12.09.2022

高塚山 (南房総)

ここも信仰の山らしい。人気がすくないです

member イトウフミヒロ 記

date 2022年12月7日水曜日

高塚山山頂の景色です

アクアラインつかえば房総は近い

千倉街の様子


千倉道の駅から高塚山(標高216m)にむかって少し行くと大聖院があります。別名が高塚不動。関東33不動のひとつだといいます。寺の駐車場にとめさせてもらい、お参りしてから入山します。寺の前が登山口です。13時スタート。

大聖院の裏山が高塚山。のぼりくだりともきついです

高塚山山頂の様子



早川雪洲の出身地とかでここからハリウッドをめざしたと案内がありました。

寺の裏手の急階段をひと登りすると海がみえます。わずかにトラバースすると鳥居。また急階段になって山頂神社につきました。古い参道はイノシシにほりかえされて傷んでいます。登りは1時間もかかりませんが誰にもあいません。奥の院があっていくつかの石仏が人待ち顔しています。

半島南限にあるので木や草がてかてかしていて南国風です。山頂から千倉の街と海がみえます。いい眺めです。

のんびりしてから同じ道を下りました。14時半終了。


街に買い物にいって千倉道の駅にイン。定休日とあって静かです。

2山登ったので明日はのんびり帰りましょう。

千倉道の駅の日の出です

●追加 

ここ数年、寒い時期になると房総の山へハイキングにいきました。

登った山は、


鋸山329m

伊予ヶ岳336m

富山349m

御殿山364m

烏場山266m

房の大山193m

清澄山妙見山 お寺の敷地内か

それに今回の

大日岳333M

高塚山216m


めぼしい所は登ったかな。あと探せばふたつみっついい山があるかもしれません。

おすすめは鋸山、伊予ヶ岳、高塚山あたりです。

房総の最高峰は愛宕山で400mをこえていますが、自衛隊敷地内で入山手続きがめんどう、と言われています。

高宕山はこんどいきたい。安房高山も登ってないと思う。

房総のハイキングは全部甲斐犬太郎がいっしょでした。家においていけないので。ケイもいっしょのファミリーハイキングだった。


大日山 (南房総)

地元の信仰の山らしい。人気がすくないです

member イトウフミヒロ 記

date 2022年12月7日水曜日


坊滝はなかなかでした

道ははっきりしてます


まだ登ってない房総の2山へ。房総とは安房国と上総国、下総国のことらしい。だいたい千葉県のことになります。


前日夕方にアクアラインの海ほたるにイン。ここで車泊してみたかったので。海ほたるは道の駅にもなっていてなかなかけっこうでした。夏はすずしいでしょう。

明るくなるころにアクアラインをわたって上総国、安房国へ。西海岸をくだって岩井から大日山登山者駐車場へ。

大日山(標高333m)に登る周回ルートをまわります。



いい日ひよりです。県道沿いにりっぱなトイレとスペース
大日山山頂

        

