11.24.2014

立山ハイキング

立山ハイキング
2014年11月23日

member 太郎 伊藤フミヒロ記 
いい天気だったが残念な週末

立山展望台2から

あざみ平から伊豆方面



23日 土曜日
天候 晴れ 
 前日に出て富士山南麓のイエッティスキー場へ。平日とあって空いている。スノーボーダーが8割強。1日券が1600円で有料道路が500円なので、ちょうど富士スバルライン往復代と同じ。10本2時間弱で引き上げる。物足りないが初すべりということで。紅富士湯から吉田道駅でのんびり。
 土曜日。どんなところか行ってみたかった須走浅間神社からの立山コース。紅富台の別荘地のトップに車を置いて9時スタート。造林森から雑木林にかわって富士展望台。さらに小一時間で立山山頂。ここにも展望台がある。二つとも富士山東面を眺めるには絶好。山中湖周辺の展望台よりも静かで味わい深い。畑尾山からあざみ平まで下る。数年まえ太郎が半日も放浪していたところで懐かしい。この稜線は静岡と山梨の県境で、東は三国山から湯舟山、不老山まで続いている。西の端は富士山頂となる。
 往路を戻って1時前終了。3連休なのにだれにも会わなかった。
たちやまと読むらしい

起点はここ
須走道駅から見る立山

 紅富士湯に寄って河口湖やまと民宿へ。河口湖パラグライダースクールの水野校長が急逝。通夜、葬儀が今日明日、みんなが集まった。働き盛りの50歳で逝くとは。肝臓がん。残された幼子が3人もいて言葉もない。
 エリアは消滅か。ほかのパラスクール同様ひとり経営の零細だから後継は期待できそうもない。十数年まえパラを始めるときからの師匠だった。テクニックに秀でていてパラの操作術についてはうるさいほどだった。スクールは道場の雰囲気があった。怪我もなくやってこれたのはこの先生の指導のおかげだったと思う。
 葬式にかけつけたОBは多かった。その実、現役フライヤーは十数人というのが最近の状況だったから先細り感が強かったのだが、突然の終焉はだれも予想できなかったところだろう。
 見上げる御坂の峰にもうパラグライダーが飛ぶこともないとおもうと感慨深い。家なき子となる仲間もちりぢりとなるのだろう。パラグライダーでは講習生時代の同期の連帯感が強い。別れ際に、老境に入った同期の仲間と、もう少しやってみるか、などと低く語りあう団塊世代ではあった。
 パラグライダーは筋力を使うスポーツではないが、いったん、高く、遠くに飛ぶという目標を掲げると猛烈な気合とねばっこい根性が必要となる。過激で厳しいスポーツだが、陽気のよいときにのんびり飛ぶという選択もないわけではない。さてどうなることやら。
静かで味わい深い、秋冬がよいね


イエッティ、1kmコースを10本
御坂の空には縦横に飛び回った思い出だけが、、。

11.19.2014

世附権現山

世附権現山
2014年11月18日

member 太郎 ケイ 伊藤フミヒロ記 
不老山と右が権現山への尾根

いまが盛り

木の間から富士山など

山頂へは落ち葉のブロードウェイ

18日 火曜日
天候 晴れ 
 太郎の散歩に山へ。西丹沢あたりはいまごろが紅葉最盛期か。
 丹沢湖の郵便局下に車を停めて浅瀬入口9時半スタート。造林帯を登ると東京電力の仕事小屋があって、そこを過ぎると登山道はか細いものにかわる。雑木林の中の踏み跡を辿って富士見平。南には箱根や不老山、湯舟山稜。東は丹沢の山々が木の間越しに見える。登りやすい登山道はなくただ猛烈な急坂をまっすぐ登って11時半に山頂。広いのんびりした山頂だった。富士山が見えて大平山の向うに赤石岳がのぞいていた。
富士見平から権現山


富士見平

中川の箒杉

 とくに森の様子がきれい。木の葉が落ちた秋冬ハイキングにぴったりだろう。往路を下って2時過ぎ終了。平日とはいえだれにも会わなかった。マニアにはよく知られたハイキング山らしいが訪れる人は少ないのだろう。
 中川の箒杉を見に行く。バス道からも見える有名な巨木で樹齢2000年らしい。ブナの湯に寄って帰京。
大平山と赤石岳



