2.10.1997

八幡平

焼山と八幡平
真冬でも天気さえよければハイキング状態

国見台を滑る
 
焼山1996-12-31

メンバー 奈良淳、小田切清十郎、春水、五味隆登、アイリ、次郎、北田紘一、北山一男、希沙

 0830御生掛温泉の裏の急登をのぼり尾根にでる。よい天気。国見台まで軽いラッセルを楽しみながら
登る。温泉でばったり会った北田、北山コンビもいっしょだ。久しぶりのいっしょの山。ヴェテランが
ガイドだからこわいものなし。国見台で空模様をみて、さきにすすむ。

 焼山まではふきさらしの広い尾根をのぼりくだりのぼり、1100ころ着。ランチ。天気がよいので頂上
周辺でひと滑り(行き帰りともあまり滑るところはないのです)。八幡平、森吉山、秋田駒、岩手山な
どよくみえる。

 往路と同じ経路で帰還、1400。国見台から温泉まではそれなりに滑りを楽しむことはできる。
天気がよかったから、どうということはなかったけれど、荒れたら、国見台から先は行きたくない。
温泉に5日間いて晴れたのはこの一日だけ。


八幡平1997-2-10 

メンバー 羽根田、アイリ、次郎、希沙

 御生掛温泉には何人か知り合いがいた。天気がよいので焼山へいくという人が多い。ぼくらは予定通
り、八幡平の頂上へむかう。0830。とはいってもまず秋田八幡平のスキー場でリフトにのる。リフト終
点から磁石をあわせそのまままっすぐ八幡平頂上にむかう。地図にあるとおり、すぐ急斜面にでくわす
、くだって、アスピーテラインにでる(実はスキー場から斜めに下る林道があったのだ)。

 赤布がありそれにしたがって頂上へむかって直登。延々とだらだら登る。ラッセルもらく。天気もよ
い。ここも悪天には絶対訪れたくないところ。アスピーテラインの端をかすめて登る。頂上展望台は雪
の上にでていた。大沼湖畔の陵雲荘に表敬訪問してから登りなおし、往路をくだる。

下りはほとんど直滑降。あまり回転するようなところはないが、雪はいいし楽しくないことはない。
ライトなテレマークスキーがぴたっりだろう。1500ゲレンデ着。
 
 二つの山とも、天気さえよければこわいものなし、の「スキー登山」だった。

12.31.1996

焼山と八幡平

焼山と八幡平
真冬でも天気さえよければハイキング状態

国見台を滑る
 
焼山1996-12-31

メンバー 奈良淳、小田切清十郎、春水、五味隆登、アイリ、次郎、北田紘一、北山一男、希沙

 0830御生掛温泉の裏の急登をのぼり尾根にでる。よい天気。国見台まで軽いラッセルを楽しみながら
登る。温泉でばったり会った北田、北山コンビもいっしょだ。久しぶりのいっしょの山。ヴェテランが
ガイドだからこわいものなし。国見台で空模様をみて、さきにすすむ。

 焼山まではふきさらしの広い尾根をのぼりくだりのぼり、1100ころ着。ランチ。天気がよいので頂上
周辺でひと滑り(行き帰りともあまり滑るところはないのです)。八幡平、森吉山、秋田駒、岩手山な
どよくみえる。

 往路と同じ経路で帰還、1400。国見台から温泉まではそれなりに滑りを楽しむことはできる。
天気がよかったから、どうということはなかったけれど、荒れたら、国見台から先は行きたくない。
温泉に5日間いて晴れたのはこの一日だけ。


八幡平1997-2-10 

メンバー 羽根田、アイリ、次郎、希沙

 御生掛温泉には何人か知り合いがいた。天気がよいので焼山へいくという人が多い。ぼくらは予定通
り、八幡平の頂上へむかう。0830。とはいってもまず秋田八幡平のスキー場でリフトにのる。リフト終
点から磁石をあわせそのまままっすぐ八幡平頂上にむかう。地図にあるとおり、すぐ急斜面にでくわす
、くだって、アスピーテラインにでる(実はスキー場から斜めに下る林道があったのだ)。

 赤布がありそれにしたがって頂上へむかって直登。延々とだらだら登る。ラッセルもらく。天気もよ
い。ここも悪天には絶対訪れたくないところ。アスピーテラインの端をかすめて登る。頂上展望台は雪
の上にでていた。大沼湖畔の陵雲荘に表敬訪問してから登りなおし、往路をくだる。

