11.08.2015

河口湖秋パラグライダー5

河口湖秋パラグライダー5
1001回目のフライト
2015年11月7日 
土曜日
天候 晴れ
member  simabukuro 伊藤記
ふたりだけ、さみし

黒岳と三つ峠、紅葉まっさかり

 9時前には大石のランディングに。合田さんがディレイクターしてくれる。予報に反して好天。ブクロさんと二人で上がる。

 悪くなさそうなので11時前にテイクオフ。ひとつのサーマルで1700mまで上がる。大石峠まで様子を見てから反転、黒岳へ向かう。1750くらいでついて数ターンで山頂。そのまま稜線伝いに大石峠、節刀が岳へ。ブクロ機とすれ違う。金山峠を2回目のトライでぎりぎり越えて十二が岳南面へ。毛無山から谷渡りしてテイクオフに戻るが、あまり上がらない。無理しないでブクロ機の後ランディング。毎度のパターンだがひとまわりはできた。
中藤から十二が岳を目ざす

 縦走路にはハイカーがたくさんいた。好条件なのに二人だけとはもったいないような日だった。昼から雲が張ってきた。
 ランディングでのんびりしてから石割湯経由で道志道の駅へ。河口湖もみじ祭りで湖畔は混雑、渋滞。紅葉は山中湖の方がきれいだし静かに楽しめそうだ。

アドバンスの機体で飛んだ

赤が今日のトラック。同じことばかりしていてどうなんだろう
1001番目
65分最高1900m

10.25.2015

河口湖秋パラグライダー4

河口湖秋パラグライダー4
999,1000回目のフライト
2015年10月24日 
土曜日
天候 晴れ
member  伊藤記
西風強い

5人とんだ

日曜日は朝から西強風

 西風予報の週末。偲ぶ会があるので河口湖大石エリアへ。
 「南風だよ飛べるよ」と嬉々として佐藤会長。
 たしかに穏やかそうに見える。9時半、5人で上がる。ブクロ、しぶたに、野川、上ユミ。ときどき西風が入る。おそるおそる飛び出してランディングまで一直線のショートフライト。5人とも。
 昼になって南風が入っているようなのでブクロ氏と上がる。おそるおそる飛んでなんとかトップアウト。ブクロ氏は稜線まで上がって今日のいちばん。上空は案外おだやかだった。ランディングあたりの下層が強風で西風7m。ぎりぎりランディング。ブクロ氏はアウトサイドしてみんなから拍手されていた。
追悼会

青と赤のショートフライト

 午後はランディングで校長の追悼会。30人ほど集まった。夜はやまとで宴会となった。救急車まで来てびっくり。
 翌朝は朝霧エリアに移動。西風が強くあきらめて富士南麓まわりで帰京。道は空いていて1時半には家。

 999回目のフライトは6分。1000回目のフライトは20分。総時間505時間6分。

 
板妻基地あたりからの丹沢の風景。いちばん低い所が犬越路
動画
https://youtu.be/aHjH1HM0TVw

10.22.2015

滝子山

滝子山
白野の大鹿林道から往復
2015年10月21日 
水曜日
天候 晴れくもり
member 太郎 伊藤記
大峠から見る滝子山。三段山になっている

忘れられたような道

尾根ルートから滝子山

 明るくなるころ甲斐大和道駅を出る。昨日下見した白野の大鹿林道の駐車場へ。昭文社の地図に車数台駐車可とあった。あとで調べると白野のサクラ公園からも登山道があるようだ。
 6時半にスタート。雑木の森を急登して尾根に上がりさらに急な道を行く。保守もいきとどかずあまり人が歩いているようには見えない。シカの森になっているようで太郎は狩猟モード、落ち着かない。昨日も今日も鹿数匹を見る。

山頂

欅平。会ったのはこの二人だけ

 ところどころ岩場もあってやがて勾配が落ちて欅平。男坂を上がるともう一段平が続いてすぐに山頂。9時。二等三角点は手前のコブにあった。ガスが湧いてきて展望はあまりない。1時間ほど山頂でぶらぶらするが遠くの山はほとんど見えなかった。天気図で想像するほどの好天にはならなかったのは理由があるようだ。。
 女坂経由で下る。欅平で二人組と行きかう。登りのルートを忠実に下り12時前駐車場に戻る。
 滝子山は目立つ山として知られている。家からも見える。真冬には滝子山の左手に笹子峠越の白根三山を見ることができる。登りたかった山のひとつだ。午後には帰宅。
 
白野の一里塚跡


雁ヶ腹摺山

雁ヶ腹摺山
きれいな山と古い道
2015年10月20日 
火曜日
天候 晴れ
member 太郎 伊藤記

大峠

大峠2

滝子山と三つ峠の先に富士山

 中央道大月から20号、真木で右折してハマイバ釣センター。ここまでは昔なんどかきたことがある。その先舗装路が大峠まで続いている。
林道は小菅まで延びているが崩壊があるようで峠でクローズ。

