柏澄子です。 昨晩、白馬岳より戻りました。 主稜を予定していましたが、悪天のために断念。大雪渓から登頂してきました。 概要は以下の通り。 メンバー 恩田真砂美(クライミングファイト所属 35歳) 柏澄子(ARC所属 34歳) 行程 5/3 8:00あずさにて離京 通勤ラッシュ並みの混雑。座れたのは信濃大町から。 タクシーで猿倉荘まで。道中、雪ほとんどなし。水芭蕉やザゼンソウが咲いていま した。 13:00 猿倉荘発 13:50 白馬尻着 BC張る。 *ここからワンプッシュで主稜を登る予定だった。 5/4 雨雨風雨雨。。。 4:00に起床するものの、雨雨。麓方面の空は雲が切れているが、主稜や大雪渓に は重たい雲がかかっていた。停滞を決める。 以後、寝る、朝食食べる、しゃべる、寝る、ビール飲む、しゃべる、寝る、夕食食 べる、しゃべる、寝る。 5/5 雨風→曇り→晴れ 夜半まで強い風が吹き、雨もたくさん降った。 恩田さんは、数年前の全層雪崩を思い出し、途中から眠れなかったようだ。夜中フ ライを直す。 4:00起床 朝食を取るが、雨風が強くまたシュラフにもぐる。空はだんだん明る くなってきた。主稜は諦める。 8:00 雨が止み、大雪渓の視界がよくなったので出発。 11:00 頂上着 稜線少し手前から強風。富士山並みだった。 ここから恩田さんと差が出る。小柄な彼女は、強風の中もぐいぐい登っていく。 頂上で、恩田さんがイチゴ味のフルーチェを作ってくれた。 フルーチェをほおばっていると、強風で唇がひん曲がりそうになったが、とっても おいしかった。 白馬山荘でコーヒーを飲み休憩。 12:20発 13:10 白馬尻着 テントを撤収し、猿倉へ下山 14:30 猿倉着 *5日に主稜へ取り付いたのは数パーティ。そのうちのほとんどがⅧ峰ぐらいで 戻ってきた様子。その話では、ブッシュがたくさん出ていて、シュルンドも多く大 変そう。見た感じでも、Ⅷ峰までもすでに、草付やブッシュ帯などがあり、苦労し そうだった。今年は、主稜シーズンは終わってしまったようです。
5.03.2002
白馬岳
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