6.10.2021

奥日光高山と戦場ヶ原

 奥日光高山と戦場ヶ原ハイキング

千手ヶ原、ミズナラの森がきれい


member マツクラ ハネダ itokisya記


2021年6月7ー8日 


上 戦場ヶ原 中 高山の麓 下 泉門池



白岡マツチアン亭からプジョー車で奥日光へ。9時に戦場ヶ原入口の赤沼茶屋(自然情報センター)でハネヤンと合流。梅雨前の好天で満開のズミと夏雲が爽やか。


竜頭の滝上からあるき出して高山へ。快適な尾根歩きで、右下に戦場ヶ原、左に中禅寺湖。湖から高山山頂までの標高差は400mほど。かなり急。

シロヤシオとミツバツツジが花ざかり。ズミ満開の小田代ガ原をまわって泉門池、湯川ぞいにたどって赤沼茶屋に3時過ぎ帰着。5時間ちょとのハイキングだった。


このあたりは2014年3月に同じメンバーでスキーツアーしている。冬も夏もいい。


湯元温泉釜やにイン。毎度のご利用でお酒などいただく。

上と中 千手ヶ原 下 湯ノ湖


2021年6月8日 火曜日


9時半の赤沼茶屋(自然情報センター)発の電気バスで西ノ湖入口まで、500円。

半分干上がった西ノ湖を見てから、ミズナラの大木が広がる千手ヶ原をぬけて千手ヶ浜へ。


浜に出ると急に人が増え、密になる。クリンソウが満開とあって花好きが集まったようだ。老人が多い。観光船できた人が多いのかもしれない。


千手ヶ浜から電気バスで赤沼茶屋へ戻る。

千手ヶ原のミズナラの美林は広くてちょっとほかにはないかな。尾瀬、上高地にまさる景勝の地だ。


清滝へ下ってヤシオの湯で解散。

また山へ行きましょう。


上 千手ヶ浜から男体山 下 小田代ガ原




6.06.2021

箱根外輪山

芦ノ湖スカイライン山伏峠あたり

Member ケン、ケイ、太郎、伊藤記

Date 6月4ー5日

小雨がぱらつく中、小田原厚木道路で箱根湯本、国道1号(箱根駅伝道)を上がる。のんびり寄り道しながら芦ノ湖湖畔の駅伝ゴール広場着。

平日の雨空でどこも空いている。


箱根神社でケン君の厄除け祈願をしてもらいランチ。このころ土砂降り。神事はけっこう本格で興味深かった。


強羅に下ってパイプの煙にイン。夏にも泊まったところで悪くない。


閑話休題。

白馬八方尾根に同じ名のスキーロッジがあったが?

まさか、ルーツはどうもそこらしい。いまも泣き山、あの辺りにあるよう。パイプの煙は白樺湖にもあって何度かつかったのだが。ほかにも軽井沢、熱海にもあって、大きく展開している。伊藤園や大江戸温泉などとはことなり自社ビルなのが立派。

ところで熊谷榧さんからその昔、八方尾根のパイプの煙と縁があったと聞いたことがあった。

 ※2024記。カヤさんに縁のあった小屋は白い小屋というロッジで上記はまちがいです。修正します。白い小屋は経営が変わってますが今も泣き山にあるよう。カヤさんは2022年に没。95歳くらい。

近ごろはどうなのかなとネットでみたらモリのこと、山やスキーのことなどひさしぶりに面白い記事を読むことができた。

90歳をこえて元気らしい。スーパーウーマンだ。


モリが見つめた天地

http://h-kishi.sakura.ne.jp/kokoro-444.htm


山と、絵と、モリカズのこと。

http://asuhenokotoba.blogspot.com/2014/09/blog-post_4.html


熊谷守一美術館

http://kumagai-morikazu.jp/index.html



さて、

翌日。青空が広がって夏雲が湧く。

大涌谷を見てから(ハイキング道はもちろん遊歩道も立入禁止中)芦ノ湖スカイラインをドライブ。山伏峠(ヒツジちゃんのいるところ)でピクニックして写真を撮る。


太郎はあんまりあるきたがらない。

小田原に下り海沿いに走って午後に帰京。





6.01.2021

那須中大倉尾根と足尾銅山

シロヤシオ満開、昭和の足尾

member 太郎 ケイ itokisya記

date 2021年5月28-29日 

五葉ツツジ(しろやしお)