 7時過ぎにスタート。冠雪した富士山がきれい。標高差は300mほどだが思っていたよりも急な道を登る。山頂手前に草原があってすぐにピークに出る。
古い500円札でここからの富士山はよく知られている。ひとり後続が登ってきた。まだ9時なので大樺の頭経由の大回りで峠に戻ることにする。
細破線の道だが迷うようなことはない。
きれいな山頂

500円の富士

大樺の頭手前から雁が腹摺山

 シオジの森まで下ると山腹をトラバースする遊歩道が大峠まで続いている。等高線を忠実に辿る水平道で長い。どうやら古い峠道を歩いているようだ。三頭山のトラバース道もここそっくりだったのを思い出した。真木から大峠、葛葉川へ下って小菅、五日市や青梅に抜ける古道があったのだろうか。近所に大菩薩峠があるくらいだからそんな道があっても不思議ではない。
 鉄道やバスのない時代、網の目のように村と村をつなぐ道があったのだろう。鉄道時代よりもこの細道の歴史はずーと長かったんだなと当たり前のことを思う。紅葉黄葉の森を抜けるといきなり大峠の駐車場に出た。12時前終了。朝方は1台もいなかった駐車場が満杯になってる。

 山頂往復してきたハイカーが富士山が見えなくて残念だったね、というのを聞いて西の方を見るとたしかに雲の中。山は朝早くがいいようだ。

 20号に下り白野入口直前で滝子山に続く林道を発見。悪路を登山者駐車場まで上がってみる。笹子トンネルを抜けて田野温泉610円に寄って甲斐大和道駅で休憩。田野温泉は上流の天目温泉と同じ泉質のようだが立ち寄り温泉としてはいまいち。


トラバース道から小金沢の山並

峠の古道を行く
参考

武蔵西辺から甲府盆地へのルート

甲州街道と大菩薩街道の間の山中ルート(想像)
山中ルートは西側から、初鹿野、湯の沢峠、真木、大峠、葛野川、佐野峠(松姫峠)から小菅。三頭山経由小河内(奥多摩)、青梅も。
佐野峠から鶴峠、西原、南秋川、五日市というラインも。
甲州街道に近いが、大鹿峠または米背負峠、真木、浅川峠、くらご峠、安下峠(和田峠)というラインもありそうだ


奈良倉山の西に三頭山へ続く古道があった、松姫峠が旧佐野峠か

峠のむこうへさんのページから

2013年に自転車で抜けた二人組のレポート。山レコから


信玄公の娘松姫の逃避行マップ

戦国時代のはなし

多摩川丸子橋あたりから真西の山




なんだ、初鹿野のことだったのか。
甲斐大和という名前

開業当初の駅名は初鹿野(はじかの)。1903年明治36年)に大月駅から当駅までの開通により開業した古い駅である。終着駅であった時期は短く、同年6月11日には当駅から甲府駅までが延伸となったため中間駅となった。
駅開業当時、この駅は東山梨郡初鹿野村にあった。初鹿野村はその後1941年(昭和16年)に付近の村々と合併し大和村となったが駅名はそのままで、52年後の1993年(平成5年)に現在の甲斐大和駅へ改称された。これで駅名と自治体の名前が揃った格好になったが、それもつかの間の2005年(平成17年)、大和村は附近の市町と合併して甲州市となり、消滅した。

初鹿野は下記の由来するという。
初鹿野 信昌(はじかの のぶまさ、天文13年(1544年)? - 寛永元年11月15日1624年12月25日))は戦国時代の武将。甲斐武田氏の家臣。加藤信邦の6男。幼名は弥五郎昌久。別名、昌次。通称は伝右衛門尉。
ウイキぺでぃあから

10.17.2015

大菩薩峠と熊沢山


大菩薩峠と熊沢山
空いていた、天気は先週そっくり
2015年10月16日 
金曜日

小屋平の道

大菩薩湖から小金沢連山

天候 くもり、晴れ
member 太郎 ケイ 伊藤記

 天気予報はいまいちだがこんな日は空いてるだろうと出かける。多摩川堤を走って国立府中から中央道。大月ICで降りて笹子トンネルを抜け、甲斐大和道駅で朝食。
 上日川峠10時過ぎ。紅葉は五分というところか。

