8.31.2021

美し森と天女山

野辺山高原のハイキング


2021年8月28日 金曜日
member 伊藤フミヒロ 記

美しの森展望台

展望台の額縁




あちこち猛暑らしいがさすが野辺山、快適。
野辺山駅から美し森へ移動。大きなパーキングがあって、広い階段をしばらく登ると美し森展望台(1600m)。八ヶ岳と野辺山高原が素晴らしい。ここも初めてのところだった。

ハイキング道を歩いて川俣川東沢まで行ってみる。トレランの人と会う。それ向きのルートだった。往復2時間のハイキング。

いったんクルマにもどり天女山(1530m)に移動する。天女山のパーキングは天女山山頂と同じだった。いぜんは確か鉢巻道路から歩いて登ったはずだが。

次回の権現岳登山の下見のつもりで三ツ頭がよく見えるところまで歩いてみる。1800mまできれいな山道で、楽しみ。
紀元2600年八ヶ岳標高石をひとつ(標高1700m,刻字は廣公益)見つけた。往復1時間半のハイキング。

昼過ぎにハイキングを終えて、韮崎夢見の湯経由河口湖へ。富士吉田道の駅で車泊。ここもかなり涼しい。

翌日、道志道で帰京。日曜日の道志道はクルマ、オートバイ、自転車であふれるようだった。何回目かの非常事態宣言中なのだが。

天女山
         


三ツ頭・権現岳登山道1600m
以下パノラグラム。




硫黄岳(八ヶ岳)

本沢鉱泉、夏沢峠から

2021年8月27日 金曜日

member itokisya 記


硫黄岳山頂から南側


佐久側は人少なくて静か。天狗岳のトラックは先月のもの

とよた時さんの絵。ツイッターに昨日アップされてた


明るくなって南清里道駅スタート。

小海・松原湖から稲子湯方面に入り、本沢鉱泉登山口まで舗装路を行く。

パーキングの標高は1600mほど。夏沢峠道や本沢鉱泉を江戸時代末に開拓した原田某の碑があった(茅野市玉川神ノ原のひと)。

パーキングから先は四駆車でないと無理。6時30分スタート。


車止めまで林道を1時間、標高1850m。

さらに人馬道らしい緩い幅広道を1時間半、途中の岬状のところで崩壊があっていっとき迂回路を行く。

本沢鉱泉8時45分、2100m。温泉はクローズ。



天気がいいのでヘリが何度か飛んできた

火口からの沢状地形。しばらく温泉は入れなさそ

夏沢峠

天狗岳など北八ヶ岳方面

ひさしぶりのこのあたり

                       

硫黄岳の爆裂火口が正面にみえる。鉱泉の先も歩きやすいジグザグ道で、樹林帯の中、高度を上げていく。10時夏沢峠、2430m。初めて来た。

2軒の山小屋は休業中だった。


八ヶ岳の主稜線にでて展望が開け、急に人が増える。ここまで二三人しか会ってないのに。


夏山気分いっぱいで、11時半硫黄岳着。2760m。

20人ほどいるようだが広い頂上なので気にならない。久しぶりに眺める景色。

硫黄岳の火口縁

新しいハイキングシューズ。ホカオネオネ


30分ほど休んで往路をもどる。本沢鉱泉の露天風呂は取り付け道といっしょに崩壊しているようだった。

3時30分終了。

八峰の湯に寄ってから野辺山駅で車泊。

明日も好転予報。



黒岳(御坂山域)

新道峠から。いきなり好展望

新道峠。新装してくれたけど

黒岳のブナ林は山梨の森100のひとつ

マルバダケブキ。シカ害多いのに元気

このあたりはパラグライダーのホームエリア。いまは死んだようになっている


8月26日 木曜日

真夏の好天周期に入ったようなのでかける。

東名、246号で篭坂峠を越えて河口湖へ。若彦トンネルをぬけると芦川村。石垣の多い村で春はスズランの名所。くねくね道を行くと黒岳、新道峠の登山口。ゲートの先の小さなPにクルマを停める。地元車多い。標高1400mほど。

9時45分スタート。舗装林道を30分以上歩いて、ひとのぼりすると新道峠。河口湖が目の下、向かいに富士山の好展望。

ネットでこのあたり新整備されたと聞いていたが、舗装登山道に展望デッキとまるで公園のよう。前の方がよかったかな。シーズンにはシャトルバスも入るという。

破風山をのんびり歩いて、登り返すと黒岳山頂。11時30分。

標高1793mで涼しい。

山頂でのんびりしてからスズラン峠からのショートカットルートでクルマに戻る。ショートカットルートの上部、小沢を横切るところが崩壊していた。もう一度大雨が来ると歩けなくなるかもしれない。

ハイカー数人に会ったくらいですいていた。

1時終了。

御坂山域は、富士山の北側の連なり。東の三つ峠山から西側王岳あたりまでを言うと思う。黒岳1793mがいちばん高くて、御坂峠や南尾根から登れるが新道峠かスズラン峠からがいちばんかんたん。新道峠までは芦川村からの他、河口湖北岸の大石からもハイキング道がある。