五葉ツツジ(しろやしお)

那須の茶臼岳と朝日岳

那須中大倉尾根

那須アウトレットで


5月28日金曜日

東北道西那須野ICでおりて県道30号で那須湯本。マウントジーンズのゴンドラで中大倉尾根に上がる。


シロヤシオが満開だった。2-3日前にNhkテレビで紹介があったらしい。それでか見物人が多かった。


那須アウトレットに寄ってから敷島牧場のフロらシオンにイン。ハネダさんとスキーにきたとき泊まったホテルでゴージャス。明日結婚式があるらしい。

このあたりが鉱山の中心だった。通洞地域

等身大人形があちこちでおしゃべりする

精錬所旧景。
毒煙りをうすめるために煙突を高くして拡散する。日立の銅山はそれでうまくいったというが本当か

旧精錬所あと

足尾(渡良瀬川)の堰堤上。洪水で汚染土が流れるのを防いだ。後からの対策。
バックは日光の社山あたりか。こないだ半月山からしろちゃけた足尾の山が見えったけ




5月29日土曜日

県道30号で矢板から日光へ。日足トンネルをぬけて足尾町へ。



足尾銅山観光で坑内など見学。見渡すかぎりの山に坑道があったらしい。山は伐採と煙害と洪水で裸地化したという。下流で起きた鉱害はよく知られている。旧銅山は古河財閥のもので今はわずかな遺構と昭和の町のおもかげが残るだけ。

あの渡良瀬遊水地は、足尾鉱毒事件の対策のひとつだったという。


渡良瀬川沿いに上って松木沢の大きな砂防堰堤までドライブ。とくに土砂崩れと洪水で毒水が流れ出したらしい、堰堤は後手ながらそのため。そういえば松木沢はアイスクライミングで有名だね。


草木ダム、黒保根と下って大間々から北関東道で佐野経由東北道で帰京。

感想

北海道や九州の旧炭鉱にも足尾のような昭和の遺構と空気があるけれど、炭鉱の場合は石炭を掘って出すだけだから鉱害は少なかったのだろう。銅山は精錬で毒がでるから始末が悪かったということかな。

炭鉱の煙突は、動力のためのボイラーの排煙が目的らしい。足尾など銅山の煙突からは亜硫酸ガスが出たらしい。







5.23.2021

弘法山公園から箱根、江ノ島

 弘法山公園から箱根、江ノ島


はこね金太郎ラインも走る


インスタに載せた今回のパノラグラム


2021年5月20日 木曜日 

member  太郎 itokisya 記




5月20日 木曜日

弘法山

最近届いたJTBのガイドブックにでていた。以前秦野の焼却施設横の温泉によったとき裏山からハイカーがくだってきたのをみたけれどあれが弘法山だった。太郎と山歩するのにはちょうどいいかな。

権現山とともに弘法山公園として整備されている。春は桜山で、トレランのひとが多いらしい。今日は天気も悪く十人もいなかったが、こんな日は稀だろう。緑の濃い静かな山だった。

弘法山公園権現山
 
これにのっていた。itokisyaの記事も数本あり

太郎も歩いた






足柄金太郎道の駅

こないだできたばかりだそう。行ってみた。開成町の先、南足柄市にある。神奈川県で4番目の道の駅。地元のひとがおおかった。ごく普通の感じ。ラーメンうまかった。

新設あしがら金太郎道の駅


はこね金太郎ライン

道の駅から、県道78号(超古道足柄峠越え)を行き派生する県道731号のこと。こないだ開通したばかり。金時山の南をトンネルで抜けてちょっと下ると箱根仙石原にでる。もともとあった林道をリメイクしたもので、1.5車線のクネクネ道でちょと危ないかも。