 薄日もさすが大菩薩峠近くまで上がると冷たい東風が吹いてきて霧。カラマツの枝から雨のように雫が落ちてくる。峠にはそれでも十人ほどハイカーがいた。
 展望はあまりなく、先週と似たような天気図で天気模様。熊沢山へ上がって石丸峠に下る。霧の山も悪くない。小屋平に下って静かな遊歩道を上日川峠まで歩く。ここのウラジロモミの美林は山梨100の森になっていて、たいそうきれいな道だった。けっきょく熊沢山から駐車場までだれにも会わなかった。4時間ほどのハイキング。
石丸峠

道端の紅葉

 大菩薩湖の北岸をドライブして山を眺めてからダム見学。人造湖の水をはるか山向うの葛野川の松姫湖まで地下水道で落として途中の地下発電所で電気を作っているという。揚水式の発電で東電のものらしいが驚いた。
 先週も寄ったすずらんペンションにイン。昆虫博物館で有名なところで、敷地も建物もやたらに広いが、それでもきれいにしてあるのに感心。
 翌朝は予報どおり小雨。のんびり紅葉ドライブして昼前に帰京。




omake



あれこれ気前のいい宿だった


10.06.2015

小金沢山

小金沢山
霧の山
2015年10月5日 
月曜日
天候 くもり
member 伊藤記
カラファテで買った軽量パックと老人用杖

秋色になていた

ハイキングムードいっぱいの笹尾根

 前日、天目温泉のバス停で時刻表を見たら月曜日にはバス便がないことがわかった。予定を変更して縦走プランから小金沢山往復に変える。
 明るくなってから上日川峠からすずらん昆虫館に移動。昨日駐車のことをお願いしてあったすずらんレストランに車を置いて6時スタート。
 天気図を見て今日も好天と思っていたが、山はガスに覆われている。天気予報を見ると曇り情報だった。
最長名の山? 牛奥ノ雁ヶ腹摺山

きれいな秋色

 静かな山道、きれいな森を2時間ほど登ると牛奥の雁が腹摺山。2000m近い標高。秋色が始まっている。風も出てきた。見晴しはなく霧の山だった。手袋をするほど気温が低い。
 さらに幻のような森を過ぎ朝露の笹尾根を行く。小金沢山までちいさな起伏が続くが1時間もかからない。行進してくる5人グループと遭遇した。小金沢山9時、2000mを越えていて連山では大菩薩嶺のつぎに高い山のようだ。
 大菩薩峠から滝子山まで続く長い笹尾根が小金沢連山。中央道や多摩川から毎度眺めている山並みだ。起伏の少ないのっぺりした稜線をいちど縦走してみたかったのだが。いちおう様子がわかった。人気ハイキングルートだが5人グループ以外には会わなかった。

獲得標高700mほどか

霧の山もいいね

往路を戻り11時過ぎにすずらんに戻る。おいしいコーヒーをいただく。昆虫館で有名なところだが宿がなりわい。花がきれい、敷地は5000坪だという。冬季はここまで除雪されているので雪山ハイキングができそうだ。近在のところだがすべて初めての道だった。

再び天目温泉510円に寄って甲斐大和の道駅で軽食し、国道20号笹子トンネルを抜けて大月ICから高速道路で帰京。

河口湖パラグライダー 秋3

河口湖パラグライダー 秋3
秋の空になってきた
2015年10月4日 
日曜日
天候 晴れ
member 伊藤記
天高く

秋の雲

 好天予報で16人のメンバーが集まった。前日土曜日は4人でなんとか飛べたという。
 10時には全員がテイクオフに上がった。日が高くなるにつれてサーマルも上がり始めたようだ。何人かがトップアウトしたのでつられてテイクオフ。前半低い高度でもがくがなんとか背の山まで上がる。北風がかぶってきて不安定。数人は遥かに高いところで回している。
 黒岳近くまで縦走するが風が安定しない。あてどなく彷徨って、まいいかとランディング。1時間15分のフライト。

西風、逆転層もありそうだ

この日もみな無事ランディング

 この日、最高の2600mに達した宮本さんに聞くと上は無風に感じたという、にわかには信じがたいが。ほかにも、荒れていた、飛びにくかった、不本意だった、などあれこれの感想が聞こえた。
 山でもスキーでもいろんなやり方があるように、パラグライダーにもさまざまな飛び方がある。高く遠くへというのはわかりやすいが、個人のスタイルというものもあって、ま自分好みにやるのがいいんじゃないか、あたりまえのことをつぶやく老人であった。

 2時ころ全員が無事ランディングして終了。
 明日は小金沢山でもハイキングしようかと甲府盆地から甲斐大和経由上日川峠へ移動。



998番目のフライト、75分、最高1800m。総時間504時間40分。15年ケガもなく墜落もなくやってこれたのはラッキーだったとしか思えない。データは、パラグライダーは安全なスポーツ、を実証する数字に見える。これも自慢だが、50年間クライミングでも山スキーでも一度もケガしたことがない、日常生活でも。これはラッキーな星の人だったということではないか