下りはほとんど直滑降。あまり回転するようなところはないが、雪はいいし楽しくないことはない。
ライトなテレマークスキーがぴたっりだろう。1500ゲレンデ着。
 
 二つの山とも、天気さえよければこわいものなし、の「スキー登山」だった。

12.30.1996

キリマンジェロ登山

Mt.Kilimanjaro

キリマンジェロ登山
榎本 康二
キリマンジェロの雪
 

       ウフル・ピーク(5895m)  ギルマンズ・ポイント(5682m)
                        ―◎――――__◎______
                     /     /  ∥               \
                   /  氷河    /      ∥急登           \
                 /____  /      ∥                   \
               /                  ∥                       \
             /                  ▲キボ・ハット(4703m)        \
           /                    ∥          /\/\/\     \
         /                        ∥      /    \  \         \
       /                  砂漠     ∥  /マウエンジ峰\          \
     /                           ∥               (5149m)           \
   /             /          ▲ホロンボ・ハット(3720m)
                /         ∥
            /        ∥
                    ▲マンダラハット(2727m)
                  ∥
               ∥
            ▲マラング・ゲート(1770m)
          ∥
        ∥マラング(1550m)


1996年12月に、アフリカ大陸最高峰のキリマンジャロ・キボ峰に登って
きました。コースは、一般ルートのマラングルート。標準4泊5日のトレッキ
ングです。私は、日本ですべて手配したので、割高になりましたが、時間があ
る方なら現地でツアーの手配をした方が安いです。ディスカウントも交渉次第
。

日本から一人で行った私は、現地で、イギリス人2人組と一緒のパーティーと
成りました。会話はすべて英語。頭痛い!あと、ガイド・ポーターが6人とい
うのが我がチームです。

出発点マラングゲートは、標高約1800m。入山届けを出して出発。マンダ
ラハット(2700m)は、4人定員の三角屋根の小屋がいくつもあり、山小
屋というよりキャンプ場のバンガローといった感じである。日本の山小屋の様
に詰め込まれないのはうれしい。各小屋は、ソーラ発電システムで電気が点く
。

翌日はホロンボハット(3700m)まで。まず、マウエンジ峰(5149m)が見
えて、しばらく行くと、遠くにキリマンジャロ・キボ峰の台形の姿が見えてく
る。山頂ある氷河はあくまで白く、「あれがキリマンジャロの雪か!感慨に浸
ってしまう。ホロンボハットは、同じ4人定員のロッジ群であった。下山者も
泊まるため、人が多い。私は他のパーティーの部屋に泊まる。このパーティー
は日本人で、その内の一人がテレマーカーだった。キリマンジャロでテレマー
ク談義で盛り上がる。(^_^;)

翌日、ホロンボハット(4700m)まで。同宿だった日本人は、もう一日こ
こで泊まり、高地順化するそうだ。お金と暇のある人は、その方がとあと楽に
なる。小さな丘を登ると草原はそこで終わり。そこから先は「THE SADDLE」と
呼ばれる赤茶けた岩と砂の砂漠である。キボハットに約1時に着。ここは、部
屋は1軒の建物にあるのだが、各部屋には2段ベットが入っていて、定員は守
られる。何度も書くが、日本の山小屋も見習って欲しいものだ。

夜中に出発して、ギルマンズポイント(5682m)を目指す。頂上近くで、
5000m以上の澄んだ(薄い)空気の朝焼けである。やはり、鮮やかな(よ
うな)気がして感動物である。ほんとに美しい日の出であった。6時30分、
ギルマンズポイントについに到着。しばらく休み、最高峰ウフルピーク(58
95m)へ。約1時間で、アフリカ大陸最高峰へ。夢にまで見た瞬間だ。下り
は、同コースを1泊で歩き通す。休みが無く結構きつい。また、キボハットま
での道は、いわゆる砂走りで、埃がすごい。

12.21.1996

栂池自然園

栂池自然園あたりをベースにスキー遊び
ゴンドラであがって山中ゆっくり、2ルートしかないか?
 