東名大井松田ICから箱根入りがかんたんにできるので利用価値ありと思うひともいるはず。

トンネル手前の展望駐車場からは、箱根外輪山稜線まですぐなので、金時山へは45分くらいで登れる。最短ルートなので利用価値ありと思うひともいるはず。

ここが分岐で山へ登る

ここからハイキングできる。トンネルの土被りはほんのわずか

ハイキング地図

はこね金太郎ライン。
まだgoogolマップにもでていなかった。



芦ノ湖の町営駐車場で車泊。海賊船のりばの前、箱根駅伝のゴール&スタートのところ。箱根峠道の駅も近いがここのほうが静か。夜半雨になった。



5月21日 金曜日


朝から雨風。箱根峠経由湯本へ下る。朝から弥坂湯でのんびり。金湯山早雲寺を外から見る。北条氏の菩提寺。

貸し切りだった。駐車場は下の早雲寺で

早雲寺

江の島神社

温室植物園の地下遺構。ボイラー室など
          
稲村ケ崎、材木座方面と手前は江の島埋め立て地


江ノ島へ移動して2時間ほど見て回る。昼ころ超強風。神社や仲見世通りも面白いが、山上の植物園や荒磯など楽しい。明治時代に英国商人が作ったというレンガ造りの大温室遺跡は地下室も見られて興味深かった。


横浜新道、第三京浜で夕方帰京。





 



5.13.2021

富士山白草流し

 富士山白草流し

御中道あたり遊歩。スキーには遅かった

インスタグラムのパノラグラム


2021年5月9-10日  

member  itokisya 記


2021年5月9日 日曜日

朝イチに出て、国道246号厚木、東名道大井松田で降りて籠坂峠超えて富士吉田。スバルライン(2200円)は空いていて4.5 合目奥庭まで。日曜日で自転車のひとが目立つ。


10時過ぎにスキーを背負ってスタート。天気はよいが風が強い。これは予報どおり。雪のあるところは2500m以上かな。

スキーブーツでザラ場をトボトボ登る。雪崩のあとらしく土砂の下は雪のデブリ。雪渓が遠くにみえて風もあり、荒れた風景がリアル。国土地理院の火山計測機のところへトラバースして休憩する。2500mあたり。

お中道から

REGMOS(レグモス:GNSS火山変動リモート観測装置)は、活動的な火山において電子基準点を補間して 詳細な地殻変動を捉えるために設置された装置です。電力や通信手段の無い地域でも、太陽電池パネル・ 衛星携帯電話などを組み合わせた自律的な観測が可能です、とのこと

お中道の列状火口一部


富士山頂は雲が流れ、山麓は霞(黄砂)にけむる。見渡す限り人のけはいはない。いつも太郎が連れだったが置いてきた。16歳.もう富士山は無理だろう。


のんびり下って1時過ぎ終了。スキー絶対する気持ちがあれば2500mから上は山頂まで一大バーンになっていて自在だ。南面はどうだろう。今年は残雪少なめかも。


北面の白草流しは4月がベストだからちょっと遅かった。4月なら駐車場からスキーで上り下りできる。スバルラインが開通している日に限られますが。

昨日、今日と富士山では3人滑落したそう。風強いし凍ってるからね。

予報悪すぎ。実際はぜんぜんラク

小さい周回が今回。長いのはおととしかだったかな



石割湯に寄って道志道の駅で車泊。翌日帰京。道志郵便局の前で二三日前クルマが川に落ちたそう。その現場を少し見る。ゆるいカーブはかえって危ないかもしれない。




5.07.2021

半月山と社山(日光)

 半月山と社山(日光)

さすがに日光。東照宮も拝観


2021年4月29-5月1日  

member マツクラ ハネダ 伊藤フミヒロ 記

半月山から。松ちあん最新iPhoneで撮影


霧降高原大江戸ホテルから赤ナギ山ほか



採取ハネダさん


4月29日

月山スキーの予定だったがコロナ禍でキャンセル。スキーは降ろして、かわりに日光方面へ。


マツちあん車で日光、昼過ぎに駅前ではねやんと合流して、ラーメンしてから東照宮を拝観。霧雨の日で空いていてよかった。東照宮ができるよりもずっと前から日光は神仏の聖地だったそう。中禅寺湖のあたりも。


