10.10.2020

蒜山(ひるぜん)


 蒜山(下蒜山)

雨がくるまえに登れた

2020年9月30日 水曜日

member itokisya 記

犬バサリの道の駅

朝から雨予報だったがいまのところ高曇り。犬挟道の駅から下蒜山1100mが見える。

蒜山三山のうち下蒜山はとくに展望がよいらしい。山の様子もよさそう。

トンネルで県境を越えて岡山側へ。蒜山三山がよく見える。旧国道に入って犬挟峠へ。火葬場のあたりが犬挟湿原で、そこが下蒜山の登山口。まだ雨はこない。



上蒜山が最高峰

標高差は600mほどか
         
岡山県側の好展望

草原は牧場なの?はげ山が多いこのあたり

海側ははわいや倉吉。のどかな尾根を登る

8時スタート。森の中、赤土の滑りやすい道で、5合目で笹尾根にかわる。モーレツな急坂を登って山頂。山登り3日目で調子よく9時半着。

それでもトレランのおばさんにあっさりと抜かれた。


山頂はガスの中だったが、9合目より下では遠くまで展望が開けていた。ぱらぱら雨がやってきたがたいしたことなし。もうひとり登ってくるトレラン選手とすれちがう。三山縦走してからバス道を走って車に戻るという。10時半終了。



ここが登山口

予定の三山を登ったのでいったん米子方面へ戻ることにしよう。雨が降ってきたが北上すると雲が切れてきた。伯耆の町のあたりから大山の南壁がよく見えた。ちなみに伯耆は概ね鳥取地方の古名。

安木のあらエッサの魚やでうどんを食してから松江城を見に行く。国内に12ある昔のまま天主閣のひとつ。江戸時代初めにできたらしい。城も敷地も広く立派。


松江市営の鹿島多久温泉に寄ってから中海沿いの本庄道の駅で車泊。コンビニ併設の駅で中海の眺望がよい。明日は船で隠岐の島へわたります。


松江城天主閣。石垣の積み方がやたら素朴











氷ノ山

危なげな仙谷コースを下る


2020年9月29日 火曜日


member itokisya 記


若桜の道の駅で車泊。快適だった。軽バンはミニキャンピングカーだね。つく米の氷ノ山スキー場の先のキャンプ場が氷の越経由の登山口。きれいで大きいキャンプ場。7時50分スタート。


若桜道の駅

氷の越えから右回り周回

氷の越は昔の伊勢道だという。京都の元伊勢につづくらしい。沢沿いの暗い道をジグザグ登ると古いお地蔵様のいる峠。

峠からは明るい稜線歩きとなってゆるい上りで氷ノ山山頂に向かう。一帯はブナの原生林でなかなかきれい。左手に見えるのはハチ高原のスキー場らしい。


古道らしい雰囲気あり



氷の越

ブナ原生林の先に氷ノ山

山頂小屋が目印

ハチ高原の方

氷ノ山は大山につぐ中国地方で二番目の高峰。兵庫と鳥取の県境

三の丸方面はのどかなかんじ

仙谷コース(氷ノ山スキー場に下る近道)の分岐を過ぎると急登りとなる。ここまで誰にもあわない。ふりかえると鳥取の町や海が見えるようだ。大山は雲のなか。


山頂着10時10分。三角屋根の避難小屋があってひとの声が聞こえる。氷ノ山の山頂は笹原でなだらかな起伏がつづく。ここなら冬はスキーがたのしめそうだ。

三の丸を経由してスキー場にもどる大まわりコースがあるようだが、昔からの道、仙谷コースを選ぶ。往路を少しもどり、分岐から仙谷へ。

急坂の悪路だった。滑りやすい沢沿いの道でクサリやロープがあってかなり悪い。入り口に、最近の大雨でますます悪くなった、と注意の案内板がぶらさがっていたがそのとおり。


思ったよりも時間がかかって12時10分スキー場に戻る。

仙の谷、まんまモンベルのスタッフか?登ってきた

氷ノ山スキー場に着

キャンプ場にもどる近道がわからず舗装路を辿って車に帰着。終了1時過ぎ。


周回コースとしては、三の丸経由か、仙谷から山頂、氷の越を下るのがよさそうだ。


さきほど、つく米名物の棚田を見かけたので、ベストポイントで撮影する。


つく米の棚田

鳥取砂丘

鳥取市内の元湯銭湯に寄ってから市内をぬけて砂丘を見に行く。パーキングから100mほど歩いたところでよい写真が撮れた。

高速と国道を走って、はわい、倉吉市経由、岡山鳥取県境の犬挟道の駅へ。いぬばさりと読む。蒜山が見える。明日は蒜山登山の予定だが天気は悪そうだ。


 