標高差は700mほど

11.16.2014

円山木の頭

丹沢三峰
2014年11月15日

member 太郎 伊藤フミヒロ記 
有名な弁天杉、黒いのは太郎

塩水林道から見る弁天杉と本間の頭

三峰稜線から見る蛭ヶ岳

15日土曜日
天候 晴れ
 前日富士吉田から移動。塩水橋に入る。前回下りで支尾根に入ってしまった円山木の頭(中峰)南東尾根(弁天杉尾根)を登って丹沢三峰を歩いて東峯(本間の頭)南東尾根を下るプラン。
 未明には登山者の車がたくさんやってきた。7時スタート。小一時間でワサビ沢出合。林道から分かれ丸太橋をわたる。50mほど登ったところで左に堂平に上がる細道があった。前回丹沢山に登るときはこれを見逃して急登りで難儀したところだ。
 弁天杉尾根への取り付きも不明なのでとりあえずワサビ沢に下る。大きな堰堤の上で適当なところから急坂を登りだす。ひとのぼりで立派な仕事道と出合う。取り付きはワサビ沢のもう少し上流らしい。
 しばらく行くと右に分かれる仕事道があった。細紐が渡してあって意味ありげ。これが弁天杉へトラバースする道だった。下り気味に進むと植林帯の中に巨大な杉が1本立っていた。根回り10mほどか。縄文杉ほどではないが立派、丹沢山中では有名な巨木だという。
 仕事道に戻り尾根を上がる。造林の森が終わると踏み跡程度になって雑木の森に変わる。前回道を外した場所は、下ってきた場合は迷いやすいところだと分かった。一度下ってしまうと登り返すのが億劫になるものだが丹沢の沢は厄介なところが多いから気をつけなければ。
 この道はマニアにはよく知られたバリエーションルートで、ため息の出るようなとか美尾根とかブログでは形容されていた。ほんとうにきれいな森だ。
 落ち葉をラッセルするようにして登り11時前に円山木の頭。急に北風が吹き付ける。縦走路では数人のハイカーとすれ違う。丹沢三峰には、4つか5つ数えられるピークがある。無名の頭の山頂は三峰の中でも様子がいい。
本間の頭(東峯)東南尾根。なぞの大木

踏み跡は落ち葉に埋もれてわからない

本間の頭(東峯)東南尾根の夫婦ブナ
大山や蛭ヶ岳の展望がよい。江の島や大島が見えた。
 本間の峰(東峯)から宮ケ瀬方向へ少し下ったところから南東尾根に入る。GPSを見ながら注意して下るが尾根は明瞭で踏み外すことはなかった。古いハイキング道の形跡があちこちにあった。弁天杉尾根ほどではないが、こちらも悪くない。ブナやモミ、樹種の不明な巨木がたくさんあった。
 尾根を下り切ったところが塩水橋でとても便利。1時半終了。
 
塩水橋から気軽の周遊できる

赤トラックが今回、青は先週のもの


 
道t外しの核心部

お中道

富士山お中道
2014年11月14日

member 太郎 伊藤フミヒロ記 

大沢崩れ。冷たい吹き降ろしの風

お中道西側はほとんど黒森の中だがここは開けている

白草流し

聖、赤石、荒川、塩見

14日金曜日
天候 晴れ 
 好天なのでスバルラインでお中道へ上がる。北風が強いが展望は素晴らしい。南アルプスの山が見たかったので大沢崩れまで往復。北アルプスと八ヶ岳あたりは雪雲がかかっている。出合ったのは新ハイキングの団体?と数人。氷点下で風があるので完全装備だった。数時間の撮影ハイキング。


御庭の火口

南アルプスと毛無山

もうすぐ雪が降りてくるはず

11.04.2014

丹沢山

丹沢山
2014年11月3日

member 太郎 伊藤フミヒロ記 
塩川林道

天王寺尾根から見る丹沢山

マユミの大木

3日月曜日
天候 晴れ 
 塩川橋の駐車スペースはすぐ満杯になるらしい。それもあって前日に入る。ヤビツ峠に続くこの細道は深夜も車が行き来している。明け方には登山の車がたくさんやってきた。3連休の最終日。
 6時半にスタート。紅葉の最盛期。林道をしばらく行き、ワサビ沢出合からショートカットに入るが踏み跡わからず急登。雨量計からは植林スギの山道で堂平、天王寺尾根分岐からはきれいな雑木の森が続く。木製階段を上がり丹沢山山頂10時半。
 山頂は広くて10人くらいがのんびりしていた。マユミの大木があって実が満開。モモの花のよう。こないだ登った蛭が岳はガスがかかりときどき姿を現す。蛭が岳からは見えなかった大山が大きく見える。

中峰のきれいな尾根

天王寺尾根からの三峰

 11時に下り始める。宮ケ瀬に続く道を辿り、丹沢三峰の中峰( 円山木ノ頭)から塩川に下るバリエーションに入る。 山頂標識の裏から細道があってきれいな尾根伝いに踏み跡があるようなないような。落ち葉に埋もれて判然としない。途中で尾根を外して支尾根に入ってしまう。バリエーションのバリエーションで下部で難儀する。悪場のクライミングダウンでロープがほしい。太郎も頑張る。ようやくワサビ沢に下り、連続する堰堤脇を抜けてワサビ沢出合に出る。しかしこの山奥の埋もれた堰堤群はなにか役に立っているんだろうか。評価を聞きたいものだ。
2時半終了。別所の湯に寄って、ナビをローカルファストに設定、相模大野経由抜け道で246号に出て帰京。しかし祭日を土日に無理やりくっつけるのはほんとうに評判がいいのだろうか。
 塩川橋から丹沢三峰の東峯、中峰とまわるルートがありそうなので雪が来たらもう一度行ってみてもいいかもしれない。
事前にGPSに入れたマークを外している
iPhone6で採ったトラック。上のガーミンよりノイズが少ない

うちから見える丹沢のディテールが分かってきた