きれいな形をしている
明け方の斜里岳 |
一の沢をつめる |
2016年7月7日
天候 はれ
member 伊藤記
前の日に日高から日勝峠を越えて音更、上士幌、足寄、阿寒オンネトーとロードトリップ。さらに摩周国道で弟子屈、札弦パパスランド道駅にイン。札弦はさっつると読む。ジャガイモ畑の向うに斜里岳を望む景色のよいところ。道駅には温泉やランドリーもあってけっこうにぎやか。
レンタカーは四駆のステーションワゴンで快適車泊ができる。一生ここに居られる気分だが、なんかへん。右後ろのタイヤがへこんでる。近くのホクレン清里給油所に寄って見てもらう。あっというまにパンク修理してくれて問題解決。ありがとうございます。
清岳荘がスタート |
ずーっと沢を登っていく |
斜里山頂 |
それはさておき、7日、今日は斜里岳登山。4時、曙光を浴びる斜里岳に向かってドライブ。清岳荘駐車場にはもう数台の車が停まっていた。スタート5時。しばらくトラバース道を行き林道終点から沢に下る。ここから旧登山道といわれる沢道を登る。一の沢川源流で、渡渉の連続、二十数回あるだろうか。増水していなければ飛び石伝いに渡ることができるから、運がよければ靴を濡らすことはないだろう。小滝やナメ滝が続くが、沢登りというよりも沢脇を登るという感じだ。北海道の山らしい登山といえるだろう。標高差は800mほどでたいしたことはないはず。
目印の赤布をひたすら追っていく。流れが小さくなって水量が落ちると、いつのまにか山道に変わってハイマツとハンノキのトンネルを行く。小さな雪渓を急登すると馬の背で、8時。斜里岳の山頂が見える。高山植物も豊富だ。山頂手前に斜里神社奥宮のちいさい社がある。9時前に山頂。好天で展望がよい。人気山なのでヒトも少なくない。幌尻岳でいっしょだった人とまた会う。
利尻岳などとおんなじで広い裾野の先に青い海が見えて気持ちがいい。羅臼岳など知床連山、国後島も見える。
熊見峠から見る斜里岳 |
さっつる道の駅 |
山頂からは上の二股まで往路をくだり、そこから熊見峠までトラバースする。熊見峠からは足下の一の沢源流の向かいに斜里岳主峰が大きくそびえる。下山はこのルートがよさそうだ。
モーレツな急坂を下ると下の二股で一の沢に降り立つことができる。さらに往路を下って11時終了。
札弦道駅で温泉に寄ってから午後は知床道でウトロへ。知床連山がどんどん近づいてくる。オシンコシン滝やウトロ港のあたりは観光バスがやってきてにぎやか。知床五湖も同様でここは昔きたことがあるので割愛、カムイワッカまでドライブできるというが途中で敗退。
岩尾別温泉地の果てホテル前に登山者駐車場がある。満杯の場合は道路脇に停めるらしい。ここの露天風呂はきれいに整備されているがヤブ蚊が多い。せっかくなんで薄暮の温泉を味わう。