3.24.2001

富士山須走スキー

富士山須走ルート
トレーニングになった
 
3/24

member ひろゆき 汽車
 スキー再スタートのトレーニングと、山中暗黒寺荘の初訪問を兼ねて23夜、24と富
士山に、行って来ました。文博さんとも立山以来だったので、4ヶ月ぶりでした。ク
ロとは、6~7年ぶりか。
 山中暗黒寺荘は、こじんまりした、ほどよいサイズの丸太小屋。定員4~5人でし
ょうか。大工文博の手によるログの物置きと、畑も有ります。富士山の為にロフトに
出窓を作ったそうです。窓一杯一杯に、富士山も、良く見えます。富士山に日が沈み
ます。日陰では、まだ結構雪が残っています。
 富士山は、今年雪も多く、この時期、五合目より下も結構楽しめるようです。今回
は、御殿場の長坂さんの薦めもあって、須走り口に行ってみました。昨年も5月に来
たのですが、まだ、ふじあざみラインは、開通していないので、車止め1200mから歩
きになります。山中暗黒寺荘をのんびり8時に出て、車止め8時半スタート、すぐ雪が
出てきましたが、1時間ほどしてシールを付けました。もう道路にもべったり雪が付
いていますが、つづら折りをショートカットしながら雪で埋まった林を抜け、高度を
あげます。やっと開けてきて、五合目11時半。年老いたクロを置いて、13時まで登る
ことにします。上の方は、ガスっていて、時々シルエットが見えます。まっすぐ上に
登って行くと、森林限界を超えるあたりから、ガスが濃くなり、右側のゴジラの背の
ような尾根沿いに登ります。文博さんは、いつものようにどんどん行ってしまって
、12時50分頃このへんでいいやと大声をかけます。2500m、やっぱりガスの中は、滑
っていて今ひとつ。久々のスキーで、ももが張ります。五合目あたりで、ガスも薄く
なります。クロをつれて、駐車場右手の大きな沢(木の根沢)を横切り、広大な雪斜
面の台地にのっかります。ここが今日のハイライト。御殿場口まで雪の大斜面はつな
がり、思わず行ってしまいそうです。樹林が出てくる頃、大斜面を外れ、木の根沢沿
いにおりますが、木も濃くなって、1500m位で沢を渡り、道路に出ます。又、林をシ
ョートカットしたり、道路を滑ったりして、だんだん雪も減って、何度かスキーを脱
ぎますが、車止めの最後のコーナーまで滑れました。2時45分頃終了。山梨県だけ雨
の予報だったけど降られないで良かったです。
 次回は、宝永山とか、須走り口から、御殿場口に降りるのもいいかなと思いました
。車の回収ができればですが。
written by hiroyuki

久しぶりに裕之さんからスキーに行こうというお誘いがあった。須走ルートを滑
りたいという。5合目まで登るルートは4月末まで閉鎖中だから、下から歩くこ
とになる。
前夜やってきて、スキー離れについてはいろいろありまして、などと話も弾ん
だ。たっぷり睡眠をとって、朝ご飯もしっかりいただいて、小屋を8時にでた。
8時半には須走のアザミライン1200メートルから歩きだしていた。すぐに雪
がでてきてスキー登行となる。くろもお供でついてくる。晴れ、山にはうすいガ
スがかかっている。気温も高いのである。林道をショートカットして登り、3時
間ほどで5合目着(標高2000メートル)。
13時まで上にいこう、ということに。くろは疲れ過ぎるとまずいので置いてい
く。泣き叫ぶこと甚だし。13時には2500に達した。きょうは1300メー
トル登った勘定だ。
雪は柔らかく滑りやすい。ガスの中あっという間にくろのところに戻り、御殿場
方面にトラバアスしてひろい台地状斜面を滑る。緩いが広大で気持ちのよい斜
面。二子山も見える。まだまだ滑ることができそうだ。くろは青年のように元気
でスキーヤーを追いかけまわる。
樹林がでてきてうるさくなったので、ふたつ谷をこえて林道に戻る。林道を楽し
く滑り、登ってきたとおり、雪を拾いながら車に戻った。1500前だった。
ほかのパーティというようなものには会うことはなかった。富士山らしからぬ樹
林帯の登り、富士山らしい広い斜面の滑り、2面を持った知られざるお手軽な春
スキールートである。
御殿場口方面の雄大な広がりをみて、ひろゆきさんは、今度はあちらの方まで滑
って行きたいものだと言っていました。
written by kisya