右の双耳峰は富山。富士山もみえます



8時45分スタート。増間ダム湖の林道をのんびり辿って坊滝。あまり人がきている雰囲気はありません。

滝上から急な階段をのぼって山頂下へ。ふたたび長い階段を登って山頂着10時くらい。


大日様などの石仏がならぶ山頂からは南や西の海側が開けています。スイセンがあちこちにありますが花開くのはもっちょと先のようです。富士山もみえました。

周回路を下ってクルマに戻りました。11時終了。下っているとき一人反対まわりの人に会いました。草刈り機を持っていました。


予定していたとおり南海岸の千倉へ移動します。明日は高塚不動の奥宮高塚山へ登るつもりです。

しかし、

千倉についたのが12時過ぎ。まだ時間がたっぷりあるので今日のうちに高塚山へ登ることにしました。





千葉県の山

https://www.cwaf.jp/50years/bousou50/

労山のページ 千葉県には日本100名山はありません。


1 愛宕山 アタゴヤマ 408 安房鴨川駅西10km 金束 自衛隊基地、許可必要

2 鹿野山 カノウザン 379 佐貫町駅東9km 鹿野山 ゴルフ場、白鳥神社

3 清澄妙見山 キヨスミミョウケンサン 377 安房天津駅北4km 安房小湊 「妙見山」、神社

4 二ツ山 フタツヤマ 376 安房鴨川駅西11km 金束 愛宕山近く

5 安房高山 アワタカヤマ 365 安房鴨川駅北西9km 鴨川 × 請雨山近く

6 御殿山 ゴテンヤマ 364 南三原駅北北西8km 金束 伊予ヶ岳・富山近く

7 富山 トミサン 349 岩井駅東北東3km 金束 三角点は北峰

8 石尊山 セキソンサン 348 上総亀山駅東南東6km 上総中野 七里川温泉から登る

9 山ノ神 ヤマノカミ 348 安房鴨川駅西北西12km 金束 × 横尾林道

10 元清澄山 モトキヨスミヤマ 344 上総亀山駅南6km 坂畑 保台ダムか郷台林道から登る

11 八良塚 ハチロウヅカ 342 上総亀山駅南西9km 坂畑 高宕山の続き

12 御嶽山 オンタケサン 341 上総中野駅南西5km 上総中野 麻綿原林道、クラゲ山

13 伊予ヶ岳 イヨガタケ 336 岩井駅東北東6km 金束 三角点は北峰

14 嶺岡浅間 ミネオカセンゲン 335 安房鴨川駅西7km 鴨川 1等△ 神社

15 大日山 ダイニチヤマ 333 南三原駅北北西7km 安房古川 御殿山近く

11.30.2022

大山梅の木尾根(丹沢)

778m南尾根から大山経由ひとまわり

2022年11月29日 月曜日 くもり

member itokisya記


          

日向の駐車場。7時半

5時過ぎに東京を出ましたが曇りの日です。246号経由で厚木まで。国道246号は大山街道ともいわれています。これから大山登ります。厚木郊外の日向薬師の先に日向の登山者駐車場があります。大山詣での裏口ルートはこちらから。


明るくなって7時半にスタート。標高400m。梅の木尾根の778m峰につきあげる南尾根を登ります。登り口の目印は林道つきあたりの大きなダムですが、ちょっと手前の右の沢にもダムがあって久しぶりのことで迷ってしまいました。どうも違うなと15分ほどロス。



ダムはふたつある。林道行き止まりのダムが登り口です

リフトが敷かれた南尾根

778m峰につきました
        

ダムの手前に林業用のリフトの始発点がありました。入り口もはっきり踏み跡もしっかりしています。リフト軌道は尾根の正面を直登しているので迷いようがありません。最近敷かれたようで、ときどきまたいだりくぐったりします。もともと登山道ではないのです。


778mピークまでは急坂ですがぐんぐん高度を稼ぎます。けっきょくリフトは778m手前まで伸びていました。9時15分に梅の木尾と合流。

梅の木尾根は日向薬師からの古いルートでところどころ細尾根になっています。


ひと登りで唐沢峠からの大山縦走ルート893mにでました。10時。ここまでだれにも会いません。大山山頂は霧に隠れています。

縦走路にでると歩きやすい道になります

こんな天気です

大山はガスの中


雷の峰尾根分岐から上は何人もの下山者とすれちがいます。表参道を登ってからひとまわりする人たちでしょう。

大山山頂1250mに11時15分着。20〜30人はいます。平日でも人気のピークです。山頂が広いわりに建物や神社がごおちゃごちゃしていて残念。ガスで遠くは見えません。雲の下の厚木の街や相模湾や江ノ島がなんとか見えました。



山頂もガスの中

見晴らしから雨降り山(大山)見上げます

雷の峰尾根のミツマタ


ガスが晴れて明るくなった雷の峰尾根を下り、見晴らし経由九十九曲がりで駐車場に戻りました。13時50分終了。6時間ほどのハイキングでした。

246号はちょっと混んでいましたが明るいうちに帰宅できました。


2020年の天気のいいときの梅の木尾根

https://itokisya.blogspot.com/2020/03/blog-post_25.html


登りも下りも今日くらいがいいところかな


           