霧降高原に移動して今は大江戸温泉になった大きなホテルにイン。

旧スキー場の下にあって

巨大な施設だがいかにも公共の宿風。赤なぎ山、女峰山、男体山のながめがよい。


以下のような経緯があったらしい。なんだか残念な巨大事業。


タイトル 郵便貯金周知宣伝施設の廃止について


郵便貯金周知宣伝施設については、採算性が見込めない施設を廃止することとしているところですが、このたび、平成19年度以降黒字化が見込めない施設として、

平成19年3月末に以下の施設を廃止することにしました。


1 廃止対象施設

 (1) 札幌 郵便貯金会館(メルパルク札幌)(北海道)

 (2) 新潟 郵便貯金会館(メルパルク新潟)(新潟県)

 (3) 金沢 郵便貯金会館(メルパルク金沢)(石川県)

 (4) 福岡 郵便貯金会館(メルパルク福岡)(福岡県)

 (5) 沖縄 郵便貯金会館(メルパルク沖縄)(沖縄県)

 (6) 日光霧降 郵便貯金総合保養施設(メルモンテ日光霧降)(栃木県)

 (7) 伊勢志摩 郵便貯金総合保養施設(メルパール伊勢志摩)(三重県)

 (8) 千葉 郵便貯金地域文化活動支援施設(ぱ・る・るプラザ千葉)(千葉県)

  ※このほかに広島郵便貯金会館の「郵便貯金ホール」を廃止します。

2 これらの施設は、平成19年3月31日(土)まで(宿泊利用については、当日の

 チェックアウトまで)ご利用いただけます。

日光東照宮


半月山から社山へ

アカヤシオが満開

旧イギリス大使館別荘


4月30日

いろは坂を登って中禅寺湖畔。中禅寺と立木観音は同じ。


歌が浜に1台クルマを置いて春になって再開通したばかりの中禅寺湖スカイラインで半月山パーキングへ。


9時半スタート。半月山展望台までは30分ほど。好天で眺めは最高。

中禅寺山、阿世潟峠とハイキングして社山へ。最後は急坂で12時半山頂。


会ったのは数人ほどで静かな山だ。阿世潟峠にもどり、湖畔に下って長い散歩道を歩く。


フライフィッシャーマンがたくさんいた。アカヤシオがきれい。イタリアとイギリスの旧大使館別荘をみてから歌が浜にもどる。3時半終了。

半月山のほかは初めてのところで新鮮だった。

矢板経由で那須へ移動。途中東照温泉に寄る。ハネダ邸でくつろいで翌朝帰京。那須のアウトレットも東北道も空いていた。


いろは坂の昔の地図。まだ第二はない。赤印はよっきれんのもので廃隧道の件


中世、江戸時代よりずっと以前にも中禅寺湖に登る人はいて、男体山初登の勝道上人などは寺を作ったという。登山道は今の第一いろは坂伝いだったそう。今でも複数の茶屋あとがある。徒歩、馬などで上り下りしたらしい。イザベラバードの紀行もある。

第二いろは坂は昭和の後発の道で、それ以前は、日光から路面鉄道があり、馬返しからケーブルカーで明智平、さらにバスで中禅寺湖と、行き来したという。第一いろは坂バスと二通りのルートがあったということかな。



英国大使館別荘はもともと公使のアーネストサトウが自分用に建てたもの。明治から平成まで現役だった。ほかにも湖畔にはイタリア、フランスなどの旧大使館別荘がある。

サトウは江戸、明治にかけて都合25年ほど日本にいたらしい。維新史には必ずでてくる有名人だね。武田久吉博士は息子。親子で日光の登山や植物採集をしたという。



以下は

インスタグラムに掲載のパノラグラム。