砲台跡のある戦争遺跡の山
12月22日 金曜日
member 太郎 ケイ 伊藤記
大山の砲台地図。ネットから拝借 |
登山口から大山 |
漁港や砂浜をながめてから道路を渡って山へ向かう。どんつまりの民宿の手前にか細いハイキング道があってそこが登り口。9時スタート。
竹やぶを過ぎ照葉樹の森に入る。スタジイ?の大木が目立つ。急坂を登ると歩きやすい道が続く。1本道で水平距離が長いので楽である。となりの土砂捨て場からの騒音がうるさい。樹間から山頂らしい高みがみえる。次第に急になってひとがんばりすると開けた山頂に出る。10時過ぎ。
中国ぽい林を行く |
南アジアぽい森を行く |
山頂から東京湾入り口 |
大山は旧日本軍占有の山で、東京湾防衛の最前線だったという。山腹には砲台があっていまも遺跡が残る。マニア必見の地らしい。大山山頂の遺跡は見張り台だったようだ。ここで敵艦を見つけ観測、弾道を計算して砲台に伝えたとか。とはいえ敵艦がやって来る前にB29が飛んできて終戦、大砲の活躍はなかったようだ。
日本軍の遺構があちこちにある |
6人ほどの年寄組が登ってくるのに会った。けっこう人気の山らしい。2時前に終了。
布良岬や青木繁記念碑、小谷家などを見てから帰京。千葉の山はなかなか味わいぶかい。