10.09.2020

伯耆大山

 伯耆大山

山頂部通行止め

2020年9月27-28日

member itokisya 記

宍道湖と出雲大社みる

大山寺登山口からみおろす米子方面

9月27日 日曜日

 ANA便で米子鬼太郎空港11時過ぎ。フリーレンタカーで軽バンを借り出して大根島経由宍道湖から出雲大社を見学。

湖も大社も大きくて立派だった。大社は平地に長くて参拝にはラクだと思った。


山陰道は未開通のところがあって無料区間が多くてラクだった。国道も信号が少なくてスムース。

米子にもどりそのまま大山登山口のある大山寺へ移動。暗くなるころパーキングに入る。向かいにモンベル大山店のある駐車場。


大山登山はほとんどこの道のみ

トレランの人も目立つ

山頂間近、イチイのブッシュ

山頂部は工事中

木道はすれちがいぎりぎり

北壁



9月28日 月曜日

駐車場はいつのまにか満車になっていた。天気は快晴のはずだったが山は曇りぽい。下界は好天らしく島根半島や美保湾、中海が見える。様子をみて8時にスタート。

大山寺と参道を見おろす

五合目あたりまでは階段が多く広い登山道。弥山へはこの道しかなくて人通りが多いらしい。晴れるか、とのんびり登って11時過ぎ山頂。山頂部は休憩所などおおがかりな工事中でリアル弥山山頂は立ち入り禁止になっていた。なんだかなあ。

登りは急坂だったが山頂あたりは高原状になっていて木道が敷かれている。ハイマツかなと思ったらイチイの低木だった。せの低いそのほか灌木が密生していた。


ガスの流れる北壁をみながら下山。午後になっても人が登ってくる。元谷をとおる行者コースで大山寺に下山。13時半。お寺や僧房、神社などが点在していて宗教の聖地らしい。階段と坂道の多いところだ。

今日は100人くらいと会ったかな、ガイドつきの団体登山も復活していて、あれは百名山ツアーの一行だったと思う。

天気よければ

大山寺あたり

若桜線若桜駅。駅前にスーパーあります


海岸沿いに鳥取市方面へ移動する。途中吉岡温泉の一乃湯に寄って若桜町へ。明日は氷ノ山へ登る。

稜線縦走できないのがざんねん



9.20.2020

甲斐駒黒戸尾根2020

黒戸尾根往復2020

2020年9月14-15日

member itokisya 記

9合目。鳳凰三山と富士山

8合目、本峰みえる。手前に2本剣



9月14日 火曜日

コロナ禍で南アルプスも富士山も登山禁止、自粛になっている。例外は鳳凰三山と甲斐駒黒戸尾根くらい。北アルプスやほかの全国の山、小屋はいろいろ工夫して解禁しているので、富士山や南アルプスの関係の人は、はやまったな、と思っているのではないだろうか。

それはそれとして、黒戸尾根は登れるらしい。ということで初めてトライ。ちょうど天気もよく山も空いていてよかった。

前日昼に都内をでて中央道で白州道の駅へ。買い物してから横手と竹宇の駒ケ岳神社を見学する。竹宇の大きな駐車場で前泊。

横手の駒ケ岳神社。がんばるぞに見える

朝5時にスタート。きれいな尾根道でずーっと森の中を行く。ところどころにクサリ場やハシゴがでてくる。登拝の古道なので石像や石柱がたくさん。富士山のかわりに黒戸尾根でトレーニングするトレランの人が多いらしい。10人以上の人に抜かれるが抜いたひとはいなかったような。富士登山マラソンにでるような、トレラン選手でもエキスパートの人なのではないだろうか。

ササの平手前。木場道が併走

5合目。ハシゴ、鎖が始まる。古い石柱など多数
七丈小屋から鳳凰地蔵岳



小屋はコロナ対策万全。三重のトヨタさんと一杯

スタート地点が800mくらいで七丈小屋が2400mくらい。昼過ぎには着いてしまったので近くを偵察。テントが5~6張りで小屋の客は8人。12人が定員らしい。テラスでお酒をいただきながらのんびりする。ベテランの年寄が多い。おいしい食事と個室のようなスペースが与えられて快適だった。酒類も買えて、スポルティバ提供のおいしいコーヒーもいただいた。

ここは水が豊富で体を洗えるのがいい。この小屋を利用するには予約と寝袋持参が条件になっている。


八ヶ岳が向かいに

あれが山頂かな?

8合目、ご来光場

北岳

岩場が続く

二本剣がランドマーク

9月14日 水曜日

 5時明るくなってスタート。好天、歩きながら日の出をみる5時半。八合目で森林限界、岩とハイマツの明るい尾根を攀じ登って甲斐駒山頂7時半。3000mには欠けるようだ。雲海がすごい。見えるはずの山は全部見えるようだ。白山までわかった。

ウエストンさんも今の天皇陛下も同じルートを登っている

右奥山頂

鋸岳へも行ける

仙丈岳堂々


甲斐駒は夏と正月に登ったはず。どちらも伊那戸台から登ってきた。仙丈岳もセットだ。鋸岳から戸台河原に下ったのはいつだったか。50年以上前だね。

30分ほどのんびりして往路を戻り、2時下山。

黒戸尾根、初めてなんです

御岳の先に白山

雷鳥がいます


尾白川の川原で足を洗う。だいたいフツーのコースタイムだったかな。これ以上早くは歩けない。

尾白の湯に寄って、吉田道の駅まで走る。車泊して翌日のんびり帰京。4日間の旅。