栂池自然園上部で
 
1995-12-23-25
メンバー 東京テレマーカーズ  SEIJO BCSC

23日入山。朝、栂池スキー場のゴンドラにのる。、栂の森ゲレンデには1000ころ。林道入り
口に荷物をおいて、ゲレンデで深雪の練習ができる。
ゲレンデから早稲田小屋経由成城小屋まではラッセルがなければ1時間の行程。小屋をあけ、小さ
なパックで天狗原まであしならし。深くて重い雪をすべる。
24日 あきずにこの日も天狗原へ。乗鞍まではもうひとのぼりだが、天気わるく、パフパフ雪をえ
らんで滑り降りる。
25日帰京。

1996-12-21.23

メンバー 東京のテレマーカー  SEIJO BCSC
21日 スキー場で遊んだあと、入山。天狗原まで一本。
22日 栂池自然園から船越の頭方面をめざす。2301メートルの金山沢の源頭で昼、おおむね往
路を滑りくだる。
23日 前夜から大雪。吹雪の中をラセッルしてくだる。栂の森ゲレンデまで2時間もかかってしま
った。
 
 このあたり、この時期、充分のパウダーがある。成城小屋あたりをベースにすると、乗鞍方面と
船越のコル方面の2ルートが考えられる。毎年ほかにもよいルートはないかと考えているが名案は
いまだに浮かばない。

11.23.1996

幕岩の静かな岩場

幕岩の静かな岩場
k
illiust:Mitsuo Nakamura
 
幕岩の季節は秋から春まで。ちょうど小川山で岩登りができなくなる時期。ほかにもいろいろ
なところがあるのだろうが、東京の西側にすむものには手ごろなゲレンデだ。

城が碕はちょと遠いし、車置き場の問題もある。だいいち難しいところがおおい。そんなわけで
、毎年、幕岩へでも、ということになる。
 最近、園地化がすすみ、なんと駐車場が有料になったとか。土日には講習会もおおく、おおに
ぎわいだ。
 開拓者の努力で、上部にもよい岩場があるらしい。と赤本ガイド片手にサイレントバレーへと
えんえんと登ってみた。

96年11月23日
 昨年、一度ここへきたことがある。なにもかわっていない。10台がいくつかあって、われわれ
にはちょうどよい。入り口の『風の谷』で一日過ごす。
ちょと奥に5.6メートルの岩があって、ルートになっている。ウオーミングアップ。『ステンレ
ス』5.9,『オズ』5.9.

『風の谷』5.10aは上部でちょと微妙なところあり。『まりや』5.10bは去年あっさりのぼった
のに、つまってテンション。よくみたらよいホールドがあった。クライミングはレベルを維持
するだけでもたいへんだ。厳しいスポーツ…。

 仲間は登れたり、登れなかったりいろいろ、それぞれ自分の課題に励んでいる。初めてトライ
する『岳人列伝』5.11aはオンサイトといいたいが、たしかワン・テンション入った、ような気
がする。

 サイレントバレーというだけあって、だれもこの日はこない。
ここまできて小グループとはち合わせしたら、どうしようか。トポにはまだまだ奥に好ルート
があると書かれている。
いつか、またこよう。(K)

11.16.1996

CLIMBING IN JOSHATREE-NP

CLIMBING IN JOSHATREE-NP

カリフォルニアのジョシュアツリーでクライミングしてきました
糸尾汽車
 ECHO-RECK5.9を登る チュー
 

 カリフォルニアのジョシュアツリーでクライミングしてきましたのでかんたん
に報告します。とはいっても実質3日なのでたいしたことは言えません。

 いつぞやのクライミング誌にジョシュアツリーの記事が出ていて、世界でもっ
ともルート数が多く(5000本!)、もっともたくさんのクライマーに親しま
れている岩場と、紹介されていたきがします。LAにちかい場所柄、しばしばパ
タゴニアやBDのカタログにも登場するおなじみ岩場です。前回いったときはナ
ショナルモニュメントだったのに、今回はしっかりとナショナルパークとなって
いましたので、格上げされたのではないかとおもいます。

 岩場は小川山とおなじかこうがんで水晶やダイクなどがみられ、おなじみの形
状の岩です。スラブとフェイスが多く、前傾はほとんどなし。クラックは豊富で
す。10余箇所のエリアにわかれていて、車を使って移動します。岩場は無数と
いっていいほどあります。砂漠地帯で、ジョシュアツリーというサボテンとヤシ
の木のあいのこ状態の珍木が無数にはえていて名所になっているのです。キャン
プするだけでも面白いかんじです。今ごろがあつくもなくさむくもなく丁度よい、
とか。

