4.12.1998

小黒姫と守門岳のスキー

 

SKIING IN SUMON,KOKUROHIME IN NIIGATA

小黒姫と守門岳のスキー
少雪で下部はたいへん
 
 sumon peak
 
1998-4-12.13

4月11日 白石、次郎、ひろゆき、汽車
守門山塊ともいうべくこの山は大きい。いくつかのピークが連なっているが、山スキールート図
集にほんのちょっと紹介されているのが、黒姫。守門の東、1367メートルの山だ。浅草山荘
からその連なりがみえる。
よし、あそこまで、と浅草山荘をでる。クルマで5分も走ったところが出発点。標高480メー
トルを900にでる。林道をゆく。大快晴だが、フェーン現象かなにかで異常にあつい。下黒姫
沢におりるが、激流が流れていて、行き詰まるたびに高巻かなければならない。山腹トラバース
にかえるが、小沢をこえるのに四苦八苦。なんとか、下と上の黒姫沢をわける尾根にとりつき、
春スキーらしくなる。急登をいき稜線にとびだす。つぼ足の登山者のあとがある。2時に132
8メートル峰に達す。黒姫は稜線縦走してさらに小1時間か。ダウンヒルを楽しむなら、このピ
ークで充分と考え、仮に小黒姫と名付け、一服。守門から、ガイドつきの登山者が数人下ってき
た。230滑走開始。来たとおり下って、取り付きにもどったのが430。けっこうくたびれた。

4月12日 白石、次郎、小俣、五味、ひろゆき、汽車
SLランドで握り飯の朝めしをいただき、田小屋へクルマ一台配車したあと、大白川の大原スキ
ー場まで行く。東京からきた、小俣、五味がコーヒーをのんでいた。少雪で今日で閉鎖か、スキ
ー場。うえのリフトまで車であがり、230円でリフトにのる。
今日も大快晴、ラッキーな2日間になりそうだ。シールをつけて、標高650メートルを900
スタート。急登ではスキーをかつぎ、がんがん登る。大きな尾根にでて、一服。守門本峰袴岳ま
では1時間。頂上着1230。大岳方面にスキー登山者が2グループみえる。頂上にも2人ほど
。たっぷりやすんで、下りにかかる。大岳のボウルをちょと滑り、登ってきた尾根にトラバース
、さらにどんどんくだり、藤平山から田小屋コースをとる。ぐさぐさの雪だ。900メートルま
でくだって、スキーをかつぎ、がんがん下る。大池までおりてスキーをはき、林道をくだる。田
小屋への登山道にはいるが、不明りょうになり、結局、地図どおり田小屋手前のシェイドにでて
しまう。500メートルほど歩いて、朝置いた車と対面できた。あたりにはフキノトウが群生し
ていた。入広瀬の穴沢の寿和温泉で汗をながす。
次郎も元気、メンバーも満足の2日間だった。