11.17.2022

天城山万二郎岳と初島

伊豆東海岸のトリップ

2022年11月15〜16日 火水曜日 くもりとはれ

member kei itokisya記

登山者駐車場。青空が広がってきましたが…

あれが万二郎岳かな。だんだん曇ってきました

味わい深い道を行きます

アセビでしょう。花と実があるよう

暗いうちに東京を出ましたが曇りの日です。小田原厚木道路経由で熱海から伊東まで。伊豆の主脈の山は濃い雲におおわれています。東海岸の国道をたどることにしました。

午後はよさそうというので伊東道の駅で時間をつぶしました。


いちおう上がってみるか、と大室山経由天城高原道路をくねくねとドライブします。深い霧におおわれて低速運転です。ところが、だんだん明るくなって雲の上に出たらしく青空が広がってきました。登山者駐車場に車は数台しかなくて日本百名山にしては空いている日でしょう。

万二郎岳山頂

万三郎周遊コースは5〜6時間かかります

ゴルフ場脇をスタート。11時45分。今日は万二郎岳を往復するハイキングです。このまま青空が広がるかとおもいましたがそうはいかず高曇りになってしまいました。前夜雨が降ったらしく登山道は濡れそぼっています。


万二郎の山頂には13時半につきました。海も富士山も何もみえない日でした。がいちおう運動にはなりました。

往路をもどり15時に車にもどりました。会ったのはハイカー3人でした。

川奈のライブマックスにイン。

ここもグループホテルでコスパがよいかんじでした

          


翌日は好天。初島に行くことにしました。初めてです。

熱海港から10時発のイルドバカンス号で初島へわたります。わずか30分ほどの航海です。船も島のレジャー施設も富士急のグループがやっていました。キャンプ場のPICAがあります。ホテルレストランも。知りませんでした。

今日はよい天気ですが、海上から見ると天城連山だけは雲がかかっています。高い山なのでそうなるのでしょう。

初島につきました

灯台にのぼります。300円


島は思ったよりも広くて、南国風できれいでした。一番高いところは標高51mだそうですがそこに灯台があって登ることができます。いい景色が見られました。周遊路をのんびりひとまわりして1時発の船で熱海にもどりました。

なかなかよいところだと思いました。初島は周囲4kmくらい、200〜300人が住んでいるようです。小学校もありました。

帰路は西湘バイバス経由で明るいうちに帰宅。

初島です。インスタグラム公開のパのグラム作品2点




11.14.2022

今倉山と赤岩(道志山塊)

秋色のハイキング山

2022年11月12日 土曜日 はれ

member itokisya

今倉山までは南尾根をほとんど直登します

秋の雑木林と赤岩から西の展望



久しぶりに道志の山へ

いきました。

今倉山は手ごろなハイキング山です。西の尾根は長く、今倉山を最高峰にして都留の里へ凸凹しながら下っています。途中に二十六夜峰があります。その手前には赤岩があって好展望のピークになっています。


前日の午後にのんびり出て道志みち経由暗くなるころ道志道の駅につきました。クルマが変わりステーションワゴンになったので車泊はぐっと快適になりました(まっちゃんありがとう)。

天井が全面ガラス張りなので寝ながら星空が見えます。

道坂トンネル。青いくるまに変わった

赤岩から丹沢方面。海も見える

赤岩から甲府のほう。金峰山、大菩薩あたりかな


朝7時半に道の駅を

出て道坂トンネルまで15分ほど、道志みちも都留に抜けるこの道坂峠道も、くねくねドライブの名所です。クルマの調子がわかりました。

道坂トンネル脇の登山口、標高1000m、クルマがもう7〜8台とまっている、を7時50分にスタート。旧峠まで20分ほど登ります。ここに現行の道坂トンネル、旧トンネルのあるバス道、人馬の通った古い峠道があるのがわかりました。

今倉山までは日当たりのいい急な尾根道を登ります。今倉山標高1579mには9時30分着。3〜4人に抜かれました。

山頂は雑木がまばらに生えていて丹沢方面がよく見えます。のんびりした後、西の尾根を下ります。西ヶ原、赤岩と縦走します。

赤岩1410m、10時30分着。

よい天気、よい景色です。御正体山の横に富士山が現れます。360度がわかる山名盤がありました。

菅野林道まではだいたい下りで1時間もかかりません。秋色の雑木の尾根がつづきます。

御正体山と富士山、忍野の山

良い風景がみられる菅野林道


林道に出ると

向かいに二十六夜峰がそびえますが割愛。林道下りは長いですが、舗装されていて走れそうなほどです。駐車場に戻ったのは12時15分、4時間半ほどのハイキングでした。このコースを太郎と歩いた日を思い出します。