1996-11月16ー19日 毎日晴れ。
メンバー 光、桃、徳池、チュー、ケイ、丸山夫妻、ペンバ、テンジン、KISYA

 29パームツリーのビジターセンターで現地集合。アメリカ在住組もふくめ、
あちこちから車3台で集まってきた。日本人8人、ネパール人2人。半分はクラ
イミングビギナー。
初日は人気のエコーロックエリアで終日つぶす。土曜日なのでにぎやか。トップ
ロープでやっている人がおおい。ぼくらは10台を何本かのぼる。うまーい。と
アメリカ人にほめられる。
夜はキャンプ場でたのしむ。

二日目。ヒドゥンバレーとヘミングウエイロックで楽しむ。やっぱり10台中心。
有名なルーズレディは10Aに格上げされたらしい。マラ岩状露岩で小川山ストー
リー的クライミング、女の子も見事リード。小川山ストーリーよりぜんぜんむず
い。風が強く、気分はパイネだね、とだれかがいっていました。ヘミングウエイ
ロック組は三つ星11Aをドテンションで登る。どこでもそうだが、ランナウト
する所が多く、プレッシャーにまけてしまうのだ。

3日目。クラッックもと、光と徳地がインターセクションロックのスキートラッ
ク11A,10Cにトライ。ぬける。若者二人がその脇をフリーソロでいくのがすごかっ
た。トポでみると5、7。とはいえ50メートルの露岩、半端ではない。やはり
うまい人もいるのだ。午後はインデアンコーブで楽しむ。
 公園入口のノマッドヴェンチャー店で頼まれたニューUFOを2足かう。15
0ドル。そのほかまとめがいしたら、お兄さんが気前よくいろいろとお土産をく
れた。ここで解散。


 3人ほど、自称イレブンクライマーがいたはずなのですが、結構むずかしく感
じられ、さらなる精進をと鞭うたれました。小川山感覚で楽しめる僕ら好みのと
ころですのでまた行きたいとおもいます。でも僕の場合、つぎはやっぱりヨセミ
テでミーハーか。
 
 データ:LA中心から10号を西へ。3時間のドライブ。定員制のキャンプ場
豊富。無料、水なし。ただし週末は満員。公園そとにモテル豊富。トポ立派なも
のが10冊ほどでまわっている。

9.15.1996

小川山の静かな岩場

小川山の静かな岩場
ito kisya
modoki rock-area
 
 シーズンになるといまでも小川山、正確には、金峰山川西股沢廻り目平周辺の岩場はにぎやか
だ。
かつてほどの人気はないが、それでも、前傾壁はジムだけで充分、程よい傾斜、程よいホール
ドのルートがのぼりたい。そしてなによりも、きれいな自然のなかで岩登りを楽しみたいとい
う人には相変わらず親しまれている。

混雑はいやだ、兄岩やマラ岩、2峰あたりはのぼりあきた、という人もおおいだろう。そんな
わけで、ちょと、はずれた岩場で登りました。

1996年9月15-16日
もどき岩にいく。岩と雪の100岩場にはもちろんしっかりのっている。キャンプ場から遠い
からすいている。
左岩スラブの上部にあるが、入り口はヴィクターのある沢を通らず、もっと手前、カモシカ遊
歩道(小川山新コース)からぐんぐんとのぼっていく。
スラブとフェイスで、10a.10c.10dがあり楽しめる。その右の11cというのが、実はたいへんお
買い得で、となりのルートとそれほで差をかんじなかった。
1ピッチめトラバース、2ピッチ目スラブでもどき岩の頭にでる「南回帰線」は10Cで面白い
。
なりゆきで土日2日間もここにいってしまった。

9月29日
最高峰ルーフ。ここも昔いったよなあ、という人がいるかもしれない。小川山レイバックをの
ぼってから、いってみました。ちょとカビくさい感じがしたけれど、ま、とにかく静かでした
。「なでし」11aは出だし核心。宮崎秀夫さんの比較的新しいルートは10c、たのしめました。
今度、最高峰ルーフというのにいってみようかな。

おっと失礼。上の写真の右側はもどき岩ではありません。
兄岩の奥の奥のさいころ岩でした。キャンプ場からスカイライン上にみえるサイコロ状のやつ。
ここも、おもいっきり静かですね。景色も最高ですよ。これはたぶん1995年の秋、カンテの11a
でしょう。ちょとこわいルート。