を見下ろすが木にひっかかってて無事なよう。30分ほどして降りる。

落ちたひとりはメンバーだったがどちらも午後には帰還。
2時ころもう一回大ちゃんと上がって飛ぶが下降気味の風であっという間にランディンぐ。
そのあとすぐにクローズになった。
フリーは少なかったがタンデムは大盛況で6~70人くらい飛んだらしい。

芝サクラ渋滞の国道を避けながら河口湖の麗峰民宿へ。メンバーが20人ほど集まってにぎやかな会食となった。夕方からは前線がやってきて突風と大雨になった。

曇り空だが強風。森の中にツリーラン機ふたつ

1014本~1015本目のフライト。トップアウトなしの28分と8分のフライト。トータル517時間04分

月山スキー

月山スキー
残雪の山とローカルな旅
2016年4月30日から5月2日 


天候 くもり、はれ
member 羽根田 松倉 伊藤記
淡雪の新雪

1688m峰の滑走

4月30日
連休なので早めにまっちゃん亭に集合。5時半スタートして渋滞もなく昼前には月山春スキー場着。昨日は悪天で雪が降ったよう。山頂部は顔を出さないが視界は充分。リフトで上がって四谷川のバックボウルと表ゲレンデを滑る。アイスバーンはなくぐちゃぐちゃの新雪だった。雪不足で清水コースは閉鎖されていた。

大井沢に下り朝日山の家にイン。何年かまえ北田さんらと泊まったことがある。変わらずにきれいでサービスのいい宿だった。大井沢温泉で和む。
大栗の木。まっちゃん撮影

大井沢の地場スキー。近くに映画になった志田女医の診療所もある

5月1日
低気圧がきているらしく雨。大井沢の博物館や日本一の大栗の木など見て、雨上がりの月山湖のこれも日本一の噴水を眺める。西川の出羽やは行列になっていたのでカエルの子でそばなど。ここは朝日山の家の親戚だという。
志津の清水や旅館にイン。旅館だと思っていたが民宿だった。


四谷のバックボウル

表ゲレンデ側

5月2日
朝いち宿の前の五色沼から月山と湯殿山が見えた。晴れるだろうか。
リフトで上がるが月山は霧の中、登山者やスキーヤーがシールをつけて霧の中に消えていく。
とりあえず行動しようと登りだすがどこまでもガスの中。登りすぎてるな、と思ったが、案の定、稜線直下に出てしまう。ホワイトアウトだとそんなもの。月山山頂はあきらめてUターンして姥ヶ岳に登る。
山頂でいっときガスがきれて周辺がきれいに見えた。南尾根のルートを下る。楽しいダウンヒル。
昼前に駐車場に滑り込んで終了。

西川から高速に乗って暗くなるころ白岡のまっちゃん亭に帰着。羽根田さん運転ありがとうございます。
つぎは富士山スキーで今年はおしまいか。

まっちゃんのブログ