スズラン峠からの下り道の崩壊現場


甲府盆地に下って夢見の湯による。佐久道に入って南清里道の駅で車泊。

過去記事4本

御坂黒岳2度目
20110106

御坂中藤山
御坂中藤山-大石峠
2011年9月24日

黒岳南尾根


上にあるのとおんなじ木だね。10年前の写真









8.09.2021

神津牧場と物見岩

原村の森林軌道あとも見た


2021年8月6-7日 金土曜



member  太郎  ケイ itokisya 記







神津牧場と浅間山

神津牧場。内山牧場のとなり

荒船山。艫岩と経塚山

物見岩から妙義山



五稜郭に残された当時の建物、お台所。城内に小学校がある


オリンピックであれこれにぎやか。暑いので涼しいところへ。

上信越道を下仁田でおり内山峠へ。山道に入って内山牧場へ10時前。


標高1200mですずしい。見晴らしのいいところで人はぜんぜんいない。ぐるりドライブして物見岩の案内があったので登ってみる。夏の葉が多くたいした眺望はなかった。八ヶ岳や浅間山は見える。


神津牧場へ下る。明治にできた洋式牧場でジャージャー牛がここの自慢らしい。ハンバーガーはワイルドでおいしかった。


佐久に下って龍岡城五稜郭(標高700mほど)を見てから、蓼科牧場経由白樺湖へ。標高は1400mほど。パイプの煙にイン。

湖畔のプチホテルモンテローザは名前が変わっていた。スキー学校とパラグライダー教室があったのだがどうなったのかな。

白樺湖の朝

霧ヶ峰ビーナスラインから踊場湿原

森林軌道モニュメント。原村

茅野の御射鹿池。あの日本画のモデルらしい

八ヶ岳美術館のワイルドな庭。清水多嘉示先生は原村の出
 


翌日は、霧ヶ峰をドライブしてから茅野の御射鹿池を見る。溜池だが観光地になっていた。原村の森林軌道と原村美術館庭を歩く。小淵沢ICから中央道で午後に帰京。信州は涼しい。





7.22.2021

天狗岳(八ヶ岳)

佐久側から。森林軌道があった

7月18日 日曜日

member itokisya

登り5時間くらい

みどり池と稲子岳?と思ったら天狗岳だった。このあたり古い火山だらけ

すり鉢池あたりから天狗岳西峰と東峰

東天狗山頂。夏山日和


南清里道の駅は以前も寄ったことがあるが、とにかく寒いところ、冬。

夏はいい。起伏のある広い地形で、谷にあるので夏は日照が少なくて涼しい。


国道(佐久道)を走って松原湖経由リエックススキー場のさきで稲子湯の方へ曲がる。すぐにみどり池方面へ登る唐沢橋登山駐車場がある。


6時に着いたら数台先着していた。

初めてのルートで楽しみ。北八ヶ岳の森を行く。途中に森林鉄道のレールが残っているところがあってわくわく。


軌道跡は、何か所か登山道を横切っていて、しらびそ小屋のあるみどり池まで続いているようだった。


駐車場からしらびそ小屋まで標高差600m、2時間かかる。


しらびそ小屋は中村みつをさんの絵で見て一度来てみたかったところ。いいところでした。

北八らしいアプローチ

しらびそ小屋。元飯場かとおもったら元売店だった。森林軌道よりも登山道の方が古い

東の佐久側には金峰山や御座山。見事な樹林帯の中にみどり池

硫黄岳の爆裂火口が目前。こんど本澤鉱泉から行ってみたいね


小屋から中山峠までは標高差250mだが2時間。峠手前はモーレツな急登で、どうも火口壁をまっすぐ登っているらしい。

中山峠で八ヶ岳の主稜線にでていきなり人が増える。日曜日だった。


天狗岳へは火山岩が凸凹するあるきにくい道を行く。前も後ろも、横も好展望で夏山らしいハイキング。


東天狗岳(2650m)11時。

30分ほど休んで登ってきた道をもどる。

渋森林軌道。枕木まで残っている。残置されたのが謎。
諏訪側の原村にはガソリン車軌道があるよう


伐採時代の切り株が点々と残っている。十勝や椹島、屋久島みたい。略奪林業はいまできない。とはいへカナダ杉など外材はすべて略奪ものらしいのだ


軌道の地図写真。ネットで見つけた。以下のコメントあり。

この軌道の廃止は昭和34年の台風がきっかけでしたが、その後倒木処理などの関係で暫く使用、民間業者が使うような話があったため撤去されることなくうやむやになってしまったものと思われます。

昭和34年の台風とは伊勢湾台風かな。地図は営林署筋のものらしい

当時の写真。上りは馬、下りはブレーキかけながら下った。
松原湖の観光協会に展示されているらしい。そういえば西沢渓谷にも同じ軌道があった



みどり池で休んでいたら声をかけられた。植物写真の高橋修さんだった。ファンを数人連れている。奥さんの若菜晃子さんも有名だが高橋さんも活躍中のようす。

下りで長靴を履いた小屋のおばさんと一緒になった。小屋はその昔は売店だったという。そばに林業の小屋があったそう。森林鉄道やシカ害のはなしを聞く。どうもおばさんは僕と同学年らしい。

3時に唐沢橋の駐車場に戻った。

近くの八峰の湯露天風呂からは八ヶ岳の東面の連なりがよく見えた。

野辺山駅に寄ってから再び南清里道駅にイン。翌日帰京。梅雨明けの好天はまだまだ続く。


以下パノラグラム作品