8.11.2011

富士浅黄塚と村山浅間

富士浅黄塚と村山浅間神社
2011年8月9日 火曜日 晴れ
立派なトレイル発見。ところでスズタケが立ち枯れしているのはシカの食害らしい

山中湖をのんびり出てスカイライン経由水が塚。平日ですいている。
須山登山道を上がりgpsを見ながら浅黄塚への道を探す。予想したあたりに立派な分岐と道があって入る。100mほど行ったところが広場になっていて道が消える。正面は浅黄塚の急斜面。右に迂回し樋状をつめて一段上がると湿原ぽい広場にでる。ビンや缶、瀬戸物が散らばっている。戦前に冠マツジロー氏が見たという山小屋の跡でないんだろうか。

浅黄塚に上がれるような踏み跡はない。あちこちケモノミチだらけ。太郎が先に行くので追うようにして西面に移動。スズタケの開いているところを登って山頂。広い緩やかな山頂で、火口はなく、広葉樹のきれいな森になっていた。東面を駆け下りて樋状に戻る。駐車場に戻るころぱらぱらと来た。正面の腰切塚を眺めていたら、ちょっと右奥に今登ったばかり浅黄塚が見えているのに気がついた。なだらかなのんびりしたピークだった。

浅黄塚の山頂。スズダケが立ち枯れしているのはシカの食害によるという。以下参照
http://ffpsc.agr.kyushu-u.ac.jp/jfs-q/kyushu_forest_research/59/59pr002.PDF

スカイラインを富士宮へ向かう。にこにこ長屋でやきそば500円を食べてから村山浅間神社を見る。千年杉は静岡一のものらしい。それ以上にここのオオイチョウは垂れ乳(気根)つきで有名らしい。村山修験者の道場や近頃マイブームとなっている村山古道の起点を見る。

翌水曜日は太郎の散歩に箱根へ。ビジターセンターと箱根神社を見て歩く。お気に入りスポットの甘酒茶屋に寄って帰京。

参考
・・・ この森林帯の中の細径を下り、木馬道を辿つて行くと廣い平に出る。材木の集散地になつている処で、そこには浅黄塚の小屋があつて、その廂から夕餉の煙が立ち登つている。寂寞としたこの平の、すぐ南には浅黄塚の山が、落葉松の紅葉でひと際美しく光つている。(昭和17年) ・・・冠松次郎「富士の古道を行く -村山道と須山道-」(富士山の旅、富士箱根厚生文化協会、1949)
http://koyoshina.cocolog-nifty.com/fuji/2006/11/0623__15b4.html
赤が太郎のトラック
村山の浅間さま