帰りはきのうと同じくねくねの道志みちです。土曜日なのでバイクとマイカーの対向車がひっきりなしで驚きました。


今倉山、赤岩、二十六夜山などの記録4本

https://itokisya.blogspot.com/2017/11/2_3.html

https://itokisya.blogspot.com/2015/11/blog-post_30.html

https://itokisya.blogspot.com/2015/11/blog-post.html

https://itokisya.blogspot.com/2015/01/blog-post_34.html


2015年の記録の二十六夜山はもうひとつの別の山、二十六夜山は道志と秋山にふたつあります。


11.03.2022

南島上陸。イルカと泳ぐ

父島の半日クルージング

2022年10月29日

member イトウフミヒロ 記

大村湾(二見港、前浜)の朝

タコの木。タコは蛸


ベンガル菩提樹。前浜の公園、アメリカの小学校があった


午後3時発のおがさわら丸で帰ります。

午前中のクルーズツアーに参加しました(おが丸パックの別料金ツアー)。モーターボートで海の名所をひとまわりします。海にも2-3回入るそう。

小笠原観光で受付して、9時に舟にのります。客は15人ほど、うち観光のお年寄り10人くらい。海に入るヒトにはウエットスーツとシュノーケルセットを貸してくれます。若いヒトが多い。ほかにネイチャーガイドやアシスタントなど5人くらい(若い女性が多い)いてにぎやか。キャプテンは屋根の上のコックピットで操縦しています。

まず猛スピードで南島に

向かいます。島近く、キャプテンが岩と岩のあいだ巧みに操って接岸、へ先を岩壁に押しつけている間に素ばやく上陸します。

南島では不思議な風景が展開します。みたことのない緑緑の植物、剣先のような石灰岩のオベリスク、白砂の浜とプール…太古の貝の化石が無数に散らばっています。カツヲドリが置物のようにそのへんに佇んでいます。周遊路はきまっていてそこを忠実にたどります。ガイドなしでは歩けません。プールで泳いでいるヒトもいました。

30分ほどして舟に戻りふたたび猛スピードでイルカを探しにいきます。キャプテンの腕がたより、刻々と屋根の上のキャプテンからアナウンスが入ります。

swimming with dolphins

Awesome!Minami jima。

ハートロックの沖でイルカ発見。

海面を泳ぐイルカの背とヒレがよく見えます。急に舟上はあわただしくなりました。シュノーケルをつけてステップに立ちます。ゴーの合図でガイドが海にはいり、そのあとゲストが続きます。私もずるずると海に入ります。

ガイドにくっつきます。目の下をみるとイルカの群れがいました。5mか10mか、腹の下、ファミリーなのか10頭くらいが行儀よく同じ方向に向かって泳いでいます。黒いイルカの群れ、青い海、海底は白砂、ファンタスティックです。イルカは足が速い、しばらくするとどこかへ行ってしまいました。ハシナガイルカだそうです。

第2セッション

は兄島瀬戸。兄島に向かって猛スピードで移動します。瀬戸は海洋公園になっていて熱帯魚のメッカ。海底はいろんなサンゴの森です。泳ぐ範囲を決めてから海に入りました。流れがあるので注意です。カラフルな魚がたくさん顔の前を行き来します。いままででいちばん見たような気がしました。15分ほどで切り上げます。

クジラとイルカを探しながら帰路につきました。イルカが見つかればもう1セッションの予定だそうですが、むなしく港が近づいてきました。12時終了。

いってらっしゃいコール

sayonara.


のんびりランチしてから

3時のおがさわら丸に乗りました。

よく知られた二見港名物のいってらっしゃいの見送りをうけたあと、おが丸の巨体が岸壁を離れると、同時に何隻ものクルーザーが現れ、追っかけてきて伴走します(さきほどの舟もいます)。パトロール舟もやってきて公私混同状態。

どの舟にも若者たち(たぶん)が乗っていて、そのうちつぎつぎと手を振りながら海に飛び込みます。バック転で飛び込む女性もいました。感涙の一大ショーでした。おもしろいです。

観光地小笠原ならではのこのイベントを見ただけでも訪れた価値があったと思いました。